ヘミセクションの7番とトンネリングを施した6番とのブリッジ
相談者:
ももりすさん (50歳:女性)
投稿日時:2010-06-01 10:45:11
はじめまして。
左下7番の歯周病が悪化し、ヘミセクション(後ろ半分を抜歯)を行なう目的で神経を抜きました。
後ろ側は骨の吸収がかなり進んでおり、6番側はまだ何とか残せそうだとの診断です。
担当医からは可能な選択肢として
●7番をへミセクションして6番とブリッジ
●7番をインプラントに
●7番を単独で被せ物をし「もつ」ところまでもたせる
●7番を抜歯(最終手段)
を挙げられましたが、保険診療希望なのでインプラントは除外です。
7番をまるまる残すのは、ここが改善しないと他の歯に悪影響を及ぼしそうなので(他は歯周ポケットの深さが改善しつつある)、これも除外かな、と考えています。
ということでヘミセクション→6番とのブリッジなのですが、実は6番は昨年歯周病による痛みがひどく、トンネリングを施した歯なのです。
ブリッジに耐えられるかちょっと不安です。
★6番はいま落ち着いていますが、ヘミセクションした7番とのブリッジは適切な処置と考えてよろしいでしょうか?
★ブリッジ後、残った7番がさらに悪化したら、ブリッジを外して7番を抜歯することも可能だと言われましたが、その段階で6番を救える可能性はあるでしょうか?
6番も7番も、どちらにしても予後はあまりよくないと言われていますが、できる限りケアしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
左下7番の歯周病が悪化し、ヘミセクション(後ろ半分を抜歯)を行なう目的で神経を抜きました。
後ろ側は骨の吸収がかなり進んでおり、6番側はまだ何とか残せそうだとの診断です。
担当医からは可能な選択肢として
●7番をへミセクションして6番とブリッジ
●7番をインプラントに
●7番を単独で被せ物をし「もつ」ところまでもたせる
●7番を抜歯(最終手段)
を挙げられましたが、保険診療希望なのでインプラントは除外です。
7番をまるまる残すのは、ここが改善しないと他の歯に悪影響を及ぼしそうなので(他は歯周ポケットの深さが改善しつつある)、これも除外かな、と考えています。
ということでヘミセクション→6番とのブリッジなのですが、実は6番は昨年歯周病による痛みがひどく、トンネリングを施した歯なのです。
ブリッジに耐えられるかちょっと不安です。
★6番はいま落ち着いていますが、ヘミセクションした7番とのブリッジは適切な処置と考えてよろしいでしょうか?
★ブリッジ後、残った7番がさらに悪化したら、ブリッジを外して7番を抜歯することも可能だと言われましたが、その段階で6番を救える可能性はあるでしょうか?
6番も7番も、どちらにしても予後はあまりよくないと言われていますが、できる限りケアしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
回答日時:2010-06-01 13:38:55
はじめまして。
判断するのに色々な要素がありますので、ここでは分かりませんが。。
経済性を優先されるなら7番は抜歯されても良い様な気もします。
今抜歯するぐらいなら
>●7番を単独で被せ物をし「もつ」ところまでもたせる
もありでしょうが、そんなに長くは持たないでしょうね。
また7番抜歯後、仮にインプラントを希望される可能性があるのなら早めの抜歯の方が安全かも知れません。
6番も既にクラウンが入っているのでしたら、なんとなく連結冠にするというのも状態によってはいいのかも知れませんね。
この辺りのことは・・ポケット値、出血、動揺度、プラークコントロールレコード、骨量、むし歯や歯周病のリスク、かみ合わせの状態など、色々配慮した上で「こちらが比較的良さそうかな・・」と判断することですので、難しいですね。
こういうときは、
「先生の歯だったらどうしますか?」
で決められてはどうでしょう?^^;
役に立たないコメントしか出来ませんでしたが、お大事にどうぞ。
判断するのに色々な要素がありますので、ここでは分かりませんが。。
経済性を優先されるなら7番は抜歯されても良い様な気もします。
今抜歯するぐらいなら
>●7番を単独で被せ物をし「もつ」ところまでもたせる
もありでしょうが、そんなに長くは持たないでしょうね。
また7番抜歯後、仮にインプラントを希望される可能性があるのなら早めの抜歯の方が安全かも知れません。
6番も既にクラウンが入っているのでしたら、なんとなく連結冠にするというのも状態によってはいいのかも知れませんね。
この辺りのことは・・ポケット値、出血、動揺度、プラークコントロールレコード、骨量、むし歯や歯周病のリスク、かみ合わせの状態など、色々配慮した上で「こちらが比較的良さそうかな・・」と判断することですので、難しいですね。
こういうときは、
「先生の歯だったらどうしますか?」
で決められてはどうでしょう?^^;
役に立たないコメントしか出来ませんでしたが、お大事にどうぞ。
回答2
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2010-06-01 13:39:07
ももりすさん
文面からの推測ですが・・・
>★6番はいま落ち着いていますが、ヘミセクションした7番とのブリッジは適切な処置と考えてよろしいでしょうか?
