[写真あり] 62歳の母、状態不良の歯根でもインプラントは可能ですか?
相談者:
きもっちさん (35歳:女性)
投稿日時:2010-08-07 14:40:50
先生方、こんにちは。
62歳の母の事で相談です。
2〜3年前に作った右上延長ブリッジ??6が、5日前に脱落しました。
随分昔に7、8は虫歯で抜歯しています。
作成した当時、延長ブリッジは残った歯に負担がかかるのでは?と、尋ねたそうですが、大丈夫といわれたそうです。
(ちなみに右下も?45?のブリッジです)
今回は別の医院を受診した所、4も5も歯根も感染しており、特に5番は置いておける状態ではないといわれています。
4番をなんとかクラウンにしても(それも大変な作業らしいです)、部分入れ歯のクラスプをかけるには負担が大きいので、4番も抜いてしまって3番にかけてはどうかとのことです。
このままではどんどん歯がなくなってしまうので(もうすでに大分抜歯している歯も多いのですが)、4番をクラウンにして残して、5番をなんとかインプラントにして・・・、大臼歯は諦めてしまおうか、と思うのですが、いかがでしょうか?
あと他の方の質問などを見てもよくわからなかったのですが、
・埋没している親知らずは、移植できないのですか?
母の場合は、左下が横向きに埋没しているようです。
大臼歯は小臼歯には入れられないそうですが、やはり、古くに抜歯してしまって骨が吸収されているところには無理でしょうか?
・磁性アタッチメント式の部分入れ歯というものはないのですか?
4番は、マグネットを入れるほど残っていないのでしょうか?
対側の左上も?4?のブリッジなので、クラスプをかけるのも負担じゃないかなあと思います。
全体的にあまりよくない状態の中で選択肢も少ないとは思いますが、よろしくお願いします。
画像1 画像2
62歳の母の事で相談です。
2〜3年前に作った右上延長ブリッジ??6が、5日前に脱落しました。
随分昔に7、8は虫歯で抜歯しています。
作成した当時、延長ブリッジは残った歯に負担がかかるのでは?と、尋ねたそうですが、大丈夫といわれたそうです。
(ちなみに右下も?45?のブリッジです)
今回は別の医院を受診した所、4も5も歯根も感染しており、特に5番は置いておける状態ではないといわれています。
4番をなんとかクラウンにしても(それも大変な作業らしいです)、部分入れ歯のクラスプをかけるには負担が大きいので、4番も抜いてしまって3番にかけてはどうかとのことです。
このままではどんどん歯がなくなってしまうので(もうすでに大分抜歯している歯も多いのですが)、4番をクラウンにして残して、5番をなんとかインプラントにして・・・、大臼歯は諦めてしまおうか、と思うのですが、いかがでしょうか?
あと他の方の質問などを見てもよくわからなかったのですが、
・埋没している親知らずは、移植できないのですか?
母の場合は、左下が横向きに埋没しているようです。
大臼歯は小臼歯には入れられないそうですが、やはり、古くに抜歯してしまって骨が吸収されているところには無理でしょうか?
・磁性アタッチメント式の部分入れ歯というものはないのですか?
4番は、マグネットを入れるほど残っていないのでしょうか?
対側の左上も?4?のブリッジなので、クラスプをかけるのも負担じゃないかなあと思います。
全体的にあまりよくない状態の中で選択肢も少ないとは思いますが、よろしくお願いします。
画像1 画像2
回答1
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2010-08-07 15:06:47
きもっちさん、こんにちは。
お母様のレントゲンのアップ、ご苦労様でした。
お母様はどうされたいのか、今なにが一番問題なのか(主訴)が分かりませんので、お教えください。
ポイントは、今現在、食べるのに不自由しているのか?、義歯になってもかまわないのか?などです。
「診断」はレントゲンだけでなく、診察や診査も必要ですので、ネットでは無理ですが、参考程度の意見ならば回答できるかもしれません。
移植については、あくまで個人的意見ですが、埋伏している親知らずの移植は、あまり現実的でないように思えます。
お母様のレントゲンのアップ、ご苦労様でした。
お母様はどうされたいのか、今なにが一番問題なのか(主訴)が分かりませんので、お教えください。
ポイントは、今現在、食べるのに不自由しているのか?、義歯になってもかまわないのか?などです。
「診断」はレントゲンだけでなく、診察や診査も必要ですので、ネットでは無理ですが、参考程度の意見ならば回答できるかもしれません。
移植については、あくまで個人的意見ですが、埋伏している親知らずの移植は、あまり現実的でないように思えます。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-08-07 18:07:09
そうですね…。
僕も大野先生に同意で、義歯を受け入れられるのであれば「部分入れ歯」で設計するような気がします。
どうしても受け入れられないと言う事であれば、インプラントも検討しますが、かなり骨が無さそうなので、アドバンスな治療を引き受けていただける歯科医院を紹介させていただくと思います。
いずれにしても「親知らずの移植」は考えないと思います。
