1年以上前の歯科治療時に使用した亜ヒ酸(アルゼン)の副作用が心配

相談者: mahaloさん (39歳:女性)
投稿日時:2010-05-18 01:40:45
はじめましてこんにちわ!

亜ヒ酸(アルゼン)の薬の危険性についてお伺いさせて頂きます。
どんなことでも構いませんのでわかる範囲で教えてください。
(特に? ?が知りたいです)


Q】

?この薬を使用した場合、体内のどこかの臓器に薬が残る(滞留)
ことはありますか?
(どこかの記事で体内に残るようなことを読んだことがあります)

私が歯の治療で使用されたのが昨年2月ごろです。



?明後日、PET/CT検査をする予定です。

歯の不快感+この薬がもしや体に滞留しているとしたら・・・?
PET検査の時の薬(ブドウ糖似の注射)を使用する場合の影響はありますでしょうか?
とても心配です。

レントゲン医師に確認したら特に問題ないとのことですが・・・)




下記↓は心配ごとです・・・・


?歯の治療をしたのが昨年2月ごろですが、夏あたりから胃腸の不調で年末あたりから噴水性嘔吐が続いていますが原因が今のところわからず、この薬の影響だったのか心配しております。
ふと思い出したので・・・
この薬での副作用など症例はございますか?


?この薬で以前、治療していますが1年過ぎた今も歯の歯茎の不快感があります。
(触ると響くような痛み)
このまま放置してよいのでしょうか?



【経緯】
昨年2月頃ですが前歯の治療でアルゼン(亜ヒ酸)という薬で治療されたころがあります。

説明なしに使用され、翌日歯茎が変な色に腫れあがり、すぐ歯科へ行って薬を抜き出して頂きました。
しばらくその歯の不快感が続いております。


その後大学病院へ行き、丁寧に根の治療(数か月)をして頂きましたが、その歯についてはじめの歯科医院でその薬を使用する意味があったか、また説明なしに使用され疑問を抱いております。

(今まで歯の治療でこのような経験がなかった為、薬の名前を聞きました。
調べたところによると危険な薬?のようで心配です)



1年過ぎた今でも前歯のその歯は歯茎の上あたりを触ると神経が響くような感じで痛いのです。
触れなければとまったく痛くもないです。

レントゲンでは問題ないようです。


大学病院では様子見と言われましたが1年前の不快感、痛みと変わりありません。


このサイト内で検索したところ→亜ヒ酸??は→

【近年、成人性の白血病の治療薬にも使われていますし、主に造血器腫瘍における亜ヒ酸による細胞死の分子機構の研究が近年進んだので、抗がん剤として脚光も浴びておりますよ。】

ということは・・・・PET/CT検査しても、もし体にこの薬が万が一どこかの臓器に滞留していたとしても検査には問題ないのでしょうか????


このようなことは歯科の先生に質問してよいのか?
麻酔科の先生に質問してよいのかわかりませんので、こちらにご相談させて頂きました。

(内科医に聞いてみましたが、薬のことをよくわからないと言っていました・・・)


どんなことでも構いませんのでどうそ宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-05-18 08:43:48
ご相談ありがとうございます。

それは強い薬ですから副作用などもご心配のことと思います。

その薬を使う治療方法は、およそ30年くらい前からほとんど使われなくなりましたが、上手に使えばとても効果的に歯を保存することができる薬です。

ただ使用方法が難しく、歯科医師の腕前に大きく依存しますし、身体への影響を考慮したり、注射麻酔の進歩により今では珍しい治療方法になりました。



今回、おそらくご心配はないのではないかと思われることがいくつかあります。



まず、そういった状況の中でも長年使用しておられる先生は、きっとその方法に秀でた腕の良い先生の可能性があります。
それならば身体への影響は知りつくしたうえで、最大の注意を払って治療されていると思われます。


また体への影響は、使用した量にも影響されますが、毎日長期間内服した場合とは全く違い、歯につける量は、一回限りで、しかも、ほんのわずかですし、必ず短期間で全部取る決まりになっています。


お話によるとすぐに除去されたようですから、最小限の影響で済んだように思えます。


もちろん影響が出た可能性も否定できませんから、検査は受けられればご安心できるかもしれません。
髪の毛の分析でも影響を調べることができます。

ただ身体に多く含まれているとしても、それと今の症状と関連があるかどうかは、内科などの先生にご判断いただくことになると思いますし、身体に多く含まれていたとしても、その治療から入ったかどうかは分かりにくいと思います。



