初めて行った歯科医院の対応に不信感

相談者: Koolさん (30歳:男性)
投稿日時:2010-06-03 01:34:50
引越しをして、知らない歯科医院に本日行きました。

今は昔と違い、ある程度の事は歯科医師ではなく、歯科衛生士が治療を行うのは存じて居ます。
それが厳密には違法な範囲であっても、平気で衛生士に任せる歯科医院もあると聞きます。

さて、本日地元で詰めた光CRの詰め物が取れてしまったので、歯石除去もしたかったので歯科医院に行ったのですが、歯科衛生士の方が診断をし、その上

虫歯がたくさんありますね。」

これは良いんです。

レントゲン撮りましょうね」(全顎)

これは・・・歯科医師ではないのに、点数の高い全顎レントゲンをいきなり説明もなく提案するのはどうかと思い、断りましたが、この様な歯科医院は今では普通なのでしょうか?

これが、一つ目の質問です。


もう一つ疑問に思ったことがあります。

レントゲン撮影を断られて困惑した衛生士さんが、先生に相談にいくと次は先生が直接来ました。

とりあえず、取れてしまった詰め物を再度埋める説明を受けたのですが、光CRで埋めた物を(上顎7番)

「プラスチックで埋めていた、臼歯は体重の数倍の圧力がかかるのでプラスチックでは割れてしまったり劣化するので、金属を入れるほうがいい。
金属を入れたらまず外れたり割れたりしない」

と。説明されました。

金属って金パラだと思いますが、パラ入れても取れるときは取れると思うのですが、プラスチックと言う表現にも納得がいかず・・・とりあえず他の治療は良いので、該当の上顎7番のみの治療を今回はしてもらうつもりです。

不審に思うならその医院にいかなければいいだけの話ですが、その先生や医院が今では普通なのであればどこにいっても不審に思うだけで歯科医院に通うこと自体が出来ないのも困るので、皆さんのご意見を伺えれば幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-06-03 05:59:52
Koolさまおはようございます。

はじめて訪れた歯科医院の対応についての御質問ですね。

一つ目の質問についてですが、そのような提案は歯科医師法に抵触するように思います、また歯科医や放射線技師以外がレントゲン撮影をするのは法律に違反します。

このようなことが現在普通に行われているかどうかについては判りかねます。

臼歯は体重の数倍の圧力がかかるので、プラスチックでは割れてしまったり劣化するので、金属を入れるほうがいい。

咬合力については計測した経験がないので正確なことはわかりませんが、体重50kgとして数倍ということであれば、250kgくらいにはなると思いますが、人間でそれほどの咬合力を持ち合わせている方は無いように思います。

おそらくギャグでしょう、金属がいいかレジンがいいかはそれぞれの歯科医が判断して決めているように思います。

ご自身で仰っているように不審に思われるようなら、他の歯科医院を当たって見られたほうがいいように思います、歯科医を選ぶ能力も寿命のうちだと思います。

参考になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-06-03 10:56:57
山田先生、なかなか手厳しい…。


結論は同じなのですが、


>「虫歯がたくさんありますね。」
>これは良いんです。

これは良くないです。

「虫歯がありますね」は診断です。歯科衛生士は診断してはいけません。
「虫歯がたくさんありそうですね」までにとどめるべきでしょう。
(まあ、言葉尻の問題ですが…)



>これは・・・歯科医師ではないのに、点数の高い全顎レントゲンをいきなり説明もなく提案するのはどうか

山田先生は違法性があるように書かれておりますが、僕は判断できないと思います。

事前の問診票などから歯科医師が「カリエスが多そうだったらレントゲンが必要なので、撮影の準備までしておくように」と指示を出していたとすれば、違法性は無いと思います。



>この様な歯科医院は今では普通なのでしょうか?

どうなんでしょうね?

ウチは普通じゃないので…。
保険医療機関を辞退している時点で普通じゃない?)



>パラ入れても取れるときは取れると思うのですが、

その通りですね。


>プラスチックと言う表現にも納得がいかず・

そうでしょうか?