>後ろ側は骨の吸収がかなり進んでおり、6番側はまだ何とか残せそうだとの診断です。
から推測すると7番の6番側根(近心根)もあまり良い状態ではなさそうですね。
ブリッジとお書きですが、これは抜いた7番の後ろ側の部分に歯を作る延長ブリッジの形式を取るということなのか、それとも6番と7番の近心根を冠で連結するだけなのかが不明です。
もし延長ブリッジならば適切ではない気がします。
6番7番近心根の連結冠ならばありだと思います。
>★ブリッジ後、残った7番がさらに悪化したら、ブリッジを外して7番を抜歯することも可能だと言われましたが、その段階で6番を救える可能性はあるでしょうか?
6番の状態が分からないのでなんとも言えないです。
清掃しやすい連結冠にできるか、力のかかり方をコントロールできるかが問題になると思います。
>6番も7番も、どちらにしても予後はあまりよくないと言われていますが、できる限りケアしていきたいと思っています。
御自身のセルフケアは言うまでもありませんが、トンネリングをしているならプロによるメンテナンスも欠かせないと思います。
ご参考まで・・・
文面からの推測ですが・・・
>★6番はいま落ち着いていますが、ヘミセクションした7番とのブリッジは適切な処置と考えてよろしいでしょうか?
>後ろ側は骨の吸収がかなり進んでおり、6番側はまだ何とか残せそうだとの診断です。
から推測すると7番の6番側根(近心根)もあまり良い状態ではなさそうですね。
ブリッジとお書きですが、これは抜いた7番の後ろ側の部分に歯を作る延長ブリッジの形式を取るということなのか、それとも6番と7番の近心根を冠で連結するだけなのかが不明です。
もし延長ブリッジならば適切ではない気がします。
6番7番近心根の連結冠ならばありだと思います。
>★ブリッジ後、残った7番がさらに悪化したら、ブリッジを外して7番を抜歯することも可能だと言われましたが、その段階で6番を救える可能性はあるでしょうか?
6番の状態が分からないのでなんとも言えないです。
清掃しやすい連結冠にできるか、力のかかり方をコントロールできるかが問題になると思います。
>6番も7番も、どちらにしても予後はあまりよくないと言われていますが、できる限りケアしていきたいと思っています。
御自身のセルフケアは言うまでもありませんが、トンネリングをしているならプロによるメンテナンスも欠かせないと思います。
ご参考まで・・・
相談者からの返信
相談者:
ももりすさん
返信日時:2010-06-02 12:44:34
渡辺先生、杉原先生、ご回答ありがとうございました。
渡辺先生
インプラントなど今後のことも視野に入れて、今の治療を考える視点が持てました。あと、
「先生の歯だったらどうしますか?」
これ、いい質問の仕方ですよね!
杉原先生
「抜いた7番の後ろ側の部分に歯を作る延長ブリッジの形式を取るということなのか、それとも6番と7番の近心根を冠で連結するだけなのかが不明です。」
私の知識不足ですみません。
延長ブリッジではなく連結冠の方です。
気になっていたことへのアドバイスもポイントがよくわかり、大変参考になりました。
治療とセルフケア、しっかり取り組めそうです。
渡辺先生、杉原先生、ありがとうございました。
渡辺先生
インプラントなど今後のことも視野に入れて、今の治療を考える視点が持てました。あと、
「先生の歯だったらどうしますか?」
これ、いい質問の仕方ですよね!
杉原先生
「抜いた7番の後ろ側の部分に歯を作る延長ブリッジの形式を取るということなのか、それとも6番と7番の近心根を冠で連結するだけなのかが不明です。」
私の知識不足ですみません。
延長ブリッジではなく連結冠の方です。
気になっていたことへのアドバイスもポイントがよくわかり、大変参考になりました。
治療とセルフケア、しっかり取り組めそうです。
渡辺先生、杉原先生、ありがとうございました。
タイトル | ヘミセクションの7番とトンネリングを施した6番とのブリッジ |
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質問者 | ももりすさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ブリッジ治療法 ヘミセクション(トライセクション) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。