また、歯科の大学には保存学、そしてその中に歯内療法学という講座があり、その薬を使った治療の専門科です。

もしお話を聞いてみるだけであれば、そこで相談に乗っていただけるかもしれません。
ただもう古い治療ですから知らない先生も多いと思います。


今の歯に関する症状も、その専門科で相談できると思います。
少しでもご心配が薄らぐと良いですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mahaloさん
返信日時:2010-05-18 09:11:27
さがら先生様

おはようございます。
お忙しい中、お返事頂きましてありがとうございます。

少し安心しております。

近所の小さいクリニックで院長先生がされたのですが・・・
確かに私が翌日腫れてで行った際には若い先生が、なぜこの薬を使ったのかって言っていたのが聞こえました。



もう少しお伺いさせていただければと思います。

?検査は受けられるとのことですが【髪の毛の分析】何科に行けばよいのでしょうか?
内科で検査していただけるのでしょうか??


?大学病院ではお勉強中の若い先生が根の治療を数か月に渡り丁寧にしてくださったのですが、その際に色々聞いてみましたところ・・・
教科書にもないと言ってわからないとのことでした。

ベテランの先生に中々治療してもらえず・・・・
やっかいな患者だったのかなって・・・・思っていました・・・

それから1年過ぎています。



?様子見で数か月たっていますがやはり不快感が残っていることは、歯科に行き治療をしたほうがよいのでしょうか?



さがら先生の教えていただいたことで・・・


【歯科の大学には保存学、そしてその中に歯内療法学という講座があり、その薬を使った治療の専門科です。】

歯科専門の大学病院で聞いてみようと思います。


とりまずは不安ながらも明日のPET・CT検査を受けなければいけないことがまだ不安が残りますが、また何かおわかりでしたらよろしくお願いいたします。

本当にありがとうございます。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-05-18 13:48:40
まぁ古い治療法と言えば古いですが(笑)

さがら先生の回答にあるように

・上手に使えばとても効果的に歯を保存することができる薬です
・使用方法が難しく、歯科医師の腕前に大きく依存します

という事も事実です。


当院でもまだストックしています。
必要があれば使用するからこそストックもしています。


実際に歯科領域て使用される亜ヒ酸製剤の量というのは極めて少量で、適正に使用すれば身体的に問題が起こる量ではありません。

最近の教科書には載っていないのですかね?
現在は販売中止になった薬剤ですから教科書から外れたのかもしれません。


?適正に使用されていればそのような可能性は極めて少ないと思います。


?特に問題ないと思います。


?因果関係はないのではないでしょうか?

歯科領域での副作用とすれば薬が漏れ出して歯肉に潰瘍が出来る事があるとか、必要以上に長期間薬剤を入れたままにしていた場合に歯肉が腫れる事があるといった局所的な物です。
mahaloさんがおっしゃるような副作用は聞いたことがありません。


?実際に拝見してみないとなんとも言えません。


ご参考になれば幸いです。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-05-18 14:38:59
ご返信ありがとうございます。


>もう少しお伺いさせていただければと思います。

>?検査は受けられるとのことですが【髪の毛の分析】何科に行けばよいのでしょうか?
>内科で検査していただけるのでしょうか??


毛髪検査は検査所へ分析を依頼しますが、歯科医院で取り扱っていることもあります。

ただ結果の判断が大切ですから、内科で専門家を紹介していただくと良いかもしれません。



>?大学病院ではお勉強中の若い先生が根の治療を数か月に渡り丁
>寧にしてくださったのですがその際に色々聞いてみましたとこ
>ろ・・・
>教科書にもないと言ってわからないとのことでした。


荒木先生もお書きになっているように古い治療ですから、もう教科書にもないと思います。

ただアルゼンに代わる合成薬品で同じような作用をする、それよりも安全な治療も昔ありました。



それは失活断髄といいまして、内緒ですが下手な先生の抜髄よりも非常に良い8〜9割の成功結果が報告されている抜髄方法です。

私が学生時代に図書館で論文を調べてレポートにしましたら、良くまとまっていると言われ、某大学の講義の教材になったはずですから、アルゼンも調べれば何かあるのではないかと思いますが・・・

でも、これからの治療に集中すれば、もうそれはあまり気にしなくて良いのではないでしょうか。



>?様子見で数か月たっていますがやはり不快感が残っていることは歯科に行き治療をしたほうがよいのでしょうか?
>歯科専門の大学病院で聞いてみようと思います。

それが良いかもしれません。

日常生活に支障がでるようであれば治療は必要になります。
その必要性があるかどうか、どのような治療になるかはそこでご相談されると良いでしょう。




タイトル 1年以上前の歯科治療時に使用した亜ヒ酸(アルゼン)の副作用が心配
質問者 mahaloさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療関連
材料・機材関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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