6番を再根管治療中。根管開放は、いずれ抜歯になるのでしょうか?

相談者: とんぼーさん (29歳:女性)
投稿日時:2010-05-30 11:45:06
こんにちは。

中学生の時に治療した歯の再治療についてご相談です。
ちなみに、私は現在29歳で6ヶ月の子の授乳中です。

まず、これまでの経緯をお伝え致します。
中学生の時、左右、上下6番の歯4本の神経をとって、金属の土台からセラミックの歯を入れる治療をしました。(A歯科とします)

実は、数年前に歯の治療をした歯医者さん(B歯科とします)から、X線上、4本ともほとんど薬が入っておらず、膿をもった状態で、いずれは治療しなくてはならないが、入れているセラミックの歯が高額のため、経過観察と言われていました。

そして最近、右下6番の歯に痛みが出て、歯茎が腫れ根管治療を開始しました。(C歯科とします)
ガスをぬく為、今は綿が詰められているだけの状態です。
痛み、腫れはまだ治まっていません。

まず、一つ目の質問です。

このサイトで色々な相談を見ると、根管開放はやってはいけない治療みたいですね。

私のこの歯は、治療の失敗が目に見えていて、いずれ抜歯となるのでしょうか?

まだ20代で6番は非常に大切な歯ということは、このサイトでよく分かりました。
ですが、色々勉強すればするほど、中学時代に治療を行ったA歯科に対する怒りと、現状を悲観する衝動にかられてしまいます。
私の歯は、もう手遅れなのでしょうか?


そして、もう一つの質問は、残り3本の歯についてです。
経過観察がよいか、今のうちに治療した方がいいかのご相談です。

C歯科の先生も経過観察がいいとのことなのですが、放っておいても膿は小さくならないとのこと。
ですが、知らないうちに膿が大きくなり、顎の骨に影響し、より大きな疾患になって、抜歯に至ってしまうのでは?と心配です。
歯周病や額骨壊死など)

歯周病は流・早産のリスクファクターとのこと。
実は今の子は34週の早産で辛い思いをしました。

経過観察を薦められるのは、根管治療の再治療は成功率が低いからでしょうか?
それとも入っている歯が高額なセラミックだから、もったいないからでしょうか?

私としては、膿が小さなうちに治療した方が、歯を長持ちさせらっるのでは?と思ってしまうのですが・・・


あと、これは質問ではないのですが、B歯科の先生によると、A歯科が行ったような治療は、中学生のような成長期の段階でするものではなかったということでした。

C歯科の先生も同じようなことをおっしゃっており、大人になってから根に入れる薬と、中学生の時に使う薬は違うため、A歯科は再治療を考慮した治療を行うべきたったとのことです。

中学生当時の経緯はあまり覚えていないのですが、A歯科では、「セラミックの歯は高額だが一生ものだ」と言われ、両親が私のことを思い、高額な治療費を出してくれました。

A歯科に対しては、両親の思いを踏みにじられたように思え、怒りの思いでいっぱいです。

しかも結局、子育ての大変な時期に悪化してしまうことになって、今更なのですが、あの時セカンドオピニオンを求めて別の歯科を受診すべきだったと後悔しています。

今回は、もう後悔したくありません。

是非とも先生方のご意見をお聞かせ、ご教示頂けませんでしょうか?

宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-05-30 14:00:33
レントゲン写真を実際に見せていただいてないので、あくまで推測でしかない事をご容赦ください。

まず一つ目の質問について、根管開放したから即抜歯とは考えなくても良いはずです。
しっかりと時間をかけて根管清掃・消毒して貰えば、かなりリカバリー出来るかもしれません。

残り3本の歯についてですが、二つ案が考えられます。

(1)なるべく早期に積極的に治療開始する。治療時間のこともあり、順番を決めて1本づつになると思いますが。

(2)とりあえず経過観察して、症状が出るか、又はレントゲン的に悪化(膿に相当する部分が大きくなるetc.)した歯から治療していく。

過去の治療が高額であっても、やり直し治療は必要でしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とんぼーさん
返信日時:2010-05-30 15:53:00
藤森先生、早速のご回答ありがとうございます。

もう一つお聞きしたいのが、再治療した歯が再び膿をもつのでは?との不安です。

今は消毒してリカバリーし、抜歯にならなかったとしても、根管開放したことによって、また数年後に同じ事を繰り返すのではないでしょうか?

そうすると、今回の被せ物にお金をかけるのもバカバカしいですし。


また、残り3本の歯ですが、現在行っている治療に不安がなくなれば、子供が小さいうちに治療を進めていきたいと思います。

今、通院しているC歯科は、診察室にベビーカーを持ち込んで、私が治療中は歯科助手さんや、受付の方が見ていて下さいます。
これが、走り回るようになっては、受け入れて下さる歯医者さんもいないと思うので・・・。
回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-05-31 10:01:11
私個人の意見ですが、この場合の根管治療の勝負どころは、開放した・しなかったの過去の事以上に、これからの治療内容だと考えます。

一旦開放した歯が、再発なく20年以上経過するケースは数多く見受けます。
50年以上という場合もありうることでしょう。

予後が不安でしたら、例えば、一旦安い修復をなさって、半年・一年様子をみられた後、レントゲン写真で治癒を確認されてから、良いものに代えるといった方法なども考えられます。
担当の先生と相談されてください。

お大事に!

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とんぼーさん
返信日時:2010-05-31 23:40:08
藤森先生、アドバイスありがとうございます。

もう開放してしまっている以上、まずは今の治療が最善となるよう、担当の先生と相談して治療を進めて頂き、希望をもつことにします。

ありがとうございます。



タイトル 6番を再根管治療中。根管開放は、いずれ抜歯になるのでしょうか?
質問者 とんぼーさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の失敗・再治療
根管開放(J-OPEN)
授乳中の歯科治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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