ハイブリッドセラミック製6本ブリッジに亀裂。最適な治療は?(海外)
相談者:
mirumiruさん (42歳:女性)
投稿日時:2010-06-26 20:54:14
初めまして。お世話になります。
10年程前に左上1番を抜歯したため、左右上1,2番4本をブリッジの差し歯にしました。
その後、2007年12月頃に、左上2番がひどい歯周病になり(顔が腫れ上がってしまいました)、結果左上2番も抜歯することになり、左上1、2番を部分入歯にしました。
あまりの不自由さに、2008年9月に健康だった左右上3番も削り6本連結のブリッジ(ハイブリッドセラミック)にしました。
この時噛み合わせが悪く喋るのにも支障があったため、2009年3月に全て作り直してもらいました。
作り直してからは問題がなかったのですが、2日前にクッキーを食べていたら、左上1番(抜歯した箇所)の裏側に亀裂が入ってしまいました。
鏡を使ってみてみたら、左右1番の間の下側から上に向かって5mm位完全に避けており、そこから左上1番の歯の裏側中央部で斜めに亀裂が入っているのがわかりました。(幸い欠けはありません)
その後12枚切の食パンや薄いピザでさえも噛むと歯が浮いた感じになり、怖くて前歯で物を噛むことができなくなりました。
奥歯で物を噛むのでさえ、前歯にあたらないようかなり気を使って噛むので、かなり疲れます。
担当歯科医に電話で相談したところ、同じ材質のもので補修すればまた半永久的に使えるとのことでしたが、治療後まだ1年ちょっとしかたっていない状態でこのようなトラブルがあったため、本当にもつものなのか疑問に思っています。
私のように二本も抜歯しているブリッジの場合は、保険適用の裏面が金属の歯の方が強度や耐久性は良いのでしょうか?
治療時に保障対象外と言われているので、費用的な面でも、1年わずかで再度ハイブリッド治療となると、厳しいものがあります。
また一度作り直しもしているので、何度も歯を削ることにも正直抵抗があります。
現状どのような治療が最適かアドバイスを頂けると幸いです。
なお、現在海外にいるため、治療は日本に帰国した時にする予定ですが、海外でも一時的に何か処置をして頂いた方が良いでしょうか?
場合によっては歯科治療のために、帰国を早めることも検討中です。
アドバイスの程、宜しくお願い致します。
10年程前に左上1番を抜歯したため、左右上1,2番4本をブリッジの差し歯にしました。
その後、2007年12月頃に、左上2番がひどい歯周病になり(顔が腫れ上がってしまいました)、結果左上2番も抜歯することになり、左上1、2番を部分入歯にしました。
あまりの不自由さに、2008年9月に健康だった左右上3番も削り6本連結のブリッジ(ハイブリッドセラミック)にしました。
この時噛み合わせが悪く喋るのにも支障があったため、2009年3月に全て作り直してもらいました。
作り直してからは問題がなかったのですが、2日前にクッキーを食べていたら、左上1番(抜歯した箇所)の裏側に亀裂が入ってしまいました。
鏡を使ってみてみたら、左右1番の間の下側から上に向かって5mm位完全に避けており、そこから左上1番の歯の裏側中央部で斜めに亀裂が入っているのがわかりました。(幸い欠けはありません)
その後12枚切の食パンや薄いピザでさえも噛むと歯が浮いた感じになり、怖くて前歯で物を噛むことができなくなりました。
奥歯で物を噛むのでさえ、前歯にあたらないようかなり気を使って噛むので、かなり疲れます。
担当歯科医に電話で相談したところ、同じ材質のもので補修すればまた半永久的に使えるとのことでしたが、治療後まだ1年ちょっとしかたっていない状態でこのようなトラブルがあったため、本当にもつものなのか疑問に思っています。
私のように二本も抜歯しているブリッジの場合は、保険適用の裏面が金属の歯の方が強度や耐久性は良いのでしょうか?