僕も大野先生に同意で、義歯を受け入れられるのであれば「部分入れ歯」で設計するような気がします。
どうしても受け入れられないと言う事であれば、インプラントも検討しますが、かなり骨が無さそうなので、アドバンスな治療を引き受けていただける歯科医院を紹介させていただくと思います。
いずれにしても「親知らずの移植」は考えないと思います。
回答3
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-08-07 21:10:08
きもっちさん、こんにちは
私も大野先生の意見に同意です。
インプラント治療することが良い場合もありますが、もしインプラント治療を行うのであれば、レントゲン写真を見る限りサイナスリフトなどの増骨手術が必要になるようにも思います。
そこまでしてインプラント治療を希望されるのか、あるいは局部義歯を受け入れることができるのかにもよるでしょう。
あと、親知らずの移植ですが移植を行うためには移植される側の状態がある程度良いことと、移植する側の歯がほぼ完全に抜歯できることが条件になります。
すなわち水平埋伏している親知らずの移植は、ほぼ不可能だと思われます。
参考になれば幸いです。
私も大野先生の意見に同意です。
インプラント治療することが良い場合もありますが、もしインプラント治療を行うのであれば、レントゲン写真を見る限りサイナスリフトなどの増骨手術が必要になるようにも思います。
そこまでしてインプラント治療を希望されるのか、あるいは局部義歯を受け入れることができるのかにもよるでしょう。
あと、親知らずの移植ですが移植を行うためには移植される側の状態がある程度良いことと、移植する側の歯がほぼ完全に抜歯できることが条件になります。
すなわち水平埋伏している親知らずの移植は、ほぼ不可能だと思われます。
参考になれば幸いです。
回答4
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2010-08-07 22:25:31
現状を把握する為に、歯科用CTの撮影をお勧めします。
骨の状態、歯根の状態、その上でのお母様のご希望、色々な条件を考慮して治療計画を立てるべきでしょう。
女性が世界一長い生きの国です。
お母様の人生もこれからでしょう。
長い眼で見て考えるなら、残存歯に負担を掛けないインプラント治療は非常に有効だろうと思います。
問題となる骨が足りなさそうに見える部位への治療方法でも、腕の立つ先生を探せばかなり楽に解決できる可能性も非常に高いと思います。
奥歯がしっかりと噛めることは、残存歯への過重負担の回避にも成り、後々の問題を解決できるかもしれませんので、私は腕の立つ先生を探されることをお勧めしたいです。
お大事に。
骨の状態、歯根の状態、その上でのお母様のご希望、色々な条件を考慮して治療計画を立てるべきでしょう。
女性が世界一長い生きの国です。
お母様の人生もこれからでしょう。
長い眼で見て考えるなら、残存歯に負担を掛けないインプラント治療は非常に有効だろうと思います。
問題となる骨が足りなさそうに見える部位への治療方法でも、腕の立つ先生を探せばかなり楽に解決できる可能性も非常に高いと思います。
奥歯がしっかりと噛めることは、残存歯への過重負担の回避にも成り、後々の問題を解決できるかもしれませんので、私は腕の立つ先生を探されることをお勧めしたいです。
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
きもっちさん
返信日時:2010-08-08 00:00:17
大野先生、タイヨウ先生、畑田先生、松元先生、早速のご回答ありがとうございます。
母に確認いたしましたら、入れ歯になってしまうのは仕方ないけれど、右上4番は延長ブリッジをつくるために削ったので、それが元でダメになるのが残念で、残せる方法があったらなぁということでした。
残すと部分入れ歯のクラスプをかけないといけないんですよね
、するとそれに耐えられるほどの根ではないので、結局そのうち抜歯になってしまうと説明をうけました。
このブリッジは作ってからずっと不安定な感覚があったので、右側では噛んでいないそうです。
ですので、4.5が形になって噛めればそれだけでもありがたいんだけど、と言っていました。
しつこいようですが、6.7の箇所は上額洞底が下がっているのが素人目によくわかるのですが、5番にもサイナスリフトは必要なレベルなのでしょうか。
まあ、母はインプラントって恐いんじゃないのぉとか言ってますが(^^;)
CTは現在受診している医院にあるようです。
勧めてみます。
いろいろとご面倒をおかけしてすみません。
母に確認いたしましたら、入れ歯になってしまうのは仕方ないけれど、右上4番は延長ブリッジをつくるために削ったので、それが元でダメになるのが残念で、残せる方法があったらなぁということでした。
残すと部分入れ歯のクラスプをかけないといけないんですよね
、するとそれに耐えられるほどの根ではないので、結局そのうち抜歯になってしまうと説明をうけました。
このブリッジは作ってからずっと不安定な感覚があったので、右側では噛んでいないそうです。
ですので、4.5が形になって噛めればそれだけでもありがたいんだけど、と言っていました。
