下7番抜歯後、歯を補わず放置を希望だが対合歯が下がるとよくない?

相談者: アサさん (41歳:女性)
投稿日時:2010-08-05 13:03:43
初めまして。
抜歯した右下7番の今後についてご相談します。

過去ログなどから出来ればインプラントがいいのかなと思いましたが、自分の場合右上7番も下記の状態なのでご相談させてください。


・抜歯経緯

15年ほど前に根管治療クラウン処置していたが、ここ数年1〜2年おきにクラウンが突然外れ(痛みなし)、そのたび「残しましょう」と言われクラウンの作り直しをしてしのいできた。
今回は土台の歯の虫歯が酷い、歯が割れてしまっている、根元に膿が溜まっていて隣の6番まで行ってしまってはまずい、等の理由から抜歯。
※8番親知らずは過去に抜歯済


歯科で提案された抜歯後の処置

「上の歯が落ちてきますので、5・6番と一緒にブリッジにしましょう」とのこと。
(削るのではなく現在5・6番に施されたインレーを外して、との説明)
※問診で保険適用希望を選択していたのでインプラントは提案から外されたと思われます


・ご相談したい内容

歯科で説明を受けたときは、自分に知識も無くそうですかと返事をしたのですが、ネットで調べたりこちらの過去ログを拝読するうち、延長ブリッジは残った歯への影響や衛生面から止めたいと思うようになりました。

次にインプラントですが、実は右上7番も今回抜歯した歯とほぼ同じような状態で何度かしのいでいるため、いずれは同じく抜歯になる可能性も高いのではと思っています。
(右上は8番もクラウン処理で残っています)。


1)このような状態でも右下7番をインプラントにするメリットはあるでしょうか?

2)自分では今回抜歯した右下7番は放置でいいかと思うのですが、右上7・8番が落ちてくるとどのくらいデメリットがあるでしょうか。
(写真で見ると8番はすでにやや下がっている)


ちなみに下顎は小さく、歯並びもよくありません。
ご意見よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-08-05 16:42:56
>1)インプラントにするメリットはあるでしょうか?

いわゆる正常咬合であれば、上6番と少しく咬み合う可能性が有り、臼歯部咬合高径の維持にすこしは役立ちます。

>2)自分では、、、。

出過ぎて下の歯肉にあたるとかの可能性があるくらいですが、下の歯がない状態であれば、上の歯自身現在も将来も利用価値がなさそうですね(また治癒も望めない)。
炎症を起こす原因になっているのであれば、全身的影響を考慮して今抜歯するべきです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: アサさん
返信日時:2010-08-06 08:19:45
松山先生 ご回答ありがとうございます。
かかりつけの先生にもそのように相談してみます。

右上7番も、昨年一度クラウンが外れており、たまに歯肉が腫れたり出血したりしていますが今回はそちらの方には一切言及されませんでした。

このような状態の歯の落下防止のためだけに延長ブリッジをするというのはやはり納得いきませんね。
(歯を残したいとの思いからかもしれませんが…)

こちらのサイトを拝見しなければ言われるまま延長ブリッジにしていたと思います。
患者側が治療を選択する知識を持つことは大事ですね。

今後は歯周病予防に真剣に取り組み、残った歯を大事にしていこうと思います。

お忙しいところ、どうもありがとうございました。



タイトル 下7番抜歯後、歯を補わず放置を希望だが対合歯が下がるとよくない?
質問者 アサさん
地域 非公開
年齢 41歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:7番(第二大臼歯)
インプラントその他
延長ブリッジ・カンチレバー
ブリッジその他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい