[写真あり] 英語で言われたクラウンの種類の和訳と選択について (タイ)

相談者: gakuさん (34歳:女性)
投稿日時:2010-06-04 16:28:17
はじめまして、どうぞよろしくお願いいたします。

タイ在住で、右下の6番が痛んだので病院に行ったところ、抜くか根管治療をしてクラウンをかぶせるかのどちらかと言われ、治療を選択する予定です。

100%自費になるため、クラウンの種類で悩んでおります。
見積もりの金額に驚きを隠せないのが事実です。
日本語訳を探しているのですが、いまいちよく分かりません。


non precious
palladium
semi precious
precious
all ceramic

金額的に上位の2つのどちらかにしようとおもっております。


このnon preciousというものでも特に大きな問題はないのでしょうか?

永久に使えるということでもなさそうで、もしかしたら再度根管治療をしなくてはいけない状況になるかもしれないということを考えると、あまり高価なものでなくてもいいかなとおもっております。
見た目に関しては贅沢は言えないと思っております。


よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-06-04 18:09:38
こんにちは。
日本語訳ですか… そのままカタカナにしちゃってください(^^;)

ノンプレシャス、パラジウム、セミプレシャス、プレシャス、オールセラミック


って、知りたいのはその内容ですよね。
多分、こんな感じだと思います。

non precious : コバルトクロム合金、コバルトニッケル合金。
palladium : 日本の保険診療で使う銀歯に近いものでしょうね。
semi precious : メタルボンドのことを指すか、金配合率の低い金属冠など。
precious : こちらもメタルボンドかカラットの高い金冠など。
all ceramic : オールセラミッククラウン


参考:メタルボンド

参考:オールセラミッククラウン




>永久に使えるということでもなさそうで

冠が大丈夫でも、その支えになっている歯や歯肉がダメになったら元も子もないですからね。

定期的なメンテナンスは大切だと思います。


>金額的に上位の2つのどちらかにしようとおもっております。

タイは比較的治療費って安いんでしたっけ?

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-06-04 18:10:04
gakuさん、こんにちは。

私も英語が得意なわけではありませんが大体の意味はわかります。

 non precious=非貴金属

 palladium=パラジウム(金銀パラジウム合金)

 semi precious=準貴金属

 precious=貴金属

 all ceramic=すべてセラミックでできている物

ということになります。



ちなみに日本の保険治療はほとんどが金銀パラジウム合金で行われています。

参考になれば幸いです。


吉岡先生とかぶりました

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-06-04 18:16:08
何だか非常にアバウトな説明ですね…^_^;。


なので、僕も想像でお答えします。


non precious
 = 非貴金属系合金 → 銀合金でしょうか?保険だと乳歯に使いますね

palladium
 = 金銀パラジウム合金 → 日本の保険適応の一般的な銀歯

semi precious
 = 中〜低カラット金合金 → 白金加金の事でしょうか?

precious
 = 高カラット金合金 → 18〜20Kのゴールドですかね?

all ceramic
 = オールセラミックス → 金属を使わない白い歯です


もし可能であれば「成分表」でも入手できればもう少し、しっかりした説明ができるかもしれませんが…。



僕の想像通りだとすると…

まあ、価値観の違いだと思いますが、「non precious」「palladium」は日本に帰国すれば「数千円で入れる事が出来る銀歯」です。

数万円払うのであれば「semi precious」「precious」クラスの金属を使われる方がよろしいのではないかと…。


何とも釈然としませんが、そんな感じです。


あ、お二人の先生方とかぶりました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: gakuさん
返信日時:2010-06-04 19:35:07
早速複数の先生からの回答ありがとうございます。
チャンネル内をいろいろ見ていても単語を日本語に直訳したものがどれに該当するのか分かりませんでしたので、大変助かりました。


書き忘れておりましたが、金の配合%は書いてありました。
 non-precious 0%
 palladium 2%
 semi precious 50%
 precious 80%
とのことでした。


費用が上から順に日本円で約26,000円、35,000円、42,000円、50,000円という感じで、オールセラミックも50000円ということでした。
root canalやコアなどの費用がざっと4万円近くなる予定です。

