4年前に歯根端切除した前歯の保存可能性について
相談者:
なかじまさん (33歳:男性)
投稿日時:2010-08-02 00:06:37
お世話になります。
最近はずっとこのサイトを拝見しております。
小学生時に前歯を折り、2本とも差し歯にしています。
その後、数年で、左上1番の歯茎にフィステルが出来、数年おきに歯茎を切開しての掻爬をしていましたが、4年前に紹介で、歯内療法専門医の方にマイクロスコープを用いての歯根端切除(+逆根管充填)をして頂きました。
数年落ち着いていたのですが、今年に入って再度フィステルができ
抜歯の決心がつかず、抗生物質を飲みながら、腫れたり引いたりと数ヶ月経ちます…
(大学病院でも抜歯と言われました。)
例えば、再歯根端切除や、ダメもとでクラウンを外しての再根管治療をして頂いたとしても、やはり数年ともたず、いずれは抜歯の可能性が高いのでしょうか?
何か他に保存できる可能性のある治療法はありますでしょうか?
逆に、むしろ早めの抜歯が良いという事もあるのでしょうか?
ご回答の程、何卒よろしくお願い致します。
最近はずっとこのサイトを拝見しております。
小学生時に前歯を折り、2本とも差し歯にしています。
その後、数年で、左上1番の歯茎にフィステルが出来、数年おきに歯茎を切開しての掻爬をしていましたが、4年前に紹介で、歯内療法専門医の方にマイクロスコープを用いての歯根端切除(+逆根管充填)をして頂きました。
数年落ち着いていたのですが、今年に入って再度フィステルができ
抜歯の決心がつかず、抗生物質を飲みながら、腫れたり引いたりと数ヶ月経ちます…
(大学病院でも抜歯と言われました。)
例えば、再歯根端切除や、ダメもとでクラウンを外しての再根管治療をして頂いたとしても、やはり数年ともたず、いずれは抜歯の可能性が高いのでしょうか?
何か他に保存できる可能性のある治療法はありますでしょうか?
逆に、むしろ早めの抜歯が良いという事もあるのでしょうか?
ご回答の程、何卒よろしくお願い致します。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-08-02 00:21:46
元々外傷歯ですので歯根に縦割れが入っているのかもしれませんね(外傷後に割れたのかもしれませんが)
小学生の時の受傷なら根管が太いまま抜髄になってるので。
>歯内療法専門医の方にマイクロスコープを用いての歯根端切除(+逆根管充填)
これでダメなら抜歯が普通ですね、再度根管治療をしても治癒する可能性は低いと思います。
小学生の時の受傷なら根管が太いまま抜髄になってるので。
>歯内療法専門医の方にマイクロスコープを用いての歯根端切除(+逆根管充填)
これでダメなら抜歯が普通ですね、再度根管治療をしても治癒する可能性は低いと思います。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-08-02 05:22:31
なかじまさまおはようございます。
歯根端切除を行ったにもかかわらず再びフィステルが出来てしまって、抜歯の宣告を受けられたのですね。
おそらく何らかの原因で感染したのだと思います、要はその感染を取り除けるか否かで結果はでてくるでしょう。
実際に拝見したわけではないので断定は出来ませんが、先ずその感染の原因を特定することだと思います。
その上で感染源を除去できれば抜歯せずに治ると思います、もし原因の特定が出来なければ最後の手段として一旦抜歯して直接歯根の状態を精査して原因の特定と除去をした上で、再植という方法も考えられます。
一度検討なさってもいいかもしれません、参考になれば幸いです。
意図的再植法
・http://yamadashika.jugem.jp/?cid=189
歯根端切除を行ったにもかかわらず再びフィステルが出来てしまって、抜歯の宣告を受けられたのですね。
おそらく何らかの原因で感染したのだと思います、要はその感染を取り除けるか否かで結果はでてくるでしょう。
実際に拝見したわけではないので断定は出来ませんが、先ずその感染の原因を特定することだと思います。
その上で感染源を除去できれば抜歯せずに治ると思います、もし原因の特定が出来なければ最後の手段として一旦抜歯して直接歯根の状態を精査して原因の特定と除去をした上で、再植という方法も考えられます。
一度検討なさってもいいかもしれません、参考になれば幸いです。
意図的再植法
・http://yamadashika.jugem.jp/?cid=189
回答3
桜桃歯科(岐阜県各務原市)の上田です。
回答日時:2010-08-02 10:59:09
私なら、差し歯の金属がとれるのであれば、再根幹治療をしてみます。
