2歳の窒息死事件、乳幼児の歯科治療における工夫は?

相談者: はな♪さん (31歳:女性)
投稿日時:2010-06-15 12:18:10
こんにちは。

昨日、2歳児が歯科の治療中に脱脂綿を詰まらせて窒息死したという事件が埼玉でありましたが、この脱脂綿をはさむという方法は、一般的に幼児にとられている手法なのでしょうか?


何がお聞きしたいのかと言うと、このような事件は十分起こりうるものなのか、それとも、通常は幼児が飲み込まないように何か工夫がなされているものなのか、ということが知りたいと思っております。

事件の具体的内容がまだわからない状態でのご回答は難しいかとは思いますが、一般的な、幼児に対する歯科治療における工夫について、知りたいと思っております。


我が家には、2歳と0歳の子どもがおり、このニュースを拝聴してから、子どもを歯医者に連れていくのを怖く感じております。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-06-15 12:28:15
大学の小児歯科で習った方法では 綿をいれずに ガーゼをいれて、その端を口の外に出しておく と 習いました。
飲み込んだときに端っこを引っ張って取り出せるためです。

ロール綿にしなければならない強い理由があったのかもしれません。


ただ、私が問題視しているのは 若干2歳で抜歯をしなければいけないシチュエーションの方です。
そして、三人がかりで押さえつけなければ治療できなかった点。

その辺りが教科書どおりでは行かない特別な問題を抱えていたのでは? と思います。



うちの子供がいま、1歳8ヶ月です。事故の当事者の歯科医師と私は年齢も近いです。
この事故は人事ではないなぁと感じていますし、子供を連れて行くことに対して恐怖心を抱く気持ちもわかります。

こういう事故は滅多に起こることではありません。
子供の将来のためにも、歯科医院には通いなれておいたほうがいいとは思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-06-15 12:56:33
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=26659

これですね。


何とも言えないと思います。

発端は自宅での転倒による前歯の損傷との事ですが、患児がどのような状態だったのかにもよりますよね。


比較的落ち着いていれば、こちらも落ち着いて対処できると思います。

ただ、泣きわめいているような状態で何か処置をしなければならないとなると…。

僕には押さえ付けないで処置をする自信はありませんね…。



タカタ先生の

>こういう事故は滅多に起こることではありません。
>子供の将来のためにも、歯科医院には通いなれておいたほうがいいとは思います。

に同意です。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-06-15 13:29:28
現場を見ていないので何ともいえませんね。

新聞では上唇と上顎前歯の間においていたと書いてあります。
そこならばまず喉に落ちるとは考えられません。

母親がだっこして治療台にのっていたそうです。
3人で拘束するのなら母親だっこでなく、母親も押さえてもらった方が良いと思うのですが・・・。


ただ、ぶつけた患歯が脱臼していたのか、単に動揺していたのか不明ですね。



僕ならどうするだろうか。
よっぽどのことがない限り口の中をさわらないかもしれない。

写真を撮ることができるのならX線の写真を撮ると思います。
その時点で経過観察にするか、固定するか決めるかな。

抜歯をして再植する事はしないと思う。
乳歯の長さが短いので固定するのがかなり難しい。

ましてや、抜歯による出血で乾燥ができないしかなり難度が高くなります。
せいぜい、整復、固定でしょうか。

案外そのままにしておいてもいい気もしますが・・・。


娘が箸を咬んでしまい下顎の歯が動揺したとき、確かに固定はしました。
その後根が吸収して、半年後に抜歯となりました。
固定後一ヶ月は動揺がなかったので、良かったのでしょう。

答えにはなっていないかもしれません。
 


>タカタ先生の

>こういう事故は滅多に起こることではありません。
>子供の将来のためにも、歯科医院には通いなれておいたほうがいいとは思います。

>に同意です。

私も同感です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はな♪さん
返信日時:2010-06-15 22:41:37
先生方、レスをいただきありがとうございます。
大変参考になりました。


