[写真あり] 右上2番歯根破折のため抜歯が必要との診断に疑問
相談者:
アゴデンさん (47歳:男性)
投稿日時:2010-08-02 23:29:43
こんにちは。
初めて相談させて頂きます。
一週間ほど前に右上2番に強い痛み(それまでに断続的な軽い痛みが一ヶ月ほど続いていましたあり)を感じ、近所の歯科医院(受診は初めて)にて診察、治療を受けました。
まず、レントゲン撮影の結果、"右上2番は歯根破折の可能性あり"、そして"左下6番の歯根周辺にも異常(空孔?)あり"と診断されました。
右上2番については、痛みと歯茎の腫れがあったため、裏側から削って頂き(神経が死んでいるとの判断から麻酔無しで実施、実際痛みは無かった)、出血と共に膿が出てきました。
痛みと歯茎の腫れは治療後数日で収まりました。
左下6番は
「十中八九抜歯になると思う」
と言われました。
また、右上2番の治療を待っている間に左右下1番2番の歯石除去を実施されました(依頼はしていない)。
2回目の受診(消毒)の際、
「右上2番は抜歯する必要があります」
と言われましたので、その後も含めた治療方針をうかがうと
「インプラントかブリッジになると思うが、右上2番と右下2番の噛み合わせが悪い(強い)ため、右下2番を削る必要がある」
とのことでした。
歯根破折について可能性から確定に至った理由については、説明はありませんでした(私も聞きませんでした)。
ここからが質問なのですが、
1.診察、治療の経緯から、歯根破折の発生は間違いないと考えられますでしょうか?
CTで詳細に診て頂く必要はないでしょうか?
2.抜歯の判断がかなり早いように感じたのですが(歯根破折確定なら右上2番はやむを得ないかと思いますが)どうお考えになりますか?
3.噛み合わせの問題について、削る以外には手段は無いのでしょうか?
4.初診の際の歯石除去は、必要な処置だったと思われますか?
初めての抜歯×2本ということで少し神経質になっており必要ならばセカンドオピニオンを受ける、転院することも考えています。
差し支えない範囲でアドバイスを頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します(長文ご容赦下さい)。
初めて相談させて頂きます。
一週間ほど前に右上2番に強い痛み(それまでに断続的な軽い痛みが一ヶ月ほど続いていましたあり)を感じ、近所の歯科医院(受診は初めて)にて診察、治療を受けました。
まず、レントゲン撮影の結果、"右上2番は歯根破折の可能性あり"、そして"左下6番の歯根周辺にも異常(空孔?)あり"と診断されました。
右上2番については、痛みと歯茎の腫れがあったため、裏側から削って頂き(神経が死んでいるとの判断から麻酔無しで実施、実際痛みは無かった)、出血と共に膿が出てきました。
痛みと歯茎の腫れは治療後数日で収まりました。
左下6番は
「十中八九抜歯になると思う」
と言われました。
また、右上2番の治療を待っている間に左右下1番2番の歯石除去を実施されました(依頼はしていない)。
2回目の受診(消毒)の際、
「右上2番は抜歯する必要があります」
と言われましたので、その後も含めた治療方針をうかがうと
「インプラントかブリッジになると思うが、右上2番と右下2番の噛み合わせが悪い(強い)ため、右下2番を削る必要がある」
とのことでした。
歯根破折について可能性から確定に至った理由については、説明はありませんでした(私も聞きませんでした)。
ここからが質問なのですが、
1.診察、治療の経緯から、歯根破折の発生は間違いないと考えられますでしょうか?
CTで詳細に診て頂く必要はないでしょうか?
2.抜歯の判断がかなり早いように感じたのですが(歯根破折確定なら右上2番はやむを得ないかと思いますが)どうお考えになりますか?
3.噛み合わせの問題について、削る以外には手段は無いのでしょうか?
4.初診の際の歯石除去は、必要な処置だったと思われますか?
初めての抜歯×2本ということで少し神経質になっており必要ならばセカンドオピニオンを受ける、転院することも考えています。
差し支えない範囲でアドバイスを頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します(長文ご容赦下さい)。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-08-02 23:59:58
>1.診察、治療の経緯から、歯根破折の発生は間違いないと考えられますでしょうか?
>CTで詳細に診て頂く必要はないでしょうか?
診察していないので歯根破折が間違いないかどうかは解りません。御自分が考えているように、可能性から確定に至った経緯を担当医から説明して貰ってはどうでしょう。
それで納得がいかなければCBCTのある歯科でセカンドオピニオンを求められては如何でしょうか。
その場合CTなどは自費になるかもしれません。
>2.抜歯の判断がかなり早いように感じたのですが(歯根破折確定なら右上2番はやむを得ないかと思いますが)どうお考えになりますか?