おそらく他国に比べると恐ろしく高い金額ではないようですが、こちらの物価から考えると躊躇してしまう金額です。


ノンプレシャスというのは日本で保険適応でもあまり使われていないものということですよね。
それはちょっと怖いところがありますので、パラジウムで今回はやってみようかなという気持ちに傾いております。


日ごろのケアを怠るとひどい目にあうと重々実感しました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-06-04 20:02:26
>こちらの物価から考えると躊躇してしまう金額です。

ですね (^^;)

物価の差によるご利益を最大に受けようと思ったら、オールセラミックが良いかも知れません。

だいたい日本の1/2〜1/3の料金だと思います。
タイの物価って、日本の1/5〜1/7位でしょうかね?

パラジウム冠であれば、逆に日本より高いかも知れませんね。



>日ごろのケアを怠るとひどい目にあうと重々実感しました。

一病息災。
健康にはくれぐれもご留意ください。

回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-06-04 20:37:13
海外事情を教えていただけて、タメになります。

パラジウム合金の金含有率が低いのですね。
日本の保険だと12%です。


オールセラミックが安いのが気になります。「安いからやるべき」ととるか「安過ぎて恐い!」と捉えるか微妙ですね。

相当以前ですが、バンコック大学(でしたか?)歯内療法科の女性の先生の発表を聴いた事があります。
推測ですがroot canalのレベルが低いとは全く思わなかったですね。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-06-04 21:02:07
オールセラミックが安いのが気になります。
>「安いからやるべき」ととるか「安過ぎて恐い!」と捉えるか微妙ですね。

技術料を含んだ人件費の割合が大きいので、症例写真を見せてもらうとかができればあまり気にしなくても良いのかな、と思います。
(物価から見れば、十分なチャージをしているという意味です)


金属を使ったクラウンは、全世界的にほぼ共通といえる金属の相場にも左右されるかと思います。
(もちろん、通貨の強弱は多少関係しますが)

添付したのは、最近のタイバーツの対米ドル相場です (^^;)
ここ数年は「バーツ高」の傾向にあるみたいですね。
多少は金高騰の影響は、抑えられているのかも・・・。
(関係ないかな)

画像1画像1

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-06-04 22:31:52
オールセラミックも50000円ということでした。

この費用設定であれば私もオールセラミックをおすすめします。

日本ではパラジウム(12%金含有)で数千円です。

しかしオールセラミックは10万以上が多いですね。


この費用の差を考えるとそういう結果になります。

参考にしてください。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2010-06-05 08:55:21
参考:クラウン(被せ物、差し歯)の見た目、持ち、費用・料金などの比較


技術が同じ、材料が同じと仮定すれば、畑田先生の書かれているようにオールセラミックスが一番、割安感がありますね。

1〜2万円の違いなら間違いなく「non precious」「palladium」は僕の中の候補から外れます。


画像1画像1

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: gakuさん
返信日時:2010-06-05 16:15:41
お世話になっております。
短時間にこれだけのご回答をいただけて心強い限りです。
グラフや表まで添付していただいて、恐縮です。


費用はかなり痛いですが、日本でやるよりも割安感があるという事で得をした(笑)と考えることにして、オールセラミックを第一希望でやってみようと思います。


本日から根管治療に入ります。
はじめに聞いた話ですと、治療に3回、コアで1回、クラウンで2回の通院ということでした。

いろいろ読むと、治療は回数を事前に決められるようなものではないようなのと、痛みも伴うようですので怖いところがありますが、医療英語も突然言われるとはぁぁ…という状態ですので、先生に身を任せて見たいと思います。



すばらしいサイトに感謝いたします。
ありがとうございました。
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2010-06-05 18:38:43
値段で選ぶのは品質が同じであるという前提だと思うんですが、歯科治療の場合、値段と治療の質はそれほど相関はありません。