と、言うよりも「光CR」と言う単語を書かれているKoolさんの方が、日本の患者さん全体から見れば圧倒的に少数派だと思いますよ。

「光CR」や「コンポジットレジン」と言う単語は、「専門用語」です。


「保険医療機関及び保険医療養担当規則(昭和三十二年四月三十日)(厚生省令第十五号)」には

(療養及び指導の基本準則)

第十三条 保険医は、診療に当つては、懇切丁寧を旨とし、療養上必要な事項は理解し易いように指導しなければならない。

と記されています。


専門用語を使用する事は患者さんに対し、往々にして「理解しやすい」とは言えませんから「プラスチック」と言う表現をされるのが普通でしょう。

初対面の患者さんに対して「コンポジットより金銀パラジウムインレーの方が…」と説明する歯科医はいないと思いますよ。

問診票の職業欄に「歯科関係」と書かれていない限り、「プラスチック」と表現される歯科医が多いはずです。

ウチでも問診票に専門用語が書かれていない患者さんに対しては(特に初回は)「プラスチック」と表現する事が多いです。



>人間でそれほどの咬合力を持ち合わせている方は無いように思います。
>おそらくギャグでしょう

かもしれませんね。



ウチにも、インターネットで歯科知識を得てから来院される患者さんが多くいらっしゃいます。
そう言う方には最初から専門用語でお話をする事はありますが、上述したように「ウチは普通じゃない」ですからね。


Kool さんが光CRを「(プラスチックでは無く)コンポジットレジン」と説明して欲しいのであれば、その旨は伝えられた方がよろしいかと思います。
問診票に「正確に理解したいので専門的に説明してほしい」などと書かれるとか…。

何も伝えなければ、(おそらく)次に行かれる歯医者さんでも「プラスチック」と表現されると思いますよ。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-06-03 12:51:01
Koolさん

知らない歯医者さんは不安ですね。


文面からの推測ですが・・・
私の印象では、普通の歯科医院だと思います。


歯科医師ではないのに、点数の高い全顎レントゲンをいきなり説明もなく提案するのはどうかと思い、断りましたが、この様な歯科医院は今では普通なのでしょうか?


衛生士さんが予診として視診による口腔内診査し、カリエス多数と判断したならレントゲン撮影を提案するでしょう。
もちろん撮影の最終判断と撮影は歯科医がするはずです。

何の説明も無く、いきなり衛生士がレントゲン撮影をしたなら問題でしょうが、「虫歯がたくさんありますね。」「レントゲン撮りましょうね」との提案であれば普通だと思います。

多少説明が不足気味かもしれませんが、保険診療であればこの程度でしょう。
むしろ全顎的なチェックを提案するだけ良心的なように思います。



>金属って金パラだと思いますが、パラ入れても取れるときは取れると思うのですが、

全ての歯科材料には長所短所があり、何を薦めるかはその歯科医師の判断であり普通です。



>プラスチックと言う表現にも納得がいかず・・・

タイヨウ先生も書いているように、専門用語で会話が成立するならそう申し出ればよいでしょう。
歯科医師は分かりやすく説明しようと努力しているだけです、これもごく普通です。



>とりあえず他の治療は良いので、該当の上顎7番のみの治療を今回はしてもらうつもりです。

不信感があるなら、何もせずに転院するほうが良いと思います。


>不審に思うならその医院にいかなければいいだけの話ですが、その先生や医院が今では普通なのであれば、どこにいっても不審に思うだけで、歯科医院に通うこと自体が出来ないのも困るので

引っ越される前の歯科医院がどのような医院か分かりませんが、普通かどうかよりも、Koolさんが納得して治療を受けられるかどうかが問題だと思います。

ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Koolさん
返信日時:2010-06-03 13:47:20
ご丁寧に本当にありがとうございます。


以前通っていた歯科医院は、子供の頃から通っていたので感じが違って戸惑ったのだと思います。

自分のプラスチックのイメージが、プラモデルの様なものだったので、それはどうだろ(汗)と思ったのです。

自分自身にはそれほど知識もなく、にわかで覚えた物だったので困惑してしまいました

ここに相談して本当によかったです。
ありがとうございました。



タイトル 初めて行った歯科医院の対応に不信感
質問者 Koolさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯医者への不信感
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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