妊娠希望の歯科衛生士、ユニットでのレントゲンと手袋無しの職場に不安
相談者:
りんりんりんみいさん (30歳:女性)
投稿日時:2010-06-22 22:29:39
回答1
デンタルCTオフィスMatriX(横浜市中区)の稲垣です。
回答日時:2010-06-22 22:50:59
1に関して。
エックス線室で撮影するのが基本ですけど、深く触れません。
ユニットでデンタル撮影をする行為に関して、りんりんりんみいさんが
・どの程度関与されているか
・どういう防護をしているか(遮蔽板を置き、その後ろに隠れるなど)
このあたりがわからないと、お答えするのは難しいです。
場合によっては、妊娠などと関係なく、好ましくない状況かもしれません。
2は専門外なので、他の回答者をお待ち下さい。
ただこれも、りんりんりんみいさんが、どの程度患者さんと接するかにもよります。
もう少し具体的に書いていただいた方が、回答しやすいです。
エックス線室で撮影するのが基本ですけど、深く触れません。
ユニットでデンタル撮影をする行為に関して、りんりんりんみいさんが
・どの程度関与されているか
・どういう防護をしているか(遮蔽板を置き、その後ろに隠れるなど)
このあたりがわからないと、お答えするのは難しいです。
場合によっては、妊娠などと関係なく、好ましくない状況かもしれません。
2は専門外なので、他の回答者をお待ち下さい。
ただこれも、りんりんりんみいさんが、どの程度患者さんと接するかにもよります。
もう少し具体的に書いていただいた方が、回答しやすいです。
回答2
森永歯科医院(千葉県安房郡鋸南町)の森永です。
回答日時:2010-06-22 23:43:30
こんばんは。
>2.院長に肝炎患者であろうと右手のグローブははずすように言われる(手指の感覚が鈍るため)
院長先生はグローブがお好きでないのでしょうね。
りんりんりんみいさんがスケーリングなどのP処置の時にもそうなのでしょうか?
だとすると「うーん」という感じですね。
稲垣先生と同意見ですが、もう少し詳しい情報をお願いします。
>2.院長に肝炎患者であろうと右手のグローブははずすように言われる(手指の感覚が鈍るため)
院長先生はグローブがお好きでないのでしょうね。
りんりんりんみいさんがスケーリングなどのP処置の時にもそうなのでしょうか?
だとすると「うーん」という感じですね。
稲垣先生と同意見ですが、もう少し詳しい情報をお願いします。
回答3
相談者からの返信
相談者:
りんりんりんみいさん
返信日時:2010-06-23 00:24:33
稲垣先生、森永先生、早速御回答頂きまして有難うございます。
1、に関してですが
衛生士はフィルム、照射機のセットまでしてその後患者さんに押えてもらいます。
レントゲンのスイッチは先生が押します。
患者さんに押えてもらってから先生がスイッチを押すまでの間に衛生士はひたすら遠くに離れます。
(1〜2メートル程度)
遮蔽版などの防護はありません。
隣のユニット(2メートルくらい)でSRPなどの処置、説明を患者さんに行っているとどうしてもその場から離れられません。
2、関しましては
SCやP処置の時だけは、今のところこっそりしています。
他の印象採得やTEK、シーラントなどの時は注意されました。
基本的に先生は、外科的処置の時でも左手のグローブのみです。
素手で血液を触っています。
アシストにつく衛生士も左手のグローブのみなので、先生ほどでは
ないにしても血液はつきます。
よろしくお願いします。
1、に関してですが
衛生士はフィルム、照射機のセットまでしてその後患者さんに押えてもらいます。
レントゲンのスイッチは先生が押します。
患者さんに押えてもらってから先生がスイッチを押すまでの間に衛生士はひたすら遠くに離れます。
(1〜2メートル程度)
遮蔽版などの防護はありません。
隣のユニット(2メートルくらい)でSRPなどの処置、説明を患者さんに行っているとどうしてもその場から離れられません。
2、関しましては
SCやP処置の時だけは、今のところこっそりしています。
他の印象採得やTEK、シーラントなどの時は注意されました。
基本的に先生は、外科的処置の時でも左手のグローブのみです。
素手で血液を触っています。
アシストにつく衛生士も左手のグローブのみなので、先生ほどでは
ないにしても血液はつきます。
よろしくお願いします。
回答4
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2010-06-23 00:33:24
>基本的に先生は、外科的処置の時でも左手のグローブのみです。
>素手で血液を触っています。
>アシストにつく衛生士も左手のグローブのみなので、先生ほどではないにしても血液はつきます。
肝炎患者さんでもですか!?