まず、教科書的には、幼児に対しては、ガーゼを口の外に出していく方法がとられるのですね。

それなら、万が一にも詰まらせても、取り出すことが可能ですね。
それをうかがって、安心しました。


うちの子どもは、まだフッ素塗布しか歯医者さんにお世話になっていませんが、その時も、大変嫌がって体をばたつかせていたため、今回の事件のようなことが起きるのでは?と心配しておりました。


今後、子どもたちが歯科治療する際には、事前に、ガーゼの扱いについて確認をしたうえで、治療をお願いしようと思います。

もし、「ロール綿で大丈夫」と押し切るような先生がいらっしゃったら、そこでの治療は見送ろうと思います。
(過剰反応と思われるかもしれませんが、以前、上の子が、小児科で間違った予防接種を打たれた事があり、それ以来、子どもを守れるのは親だけという気持ちを強く持っています。)


また、幼児の場合は、治療はせずにひとまず様子を見るということもあるのですね。
治療が本当に必要かどうかの判断は、私にはできませんが、安易に治療を進めようとは考えずに、歯医者さんとよく相談していきたいと思います。


母親に抱っこされながら、苦しんでいったお子さんのことを思うと、胸が痛みます・・・。


今回は、どうもありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-06-15 23:46:34
ここは、教えてgoo ではないので、解決済みにするのはもう少しゆっくりでよいかと・・・


抜歯後の止血ではなくて、脱臼歯の固定をするのにロールワッテを防湿目的で使用したのだと思いますが、外科用の大きいガーゼは非常に使いづらいので、タカタ先生が書かれた外科用ガーゼでの代用は難しいと思います。

一般的に使用する小折ガーゼはロールワッテと同じように吸引されてしまう可能性がありますので代用になりませんし、結局のところ落とす可能性のあるものすべてに糸をつけるしかないんじゃないかと思います。


つまり万が一のことを考えると小児の抜歯はできないことになります。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-06-17 13:41:07
大変に不幸な事故と思います。
同業の者としてとても心が痛みます。


しかし報道やあちこちのサイト。
また最近大流行りのTwitterなどで様々な書き方がされ、6歳以下での乳歯再植は不要であったかどうかなども取り沙汰されているようです。

特に歯科からだけではなく、医科からの興味も大きい事もあり、歯科に関してどのくらいの見識があっての事かは不明ですが、乳児に対する治療の是非について医師からのご意見もたくさん上げられています。

重要なのは今後このような事故に対する情報の共有が必要であるとは私も思っています。

しかし、この情報はやや氾濫気味にも感じているのが実際の感触です。


一般の方が自由に見ることのできる場所で、何か特定の事柄について語っても、それが全般的な事のように見えてしまう、またはそう受け取られてしまう、という場合が気になってしまいます。

特に医師・歯科医師がこの手の意見を書いた場合、一般の方には当然心理的影響力は強くなります。


今回は脱脂綿でしたが、他にもいくらでも怖そうな物がありましょう。

しかしこれを全て怖がったら、、、もしかしたらある時怪我をした小児がいても、歯科医院での事故を警戒した両親の考えで治療を受けられないケースにつながったりしたら、、、これはこれで恐ろしい事と思ってしまいます。



一歩下がってみて思った独り言でした。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-06-17 13:45:39
森川先生

うち、子供が来ないのでわからないのですが、外科用ガーゼ3センチ×15〜20センチくらいにしたものをクルクル巻いて、 防湿するところに置いて、端を口の外に出して使うような方法を大学で習ったのですが やっぱり、実際の現場では難しいのでしょうか?

教えてください。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-06-17 20:24:32
止血であれば、何ら問題はありませんが、防湿目的だと、そうとう邪魔になると思います。

何と言っても、患児は動きますから、固定用の器具、材料にガーゼの端が引っかかったら、即アウトなんで、(それでなくても難しいのに)相当に処置の難易度が上がると思います。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2010-06-17 22:29:10
なるほど




タイトル 2歳の窒息死事件、乳幼児の歯科治療における工夫は?
質問者 はな♪さん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 小児歯科治療
小児歯科その他
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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