しつこいようですが、6.7の箇所は上額洞底が下がっているのが素人目によくわかるのですが、5番にもサイナスリフトは必要なレベルなのでしょうか。
まあ、母はインプラントって恐いんじゃないのぉとか言ってますが(^^;)
CTは現在受診している医院にあるようです。
勧めてみます。
いろいろとご面倒をおかけしてすみません。
回答5
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-08-08 12:19:31
>4番をなんとかクラウンにしても(それも大変な作業らしいです)、部分入れ歯のクラスプをかけるには負担が大きいので、4番も抜いてしまって3番にかけてはどうかとのことです。
4番は少しく根尖部に透過像がありますので、根管治療をやり直したうえで、しっかりした金属の土台を入れて、クラウンにすれば使えるのではないでしょうか。
奥の欠損は義歯にするとしたら、34連結にして強化します(3を形成、削る事で、もったいない気がしますが)。
大変な作業らしいです。
これは、健康保険では、不採算という意味が、含まれているかもしれません。
4番は少しく根尖部に透過像がありますので、根管治療をやり直したうえで、しっかりした金属の土台を入れて、クラウンにすれば使えるのではないでしょうか。
奥の欠損は義歯にするとしたら、34連結にして強化します(3を形成、削る事で、もったいない気がしますが)。
大変な作業らしいです。
これは、健康保険では、不採算という意味が、含まれているかもしれません。
回答6
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2010-08-09 08:02:45
診察や診査をしていない上でこう言うのはかなり無謀ですが、私なら4番を保存して、義歯を作る道をまず考えます。
そうした上で、将来4番が何かあっても、すぐに義歯の修理が出来るような設計の義歯を、入れるでしょう。
しかし、義歯が受け入れられないのであれば、インプラントを埋入できる可能性を探ります。
松元先生の仰るように、CTがとても役に立つでしょう。
その場合、4番を抜歯するケースもあるかと思います。
これは担当医の考え方次第ですが。
お大事になさってください。
そうした上で、将来4番が何かあっても、すぐに義歯の修理が出来るような設計の義歯を、入れるでしょう。
しかし、義歯が受け入れられないのであれば、インプラントを埋入できる可能性を探ります。
松元先生の仰るように、CTがとても役に立つでしょう。
その場合、4番を抜歯するケースもあるかと思います。
これは担当医の考え方次第ですが。
お大事になさってください。
回答7
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-08-09 08:54:33
ご相談ありがとうございます。
インプラントが可能かどうか、という質問の回答は、可能性がある、と思われます。
ただそれには先生方の回答のように精密検査が必要です。
>しつこいようですが、6.7の箇所は上額洞底が下がっているのが素人目によくわかるのですが、5番にもサイナスリフトは必要なレベルなのでしょうか。
この段階では確定しませんが、その可能性は小さくなさそうです。
>まあ、母はインプラントって恐いんじゃないのぉとか言ってますが(^^;)
一番大事なことは、治療を受けるご本人の気持ちです。
迷いがあるようでしたら、インプラントはまだしない方が良いでしょう。
ただ長期の見通しも考えると、部分入れ歯の設計も簡単ではなさそうです。
もしインプラントが成功すればより良い結果になりそうな気もします。
平行してもう歯を失わないような予防計画を実行されることをおすすめします。
インプラントが可能かどうか、という質問の回答は、可能性がある、と思われます。
ただそれには先生方の回答のように精密検査が必要です。
>しつこいようですが、6.7の箇所は上額洞底が下がっているのが素人目によくわかるのですが、5番にもサイナスリフトは必要なレベルなのでしょうか。
この段階では確定しませんが、その可能性は小さくなさそうです。
>まあ、母はインプラントって恐いんじゃないのぉとか言ってますが(^^;)
一番大事なことは、治療を受けるご本人の気持ちです。
迷いがあるようでしたら、インプラントはまだしない方が良いでしょう。
ただ長期の見通しも考えると、部分入れ歯の設計も簡単ではなさそうです。
もしインプラントが成功すればより良い結果になりそうな気もします。
平行してもう歯を失わないような予防計画を実行されることをおすすめします。
タイトル | [写真あり] 62歳の母、状態不良の歯根でもインプラントは可能ですか? |
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質問者 | きもっちさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:複数の歯(臼歯部) インプラント治療法 延長ブリッジ・カンチレバー ブリッジに関するトラブル 親知らずの移植 その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。