これも1同様担当医にお尋ねになるのが一番です。
初診で破折が解る事も有りますし、何度か根管治療をして途中で解る事も有ります。
>3.噛み合わせの問題について、削る以外には手段は無いのでしょうか?
これも診察していないので一概には言えませんが、担当医の説明されてる方法が一番一般的かと思います。
その他臼歯部で咬み合わせを上げるetc有りますが。
>4.初診の際の歯石除去は、必要な処置だったと思われますか?
1口腔内として考えるのなら必要だったと思います、口腔内を清潔にするのは2次カリエスの発生、歯周病の予防などの事も考えれば当然だと思います、ただ説明はあっても良かったと思います。
もし破折が間違いないのなら抜歯になる可能性がかなり高いと思います。
6に関しても担当医に説明を求められてはどうでしょう、それで納得いかなければセカンドオピニオンですね。
>CTで詳細に診て頂く必要はないでしょうか?
診察していないので歯根破折が間違いないかどうかは解りません。御自分が考えているように、可能性から確定に至った経緯を担当医から説明して貰ってはどうでしょう。
それで納得がいかなければCBCTのある歯科でセカンドオピニオンを求められては如何でしょうか。
その場合CTなどは自費になるかもしれません。
>2.抜歯の判断がかなり早いように感じたのですが(歯根破折確定なら右上2番はやむを得ないかと思いますが)どうお考えになりますか?
これも1同様担当医にお尋ねになるのが一番です。
初診で破折が解る事も有りますし、何度か根管治療をして途中で解る事も有ります。
>3.噛み合わせの問題について、削る以外には手段は無いのでしょうか?
これも診察していないので一概には言えませんが、担当医の説明されてる方法が一番一般的かと思います。
その他臼歯部で咬み合わせを上げるetc有りますが。
>4.初診の際の歯石除去は、必要な処置だったと思われますか?
1口腔内として考えるのなら必要だったと思います、口腔内を清潔にするのは2次カリエスの発生、歯周病の予防などの事も考えれば当然だと思います、ただ説明はあっても良かったと思います。
もし破折が間違いないのなら抜歯になる可能性がかなり高いと思います。
6に関しても担当医に説明を求められてはどうでしょう、それで納得いかなければセカンドオピニオンですね。
回答2
回答日時:2010-08-03 02:00:39
こんばんは。
文面からは、右上2番は過去に神経を抜いてあったということもなく、差し歯が入っていたとかではないのですよね?
差し歯ではなかったとすると、確率で言えば歯根破折の可能性は非常に低いはずです。
ちょっと何が起きているのか想像しかねますね。
>1.について
上述の通りですが、根破折の確定診断は非常に難しいです。
初期のものはCTでも分かりづらく、マイクロスコープで、出来れば根管の中から覗くのが経験上最も確定しやすいです。
>2.について
細見先生のおっしゃる通り、疑問を担当の先生にぶつけてみると何かが分かるかも知れませんね。
>3.について
直接拝見してみないと分かりませんが、矯正や抜歯も含めて考えれば色々な選択肢は間違いなくあると思います。
>4.について
言い方は非常に悪いのですが、保険治療の場合は「お通し」の様な感覚で受け入れて頂けると助かります。
もちろん本来患者さんに説明して同意を得てから行うべきですが、保険治療は効率を追及しなくてはいけない側面もあります。
診断や治療法を説明する時間を作るためにもそれぐらいの処置(もちろん細見先生のおっしゃる通り医学的正当性はあります)は受け入れられた方が患者さんにとっても得だと思いますよ。
いずれにしても、歯科においては診断や治療計画が担当医によって変わることはかなり頻繁にありますので、不安を感じる時にはセカンドオピニオン(※原則自費です)は良いことだと思いますよ。
どうするにしても、よく相談して、よく理解して、納得してから進める様にして下さいね。
後で後悔のない様に・・
お大事にして下さい。
文面からは、右上2番は過去に神経を抜いてあったということもなく、差し歯が入っていたとかではないのですよね?
