奥歯のインレーをゴールドとセラミックで迷っている (ドイツ)
相談者:
親知らずさん (31歳:女性)
投稿日時:2010-06-01 23:48:51
こんにちは。
ドイツに滞在中のものです。
この間歯の掃除のため歯医者さんに行ってきましたが、日本で詰めた(10年以上前)銀歯の真横の歯が欠けているといわれ、その銀歯をとると虫歯になっていました。
そのときに麻酔をして治療をし、今レジンを入れてあります。
そこの先生が、
「このレジンは2・3年はもつけどまた二次カリエスになる可能性はあるし、もしこのレジンが取れたときにはかなりの虫歯になっているから、治療も大変だし、それこそお金もすごくかかる」
といわれ、保険外のセラミックかゴールドを進められました。
でも私は歯軋りがすごいのでセラミックだと欠けてしまう可能性があるといわれ、それならゴールドにしようかと思っていたのですが、歯医者さんから電話がかかってきて、
「セラミックのほうがいいかも。
セラミックは堅いから。
でもゴールドは馴染みやすいからそれでもいいけど。
どちらにするかはゆっくり考えてみて」
といわれ迷っています。
正直このままでもいいかと思っていますが、将来虫歯によってクラウンにしないといけないようになるのが怖く、今の浅いうちに代えておこうと思っています。
あと値段の事なのですが、こちらでは700ユーロから800ユーロかかるといわれました。
今のレートでいうと、大体9万円くらいになります。
この値段は高いのでしょうか?
だらだらとした相談になってしまい申し訳ありません。
お返事お待ちしております。
よろしくお願いします。
ドイツに滞在中のものです。
この間歯の掃除のため歯医者さんに行ってきましたが、日本で詰めた(10年以上前)銀歯の真横の歯が欠けているといわれ、その銀歯をとると虫歯になっていました。
そのときに麻酔をして治療をし、今レジンを入れてあります。
そこの先生が、
「このレジンは2・3年はもつけどまた二次カリエスになる可能性はあるし、もしこのレジンが取れたときにはかなりの虫歯になっているから、治療も大変だし、それこそお金もすごくかかる」
といわれ、保険外のセラミックかゴールドを進められました。
でも私は歯軋りがすごいのでセラミックだと欠けてしまう可能性があるといわれ、それならゴールドにしようかと思っていたのですが、歯医者さんから電話がかかってきて、
「セラミックのほうがいいかも。
セラミックは堅いから。
でもゴールドは馴染みやすいからそれでもいいけど。
どちらにするかはゆっくり考えてみて」
といわれ迷っています。
正直このままでもいいかと思っていますが、将来虫歯によってクラウンにしないといけないようになるのが怖く、今の浅いうちに代えておこうと思っています。
あと値段の事なのですが、こちらでは700ユーロから800ユーロかかるといわれました。
今のレートでいうと、大体9万円くらいになります。
この値段は高いのでしょうか?
だらだらとした相談になってしまい申し訳ありません。
お返事お待ちしております。
よろしくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
回答日時:2010-06-02 00:45:09
こんにちは。
直接拝見してみないとコメントが難しいですから、迷う様ならそちらでセカンドオピニオンを求めた方が良いかと思います。
参考までに、
>レジンは2・3年はもつけどまた二次カリエスになる可能性はあるし、もしこのレジンが取れたときにはかなりの虫歯になっているから、
と言う意見は今の日本でも確かにありますが、大分少数派になってきている印象があります。
というのも一昔前のレジンだと接着力に問題があり、上記の様なことが実際に起きていたので、今でもレジン嫌いの先生はその頃の印象が頭に焼き付いている様です。
現行のレジンで、「丁寧な接着操作」と「段差のない充填・研磨」(←これが意外と奥が深い・・)を行えれば、破折や変色はともかく、2次カリエスについては相当抑え込むことが出来るかと思います。
ただし、ドイツの先生ですから・・なんとも言えません。。
レジンの予後は、術者の知識と技量でかなり大きく左右はされますね。
レジン充填、ゴールドインレー、セラミックインレーのどれにも一長一短ありますが、術者の技量が見当もつかないとしたら、自分だったらゴールドインレーが比較的無難かな・・と思いますよ。
セラミックインレーはいい加減に作ると、隙間が開きやすい、接着が難しい、割れやすい・・と言うデメリットばかりが気になります。
もしくは、歯ぎしりもあるのなら、いっそゴールドクラウンにするのが一番安全ですけどね。
過去の類似のご相談も色々目を通してみて下さい。
担当の先生と意見が割れてしまいましたが、参考程度にして下さいね。
担当の先生のお勧めというのはやはりポイントが高いです。
費用については、日本でも似た様なものだと思いますよ。
お大事にどうぞ。
直接拝見してみないとコメントが難しいですから、迷う様ならそちらでセカンドオピニオンを求めた方が良いかと思います。
参考までに、
>レジンは2・3年はもつけどまた二次カリエスになる可能性はあるし、もしこのレジンが取れたときにはかなりの虫歯になっているから、
