ナイトガードの影響で歯髄壊死に。神経処置後の歯冠修復について
相談者:
ふわりさん (42歳:女性)
投稿日時:2010-06-23 13:20:44
半年くらい前から、歯医者さんに勧められて、ナイトガードを使用していましたが、使用後すぐに、右上1番の歯に強い痛みを感じるようになり、物が噛めないほどになってしまったので診察してもらったことがあります。
その当時レントゲンで見たところでは異常はなく、
「ナイトガードの前歯部分が強く当たりすぎて歯髄炎をおこしかけている」
との診断でした。
ナイトガードの調節をしてもらったので、当たりの強さは緩和されて、激痛も完全ではないものの、日常生活に支障のない程度まで
軽くなってきたので今まで特に治療もせずに過ごしてきました。
ところが、最近、歯茎の奥のほうに違和感を感じたために、
鏡で見たところ、問題の右上1番の歯の根っこあたりにフィステルらしきものを見つけたのです。
昨日見つけたばかりなので、それがいつから出来ていたのかはわかりません。
こちらの画像と照らし合わせてもそっくりなので、おそらく間違いない気がします。
これはいつのまにか歯の神経が死んでしまっていたのかな・・・と
とてもショックを受けました。
虫歯でもないのに、神経を抜かなくちゃいけなくなるなんて・・・と。
このまま放っておくわけにもいかないので神経を抜く覚悟は決めて、早速歯医者さんに予約も入れたのですが治療のことを考えると不安がいっぱいです。
そこでお聞きしたいのですが虫歯でない場合、神経を抜いたあとの治療はどうなるのですか?
レジンを詰めるだけで済むのが普通でしょうか。
また、たとえそうだとしても歯の強度のことを考えたら、詰めるだけよりも最初から差し歯にするほうがいいのでしょうか?
できることなら、今はなるべく歯を削りたくはないし、けれど前歯なので、歯の変色のこともとても不安です。
詰めるだけで済ませるのと、最初から差し歯にするのとどちらがお勧めか、アドバイスいただけないでしょうか。
診察してもらうときに、聞けばいいのでしょうが自分である程度理解してから歯医者さんへ行きたいと思いましたので・・・。
どうかよろしくお願いいたします。
その当時レントゲンで見たところでは異常はなく、
「ナイトガードの前歯部分が強く当たりすぎて歯髄炎をおこしかけている」
との診断でした。
ナイトガードの調節をしてもらったので、当たりの強さは緩和されて、激痛も完全ではないものの、日常生活に支障のない程度まで
軽くなってきたので今まで特に治療もせずに過ごしてきました。
ところが、最近、歯茎の奥のほうに違和感を感じたために、
鏡で見たところ、問題の右上1番の歯の根っこあたりにフィステルらしきものを見つけたのです。
昨日見つけたばかりなので、それがいつから出来ていたのかはわかりません。
こちらの画像と照らし合わせてもそっくりなので、おそらく間違いない気がします。
これはいつのまにか歯の神経が死んでしまっていたのかな・・・と
とてもショックを受けました。
虫歯でもないのに、神経を抜かなくちゃいけなくなるなんて・・・と。
このまま放っておくわけにもいかないので神経を抜く覚悟は決めて、早速歯医者さんに予約も入れたのですが治療のことを考えると不安がいっぱいです。
そこでお聞きしたいのですが虫歯でない場合、神経を抜いたあとの治療はどうなるのですか?
レジンを詰めるだけで済むのが普通でしょうか。
また、たとえそうだとしても歯の強度のことを考えたら、詰めるだけよりも最初から差し歯にするほうがいいのでしょうか?
できることなら、今はなるべく歯を削りたくはないし、けれど前歯なので、歯の変色のこともとても不安です。
詰めるだけで済ませるのと、最初から差し歯にするのとどちらがお勧めか、アドバイスいただけないでしょうか。
診察してもらうときに、聞けばいいのでしょうが自分である程度理解してから歯医者さんへ行きたいと思いましたので・・・。
どうかよろしくお願いいたします。
回答1
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2010-06-23 13:34:53
こんにちは。
もし今の状態が本当に神経がダメになってしまっているとして、フィステルが出現しているのであれば、すでに神経は感染しており逆にそのままでは根の先の骨の中では根尖病巣が広がる可能性もあり、根管処置は必須となる可能性が高いと思われます。
つまりそのままダメになってしまった神経を温存する事は、状況を悪化させてしまう事につながります。
もしそうなった場合は、虫歯や過去に大きな修復跡がなければ詰め物をする事でも大丈夫な場合も多いと思いますが、どのような状態なのかは直接診た歯科医師の判断になりますので、確実なお答えは出来ません。
結果が見えているところを無理な保存方法をとれば、将来的に問題は大きくなってしまいますので、その辺りはまず担当医とよくお話になってみて下さい。
全くの未着手の状態ではある程度の想像だけという事になりますが、根管処置になった場合、着手してみればおよその今後の見通しがつくと思いますので、この時点でもう一度お話の機会を持ってみるとよいでしょう。
もし今の状態が本当に神経がダメになってしまっているとして、フィステルが出現しているのであれば、すでに神経は感染しており逆にそのままでは根の先の骨の中では根尖病巣が広がる可能性もあり、根管処置は必須となる可能性が高いと思われます。
つまりそのままダメになってしまった神経を温存する事は、状況を悪化させてしまう事につながります。
もしそうなった場合は、虫歯や過去に大きな修復跡がなければ詰め物をする事でも大丈夫な場合も多いと思いますが、どのような状態なのかは直接診た歯科医師の判断になりますので、確実なお答えは出来ません。
結果が見えているところを無理な保存方法をとれば、将来的に問題は大きくなってしまいますので、その辺りはまず担当医とよくお話になってみて下さい。
全くの未着手の状態ではある程度の想像だけという事になりますが、根管処置になった場合、着手してみればおよその今後の見通しがつくと思いますので、この時点でもう一度お話の機会を持ってみるとよいでしょう。
回答2
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2010-06-23 13:38:43
こんにちは。
担当の先生の考え方次第ではありませんか?
