歯科でレセプトがオンライン化された場合の個人情報が心配
相談者:
moareさん (32歳:女性)
投稿日時:2010-06-29 00:06:21
こんにちは。
近いうちにレセプトのオンライン化が一斉に始まると聞きました。
患者側からすると心配なのは個人情報の問題です。
オンライン化されればその患者が過去にどこの病院に行ってどのような治療を受けたなどどこまで、歯科医院側にわかってしまうのでしょうか?
水虫やら、性病やら、あまり他人には知られたくないような病気に
もしなってしまった場合にそんな情報まで知られてしまう恐れもあるのですか?
近いうちにレセプトのオンライン化が一斉に始まると聞きました。
患者側からすると心配なのは個人情報の問題です。
オンライン化されればその患者が過去にどこの病院に行ってどのような治療を受けたなどどこまで、歯科医院側にわかってしまうのでしょうか?
水虫やら、性病やら、あまり他人には知られたくないような病気に
もしなってしまった場合にそんな情報まで知られてしまう恐れもあるのですか?
回答1
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2010-06-29 12:38:06
こんにちは。
これに関しては我々も分からないことだらけです。どのように運用するのか不明ですし・・・。
どのようにシステムが組まれるのかも分かりません。
最大の目的は医療費の抑制です。
それと、情報の一元化だと思います。
>オンライン化されればその患者が過去にどこの病院に行ってどのような治療を受けたなどどこまで歯科医院側にわかってしまうのでしょうか?
おぼろげながらですが、医療機関に通院したことはデータ上残るでしょうし、保険証の中にも情報を入れる事ができるようになるでしょう。
で、その保険証が有効か無効化の確認を各診療所で分かるようになるでしょう。
そして、各検査情報、処方された薬も診療所で分かるようになるでしょう。
上に書いたのは私の推測です。
その様になると楽だなと思います。
>水虫やら、性病やら、あまり他人には知られたくないような病気にもしなってしまった場合にそんな情報まで知られてしまう恐れもあるのですか?
今は全身疾患と口腔の疾患と別とは考えられないので、本来は初診の段階で医師、歯科医に話すべきでしょうね。
それこそ使う薬、診療態勢にも絡んできます。
セキュリティーで気をつけなければならないのは、医療機関とは全く違う第3者がその情報を入手する事です。
いろいろ書きましたが、いわゆる一開業医が分かる問題ではありません。
政治的な問題も絡んできます。
また、本来ここで扱う相談とは少し離れているような気がします。
これに関しては我々も分からないことだらけです。どのように運用するのか不明ですし・・・。
どのようにシステムが組まれるのかも分かりません。
最大の目的は医療費の抑制です。
それと、情報の一元化だと思います。
>オンライン化されればその患者が過去にどこの病院に行ってどのような治療を受けたなどどこまで歯科医院側にわかってしまうのでしょうか?
おぼろげながらですが、医療機関に通院したことはデータ上残るでしょうし、保険証の中にも情報を入れる事ができるようになるでしょう。
で、その保険証が有効か無効化の確認を各診療所で分かるようになるでしょう。
そして、各検査情報、処方された薬も診療所で分かるようになるでしょう。
上に書いたのは私の推測です。
その様になると楽だなと思います。
>水虫やら、性病やら、あまり他人には知られたくないような病気にもしなってしまった場合にそんな情報まで知られてしまう恐れもあるのですか?