治療時に保障対象外と言われているので、費用的な面でも、1年わずかで再度ハイブリッド治療となると、厳しいものがあります。
また一度作り直しもしているので、何度も歯を削ることにも正直抵抗があります。
現状どのような治療が最適かアドバイスを頂けると幸いです。
なお、現在海外にいるため、治療は日本に帰国した時にする予定ですが、海外でも一時的に何か処置をして頂いた方が良いでしょうか?
場合によっては歯科治療のために、帰国を早めることも検討中です。
アドバイスの程、宜しくお願い致します。
回答1
回答日時:2010-06-27 02:46:23
はじめまして。
>担当歯科医に電話で相談したところ、同じ材質のもので補修すればまた半永久的に使えるとのことでしたが、治療後まだ1年ちょっとしかたっていない状態でこのようなトラブルがあったため、本当にもつものなのか疑問に思っています。
いや、持たないと思います。。
ちょっと楽観的すぎると個人的には思うのですが、、私は、最初から設計に無理がある様に感じてしまいます。
ハイブリッドセラミックには、そんなに強度はありませんからね。
通常2本以上の欠損を補うブリッジであれば、メタルかジルコニアと言う材質を使った骨組みを使用します。
それでも細心の注意を払って設計しないとトラブルの元なのですが、一般的にはそこそこ持たせることなら出来るでしょうね。
私だったら、金額的にキツイですけど、(日本の制度で言うところの)自費の、メタルかジルコニアを使ったブリッジか、あるいはインプラントで悩むと思いますよ。
どちらが良い・・と言うのはもう完全にケースバイケースなのですが、自費ブリッジだと費用は前回の2〜3倍、インプラントまで入れると更に倍ぐらいになるかも知れませんので、そちらで治療を受けるのも十分選択肢になるかと思います。
>現在海外にいるため、治療は日本に帰国した時にする予定ですが、海外でも一時的に何か処置をして頂いた方が良いでしょうか?
の方がいいと思いますよ。
どちらで治療を受けるかについては、技術やコストの面など、色々な意味で確かに迷うところではあるのですが・・
私だったら、ひとまずそちらで応急処置をしておいて、日本の信頼出来そうな医院をネットなどで探し出し、メールでアポイントの打ち合わせをして、日本で自費のブリッジにすると思います。
(インプラントについては実際に診察を受けないと判断出来ない&時間がかかる&メインテナンスの不安があるので)
治療にかかる期間は医院の混み具合などにも左右されますが、2週間〜1.5ヶ月ぐらいは見ておきたいですね。
大分想像で書いてる部分もありますので、参考程度にして下さい。
お大事にどうぞ。
>担当歯科医に電話で相談したところ、同じ材質のもので補修すればまた半永久的に使えるとのことでしたが、治療後まだ1年ちょっとしかたっていない状態でこのようなトラブルがあったため、本当にもつものなのか疑問に思っています。
いや、持たないと思います。。
ちょっと楽観的すぎると個人的には思うのですが、、私は、最初から設計に無理がある様に感じてしまいます。
ハイブリッドセラミックには、そんなに強度はありませんからね。
通常2本以上の欠損を補うブリッジであれば、メタルかジルコニアと言う材質を使った骨組みを使用します。
それでも細心の注意を払って設計しないとトラブルの元なのですが、一般的にはそこそこ持たせることなら出来るでしょうね。
私だったら、金額的にキツイですけど、(日本の制度で言うところの)自費の、メタルかジルコニアを使ったブリッジか、あるいはインプラントで悩むと思いますよ。
どちらが良い・・と言うのはもう完全にケースバイケースなのですが、自費ブリッジだと費用は前回の2〜3倍、インプラントまで入れると更に倍ぐらいになるかも知れませんので、そちらで治療を受けるのも十分選択肢になるかと思います。
>現在海外にいるため、治療は日本に帰国した時にする予定ですが、海外でも一時的に何か処置をして頂いた方が良いでしょうか?