これは、保険自費をくらべてもそうで、圧倒的に術者の能力の差のほうが大きな差となってでます。


また、オールセラミックとメタルクラウンは形成の仕方がまったく異なり、通常、オールセラミックのほうが精度の高い治療を行うのは難しいはずです。

簡単に言うと、見た目をとるのか、長持ちをとるのかで選択肢は変わってきます。


個人的には、歯科医師の技量の影響を強く受けるオールセラミックを割安感で選択するのはお勧めできません。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2010-06-05 20:55:10
私も森川先生に同意します。

海外で安いブランド物を買うのとは訳が違います。


歯科医師の技量の影響を強く受けるオールセラミックを割安感で選択するのはお勧めできません。

もっともなご意見だと思います。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2010-06-05 21:20:15
タイヨウ先生の比較表を見てて思ったのですが…。

オールセラミックって、もしかしたらセレックみたいな「CAD/CAMオールセラミック」かも知れませんね。
参考:cerec.html">セレック

だとすれば、この「異常な割安感」は解消されます。


なんにせよ(言葉の問題はあるかもですが)よく説明を受けて、しっかり相談して最終決断するようにしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: gakuさん
返信日時:2010-06-05 21:30:08
>森川先生 桜田先生

ご回答ありがとうございます。

なるほど、技量も関係してくるのですか。
奥が深いというか、簡単には決められないもののようですね。

たしかにこちらの歯医者さんの看板や宣伝をみると、欧米人旅行者が自国よりも安くできるよ的な感じのところが多く、(ここ数年で驚くほど歯科医院が増えたのです。)正直技術よりも儲け主義なのではないかと最初に疑ってしまい、いくらとられるか分からずなかなか通う踏ん切りがつかなかったところがあります。

今回の先生はいままでこちらで通ったところよりも信頼できそうな感じはするのですが、評判も自分でも技量に関しては判断することが難しく、技量がかかわってくるならば、割安感で決めるのはあれですね。


今回の治療総額はこちらの家賃の数倍にあたるものですから、どれをとっても痛いところです。

クラウンに進むまでまだ少し時間がありますので、ゆっくり考えたいと思います。


ありがとうございます。
回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2010-06-06 13:28:38
オールセラミックって、もしかしたらセレックみたいな「CAD/CAMオールセラミック」かも知れませんね。

あ、なるほどね。
そうかも知れません。



歯科医師の技量の影響を強く受けるオールセラミックを割安感で選択するのはお勧めできません。

そうですね。
メタルの方が歯科医技工士の技量の差は出にくいですからね。

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2010-06-06 13:32:37
歯科医師の技量の影響を強く受けるオールセラミックを割安感で選択するのはお勧めできません。

確かにそうですね。

コストパーフォーマンスだけでは語れない部分がありますね。

回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2010-06-07 00:41:49
こんばんは。

タイで歯科医療ボランティアをしていた関係から、多少はタイの事情を知っています。

日本で保険外に当たる治療費は日本よりも割安のはずです。


不安が大きいのであれば、日本語に堪能なドクターも少なくないはずです。
バンコクであれば、日本に留学経験のある先生が多数いるはず。

あるいは大規模病院であれば日本語通訳を常駐させているところも多いと思います。


転医をおすすめする訳でではありませんが、一応参考まで。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: gakuさん
返信日時:2010-06-11 15:13:23
引き続き、たくさんのコメントありがとうございました。


先週末に一度目の治療に行き、1.5時間ほど治療してもらい痛みもなくなり、仮詰め状態ですが、快適です。

来週頭に2回目の治療に行き、痛みなどないようだったら、コアに入りますということでした。


結構な費用なので、先生も先を急ぐような事は言わず、クラウンの種類はまた後々決めましょうということで、まだしばらくどれにするか決める猶予を頂いています。
先生にも説明を聞いて、決めようと思います。



>森永先生
ありがとうございます。
地方の島在住のため、通訳や日本語が話せる先生が近くに残念ながらおりません。

医療に関しては母国語で説明を聞きたくなることが多いのですが、バンコクは通うには遠すぎてしまうのです。



タイトル [写真あり] 英語で言われたクラウンの種類の和訳と選択について (タイ)
質問者 gakuさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウンの治療費・費用
その他(写真あり)
タイ
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




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