と言うか申告していない、知らないだけの隠れ肝炎患者さんは多くおられるので、どの患者さんの血液も触れないようにすることが大切だと私は教えられてきましたが。
ですから話を読む限り・・・
ちょっと、感染対策を考え直した方がいいかと^^;
間違ってもらいたくないのですが、医療従事者は自分の体を犠牲にまでして行うことが美徳ではありません。
正しい知識の範疇で患者さんの健康に寄与するのが医療従事者の行うべき行動だと私は思います。
>素手で血液を触っています。
>アシストにつく衛生士も左手のグローブのみなので、先生ほどではないにしても血液はつきます。
肝炎患者さんでもですか!?
と言うか申告していない、知らないだけの隠れ肝炎患者さんは多くおられるので、どの患者さんの血液も触れないようにすることが大切だと私は教えられてきましたが。
ですから話を読む限り・・・
ちょっと、感染対策を考え直した方がいいかと^^;
間違ってもらいたくないのですが、医療従事者は自分の体を犠牲にまでして行うことが美徳ではありません。
正しい知識の範疇で患者さんの健康に寄与するのが医療従事者の行うべき行動だと私は思います。
回答5
デンタルCTオフィスMatriX(横浜市中区)の稲垣です。
回答日時:2010-06-23 00:48:27
とても働きやすい職場、ということですが、スタッフは大きなリスクを背負わされているように感じます。
どれほど働きやすくても、スタッフのリスク管理がずさんでは、良い職場とは到底言えません。
1も2も問題があります。
印象やTEKでも、血液感染のリスクはゼロではありません。
そもそも、可能な限り全ての場面でグローブをすることが、リスク管理です。
ユニット撮影も、患者さんが不自由な場合など、仕方ない場合に行うやり方です。
常時そのようなやり方で、遮蔽板もない。
院長に自分の考えを伝えるか、退職するか。
残念ながら、このようなアドバイスしかできません。
りんりんりんみいさんも、我々と同じ医療従事者ですから、いろいろな勉強をして下さいね。働きやすさだけでなく、本当の意味で「良い職場」を探された方が良いように思います。
どれほど働きやすくても、スタッフのリスク管理がずさんでは、良い職場とは到底言えません。
1も2も問題があります。
印象やTEKでも、血液感染のリスクはゼロではありません。
そもそも、可能な限り全ての場面でグローブをすることが、リスク管理です。
ユニット撮影も、患者さんが不自由な場合など、仕方ない場合に行うやり方です。
常時そのようなやり方で、遮蔽板もない。
院長に自分の考えを伝えるか、退職するか。
残念ながら、このようなアドバイスしかできません。
りんりんりんみいさんも、我々と同じ医療従事者ですから、いろいろな勉強をして下さいね。働きやすさだけでなく、本当の意味で「良い職場」を探された方が良いように思います。
回答6
回答日時:2010-06-23 01:23:08
デンタルのチェアーサイドでの撮影についてですが、昭和の何年かまでの古い建築だと法的な問題はありません。
ただし、照射器を新しく交換する場合などは古いルールが適用されなくなるので、おそらくは古い照射器を使い続けているのだと思うのですが、照射器も実はどんどん進歩していますし、古い照射器から出るエックス線は、線質、機器の劣化による散乱線の増加、器械から出る電磁波の問題(まぁ問題と言っても実害はない程度でしょうが・・)がありますよね。
最近知ったのですが、最新の照射器って、見た目は変わりないのですが、中身はとてもよくなっています。
主には照射器から出る散乱線と、鉛以外のものに当たって微量に跳ね返ってくる線が問題でしょうが、2m近くの距離が取れるのなら被爆はゼロと言ってもいいレベルだとは思います。
障害物なしで真正面に立ってもせいぜい1.5m程度しか届きませんからね。(よね?稲垣先生)
ですので個人的にはチェアーサイドでも撮りたいですし、安全に行うことは出来ると考えています。
とは言え、私も退職をお勧めしますけどね。
もしくは院長に働きかけて、環境を変えるかどちらかでしょう。