と言う意見は今の日本でも確かにありますが、大分少数派になってきている印象があります。
というのも一昔前のレジンだと接着力に問題があり、上記の様なことが実際に起きていたので、今でもレジン嫌いの先生はその頃の印象が頭に焼き付いている様です。
現行のレジンで、「丁寧な接着操作」と「段差のない充填・研磨」(←これが意外と奥が深い・・)を行えれば、破折や変色はともかく、2次カリエスについては相当抑え込むことが出来るかと思います。
ただし、ドイツの先生ですから・・なんとも言えません。。
レジンの予後は、術者の知識と技量でかなり大きく左右はされますね。
レジン充填、ゴールドインレー、セラミックインレーのどれにも一長一短ありますが、術者の技量が見当もつかないとしたら、自分だったらゴールドインレーが比較的無難かな・・と思いますよ。
セラミックインレーはいい加減に作ると、隙間が開きやすい、接着が難しい、割れやすい・・と言うデメリットばかりが気になります。
もしくは、歯ぎしりもあるのなら、いっそゴールドクラウンにするのが一番安全ですけどね。
過去の類似のご相談も色々目を通してみて下さい。
担当の先生と意見が割れてしまいましたが、参考程度にして下さいね。
担当の先生のお勧めというのはやはりポイントが高いです。
費用については、日本でも似た様なものだと思いますよ。
お大事にどうぞ。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-06-02 06:13:27
親知らずさまおはようございます。
むし歯の充填素材について歯科医から決めるように言われて迷っていらっやるようですね。
そもそもどの歯でどのような咬みあわせなのか診査して歯科医が決めるのが真っ当なやり方だとは思いますが、大臼歯なら一般的にはがっちりかんでいることが多いのでゴールドインレーがお勧めです。
しかしマージンのフィニッシングラインを決める時咬合状態と今後の咬合状態の推移を予測して決めていないと、エナメルチッピングを起こすことがあります。
ゴールドインレーの一番いいところはエナメルチッピングを防ぐ設計がしやすいところなので、その辺りを十分配慮した設計が出来ていることが必要です。
また硬さもセラミックほど硬くないので、対合歯をすり減らしすぎることは無いように思います。
個人的にはゴールドインレーをお勧めいたします。
エナメルチッピング
・http://yamadashika.jp/filler.html#01
むし歯の充填素材について歯科医から決めるように言われて迷っていらっやるようですね。
そもそもどの歯でどのような咬みあわせなのか診査して歯科医が決めるのが真っ当なやり方だとは思いますが、大臼歯なら一般的にはがっちりかんでいることが多いのでゴールドインレーがお勧めです。
しかしマージンのフィニッシングラインを決める時咬合状態と今後の咬合状態の推移を予測して決めていないと、エナメルチッピングを起こすことがあります。
ゴールドインレーの一番いいところはエナメルチッピングを防ぐ設計がしやすいところなので、その辺りを十分配慮した設計が出来ていることが必要です。
また硬さもセラミックほど硬くないので、対合歯をすり減らしすぎることは無いように思います。
個人的にはゴールドインレーをお勧めいたします。
エナメルチッピング
・http://yamadashika.jp/filler.html#01
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-06-02 11:57:48
僕もお二人の先生方と同意見です。
レジン充填は術者の技量がモロに出るので、安心してお任せできる先生であればお勧めします。
ポーセレンインレーは見た目は綺麗ですけれど技工操作、接着操作が難しいので、これも安心してお任せできる先生で無ければお勧めいたしません。
そうなると、最も安定して期待した結果が得られやすいのはゴールドインレーと言う事になると思います。
レジン充填は術者の技量がモロに出るので、安心してお任せできる先生であればお勧めします。
ポーセレンインレーは見た目は綺麗ですけれど技工操作、接着操作が難しいので、これも安心してお任せできる先生で無ければお勧めいたしません。
そうなると、最も安定して期待した結果が得られやすいのはゴールドインレーと言う事になると思います。
回答4
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2010-06-02 14:56:23
親知らずさん
海外での歯科治療はお金も掛かりますし、不安ですよね。
もし私が海外で相手の力量が分からないで治療してもらうとすれば、皆さんのご意見同様ゴールドインレーでしょうね。
金額的には日本と大差ないみたいですね。
ご参考まで・・・
海外での歯科治療はお金も掛かりますし、不安ですよね。
もし私が海外で相手の力量が分からないで治療してもらうとすれば、皆さんのご意見同様ゴールドインレーでしょうね。
金額的には日本と大差ないみたいですね。
ご参考まで・・・