前回の歯根端切除で、根先を逆根充後樹脂か何かで封鎖してあって再根幹治療ができないときは山田先生の言われる、意図的再植をやってみるかもしれません。
半年ごとぐらいに掻爬するようなら、周りの骨を守る意味からも抜歯もやむなしかと思います
前回の歯根端切除で、根先を逆根充後樹脂か何かで封鎖してあって再根幹治療ができないときは山田先生の言われる、意図的再植をやってみるかもしれません。
半年ごとぐらいに掻爬するようなら、周りの骨を守る意味からも抜歯もやむなしかと思います
回答4
回答日時:2010-08-02 13:36:58
こんにちは。
もう一度、その専門医の先生に相談されるのがベストでしょうね。
4年前と言うと今とあまり変化はない様に思いますが、先生によっては逆根管充填にMTAセメントを当時は使ってなくて、その後評判が良くなってきたので今は使ってる・・という場合はあるかも知れませんね。
個人的に、歯根端切除術の予後に影響のあったトピックスはマイクロスコープとMTAだと思います。
あるいはもう一度確認すれば、破折線ができてきているのが見えるかも知れませんが、いずれにしても同じ先生に相談するのが良いと思いますよ。
再根管治療は、自分なら考えません。
お大事にどうぞ。
もう一度、その専門医の先生に相談されるのがベストでしょうね。
4年前と言うと今とあまり変化はない様に思いますが、先生によっては逆根管充填にMTAセメントを当時は使ってなくて、その後評判が良くなってきたので今は使ってる・・という場合はあるかも知れませんね。
個人的に、歯根端切除術の予後に影響のあったトピックスはマイクロスコープとMTAだと思います。
あるいはもう一度確認すれば、破折線ができてきているのが見えるかも知れませんが、いずれにしても同じ先生に相談するのが良いと思いますよ。
再根管治療は、自分なら考えません。
お大事にどうぞ。
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-08-02 14:58:43
歯根端切除術の前、既に行われていた根管治療がもし充分なものでなかったならば、再根管治療--->再歯根端切除も考えられなくはないです。
しかしながら、当時専門医がそれを考慮していなかったとも思えません。
渡辺先生の「破折線」の存在が考えられます。
原則抜歯となります。
意図的再稙について、私は奥歯(下の7番)では時折行いますが、前歯では・・やった記憶がないですね。
(外科的挺出は別として)
しかしながら、当時専門医がそれを考慮していなかったとも思えません。
渡辺先生の「破折線」の存在が考えられます。
原則抜歯となります。
意図的再稙について、私は奥歯(下の7番)では時折行いますが、前歯では・・やった記憶がないですね。
(外科的挺出は別として)
回答6
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2010-08-02 15:17:15
なかじまさん
諸先生方がお書きのように再植・再根治も可能だと思いますが、ダメモトの覚悟は必要です。
あまり抜歯を遅らせると骨吸収が進んで、後の処置(インプラントやブリッジ)の難度が高くなる恐れがあります。
ご参考まで・・・
諸先生方がお書きのように再植・再根治も可能だと思いますが、ダメモトの覚悟は必要です。
あまり抜歯を遅らせると骨吸収が進んで、後の処置(インプラントやブリッジ)の難度が高くなる恐れがあります。
ご参考まで・・・
相談者からの返信
相談者:
なかじまさん
返信日時:2010-08-04 02:01:34
細見先生
山田先生
上田先生
渡辺先生
藤森先生
杉原先生
ご回答頂きまして誠にありがとうございました!
やはりもう抜歯後の事も考えないとですね…
ぜひまたご相談させて頂きたいと思います。
何卒よろしくお願い致します。
山田先生
上田先生
渡辺先生
藤森先生
杉原先生
ご回答頂きまして誠にありがとうございました!
やはりもう抜歯後の事も考えないとですね…
ぜひまたご相談させて頂きたいと思います。
何卒よろしくお願い致します。
タイトル | 4年前に歯根端切除した前歯の保存可能性について |
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質問者 | なかじまさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 歯根端切除術 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) 意図的再植 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。