根充後の痛み。細菌検査は陰性だが、仮歯で様子見はリスクがあるか

相談者: こうちゃんママさん (34歳:女性)
投稿日時:2010-06-07 01:52:09
現在、C3の虫歯で神経を取り除かれた下の第二小臼歯の治療中です。
根管治療後、根充が完了し根の先まできちんと薬が入りました。


担当医は、根治を得意とされる先生でマイクロスコープラバーダム利用もあり、しっかりと治療してくださる方だと思います。

次回は土台の型取りの予定ですが、顎に軽い痛みがあります。
その歯が原因かは分かりませんが、神経を殺す薬を入れた時くらいから痛んでます。

先生は

「培養検査で菌がいなかったため、このまま仕上げていく」

とおっしゃっていますが、私としては、顎の痛みが気になっているため、

「念のため少し様子を見たい」

と言ったところ、

「未完成の状態では菌が入るリスクを抱えることになる。
培養で菌がいないわけだから、様子を見る意味はない。
もし今後何かあっても菌がいないわけだから再根治に意味はなく、歯根切除をするのが妥当ということになる」

とのご意見でした。


筋の通った説明だと思い、その場では納得しましたが、こちらのサイトでも、よく仮歯で様子を見るというやり方を拝見するし歯根切除はできるだけ避けたい気持がありますので、やっぱり土台を入れる前に様子見したいと思っています。



そこで質問ですが、

?「根治は3回が限度」というのは、土台を取り除く作業ありの場合と思っているのですが、合っていますか?
土台を入れずに様子見しておけば、何かの際、根治は何度でもやり直せますか?

?「未完成の状態では菌が入るリスクを抱えることになる」というのは、仮歯を入れたとしてもやはりそうなのでしょうか?

?培養が陰性でも、どうしても採取できないところに菌が潜んでいる場合もあるのでしょうか?

確か、根治の時に

「マイクロで覗いても100%掃除できるわけではない」

と言われていたのを思い出しました…。
そうであれば、痛みが続く場合、歯根切除の前に再根治する意義もありますよね?

?歯の神経処置で顎が痛くなることはありますか?
顎の痛みと歯を関連付けてクラウンを迷うのはおかしいでしょうか?

以上、お手数ですが、ご回答をよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-06-07 06:42:19
こうちゃんママさまおはようございます。

下の第二小臼歯根管充填が終了してコアの印象予定ということなのですね。
しかし痛みが残っていて心配になって質問なさったわけですね。

お気持ちはよく理解できます。
拝見していないので難しいところですが顎の痛みとは具体的にどのようなものなのでしょうか。

歯の打診痛が残っているのならコアを装着するのは待たれたほうがいいと思います。

痛みの原因については判りかねますが炎症が残っていると考えたほうがいいでしょう。


>「未完成の状態では菌が入るリスクを抱えることになる。
>培養で菌がいないわけだから、様子を見る意味はない。
>もし今後何かあっても菌がいないわけだから再根治に意味はなく、歯根切除をするのが妥当ということになる」

この主治医の意見についてはなんとも言えませんがいささか独りよがりなように思います。
もう少し患者さんの気持ちにも耳を傾けたほうがいいように思います。


>?「根治は3回が限度」というのは、土台を取り除く作業ありの場合と思っているのですが、合っていますか?
>土台を入れずに様子見しておけば、何かの際、根治は何度でもやり直せますか?

先ず痛みの原因を特定するべきだと思います。
その上で今後の対処方法を考えればいいでしょう。

何度でもやり直そうと思えば出来ないわけではありませんが、原因が判らないまま治療のやり直しをしても意味がないと思います。


>?「未完成の状態では菌が入るリスクを抱えることになる」というのは、仮歯を入れたとしてもやはりそうなのでしょうか?

根管充填が終っていれば感染することはないでしょう。


>?培養が陰性でも、どうしても採取できないところに菌が潜んでいる場合もあるのでしょうか?

根管内の細菌培養はやったことがありません。
したがってわかりかねます。


>?歯の神経処置で顎が痛くなることはありますか?

意味がよくわかりませんが顎が痛むような事は経験したことがありません。

参考になれば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こうちゃんママさん
返信日時:2010-06-08 16:18:41
山田先生、とても参考になるご意見をありがとうございます。
返信が遅くなりまして申し訳ありません。


>顎の痛みとは具体的にどのようなものなのでしょうか。

表現するのが難しいのですが、処置した歯の下あたりの顎の骨(?)が常に痺れているというか、疼くというか…
軽くジンジンした状態が続いている感じです。


>歯の打診痛が残っているのならコアを装着するのは待たれたほうがいいと思います。

お箸で軽く叩いてみたところ、叩いたことでの痛みはありませんでした。


>意味がよくわかりませんが顎が痛むような事は経験したことがありません。

分かりにくい文章で失礼しました。

神経を殺す薬(確かペリオドン)を入れられた後から顎の痛みが発生しているので、神経を殺すことでその下の骨が痛んだりすることがあるのかなぁ…と無知ゆえに想像した次第です。
でも、顎の痛みが起こるようなケースはないんですね…。


これに関し、もう少しまとめて質問を立てさせていただきたいと思います。
よろしければそちらにもご回答いただければ幸いです。

本当にありがとうございました。



タイトル 根充後の痛み。細菌検査は陰性だが、仮歯で様子見はリスクがあるか
質問者 こうちゃんママさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療後の痛み
根管治療中の仮歯・仮の詰め物
根管充填
回答者




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