相談者からの返信
相談者:
親知らずさん
返信日時:2010-06-03 00:30:21
こんにちは。
さっそくお返事ありがとうございます。
金にするか、セラミックにするかを決めるようにいわれたのは、先生からではなく、日本人の翻訳者の方から言われました。
私の行ってる歯医者はたまたま日本人の先生が一人おられ、その先生が初診をみてくださります。
それで先生が言われたのは、
「ゴールドのほうがいい」
という意見でした。
その後その翻訳者の方(日本人女性)から、セラミックのほうがいいと電話で言われ迷っていました。
ただ実際私のインレーを作ってくださる先生はドイツ人のインレー専門の先生です。
今度行ったときは、レントゲンをとって、写真を撮ってそれからどのようにするか決めるらしいです。
ただそれまでにどちらにするか決めておかないといけないので困っています。
見た目はもちろんセラミックのほうがいいけれど堅い、歯をたくさん削らないといけないない、先生方のご意見をお聞きするとゴールドのほうがやはりいいのかなぁと思っています。
歯が欠けていた理由として、酸でとけたといわれました。
またそのようになったら困るのですが、ゴールドにしたらそのようなことは起こらないのでしょうか?
よろしくお願いします。
さっそくお返事ありがとうございます。
金にするか、セラミックにするかを決めるようにいわれたのは、先生からではなく、日本人の翻訳者の方から言われました。
私の行ってる歯医者はたまたま日本人の先生が一人おられ、その先生が初診をみてくださります。
それで先生が言われたのは、
「ゴールドのほうがいい」
という意見でした。
その後その翻訳者の方(日本人女性)から、セラミックのほうがいいと電話で言われ迷っていました。
ただ実際私のインレーを作ってくださる先生はドイツ人のインレー専門の先生です。
今度行ったときは、レントゲンをとって、写真を撮ってそれからどのようにするか決めるらしいです。
ただそれまでにどちらにするか決めておかないといけないので困っています。
見た目はもちろんセラミックのほうがいいけれど堅い、歯をたくさん削らないといけないない、先生方のご意見をお聞きするとゴールドのほうがやはりいいのかなぁと思っています。
歯が欠けていた理由として、酸でとけたといわれました。
またそのようになったら困るのですが、ゴールドにしたらそのようなことは起こらないのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答5
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-06-03 06:18:48
おはようございます。
>歯が欠けていた理由として、酸でとけたといわれました。
酸で歯が溶ける原因は胃酸によるか酢などの酸性の飲料によるかしかないと思います。
胃酸は嘔吐などによる胃酸です、酢は健康飲料として常用している場合が考えられます。
ゴールドになさっても原因があれば起こってきます、参考になさってください。
酸蝕症
・http://yamadashika.jugem.jp/?cid=120
>歯が欠けていた理由として、酸でとけたといわれました。
酸で歯が溶ける原因は胃酸によるか酢などの酸性の飲料によるかしかないと思います。
胃酸は嘔吐などによる胃酸です、酢は健康飲料として常用している場合が考えられます。
ゴールドになさっても原因があれば起こってきます、参考になさってください。
酸蝕症
・http://yamadashika.jugem.jp/?cid=120
回答6
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-06-03 11:38:03
>歯が欠けていた理由として、酸でとけたといわれました。
基本的に「歯が溶ける」のは「酸」です。
その酸とは
1 菌の産生する酸
2 外来性の酸(胃酸もこれも含まれます)
に分ける事が出来ます。
一般に「1」を虫歯、「2」を酸蝕症と呼びます。
虫歯の場合は適切な治療(と予防)で防ぐ事は可能だと思いますが、酸蝕症の場合は山田先生の書かれているように何らかの原因除去をする必要があります。
基本的に「歯が溶ける」のは「酸」です。
その酸とは
1 菌の産生する酸
2 外来性の酸(胃酸もこれも含まれます)
に分ける事が出来ます。
一般に「1」を虫歯、「2」を酸蝕症と呼びます。
虫歯の場合は適切な治療(と予防)で防ぐ事は可能だと思いますが、酸蝕症の場合は山田先生の書かれているように何らかの原因除去をする必要があります。
相談者からの返信
相談者:
親知らずさん
返信日時:2010-06-03 20:28:52
歯医者さんの話によると虫歯によっての酸で欠けていたみたいです。私は嘔吐も、酸飲料もほとんど飲まないので酸蝕症ではないと思います。
ゴールドやセラミックに変えても虫歯になるときは虫歯になるのですね。
私はゴールドやセラミックに変えると、もう虫歯にはならないと思っていました。
もう一つ質問をさせてください。
もしセラミックに変える場合は、今の状態よりもさらに歯を削ってつけることになるのでしょうか?