本来は後者を選択してほしいです。
それと肝炎の方を特別扱いするのって、個人的にはちょっと。。
肝炎かどうかは関係なく、どこまでするのが十分かというのはとても難しい議論なのですが、正しい知識を持って恐れすぎず安易にも考えすぎず、誰に対しても分け隔てなく行う様にしましょうね。
それが出来ない環境なら出来る環境にして下さい。
衛生管理は際限なしにやるとお金も非常にかかりますので、財源のことも考えるために、少しは医院のお金の出入りについても知って下さい。
正しく知識を持った上で、自分が患者さんの立場でされたら嫌だと思うことは絶対にしてはいけません。
勉強もせずに知識もなく、放射線や病気を持っている方のことをむやみに怖がる様なことも、専門家として絶対にしてはいけないことですよ。
医療人として大切なことですから、よろしくお願いします。
良い衛生士になって下さいね。
ただし、照射器を新しく交換する場合などは古いルールが適用されなくなるので、おそらくは古い照射器を使い続けているのだと思うのですが、照射器も実はどんどん進歩していますし、古い照射器から出るエックス線は、線質、機器の劣化による散乱線の増加、器械から出る電磁波の問題(まぁ問題と言っても実害はない程度でしょうが・・)がありますよね。
最近知ったのですが、最新の照射器って、見た目は変わりないのですが、中身はとてもよくなっています。
主には照射器から出る散乱線と、鉛以外のものに当たって微量に跳ね返ってくる線が問題でしょうが、2m近くの距離が取れるのなら被爆はゼロと言ってもいいレベルだとは思います。
障害物なしで真正面に立ってもせいぜい1.5m程度しか届きませんからね。(よね?稲垣先生)
ですので個人的にはチェアーサイドでも撮りたいですし、安全に行うことは出来ると考えています。
とは言え、私も退職をお勧めしますけどね。
もしくは院長に働きかけて、環境を変えるかどちらかでしょう。
本来は後者を選択してほしいです。
それと肝炎の方を特別扱いするのって、個人的にはちょっと。。
肝炎かどうかは関係なく、どこまでするのが十分かというのはとても難しい議論なのですが、正しい知識を持って恐れすぎず安易にも考えすぎず、誰に対しても分け隔てなく行う様にしましょうね。
それが出来ない環境なら出来る環境にして下さい。
衛生管理は際限なしにやるとお金も非常にかかりますので、財源のことも考えるために、少しは医院のお金の出入りについても知って下さい。
正しく知識を持った上で、自分が患者さんの立場でされたら嫌だと思うことは絶対にしてはいけません。
勉強もせずに知識もなく、放射線や病気を持っている方のことをむやみに怖がる様なことも、専門家として絶対にしてはいけないことですよ。
医療人として大切なことですから、よろしくお願いします。
良い衛生士になって下さいね。
回答7
デンタルCTオフィスMatriX(横浜市中区)の稲垣です。
回答日時:2010-06-23 06:31:50
被曝に関して、渡辺先生が書かれていることが正解です(詳しく書くとかえって分かりづらくなりそう&情報が少なく判断できなかったので、手抜きしました)。
渡辺先生、ありがとうございます。
障害物なしでも、デンタル撮影装置なら、2mも離れれば問題ありません。
ただし、衛生士は医療従事者であっても、放射線業務従事者ではないのです。
被曝を管理される立場でもない。
チェアーサイドで撮影することや、その際の防護に関しては、情報が少ないので判断が難しかったのですが。グローブの件を考えると、自ずと推察されました。
あくまでも推察ですけど、
治療スタイルや便利さの方が、リスク管理より大事。
院長はこのように考えているのではないでしょうか。
今回のポイントは、りんりんりんみいさんの「不安」ですが、それを払拭できる要素はありません。
それと「不安」は漠然としたもののように感じました。
衛生士(医療従事者)としての心構えなどは、渡辺先生が書かれている通りです。
病院内で起こっている「出来事」に関して、もっと深く掘り下げて見られる視点を持てるよう、頑張って下さい!
