妊娠12週目、治療途中で放置した歯が痛むが抜歯するのに問題は?
相談者:
猫ねこネコさん (28歳:女性)
投稿日時:2010-06-12 00:15:34
はじめまして・・・
今、妊娠12週目なのですが、歯が痛くてしかたありません。
左上6番は根幹治療途中で放置し、その後欠けてしまって内側の歯がありません。
周りに歯茎が乗っかっていて、かなりの激痛でたまりません。
さらに、左上7番は銀のかぶせをしているのですが、妊娠してからぐらつき始め、今では下の歯が当たるだけで激痛です。
近くの歯医者に行ったところ、6番は歯茎を切ってから抜歯、7番もいずれは抜歯しないといけないとのことでした。
ですが、妊娠中の抜歯ということで、麻酔は量をつかえないし、痛み止めは出してくれないとのこと・・・。
もともと、麻酔が効きにくい上に量を使えないと言われたので、お医者さまには結論を待っていただいているのですが、抜歯するしかないのでしょうか?
抜歯するにあたって気をつける事などありましたら、教えてください。
よろしくお願いします。
今、妊娠12週目なのですが、歯が痛くてしかたありません。
左上6番は根幹治療途中で放置し、その後欠けてしまって内側の歯がありません。
周りに歯茎が乗っかっていて、かなりの激痛でたまりません。
さらに、左上7番は銀のかぶせをしているのですが、妊娠してからぐらつき始め、今では下の歯が当たるだけで激痛です。
近くの歯医者に行ったところ、6番は歯茎を切ってから抜歯、7番もいずれは抜歯しないといけないとのことでした。
ですが、妊娠中の抜歯ということで、麻酔は量をつかえないし、痛み止めは出してくれないとのこと・・・。
もともと、麻酔が効きにくい上に量を使えないと言われたので、お医者さまには結論を待っていただいているのですが、抜歯するしかないのでしょうか?
抜歯するにあたって気をつける事などありましたら、教えてください。
よろしくお願いします。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-06-12 00:35:38
猫ねこネコさん、こんにちは
>左上6番は根幹治療途中で放置し、その後欠けてしまって内側の歯がありません。
>周りに歯茎が乗っかっていて、かなりの激痛でたまりません。
>さらに、左上7番は銀のかぶせをしているのですが、妊娠してからぐらつき始め、今では下の歯が当たるだけで激痛です。
そうですか・・・かなり厳しい状況のようですね。
拝見していないので推測ですが・・・
左上の歯は抜歯するしかなさそうですが、ぐらついている歯はスケーリングと洗浄と咬合調整でなんとか延命させることができるかもしれません。
>妊娠中の抜歯ということで、麻酔は量をつかえないし、痛み止めは出してくれないとのこと・・・。
麻酔に関してはそこまでの量を使わなくても充分に除痛はできると思いますが、痛い状態で抜歯するとなるとまれに効きづらいこともあります。
また、通常抜歯後には感染予防目的で抗生剤と術後の痛みのための鎮痛剤が処方されますが、胎児への影響を考えるとその辺りも考慮が必要です。
鎮痛剤に関しては比較的影響の少ないものもありますので、産婦人科の先生とも相談してみてはいかがでしょう。
また、この経験を元に歯の治療は最後まできちんと行う習慣をつけてください。
また妊娠中は女性ホルモンの影響により歯肉が炎症を起こしやすい状態になります。
充分に口の中の衛生状態には気を使ってください。
歯科医院で指導を受けると良いと思います。
お大事にしてください。
>左上6番は根幹治療途中で放置し、その後欠けてしまって内側の歯がありません。
>周りに歯茎が乗っかっていて、かなりの激痛でたまりません。
>さらに、左上7番は銀のかぶせをしているのですが、妊娠してからぐらつき始め、今では下の歯が当たるだけで激痛です。
そうですか・・・かなり厳しい状況のようですね。
拝見していないので推測ですが・・・
左上の歯は抜歯するしかなさそうですが、ぐらついている歯はスケーリングと洗浄と咬合調整でなんとか延命させることができるかもしれません。
>妊娠中の抜歯ということで、麻酔は量をつかえないし、痛み止めは出してくれないとのこと・・・。
麻酔に関してはそこまでの量を使わなくても充分に除痛はできると思いますが、痛い状態で抜歯するとなるとまれに効きづらいこともあります。
また、通常抜歯後には感染予防目的で抗生剤と術後の痛みのための鎮痛剤が処方されますが、胎児への影響を考えるとその辺りも考慮が必要です。
鎮痛剤に関しては比較的影響の少ないものもありますので、産婦人科の先生とも相談してみてはいかがでしょう。
また、この経験を元に歯の治療は最後まできちんと行う習慣をつけてください。
また妊娠中は女性ホルモンの影響により歯肉が炎症を起こしやすい状態になります。
充分に口の中の衛生状態には気を使ってください。
歯科医院で指導を受けると良いと思います。
お大事にしてください。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-06-14 11:00:27
そうですね。
僕も畑田先生とどう意見です。
産婦人科の先生と相談され、痛み止めなどの処方も配慮していただくとよろしいかと思います。
(アセトアミノフェンは妊娠中でも比較的安全に使用できるとされています)
また、畑田先生も書かれているように妊娠中は虫歯、歯周病のリスクが非常に高くなります。
特に妊婦さんの歯周病は胎児への影響も大きく、早産や低体重児出産などに関与すると言う報告もあります。
逆を言えば、早産や低体重児出産のリスクを下げるためには歯周病の予防をする事が効果的とも言えます。
歯周病の予防はとにかく「お口の中を清潔に保つ事」ですから、ブラッシング指導やクリーニングを受ける事が良いと思います。
ただでさえ行きたくない歯医者さんで、どうしても足が遠のいてしまいがちですが、出来れば、妊娠中はこまめにクリーニングなどをしてもらいたいですね。
(ちなみにウチは妊婦さんのPMTCは半額で行っています)
僕も畑田先生とどう意見です。
産婦人科の先生と相談され、痛み止めなどの処方も配慮していただくとよろしいかと思います。
(アセトアミノフェンは妊娠中でも比較的安全に使用できるとされています)
また、畑田先生も書かれているように妊娠中は虫歯、歯周病のリスクが非常に高くなります。
特に妊婦さんの歯周病は胎児への影響も大きく、早産や低体重児出産などに関与すると言う報告もあります。
逆を言えば、早産や低体重児出産のリスクを下げるためには歯周病の予防をする事が効果的とも言えます。
歯周病の予防はとにかく「お口の中を清潔に保つ事」ですから、ブラッシング指導やクリーニングを受ける事が良いと思います。
ただでさえ行きたくない歯医者さんで、どうしても足が遠のいてしまいがちですが、出来れば、妊娠中はこまめにクリーニングなどをしてもらいたいですね。
(ちなみにウチは妊婦さんのPMTCは半額で行っています)
タイトル | 妊娠12週目、治療途中で放置した歯が痛むが抜歯するのに問題は? |
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質問者 | 猫ねこネコさん |
地域 | 兵庫 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 無職 |
カテゴリ |
虫歯、知覚過敏の痛み 神経の無い(神経を取った)歯の痛み 抜歯:6番(第一大臼歯) 妊娠中の歯科治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。