噛む時に痛いが原因が判らず、痛む歯も増えている

相談者: masuさん (45歳:女性)
投稿日時:2010-07-18 12:12:16
始めまして、どうぞよろしくお願いします。

物を噛むとき(せんべいのようにかたいものではなく、ご飯や麺類のように弾力性のあるもの)、噛んで上下の歯を離す時に、左上に強い痛みを感じます。

半年ほど前から違和感を感じ、徐々に強くなり、痛みになっていきました。


また、その他に冷たい飲み物が左側に入ると、いてもたってもいられないような、飛び上がるような感じもありました。

最初は、物を噛む痛みも「左上6番目」だと思っていました。
(その歯は2年前、当時住んでいた近所の歯医者さんでは「知覚過敏」で、歯磨きを工夫するよう指導を受けました。)



5月に入り、「噛む時の痛み」と「冷たいものの痛み」が左上6番目だけでなく、その周囲、或いは左下にも広がり、我慢できなくなり近所の歯科を受診しました。

レントゲン撮影などをしましたが、原因がはっきりせず、とりあえず「左下5番」と「6番」の間が虫歯になっているとのことで、その治療から始めてもらいました。

削ってみたら思ったより大きくなっていたとのことで、神経を抜いて根の治療をしてもらって被せ物を入れました。

治療をしたその日は楽になるものの、何日かたつとまた痛むの繰り返しでしたが、治療開始よりは痛みの程度は和らいでいきました。



次に痛みの発信源だと思っていた「左上6番」の治療をしてほしい、とお願いしたのですが、以前(2年前)の歯医者と同様に、知覚過敏になっているものの、見た限りでは大きな異常は認められないということで、レントゲン上で根管治療が若干必要と思われる、隣の「左上5番」の被せ物をとり、とったところで6番がどうなっているかわかるかもしれない、とのことで被せ物をはずしたところ、6番に小さな虫歯がありました。

それは1回で治療ができる小さなもので、それほどの強い痛みを発するものではないということで、「左上5番」の根の治療を2回行い、先週、再度被せ物を入れました。



被せ物を入れる前、ほとんど「噛む痛み」がなくなったので、これで完治か?と喜んでいたものの、入れた途端に以前の「噛む痛み」が戻ってきてしまいました。

そして、それは「左上5番」だけでなく「左上6番」、しいては「左下5番」「6番」あたりも・・・・。



「左下6番」も神経治療したあとの歯で、そこも怪しい?と言われたのですが、その歯は2年前に住んでいたところで、ゴムのマスクのようなものをして、念入りに治療してもらったばかりの歯で、自分としてはそんな短期間で?と思いますし、再度詳しいレントゲン写真を撮る必要があるそうです。

「『右下7番』に、昔治療した小さな点くらいの詰め物があり、それをこの次のときに直したほうがいいと思うので、そうしていくうちに痛みがどうなるかもう一度様子をみましょう。」

ということになりました。


とりあえず従うしかないと思うのですが、一体自分の歯、歯茎がどうなってしまっているのだろうか?と不安になってきました。

大学病院のようなところに一度行ったほうがよろしいのでしょうか?


ご教示頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-07-18 13:11:02
こんにちは。

あちこちに症状が飛び、何が主原因か判断しづらいところですね。


>入れた途端に以前の「噛む痛み」が戻ってきてしまいました。
>そして、それは「左上5番」だけでなく「左上6番」、しいては「左下5番」「6番」あたりも・・・・。

まず被せ物咬合と、その他全体の歯とのバランスが合っているのかが判断できませんので何ともいえませんが、例えばわずかにどこか咬む位置によって当たりがあってという事も考えられますし、また逆に低くてもその他の歯が当たってしまえば同じような事が起きる場合もあります。

あるいは根管処置終了からやや日が浅い事から、いったん引いていた咬合痛がしばらくの間再び現れる事もあります。



>自分としてはそんな短期間で?

また根管処置は短期間である事が望ましいと思っています。

根管の清掃が何かの理由でなかなか進まないという事であれば話は別ですが、通常根の先端まできちんとお掃除できる状態にまで進めば、特別症状がなければなるべく早くに根管処置を終えます。
治療の回数が増えれば増えるだけ新たな感染の機会が増えるからです。


しかしそれ以前の問題として、そもそも全体の咬合状態や、歯軋り・食いしばりなどによって場所の特定し難い状態を引き起こしているように感じます。


こういった場合には様々な事がお口の中に起こり、例えば噛み締め癖によって歯にマイクロクラック(微小なヒビ)が入ってしまうと、最初の方に書かれているようなおかしな違和感に悩まされる事も少なくありません。


まだ何かそこに関すると思われる部位があるようなら、それらの処置が完了するまでは対症的に治療を行うしかないかも知れませんが、原因が特定出来ないという事であるならばセカンドオピニオンを求めてもよいのかも知れませんね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: masuさん
返信日時:2010-07-18 16:44:27
田中先生、早速ご回答を頂きまして有難うございました。

2年前、左下6番の根管治療をしていただいた歯医者さんに、

「あなたは歯を噛みこむ癖がある。
そして右に頬杖をつく癖があるので注意しなさい。」

と言われたことがあります。


また夜中に寝返りをうちながら奥歯が痛いと感じることがあるので、田中先生が仰るように、咬合状態、歯軋り、食いしばりなどが原因になってるのかもしれません。


その2年前の歯医者さんは、「左下6番」の根管治療をしたとき、口全体に薄いゴムのようなマスクをつけた上で、ものすごく丁寧にやってもらったと記憶しているので、それからたった2年の月日で、今の歯医者さん(引っ越してしまったので、歯医者さんがかわったのです)に、

「その歯の根っこをもう一度治療し直すが必要があるかも・・・・」

と言われショックでした。
あんなに丁寧に治療してくださったのに・・・・。


歯軋り、食いしばり、噛み締めに、これから注意していきたいと思います。

どうも有難うございました。



タイトル 噛む時に痛いが原因が判らず、痛む歯も増えている
質問者 masuさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 原因不明の歯の痛み
歯の痛み その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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