渡辺先生、ありがとうございます。
障害物なしでも、デンタル撮影装置なら、2mも離れれば問題ありません。
ただし、衛生士は医療従事者であっても、放射線業務従事者ではないのです。
被曝を管理される立場でもない。
チェアーサイドで撮影することや、その際の防護に関しては、情報が少ないので判断が難しかったのですが。グローブの件を考えると、自ずと推察されました。
あくまでも推察ですけど、
治療スタイルや便利さの方が、リスク管理より大事。
院長はこのように考えているのではないでしょうか。
今回のポイントは、りんりんりんみいさんの「不安」ですが、それを払拭できる要素はありません。
それと「不安」は漠然としたもののように感じました。
衛生士(医療従事者)としての心構えなどは、渡辺先生が書かれている通りです。
病院内で起こっている「出来事」に関して、もっと深く掘り下げて見られる視点を持てるよう、頑張って下さい!
回答8
森永歯科医院(千葉県安房郡鋸南町)の森永です。
回答日時:2010-06-23 08:42:26
大体の状況は把握できました。
ありがとうございます。
先生方のご意見に同意です。
感染予防に関しては、グローブの件にのみならず医院のシステム全体を良く考える必要がありそうですね。
感染域と非感染域の区分のされ方とか・・。
院長先生とお話しをする・・・なかなか大変と思いますが、医療人としては必要なことと思います。
もちろん勉強した上でのお話となりますね。
頑張って下さい。
ありがとうございます。
先生方のご意見に同意です。
感染予防に関しては、グローブの件にのみならず医院のシステム全体を良く考える必要がありそうですね。
感染域と非感染域の区分のされ方とか・・。
院長先生とお話しをする・・・なかなか大変と思いますが、医療人としては必要なことと思います。
もちろん勉強した上でのお話となりますね。
頑張って下さい。
回答9
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-06-23 08:59:46
ご相談ありがとうございます。
状況が正確にわかりませんから、一般的に説明します。
先生方の説明通りデンタルレントゲン撮影による、妊娠への悪影響はゼロに近いと思います。
おそらく、まずその点は安心しても大丈夫です。
デンタルレントゲンの放射線はもともと非常に弱くて、渡辺先生の書いておられるように、横に散らばったり、他の物に当たって散乱した放射線を散乱線といいますが、これはもう無視しても良いくらいです。
さらに主放線といって真正面のごく狭い範囲だけにしか撮影できないほど、前方だけに細く放射は絞られていますが、それすらも弱く、何百万回も検査を受けたら発病するリスクが高まるくらいです。
さらに、空気の中を進むだけでどんどん減衰して減っていき、1.5メートルも離れればもう殆どなくなるほど弱い放射線です。
ちなみに大御所の歯科医師には、70才、80才、90才という年令の方もおり、何名かには直接お目にかかってもいますが、昔からずっと今でも歯科医師がフィルムを押さえて撮影していたと聞きます。
でも、一番強く放射線を浴びる人差し指ががんになったという話は全く聞きません。
小指の先を詰めている職種の方は世の中にたくさんおられるようですが、人差し指の先を詰めている歯医者は見たことがありません。
もちろん、身体の臓器によって感受性が違い、目の角膜等や、生殖器への被曝は用心しなければなりません。
つまり、正しい知識があり、適切な配慮がしてあれば、デンタルレントゲンはとても安全な検査機械です。
一般の方は、不要に怖がっていますから、医療職はきちんとして患者さんに安心していただく義務があります。
お話からすれば、逃げるときも隣で予防処置をしているときも、2メートルも離れていればふつうは大丈夫です。
当院ではきちんと防護設備をして保健所の検査も合格していますが、それでも私の職員全体で、被曝量をフィルムバッジで何年も測定したことがあります。
全くレントゲンを使っていないときと同じ、影響はゼロという結果でした。
ただ心配しながら毎日いることは精神的にはとてもよくありません。
せめて充分離れてから、スイッチを入れるように院長に話してみてはいかがでしょうか?
