右上1番の再根管治療後も再発が心配なので、被せずに詰物にするのは?
相談者:
misakiyuさん (35歳:女性)
投稿日時:2010-07-12 10:23:14
はじめて質問させていただきます。
25年ほど前、右上1番の神経を虫歯のために抜きました。
今回、歯茎にフィステルができたために、この歯の根管治療を行い、ひと段落いたしました。
そこで、次回詰め物をするか、保険適用でかぶせるか、自費でかぶせるか、を選択するのですが、決めかねております。
費用はかかっても問題ないのですが、今回の状況がいつ再発するかわからないということで、せっかくかぶせてもとらなければいけない。
又、担当医の仰るには、歯茎のためには、自然な歯のままの方が良いという点もある。
しかし、今の状況では詰めるだけでどこまでもつかは分からない。
私の素人考えでは、今は詰め物を選択して、後々欠けたりなどの問題が出れば、かぶせにする。と思っているのですが、これで何か今後に不都合はありますでしょうか?
尚、右上1番は神経を抜いた際、かなり大きく削られており、すこし黒ずんでおります。
ご助言いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
25年ほど前、右上1番の神経を虫歯のために抜きました。
今回、歯茎にフィステルができたために、この歯の根管治療を行い、ひと段落いたしました。
そこで、次回詰め物をするか、保険適用でかぶせるか、自費でかぶせるか、を選択するのですが、決めかねております。
費用はかかっても問題ないのですが、今回の状況がいつ再発するかわからないということで、せっかくかぶせてもとらなければいけない。
又、担当医の仰るには、歯茎のためには、自然な歯のままの方が良いという点もある。
しかし、今の状況では詰めるだけでどこまでもつかは分からない。
私の素人考えでは、今は詰め物を選択して、後々欠けたりなどの問題が出れば、かぶせにする。と思っているのですが、これで何か今後に不都合はありますでしょうか?
尚、右上1番は神経を抜いた際、かなり大きく削られており、すこし黒ずんでおります。
ご助言いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
回答1
回答2
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-07-12 10:38:19
根管治療を終わって補綴物を保険でするか自費にするか迷っておられるのですね。
私は基本的に自費はあまり勧めないのですがmisakiyuさんの場合は自費を勧めると思います。
その理由ですが、25年前に神経を取られたの事ですね、つまり10歳ぐらいの時に、となると1番の神経がかなり太い状態で抜髄した事になります。
このような歯にメタルコアを入れると根破折の原因になりかねません、予防のためにはファイバーコアの様なものが良いと思います。
ファイバーコアは自費ですから、自ずと補綴物も自費になります。
御参考になったでしょうか。
私は基本的に自費はあまり勧めないのですがmisakiyuさんの場合は自費を勧めると思います。
その理由ですが、25年前に神経を取られたの事ですね、つまり10歳ぐらいの時に、となると1番の神経がかなり太い状態で抜髄した事になります。
このような歯にメタルコアを入れると根破折の原因になりかねません、予防のためにはファイバーコアの様なものが良いと思います。
ファイバーコアは自費ですから、自ずと補綴物も自費になります。
御参考になったでしょうか。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-07-12 10:38:46
仮詰めで審美的に容認できるのであれば、一年くらい様子を見るのが
良いでしょう。
または芯棒を仮着して被せ物を仮歯にして様子見をする手もあります。
審美性の良い保険外の治療を想定しているのでしたら、何らかの方法で根管治療の予後を見届けてからするのが良いと思います。
良いでしょう。
または芯棒を仮着して被せ物を仮歯にして様子見をする手もあります。
審美性の良い保険外の治療を想定しているのでしたら、何らかの方法で根管治療の予後を見届けてからするのが良いと思います。
相談者からの返信
相談者:
misakiyuさん
返信日時:2010-07-12 10:51:48
上田先生、細見先生、松山先生
ご多忙中、返信していただきありがとうございます。
審美的には、前歯の黒ずみ、というものはありますが、今までもずっとそうでしたし、今すぐに綺麗にしたいと思うほどではありません。
1年ほど様子を見てから、保険外の治療を行うということも可能なのですね。
ただ、このように担当医に伝えても気分を害されたりはしないでしょうか?
(その方にもよるので分からないとは思うのですが、歯科医のお立場上、いかがでしょうか?)
メタルコアとファイバーコアですが、セラミックというと、ファイバーコアになるのでしょうか?