肝になるのは歯ぎしり、食い縛りがつよいことですね。
これを踏まえた上でどの処置が良いのかよく相談してください。
なぜ神経が死んだのでしょうか?
歯周病?
むし歯?
何か原因があると思います。
それが分かると進むべき道も開けてくるかもしれません。
担当の先生の考え方次第ではありませんか?
肝になるのは歯ぎしり、食い縛りがつよいことですね。
これを踏まえた上でどの処置が良いのかよく相談してください。
なぜ神経が死んだのでしょうか?
歯周病?
むし歯?
何か原因があると思います。
それが分かると進むべき道も開けてくるかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
ふわりさん
返信日時:2010-06-23 15:51:26
田中先生へ
お返事ありがとうございました。
こちらで勉強させていただき、神経を残すのは無理だろうとあきらめておりますので、温存は考えておりません。
ただ神経を抜いた後どのように処置するのだろう?と(レジンでふさぐだけなのか、差し歯のほうがいいのか)あれこれ考えておりました。
虫歯にはなっていないはずなので、(過去にも虫歯にはなっていません)できれば、何年かは今の歯をそのまま使いたいけれど、差し歯にしたほうが、歯のためにはいいのだろうか?・・・と。
担当の先生によく相談したいと思います。
ありがとうございました。
田部先生へ
お返事ありがとうございました。
問題の歯は、過去に虫歯にはなっていません。
歯周病にもなっていないはずの歯であり(歯茎は健康です)ナイトガードをつけ始めると同時に炎症が始まったのでそれ以外に原因が考えられません。
むしろ、そんなことで歯を痛めることになるとは想像もしていなかったのでショックを受けています。
治療しても、食いしばりの問題はやはり残るので担当の先生に改めて相談してみようと思います。
ありがとうございました。
お返事ありがとうございました。
こちらで勉強させていただき、神経を残すのは無理だろうとあきらめておりますので、温存は考えておりません。
ただ神経を抜いた後どのように処置するのだろう?と(レジンでふさぐだけなのか、差し歯のほうがいいのか)あれこれ考えておりました。
虫歯にはなっていないはずなので、(過去にも虫歯にはなっていません)できれば、何年かは今の歯をそのまま使いたいけれど、差し歯にしたほうが、歯のためにはいいのだろうか?・・・と。
担当の先生によく相談したいと思います。
ありがとうございました。
田部先生へ
お返事ありがとうございました。
問題の歯は、過去に虫歯にはなっていません。
歯周病にもなっていないはずの歯であり(歯茎は健康です)ナイトガードをつけ始めると同時に炎症が始まったのでそれ以外に原因が考えられません。
むしろ、そんなことで歯を痛めることになるとは想像もしていなかったのでショックを受けています。
治療しても、食いしばりの問題はやはり残るので担当の先生に改めて相談してみようと思います。
ありがとうございました。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-06-23 17:09:04
>ただ神経を抜いた後どのように処置するのだろう?と(レジンでふさぐだけなのか、差し歯のほうがいいのか)あれこれ考えておりました。
実質的に大きく虫歯になっていないようなら根管治療後はレジンで塞ぐだけで終わらせられると思います。
しかし、それは担当の先生の考え方次第なので、施術前に「どのような治療になるか?」は確認しておきましょう。
「神経を取ったら即、差し歯」という考えの先生もいないわけではありませんからね。
実質的に大きく虫歯になっていないようなら根管治療後はレジンで塞ぐだけで終わらせられると思います。
しかし、それは担当の先生の考え方次第なので、施術前に「どのような治療になるか?」は確認しておきましょう。
「神経を取ったら即、差し歯」という考えの先生もいないわけではありませんからね。
回答4
相談者からの返信
相談者:
ふわりさん
返信日時:2010-06-23 19:08:39
タイヨウ先生、田中先生、ありがとうございました。
担当の先生に、よく相談して、不安のない状態で治療を受けたいと思います。
担当の先生に、よく相談して、不安のない状態で治療を受けたいと思います。
タイトル | ナイトガードの影響で歯髄壊死に。神経処置後の歯冠修復について |
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質問者 | ふわりさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療後の詰め物・被せ物 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) 歯軋り用マウスピース・ナイトガード |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。