しかし、気の遠くなるような昔でなければ、レントゲンを設置するときに保健所の検査があり、レントゲン室以外は許可が出ないし、診療室全体を放射線防護したり職員の被爆の配慮をしたり、指導を受けるのではないかと思います。
そして、ゴム手袋をしないで血液をさわることは、医療職としてまた管理者として、今では認められない行為です。
医療者の感染リスクはもちろんのこと、交差感染といって来院者へ家族へも感染を広げる危険があります。
見た目に血液色をしていなくても、唾液についても同じです。
目で見て、手で触れて、血がついていないから、濡れていないから、色がつかないから、というだけで、ゴム手を使わないことは社会的には許されない時代となっています。
医療職として、世の中の信頼を得る仕事をしたい場合には、せめて最低限のことはしたり、また、しています、とはっきり口にしていえるようにしたいものです。
ご自分や家族のことはもちろん、同僚や、院長や、そして患者さんのためにも改善をはかるように医院全体で話し合いをしてみることをおすすめします。
皆が安心して受けられ、仕事ができる歯科医院にする義務があります。
ただ、院長先生のお話が直接聞けない一方的な状況説明では、正確なお話ではないかもしれないため、実は問題がない環境が考慮されているかもしれませんから、この回答はそんな場合はこんな考えもあるよという参考にしてください。
状況が正確にわかりませんから、一般的に説明します。
先生方の説明通りデンタルレントゲン撮影による、妊娠への悪影響はゼロに近いと思います。
おそらく、まずその点は安心しても大丈夫です。
デンタルレントゲンの放射線はもともと非常に弱くて、渡辺先生の書いておられるように、横に散らばったり、他の物に当たって散乱した放射線を散乱線といいますが、これはもう無視しても良いくらいです。
さらに主放線といって真正面のごく狭い範囲だけにしか撮影できないほど、前方だけに細く放射は絞られていますが、それすらも弱く、何百万回も検査を受けたら発病するリスクが高まるくらいです。
さらに、空気の中を進むだけでどんどん減衰して減っていき、1.5メートルも離れればもう殆どなくなるほど弱い放射線です。
ちなみに大御所の歯科医師には、70才、80才、90才という年令の方もおり、何名かには直接お目にかかってもいますが、昔からずっと今でも歯科医師がフィルムを押さえて撮影していたと聞きます。
でも、一番強く放射線を浴びる人差し指ががんになったという話は全く聞きません。
小指の先を詰めている職種の方は世の中にたくさんおられるようですが、人差し指の先を詰めている歯医者は見たことがありません。
もちろん、身体の臓器によって感受性が違い、目の角膜等や、生殖器への被曝は用心しなければなりません。
つまり、正しい知識があり、適切な配慮がしてあれば、デンタルレントゲンはとても安全な検査機械です。
一般の方は、不要に怖がっていますから、医療職はきちんとして患者さんに安心していただく義務があります。
お話からすれば、逃げるときも隣で予防処置をしているときも、2メートルも離れていればふつうは大丈夫です。
当院ではきちんと防護設備をして保健所の検査も合格していますが、それでも私の職員全体で、被曝量をフィルムバッジで何年も測定したことがあります。
全くレントゲンを使っていないときと同じ、影響はゼロという結果でした。
ただ心配しながら毎日いることは精神的にはとてもよくありません。
せめて充分離れてから、スイッチを入れるように院長に話してみてはいかがでしょうか?