25年前には神経を抜いた後、金属が入っていたようです。
かなり頑丈なものだったようです。
ご多忙中、返信していただきありがとうございます。
審美的には、前歯の黒ずみ、というものはありますが、今までもずっとそうでしたし、今すぐに綺麗にしたいと思うほどではありません。
1年ほど様子を見てから、保険外の治療を行うということも可能なのですね。
ただ、このように担当医に伝えても気分を害されたりはしないでしょうか?
(その方にもよるので分からないとは思うのですが、歯科医のお立場上、いかがでしょうか?)
メタルコアとファイバーコアですが、セラミックというと、ファイバーコアになるのでしょうか?
25年前には神経を抜いた後、金属が入っていたようです。
かなり頑丈なものだったようです。
回答4
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2010-07-12 11:35:57
こんにちは、
フィステルが出来てしまっていると不安になりますね。。。
私の場合、感染根管は3ヶ月、6ヶ月後にレントゲン診断して骨の改善が見られれば最終補綴に移行していきます。
6ヶ月フィステルが出来ず、骨も元の状態に近ければ多くの場合問題なく経過しています。
ただ根管治療後、細菌が上から(治療した穴)入らないに接着性の材料で蓋や、コアは直に立ててしまいますけど。
(経過を見ている間に再感染させては意味がないので)
>今は詰め物を選択して、後々欠けたりなどの問題が出れば、かぶせにする。と思っているのですが、これで何か今後に不都合はありますでしょうか?
私もこの考え方なのですが、これは先生の考え方治療方針によるところが大きいので一度聞いてみてください。
レジンだけを詰めて終わるにはそういった先生を探す必要があります。
(レジンが得意な先生である必要があります)
>このように担当医に伝えても気分を害されたりはしないでしょうか?
おっしゃるように先生によりますね^^;
>メタルコアとファイバーコアですが、セラミックというと、ファイバーコアになるのでしょうか?
先生にもより材料の取り扱いは違いますが、今の審美の考え方ではオールセラミックにするのなら、白いファイバーコアなどが理想的な組み合わせです。
過去の相談にもありますが、オールセラミックでも金属コアを選択される先生もおられますので先に聞かれておかれた方がいいと思いますよ。
おだいじに
フィステルが出来てしまっていると不安になりますね。。。
私の場合、感染根管は3ヶ月、6ヶ月後にレントゲン診断して骨の改善が見られれば最終補綴に移行していきます。
6ヶ月フィステルが出来ず、骨も元の状態に近ければ多くの場合問題なく経過しています。
ただ根管治療後、細菌が上から(治療した穴)入らないに接着性の材料で蓋や、コアは直に立ててしまいますけど。
(経過を見ている間に再感染させては意味がないので)
>今は詰め物を選択して、後々欠けたりなどの問題が出れば、かぶせにする。と思っているのですが、これで何か今後に不都合はありますでしょうか?
私もこの考え方なのですが、これは先生の考え方治療方針によるところが大きいので一度聞いてみてください。
レジンだけを詰めて終わるにはそういった先生を探す必要があります。
(レジンが得意な先生である必要があります)
>このように担当医に伝えても気分を害されたりはしないでしょうか?
おっしゃるように先生によりますね^^;
>メタルコアとファイバーコアですが、セラミックというと、ファイバーコアになるのでしょうか?
先生にもより材料の取り扱いは違いますが、今の審美の考え方ではオールセラミックにするのなら、白いファイバーコアなどが理想的な組み合わせです。
過去の相談にもありますが、オールセラミックでも金属コアを選択される先生もおられますので先に聞かれておかれた方がいいと思いますよ。
おだいじに
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-07-12 14:51:42
僕も井野先生と同意見です。
現時点で差し歯になっておらず、裏から穴をあけて根管治療を行ったと言う事であれば穴だけをレジンで埋めて半年〜1年くらい様子を見ると思います。
(仮詰めのままでは再感染させてしまう恐れがあるので、井野先生同様しっかりと蓋をします)
変色が気になるのであれば「インターナルブリーチ」で(多少)元に度す事は可能です。
経過観察の後、根管治療の結果が良好であればその後の事はそこで考えるようにしています。
(可能であれば一生レジン充填と言う選択肢もアリだと思っていますから)
>このように担当医に伝えても気分を害されたりはしないでしょうか?
