転倒により前歯が1本折れ、もう1本はヒビが入って様子見になり心配
相談者:
しぶともさん (34歳:女性)
投稿日時:2010-05-25 07:49:29
藁にもすがる思いでメールを致しました。
先週末に転倒により、1番が1本折れました。
腐ると言うので、神経を取りました。
昨日再診に行くと、折れた歯ともう一つの1番にもレントゲンには写らないが、ヒビが入っている可能性があるので、治療をせず、様子を見ようと言われました。
ヒビが入っていた場合は、1番両方とも抜歯をして、インプラントか入歯か、ブリーチかを選択するように言われました。
ブリッジは健康な2.3番も小さく削るとも言われました。
あまりにショックで、なぜ様子を見るのか、レントゲンに写らないのかの理由を聞き忘れてしまいました。
本当にヒビはレントゲンには写らないのでしょうか?
また、たとえヒビが入っていたとしてもせっかく残った歯を抜かないで、治療をする方法はないのでしょうか?
それからインプラント2本入れると50万と言われました。
主人にそんなお金はだせないと言われました。
妥協はしたくないのですが、そんな事情もあり、最善の治療法を教えてください。
よろしくお願いいたします。
先週末に転倒により、1番が1本折れました。
腐ると言うので、神経を取りました。
昨日再診に行くと、折れた歯ともう一つの1番にもレントゲンには写らないが、ヒビが入っている可能性があるので、治療をせず、様子を見ようと言われました。
ヒビが入っていた場合は、1番両方とも抜歯をして、インプラントか入歯か、ブリーチかを選択するように言われました。
ブリッジは健康な2.3番も小さく削るとも言われました。
あまりにショックで、なぜ様子を見るのか、レントゲンに写らないのかの理由を聞き忘れてしまいました。
本当にヒビはレントゲンには写らないのでしょうか?
また、たとえヒビが入っていたとしてもせっかく残った歯を抜かないで、治療をする方法はないのでしょうか?
それからインプラント2本入れると50万と言われました。
主人にそんなお金はだせないと言われました。
妥協はしたくないのですが、そんな事情もあり、最善の治療法を教えてください。
よろしくお願いいたします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-05-25 08:10:01
しぶともさまおはようございます。
転倒して前歯が折れてしまって抜髄なさったわけですね、その上ヒビが入っていたら抜歯してインプラントかブリッジになるとのことで、抜歯せずに治せるかということですね。
拝見していないのでなんともいえませんが、歯根にヒビが入っていたら場所にもよりますが治すのは難しいかもしれません。
ヒビがなかったら保存の可能性は有ると思います、したがって先ずヒビがあるのかどうかの診断とヒビがあるならそれをリカバーできるかどうか検討することになります。
その上で治療計画を立てることになるでしょう、先ず現在の状態を評価をすることが必要だと思います。
参考になさってください、お大事になさいませ。
外傷
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1104
転倒して前歯が折れてしまって抜髄なさったわけですね、その上ヒビが入っていたら抜歯してインプラントかブリッジになるとのことで、抜歯せずに治せるかということですね。
拝見していないのでなんともいえませんが、歯根にヒビが入っていたら場所にもよりますが治すのは難しいかもしれません。
ヒビがなかったら保存の可能性は有ると思います、したがって先ずヒビがあるのかどうかの診断とヒビがあるならそれをリカバーできるかどうか検討することになります。
その上で治療計画を立てることになるでしょう、先ず現在の状態を評価をすることが必要だと思います。
参考になさってください、お大事になさいませ。
外傷
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1104
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-05-25 09:37:10
ご相談ありがとうございます。
たしかに隣にもヒビが入っている疑いが出ることはあります。
そして、その場合は暫くは様子を見て判断することも良くあることです。
折れた歯も隣も、ヒビの程度によっては歯を残せることが少なくありません。
多少複雑や深い傷であっても、少々難しいのですが、それに対する治療方法があります。
まず残せないかどうかを検討することを強くおすすめします。
とくにブリッジで健康な歯までを、特に一生を左右する犬歯を、削ることはできれば最後の手段にしたいものです。
なお、通勤途中や仕事中などであれば労災保険で全額治療費が出ます。
職場には入る義務がありますから、確認してみてはいかがでしょうか?