しかし、気の遠くなるような昔でなければ、レントゲンを設置するときに保健所の検査があり、レントゲン室以外は許可が出ないし、診療室全体を放射線防護したり職員の被爆の配慮をしたり、指導を受けるのではないかと思います。
そして、ゴム手袋をしないで血液をさわることは、医療職としてまた管理者として、今では認められない行為です。
医療者の感染リスクはもちろんのこと、交差感染といって来院者へ家族へも感染を広げる危険があります。
見た目に血液色をしていなくても、唾液についても同じです。
目で見て、手で触れて、血がついていないから、濡れていないから、色がつかないから、というだけで、ゴム手を使わないことは社会的には許されない時代となっています。
医療職として、世の中の信頼を得る仕事をしたい場合には、せめて最低限のことはしたり、また、しています、とはっきり口にしていえるようにしたいものです。
ご自分や家族のことはもちろん、同僚や、院長や、そして患者さんのためにも改善をはかるように医院全体で話し合いをしてみることをおすすめします。
皆が安心して受けられ、仕事ができる歯科医院にする義務があります。
ただ、院長先生のお話が直接聞けない一方的な状況説明では、正確なお話ではないかもしれないため、実は問題がない環境が考慮されているかもしれませんから、この回答はそんな場合はこんな考えもあるよという参考にしてください。
回答10
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2010-06-23 12:32:42
こんにちは。
「妊娠を望んで」という点での今までのご質問ですよね?
だとすればレントゲンなんかより感染の方が問題ではないでしょうか。
肝炎だからという事は関係ありません。
一般的に感染症についてです。
答えは恐らくはご自身で考えている通りだと思います。
森川先生も同じ事書いていますよね。
ただ単に嫌な思いをするだけならかまいませんが、「妊娠」と感染となると話は別だと思いますよ。
嫌な思いだけでは済まされなかった場合に一生後悔しますからね。
また自分が感染しない事は自分の身を守るという意味だけではなく、その他の患者さん・自分の家族・スタッフ・その他不特定多数に感染を広めないという、医療人としての責任があると思います。
その医院が働きやすい職場であるかどうかは、感染の危険など諸々の事と同じレベルで語られる話ではないでしょう。
被曝に関しては皆さんの意見で出尽くしていると思います。
基本的に、おすすめできる環境という意味はありませんが、そこまで慎重にならずともご心配は少ないように思います。
「妊娠を望んで」という点での今までのご質問ですよね?
だとすればレントゲンなんかより感染の方が問題ではないでしょうか。
肝炎だからという事は関係ありません。
一般的に感染症についてです。
答えは恐らくはご自身で考えている通りだと思います。
森川先生も同じ事書いていますよね。
ただ単に嫌な思いをするだけならかまいませんが、「妊娠」と感染となると話は別だと思いますよ。
嫌な思いだけでは済まされなかった場合に一生後悔しますからね。
また自分が感染しない事は自分の身を守るという意味だけではなく、その他の患者さん・自分の家族・スタッフ・その他不特定多数に感染を広めないという、医療人としての責任があると思います。
その医院が働きやすい職場であるかどうかは、感染の危険など諸々の事と同じレベルで語られる話ではないでしょう。
被曝に関しては皆さんの意見で出尽くしていると思います。
基本的に、おすすめできる環境という意味はありませんが、そこまで慎重にならずともご心配は少ないように思います。
回答11
中山歯科医院(石川県金沢市)の中山です。
回答日時:2010-06-23 20:34:23
グローブに関しては、個人的には,論外だと思います。
歯科は、観血処置を伴うことが多いですので、感染症に関するリスクは、他の医師と比べても格段に高いと思います。
それは、自分の身を守るという点でもそうですが、患者様を守るという点でもそうです。
何かが起こったときに、後悔をしたくないのであれば、何らかの行動は起こされた方が良いと思います。
一番は、その医院でグローブをさせてもらえるようになるといいのですがね・・・・・
歯科は、観血処置を伴うことが多いですので、感染症に関するリスクは、他の医師と比べても格段に高いと思います。
それは、自分の身を守るという点でもそうですが、患者様を守るという点でもそうです。
何かが起こったときに、後悔をしたくないのであれば、何らかの行動は起こされた方が良いと思います。
一番は、その医院でグローブをさせてもらえるようになるといいのですがね・・・・・
タイトル | 妊娠希望の歯科衛生士、ユニットでのレントゲンと手袋無しの職場に不安 |
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質問者 | りんりんりんみいさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
専門的な質問その他 衛生士関連 レントゲン写真 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。