ゴールドにしても歯はまた削らないといけないのでしょうか?
私はこれ以上歯を削ってほしくないのですが・・・。
また麻酔はこれらの工程の中、何回くらいしないといけないのでしょうか?
いろいろと質問してすみませんがよろしくお願いします。
ゴールドやセラミックに変えても虫歯になるときは虫歯になるのですね。
私はゴールドやセラミックに変えると、もう虫歯にはならないと思っていました。
もう一つ質問をさせてください。
もしセラミックに変える場合は、今の状態よりもさらに歯を削ってつけることになるのでしょうか?
ゴールドにしても歯はまた削らないといけないのでしょうか?
私はこれ以上歯を削ってほしくないのですが・・・。
また麻酔はこれらの工程の中、何回くらいしないといけないのでしょうか?
いろいろと質問してすみませんがよろしくお願いします。
回答7
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-06-04 09:06:05
あ、単に「虫歯」だったのですね。
>セラミックに変える場合は、今の状態よりもさらに歯を削ってつけることになるのでしょうか?
虫歯の進行具合にもよります。
内部での虫歯が進行していれば感染した歯質は削る必要があります。
また、インレーを入れるために「不適切な形態(ガタガタ)」になっているとすれば「形を整えるため」に少し削る必要があります。
>ゴールドにしても歯はまた削らないといけないのでしょうか?
上に書いた事と同じですね。
>また麻酔はこれらの工程の中何回くらいしないといけないのでしょうか?
削りが必要だとすれば1回だと思います。
(虫歯の深さにもよります)
>セラミックに変える場合は、今の状態よりもさらに歯を削ってつけることになるのでしょうか?
虫歯の進行具合にもよります。
内部での虫歯が進行していれば感染した歯質は削る必要があります。
また、インレーを入れるために「不適切な形態(ガタガタ)」になっているとすれば「形を整えるため」に少し削る必要があります。
>ゴールドにしても歯はまた削らないといけないのでしょうか?
上に書いた事と同じですね。
>また麻酔はこれらの工程の中何回くらいしないといけないのでしょうか?
削りが必要だとすれば1回だと思います。
(虫歯の深さにもよります)
回答8
中山歯科医院(石川県金沢市)の中山です。
回答日時:2010-06-04 10:52:10
話はすっごくもとに戻りますが、レジン充填を自信を持って出来ない人に、ポーセレンもゴールドも無いと思います。
いや、ゴールドは意味はあるかな。
ポーセレンはしっかりとした物を入れるには、相当の技術がいると感じています。
歯科医師も、技工士も。
予防で某超有名な、東北の歯科医院に、うちで働いていたスタッフが結婚で行ったのですが。
僕の臼歯部一級レジン充填を、担当の衛生士が、
「これは長い事持たないから、近いうちにゴールドかセラミックに変えないと」
って、言われたそうです。
数年後に当院でチェックしましたが、天然歯のような仕上がりのままでした。
いや、ゴールドは意味はあるかな。
ポーセレンはしっかりとした物を入れるには、相当の技術がいると感じています。
歯科医師も、技工士も。
予防で某超有名な、東北の歯科医院に、うちで働いていたスタッフが結婚で行ったのですが。
僕の臼歯部一級レジン充填を、担当の衛生士が、
「これは長い事持たないから、近いうちにゴールドかセラミックに変えないと」
って、言われたそうです。
数年後に当院でチェックしましたが、天然歯のような仕上がりのままでした。
タイトル | 奥歯のインレーをゴールドとセラミックで迷っている (ドイツ) |
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質問者 | 親知らずさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
セラミックインレー(陶器の詰め物) ゴールドインレー(金の詰め物) ドイツ お勧めの詰め物・インレー 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。