今は全身疾患と口腔の疾患と別とは考えられないので、本来は初診の段階で医師、歯科医に話すべきでしょうね。
それこそ使う薬、診療態勢にも絡んできます。
セキュリティーで気をつけなければならないのは、医療機関とは全く違う第3者がその情報を入手する事です。
いろいろ書きましたが、いわゆる一開業医が分かる問題ではありません。
政治的な問題も絡んできます。
また、本来ここで扱う相談とは少し離れているような気がします。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-06-29 12:49:18
今の所「一方通行(病院→社会保険事務局)」と聞いております。
従って「そんな情報まで知られてしまう恐れ」は薄いのではないかと…。
レセプトとカルテは別モノです。
カルテには症状や処置などが詳しく記載されております。
レセプトはカルテに記載されている内容から診療報酬に必要な項目だけを抜粋して社会保険事務局に提出するものです。
カルテ
○月○日
病名、症状、レントゲン(病気が見えた)、処置、薬の処方
○月×日
症状に変化あり、処置、薬の処方
○月△日
症状緩和、レントゲン(病気が消えた)処置
レセプト
○月
病名、レントゲン×2、処置×3回、薬×2、処方料×2
といった具合。
なので、病名や処置は解るにせよ、レセプトでは細かい病気の経緯などは解りません。
レセプトオンラインになっても同じです。
カルテがオンラインになると変わってくるのかもしれませんが…。
あ、田部先生とかぶりましたね。
田部先生も書かれている通り、政治的要素が絡んでくるので、我々にも何も知らされていないと言うのが現状ですね。
従って「そんな情報まで知られてしまう恐れ」は薄いのではないかと…。
レセプトとカルテは別モノです。
カルテには症状や処置などが詳しく記載されております。
レセプトはカルテに記載されている内容から診療報酬に必要な項目だけを抜粋して社会保険事務局に提出するものです。
カルテ
○月○日
病名、症状、レントゲン(病気が見えた)、処置、薬の処方
○月×日
症状に変化あり、処置、薬の処方
○月△日
症状緩和、レントゲン(病気が消えた)処置
レセプト
○月
病名、レントゲン×2、処置×3回、薬×2、処方料×2
といった具合。
なので、病名や処置は解るにせよ、レセプトでは細かい病気の経緯などは解りません。
レセプトオンラインになっても同じです。
カルテがオンラインになると変わってくるのかもしれませんが…。
あ、田部先生とかぶりましたね。
田部先生も書かれている通り、政治的要素が絡んでくるので、我々にも何も知らされていないと言うのが現状ですね。
回答3
森永歯科医院(千葉県安房郡鋸南町)の森永です。
回答日時:2010-06-29 13:23:10
オンライン化が最も遅れているのは歯科診療所で、医科や調剤、介護保険などはすでにオンラインが主流です。
現在はタイヨウ先生のおっしゃる通り一方通行。
ですが将来的には田部先生の言われるように、医療情報の相互利用が想定されています。
セキュリティに関しては、ハードやプログラム関係はかなりしっかりしたものができていますが、運用面が一番不安でしょうね。
ちなみに、次回の改定以後はレセ電、オンライン請求に関して処置の日付情報も入ることになっています。
これは対応が必要になるかもしれません。
現在はタイヨウ先生のおっしゃる通り一方通行。
ですが将来的には田部先生の言われるように、医療情報の相互利用が想定されています。
セキュリティに関しては、ハードやプログラム関係はかなりしっかりしたものができていますが、運用面が一番不安でしょうね。
ちなみに、次回の改定以後はレセ電、オンライン請求に関して処置の日付情報も入ることになっています。
これは対応が必要になるかもしれません。
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2010-06-29 19:37:30
タイヨウ先生>
>従って「そんな情報まで知られてしまう恐れ」は薄いのではないかと…。
レセプトに書かれている病名と処置って、普通の人にとっては十分に”そんな情報まで”といった気持ちになると思いますよ。
現状でも、通院中の医療機関の職員のみならず、レセプトの審査を行なっている支払基金の職員と支払う側の健康保険組合の職員は職種によっては、情報を入手できると思います。
また、将来的に他の医療機関の情報を入手できるようになる可能性は高いと思いますが、(特定の人物の年金記録を見ただけで首になるくらいでから)おそらく患者さん本人の同意が必要という条件がついてくるんじゃないでしょうか。
>従って「そんな情報まで知られてしまう恐れ」は薄いのではないかと…。
レセプトに書かれている病名と処置って、普通の人にとっては十分に”そんな情報まで”といった気持ちになると思いますよ。
現状でも、通院中の医療機関の職員のみならず、レセプトの審査を行なっている支払基金の職員と支払う側の健康保険組合の職員は職種によっては、情報を入手できると思います。
また、将来的に他の医療機関の情報を入手できるようになる可能性は高いと思いますが、(特定の人物の年金記録を見ただけで首になるくらいでから)おそらく患者さん本人の同意が必要という条件がついてくるんじゃないでしょうか。
タイトル | 歯科でレセプトがオンライン化された場合の個人情報が心配 |
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質問者 | moareさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。