たしかに隣にもヒビが入っている疑いが出ることはあります。
そして、その場合は暫くは様子を見て判断することも良くあることです。
折れた歯も隣も、ヒビの程度によっては歯を残せることが少なくありません。
多少複雑や深い傷であっても、少々難しいのですが、それに対する治療方法があります。
まず残せないかどうかを検討することを強くおすすめします。
とくにブリッジで健康な歯までを、特に一生を左右する犬歯を、削ることはできれば最後の手段にしたいものです。
なお、通勤途中や仕事中などであれば労災保険で全額治療費が出ます。
職場には入る義務がありますから、確認してみてはいかがでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
しぶともさん
返信日時:2010-05-25 18:37:31
早速の返信ありがとうございます。
本日、他の歯医者さんに行ってきました。
やはり、残っている歯のレントゲンにはヒビが入っているかどうかわからないということでした。
触診で歯の揺れも少ないし、熱い冷たいの感覚もあり、ずーんという痛みも通常の仕事ができる程度ななので、様子を見ようとういう結論がでました。
脱臼の可能性もあるようです。
ヒビが入っているかどうかの診断ができるレントゲンはないのでしょうか?
このまま様子を見ている間にヒビが悪化したらと考えると不安です。
もし脱臼ならば、仕事を休み、家で安静にしていた方がいいのでしょうか?
氷とかを口にいれて冷やした方がいいのでしょうか?
それと私は期間バイトのため、残念ながら労災は適用されないそうです。
本日、他の歯医者さんに行ってきました。
やはり、残っている歯のレントゲンにはヒビが入っているかどうかわからないということでした。
触診で歯の揺れも少ないし、熱い冷たいの感覚もあり、ずーんという痛みも通常の仕事ができる程度ななので、様子を見ようとういう結論がでました。
脱臼の可能性もあるようです。
ヒビが入っているかどうかの診断ができるレントゲンはないのでしょうか?
このまま様子を見ている間にヒビが悪化したらと考えると不安です。
もし脱臼ならば、仕事を休み、家で安静にしていた方がいいのでしょうか?
氷とかを口にいれて冷やした方がいいのでしょうか?
それと私は期間バイトのため、残念ながら労災は適用されないそうです。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-05-26 08:26:29
ご返信ありがとうございます。
>ヒビが入っているかどうかの診断ができるレントゲンはないのでしょうか?
>このまま様子を見ている間にヒビが悪化したらと考えると不安です。
残念ながらそこまで診断できるレントゲンはありません。
もっと悪くならないかご心配のことと思います。
それはとても良く分かりますが、ふつう、もし今のように非常に軽い症状であればそんなにご心配はないことが多いものです。
ヒビといっても、程度はいろいろあります。
今はおそらく推測で診断している状況で、実際にはヒビは入っていないのかもしれません。
つまり、確認できないけれども推測の段階というのがあります。
実際に、歯を毎日使っていれば必ずヒビが入っていくものです。
その初期の段階は、マイクロ・クラックという名前で呼ばれていて、これは顕微鏡や電子顕微鏡で判断できる段階です。
当然目で確認することは不可能です。
マイクロ・クラックとは飛行機の翼などにも出てきますが、その場合は金属疲労とも呼ばれていまるから、お聞きになったことがあるかもしれません。
ヒビの次の段階では、そのマイクロ・クラックが成長したり、つながったりして、人間の目で見てもヒビかな?と疑われる大きさになります。
その次の段階では、ヒビの線がはっきりと見えてきて、割れ始めているかな?と疑われるほどになります。
その次は、竹を上からだんだん割っていくように、少し一部が動くほどになります。
その次は、竹を割ったように完全に離れて行き始めます。
つまり、ヒビが分かるのはかなりはっきりしてからです。
すべての飛行機はマイクロクラックが入ります。
でも無事に飛べますよね?
ほんの小さなヒビは大丈夫なのです。
もちろん飛行機は整備士の人が丁寧にチェックして、早めに部品を交換したりして割れないように予防しています。
ところが歯の場合は、神経があれば一気に奥までは進みにくいし、奥のほうはだんだんと自然に治してしまう力も持っています。
ですから、何十年も歯を使うことができるわけです。
今回の事故のように、一気に大きな力がかかった時は、耐えられないことも少なくありませんが、今ご診断を受けて、様子を見ようといっていただけたことは、そのまま乗り越えられるかもしれない、というとてもラッキーな状態かもしれません。
あまり心配すると治りも悪くなります。
ご担当の先生を信頼して、養生すれば良くなる可能性は大きいような気がします。
>もし脱臼ならば、仕事を休み、家で安静にしていた方がいいので
しょうか?
>氷とかを口にいれて冷やした方がいいのでしょうか?