担当の先生次第ですね。
現時点で差し歯になっておらず、裏から穴をあけて根管治療を行ったと言う事であれば穴だけをレジンで埋めて半年〜1年くらい様子を見ると思います。
(仮詰めのままでは再感染させてしまう恐れがあるので、井野先生同様しっかりと蓋をします)
変色が気になるのであれば「インターナルブリーチ」で(多少)元に度す事は可能です。
経過観察の後、根管治療の結果が良好であればその後の事はそこで考えるようにしています。
(可能であれば一生レジン充填と言う選択肢もアリだと思っていますから)
>このように担当医に伝えても気分を害されたりはしないでしょうか?
担当の先生次第ですね。
回答6
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-07-12 15:58:00
回答7
回答8
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2010-07-12 17:01:48
misakiyuさん
文面から
・根管治療の再発のリスクがある
・歯茎と接するところまでは削っていない
・詰物が脱離するリスクがある程度には削ってある
・担当医も詰物か冠か迷っている
と推測されます
なのでmisakiyuさんが、審美的にはあまり気にされないのであれば、今回は詰物で経過観察するのが良いと思います。
ただ、かみ合わせ等の問題で垂直破折のリスクが高いかどうかは確認しておいた方が良いでしょう。
>1年ほど様子を見てから、保険外の治療を行うということも可能なのですね。
>ただ、このように担当医に伝えても気分を害されたりはしないでしょうか?
担当医の提案した選択肢に詰物も入っていますので「詰物でお願いします」で良いのでは?
担当医自身も再根管治療のリスクを危惧しているようなので、「俺の根管治療を信じられないのかっ!」とはならないと思います。
ご参考まで・・・
文面から
・根管治療の再発のリスクがある
・歯茎と接するところまでは削っていない
・詰物が脱離するリスクがある程度には削ってある
・担当医も詰物か冠か迷っている
と推測されます
なのでmisakiyuさんが、審美的にはあまり気にされないのであれば、今回は詰物で経過観察するのが良いと思います。
ただ、かみ合わせ等の問題で垂直破折のリスクが高いかどうかは確認しておいた方が良いでしょう。
>1年ほど様子を見てから、保険外の治療を行うということも可能なのですね。
>ただ、このように担当医に伝えても気分を害されたりはしないでしょうか?
担当医の提案した選択肢に詰物も入っていますので「詰物でお願いします」で良いのでは?
担当医自身も再根管治療のリスクを危惧しているようなので、「俺の根管治療を信じられないのかっ!」とはならないと思います。
ご参考まで・・・
回答9
回答日時:2010-07-12 17:32:39
こんにちは。
>今回の状況がいつ再発するかわからない
ということであれば、私もまずは「レジンを詰める」ことをお勧めしたいですね。
費用的に抑えられるのと、やり直しになった場合にお互いの負担が少ないという点で。
歯の変色に関しては、タイヨウ先生が書かれたように「インターナルブリーチ」をやってみるのもひとつの方法です。
ただ、歯頸部(歯の根元)がなかなかキレイになってくれないケースもあります。
半年なり1年レジンで様子見て、問題が生じなければ「さぁ、どうする」ということでも良いように思えます。
参考までに。
>今回の状況がいつ再発するかわからない
ということであれば、私もまずは「レジンを詰める」ことをお勧めしたいですね。
費用的に抑えられるのと、やり直しになった場合にお互いの負担が少ないという点で。
歯の変色に関しては、タイヨウ先生が書かれたように「インターナルブリーチ」をやってみるのもひとつの方法です。
ただ、歯頸部(歯の根元)がなかなかキレイになってくれないケースもあります。
半年なり1年レジンで様子見て、問題が生じなければ「さぁ、どうする」ということでも良いように思えます。
参考までに。
相談者からの返信
相談者:
misakiyuさん
返信日時:2010-07-12 19:45:16
井野先生、タイヨウ先生、藤森先生、中山先生、杉原先生、吉岡先生
非常に分かりやすくご回答いただきありがとうございます。
先生方のご意見を参考に、やはり詰め物で様子を見させていただこうと思います。
非常に悩んでおりましたので、大変助かりました。
ありがとうございました。
非常に分かりやすくご回答いただきありがとうございます。
先生方のご意見を参考に、やはり詰め物で様子を見させていただこうと思います。
非常に悩んでおりましたので、大変助かりました。
ありがとうございました。
タイトル | 右上1番の再根管治療後も再発が心配なので、被せずに詰物にするのは? |
---|---|
質問者 | misakiyuさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の失敗・再治療 根管治療後の詰め物・被せ物 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。