の方がいいと思いますよ。
どちらで治療を受けるかについては、技術やコストの面など、色々な意味で確かに迷うところではあるのですが・・
私だったら、ひとまずそちらで応急処置をしておいて、日本の信頼出来そうな医院をネットなどで探し出し、メールでアポイントの打ち合わせをして、日本で自費のブリッジにすると思います。
(インプラントについては実際に診察を受けないと判断出来ない&時間がかかる&メインテナンスの不安があるので)
治療にかかる期間は医院の混み具合などにも左右されますが、2週間〜1.5ヶ月ぐらいは見ておきたいですね。
大分想像で書いてる部分もありますので、参考程度にして下さい。
お大事にどうぞ。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-06-27 05:36:56
mirumiruさまおはようございます。
ハイブリッドの前歯2本欠損のブリッジに亀裂が入ってしまい作り直しに付いての御相談ですね。
お口の中の状態を診察したわけではないのでどのような解決すべき問題があるのかまで正確にはわかりませんが、歯周病が絡んでいそうなので歯周病についても治しておかなければ今後それにまつわるトラブルが起こりそうに思います。
欠損補綴については個人的にはインプラントは避けたほうがいいと思います。
素材としては審美性を重視なさるならジルコニアがお勧めです。多少の審美性は我慢できるならメタルボンドでもいいように思います。
費用をあまり掛けることが出来ないようなら保険の前装冠になると思います、いずれを選択するにしろ腕のいい親切なDrを選ばないとまたトラブルが起こるかも知れません。
慎重の上にも慎重に主治医を選ばれることをお勧めいたします。
参考になれば幸いです。
歯周病 http://yamadashika.jp/perio.html
ジルコニアブリッジその1 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1715
ジルコニアブリッジその2 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1105
ハイブリッドの前歯2本欠損のブリッジに亀裂が入ってしまい作り直しに付いての御相談ですね。
お口の中の状態を診察したわけではないのでどのような解決すべき問題があるのかまで正確にはわかりませんが、歯周病が絡んでいそうなので歯周病についても治しておかなければ今後それにまつわるトラブルが起こりそうに思います。
欠損補綴については個人的にはインプラントは避けたほうがいいと思います。
素材としては審美性を重視なさるならジルコニアがお勧めです。多少の審美性は我慢できるならメタルボンドでもいいように思います。
費用をあまり掛けることが出来ないようなら保険の前装冠になると思います、いずれを選択するにしろ腕のいい親切なDrを選ばないとまたトラブルが起こるかも知れません。
慎重の上にも慎重に主治医を選ばれることをお勧めいたします。
参考になれば幸いです。
歯周病 http://yamadashika.jp/perio.html
ジルコニアブリッジその1 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1715
ジルコニアブリッジその2 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1105
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-06-27 16:41:27
そうですねぇ…。
>ハイブリッドセラミックには、そんなに強度はありませんからね。
まあ、そうなんですが、さすがに???12?の設計で「ハイブリッドジャケットクラウン+ファイバーブリッジ」にはしていないと思いますよ。
「ハイブリッドセラミックス前装のブリッジ」
と言う事ではないでしょうか?
だとすれば、補修で治せちゃう気もするんですけどね…。
ただ、担当の先生のおっしゃるよう「補修すればまた半永久的に使える」は無いと思いますよ。
僕自身ハイブリッド大好きで多用しますが、患者さんには必ず「5〜10年で作り替える事を前提に考えておいてくださいね」とは言います。
もちろん、問題無く使えていれば20年でも30年でも使っていただいて構わないのですが、いかんせんデータがありませんからね。
>ハイブリッドセラミックには、そんなに強度はありませんからね。
まあ、そうなんですが、さすがに???12?の設計で「ハイブリッドジャケットクラウン+ファイバーブリッジ」にはしていないと思いますよ。
「ハイブリッドセラミックス前装のブリッジ」
と言う事ではないでしょうか?