それほどの安静は、ふつう、必要ありません。
しかも、脱臼していれば、歯は相当グラグラになっていたり、歯茎が炎症を起こしていたり、歯の感覚が無くなっていたり、するはずです。
今の症状はとても軽いと思われます。
それもあまりご心配はないと思いますよ。
もちろん、しばらくはそこをかばってあげることはしなければなりません。
他の注意事項は必ずご担当の指示に従ってください。
お話だけでは断定できませんが、抜かずに済みそうな気がしています。
今が峠ですから、頑張ってください。
応援しています。
なお、ほんらい、労災は全ての人に加入するように定められています。
期間バイトでもおなじです。
仮にいま手続きしていなくても、仕事中や通勤途中であれば、就職時期にさかのぼって適用されます。
本当に大事に至る場合はそんな知識も必要ですが、ただ、現在の厳しい経済状態では加入手続きをしてくれない会社が多いと思いますから、今回もし大事に至らないですめば、仕事先の事情も心配りしてあげていただいて、そこはあまり突き詰められないかもしれません。
経済的なこともですが、まず歯を抜かずにすむ対策が、医学的にも大事ですし、歯が残れば、結果的に経済的にも解決しやすくなるはずです。
>ヒビが入っているかどうかの診断ができるレントゲンはないのでしょうか?
>このまま様子を見ている間にヒビが悪化したらと考えると不安です。
残念ながらそこまで診断できるレントゲンはありません。
もっと悪くならないかご心配のことと思います。
それはとても良く分かりますが、ふつう、もし今のように非常に軽い症状であればそんなにご心配はないことが多いものです。
ヒビといっても、程度はいろいろあります。
今はおそらく推測で診断している状況で、実際にはヒビは入っていないのかもしれません。
つまり、確認できないけれども推測の段階というのがあります。
実際に、歯を毎日使っていれば必ずヒビが入っていくものです。
その初期の段階は、マイクロ・クラックという名前で呼ばれていて、これは顕微鏡や電子顕微鏡で判断できる段階です。
当然目で確認することは不可能です。
マイクロ・クラックとは飛行機の翼などにも出てきますが、その場合は金属疲労とも呼ばれていまるから、お聞きになったことがあるかもしれません。
ヒビの次の段階では、そのマイクロ・クラックが成長したり、つながったりして、人間の目で見てもヒビかな?と疑われる大きさになります。
その次の段階では、ヒビの線がはっきりと見えてきて、割れ始めているかな?と疑われるほどになります。
その次は、竹を上からだんだん割っていくように、少し一部が動くほどになります。
その次は、竹を割ったように完全に離れて行き始めます。
つまり、ヒビが分かるのはかなりはっきりしてからです。
すべての飛行機はマイクロクラックが入ります。
でも無事に飛べますよね?
ほんの小さなヒビは大丈夫なのです。
もちろん飛行機は整備士の人が丁寧にチェックして、早めに部品を交換したりして割れないように予防しています。
ところが歯の場合は、神経があれば一気に奥までは進みにくいし、奥のほうはだんだんと自然に治してしまう力も持っています。
ですから、何十年も歯を使うことができるわけです。
今回の事故のように、一気に大きな力がかかった時は、耐えられないことも少なくありませんが、今ご診断を受けて、様子を見ようといっていただけたことは、そのまま乗り越えられるかもしれない、というとてもラッキーな状態かもしれません。
あまり心配すると治りも悪くなります。
ご担当の先生を信頼して、養生すれば良くなる可能性は大きいような気がします。
>もし脱臼ならば、仕事を休み、家で安静にしていた方がいいので
しょうか?
>氷とかを口にいれて冷やした方がいいのでしょうか?
それほどの安静は、ふつう、必要ありません。
しかも、脱臼していれば、歯は相当グラグラになっていたり、歯茎が炎症を起こしていたり、歯の感覚が無くなっていたり、するはずです。
今の症状はとても軽いと思われます。
それもあまりご心配はないと思いますよ。
もちろん、しばらくはそこをかばってあげることはしなければなりません。
他の注意事項は必ずご担当の指示に従ってください。
お話だけでは断定できませんが、抜かずに済みそうな気がしています。
今が峠ですから、頑張ってください。
応援しています。
なお、ほんらい、労災は全ての人に加入するように定められています。
期間バイトでもおなじです。
仮にいま手続きしていなくても、仕事中や通勤途中であれば、就職時期にさかのぼって適用されます。
本当に大事に至る場合はそんな知識も必要ですが、ただ、現在の厳しい経済状態では加入手続きをしてくれない会社が多いと思いますから、今回もし大事に至らないですめば、仕事先の事情も心配りしてあげていただいて、そこはあまり突き詰められないかもしれません。
経済的なこともですが、まず歯を抜かずにすむ対策が、医学的にも大事ですし、歯が残れば、結果的に経済的にも解決しやすくなるはずです。
相談者からの返信
相談者:
しぶともさん
返信日時:2010-05-26 09:35:50
タイトル | 転倒により前歯が1本折れ、もう1本はヒビが入って様子見になり心配 |
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質問者 | しぶともさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:1番(中切歯) 歯のヒビ(ひび割れ) 歯の異常・トラブルその他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。