だとすれば、補修で治せちゃう気もするんですけどね…。
ただ、担当の先生のおっしゃるよう「補修すればまた半永久的に使える」は無いと思いますよ。
僕自身ハイブリッド大好きで多用しますが、患者さんには必ず「5〜10年で作り替える事を前提に考えておいてくださいね」とは言います。
もちろん、問題無く使えていれば20年でも30年でも使っていただいて構わないのですが、いかんせんデータがありませんからね。
回答4
回答日時:2010-06-27 17:52:46
>「ハイブリッドセラミックス前装のブリッジ」
>と言う事ではないでしょうか?
なるほどそういう意味ですか。
裏側にメタルが見えていればタイヨウ先生の予想通りということですね。
だったらブリッジに使用するというところまでは理解できますね。
あ、でも文面からは、ジャケット(裏まで全て白いハイブリッドセラミック)っぽい感じもしますが・・
>と言う事ではないでしょうか?
なるほどそういう意味ですか。
裏側にメタルが見えていればタイヨウ先生の予想通りということですね。
だったらブリッジに使用するというところまでは理解できますね。
あ、でも文面からは、ジャケット(裏まで全て白いハイブリッドセラミック)っぽい感じもしますが・・
相談者からの返信
相談者:
mirumiruさん
返信日時:2010-06-27 19:17:10
先生方、早速のご回答ありがとうございました。
「ハイブリッドセラミックス前装のブリッジ」がどういうものかわからず調べていた所ですが、渡辺先生のコメントでしっくりきました。
私の六本ブリッジの歯は、裏面も真っ白で透き通って見えるので、金属は一切使用されていないと思います。
今回の六本ブリッジの治療は、海外に行く直前で、あまり時間もなかったことから、美容歯科で行いました。
そして、歯の材質についての選択肢は、オールセラミックかハイブリッドセラミックの二つしかありませんでした。
先生方のコメントを読んでいると、かなり無理がある素材・設計ということになりますね。
同じ材質のもので補修をしても、またいつ何時トラブルが発生してもおかしくないようなので、治療の選択肢としては、補修をしてそのまま使い続けるということは除外し、再度強度のある素材を使って作り直した方が良いということですよね。
ここ数日、歯磨きの際のうがいも恐る恐る行っている状態ですので、現地の歯医者さんに行って応急処置をして頂こうと思います。
いろいろ為になる情報を頂き、大変参考になりました。
ありがとうございました。
「ハイブリッドセラミックス前装のブリッジ」がどういうものかわからず調べていた所ですが、渡辺先生のコメントでしっくりきました。
私の六本ブリッジの歯は、裏面も真っ白で透き通って見えるので、金属は一切使用されていないと思います。
今回の六本ブリッジの治療は、海外に行く直前で、あまり時間もなかったことから、美容歯科で行いました。
そして、歯の材質についての選択肢は、オールセラミックかハイブリッドセラミックの二つしかありませんでした。
先生方のコメントを読んでいると、かなり無理がある素材・設計ということになりますね。
同じ材質のもので補修をしても、またいつ何時トラブルが発生してもおかしくないようなので、治療の選択肢としては、補修をしてそのまま使い続けるということは除外し、再度強度のある素材を使って作り直した方が良いということですよね。
ここ数日、歯磨きの際のうがいも恐る恐る行っている状態ですので、現地の歯医者さんに行って応急処置をして頂こうと思います。
いろいろ為になる情報を頂き、大変参考になりました。
ありがとうございました。
相談者からの返信
相談者:
mirumiruさん
返信日時:2010-06-27 20:00:41
タイトル | ハイブリッドセラミック製6本ブリッジに亀裂。最適な治療は?(海外) |
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質問者 | mirumiruさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ブリッジ治療法 ブリッジに関するトラブル ブリッジその他 海外その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。