差し歯ではなかったとすると、確率で言えば歯根破折の可能性は非常に低いはずです。
ちょっと何が起きているのか想像しかねますね。
>1.について
上述の通りですが、根破折の確定診断は非常に難しいです。
初期のものはCTでも分かりづらく、マイクロスコープで、出来れば根管の中から覗くのが経験上最も確定しやすいです。
>2.について
細見先生のおっしゃる通り、疑問を担当の先生にぶつけてみると何かが分かるかも知れませんね。
>3.について
直接拝見してみないと分かりませんが、矯正や抜歯も含めて考えれば色々な選択肢は間違いなくあると思います。
>4.について
言い方は非常に悪いのですが、保険治療の場合は「お通し」の様な感覚で受け入れて頂けると助かります。
もちろん本来患者さんに説明して同意を得てから行うべきですが、保険治療は効率を追及しなくてはいけない側面もあります。
診断や治療法を説明する時間を作るためにもそれぐらいの処置(もちろん細見先生のおっしゃる通り医学的正当性はあります)は受け入れられた方が患者さんにとっても得だと思いますよ。
いずれにしても、歯科においては診断や治療計画が担当医によって変わることはかなり頻繁にありますので、不安を感じる時にはセカンドオピニオン(※原則自費です)は良いことだと思いますよ。
どうするにしても、よく相談して、よく理解して、納得してから進める様にして下さいね。
後で後悔のない様に・・
お大事にして下さい。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-08-03 06:32:19
アゴデンさまおはようございます。
いっぺんに2本抜歯するしかないとの診断で戸惑っていらっしゃるようですね、文面からの個人的感想は少々強引なDrのような感じが致します。
>1.診察、治療の経緯から、歯根破折の発生は間違いないと考えられますでしょう
>か?CTで詳細に診て頂く必要はないでしょうか?
これでは全く判断できません、歯根破折の診断は疑わしい場合は最終的には目視で確定診断をするべきです、マイクロスコープがあればより正確だと思います、CTでは確定診断はできない場合があります。
上顎前歯なら鏡でクラックを見せてもらえば納得できるでしょう。
>2.抜歯の判断がかなり早いように感じたのですが(歯根破折確定なら右上2番はやむを得ないかと思いますが)どうお考えになりますか?
個人的には接着修復を考えるでしょう。
>3.噛み合わせの問題について、削る以外には手段は無いのでしょうか?
咬み合わせの問題点がどこにあるかによって処置方法は違ってきます。
>4.初診の際の歯石除去は、必要な処置だったと思われますか?
診察していないので判りかねますが、少なくとも治療の依頼が無いのに歯石除去をしたのは問題だと思います。
個人的には歯磨き練習をして歯肉が良くなってから歯石を取ったほうがいいと考えています。
歯根破折
・http://www.yamadashika.jp/infection.html#a02
歯石除去についての考え方-ブラッシングの威力-
・http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1560
画像1前歯の歯根破折
画像2大臼歯の歯根破折
画像1 画像2
いっぺんに2本抜歯するしかないとの診断で戸惑っていらっしゃるようですね、文面からの個人的感想は少々強引なDrのような感じが致します。
>1.診察、治療の経緯から、歯根破折の発生は間違いないと考えられますでしょう
>か?CTで詳細に診て頂く必要はないでしょうか?
これでは全く判断できません、歯根破折の診断は疑わしい場合は最終的には目視で確定診断をするべきです、マイクロスコープがあればより正確だと思います、CTでは確定診断はできない場合があります。
上顎前歯なら鏡でクラックを見せてもらえば納得できるでしょう。
>2.抜歯の判断がかなり早いように感じたのですが(歯根破折確定なら右上2番はやむを得ないかと思いますが)どうお考えになりますか?
個人的には接着修復を考えるでしょう。
>3.噛み合わせの問題について、削る以外には手段は無いのでしょうか?
咬み合わせの問題点がどこにあるかによって処置方法は違ってきます。
>4.初診の際の歯石除去は、必要な処置だったと思われますか?
診察していないので判りかねますが、少なくとも治療の依頼が無いのに歯石除去をしたのは問題だと思います。
個人的には歯磨き練習をして歯肉が良くなってから歯石を取ったほうがいいと考えています。
歯根破折
・http://www.yamadashika.jp/infection.html#a02
歯石除去についての考え方-ブラッシングの威力-
・http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1560
画像1前歯の歯根破折
画像2大臼歯の歯根破折
画像1 画像2
回答4
桜桃歯科(岐阜県各務原市)の上田です。
回答日時:2010-08-03 11:19:33
確かに、破折の疑いありで抜歯は、早いような気もしますね。
もう少し根幹治療でねばって、痛みが引けば差し歯にして、その後歯根がはっきり割れたら、抜歯という流れに持っていってもよさそうな気もします。
咬合が悪くて歯を削るという意識ではなく、歯を調整するという意識だと思います。
自然にしていても歯は削れますが、それを人工的に行うというニュアンスでとらえられたらいいと思います。
もう少し根幹治療でねばって、痛みが引けば差し歯にして、その後歯根がはっきり割れたら、抜歯という流れに持っていってもよさそうな気もします。
咬合が悪くて歯を削るという意識ではなく、歯を調整するという意識だと思います。
自然にしていても歯は削れますが、それを人工的に行うというニュアンスでとらえられたらいいと思います。
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-08-03 11:33:30
僕も細見先生、ノア先生の意見におおむね賛成です。
>1.
初期の破折歯CBCTでは診断が難しいです。
理想を言えばマイクロスコープで確認したいですね。
>2.
納得のいく説明を受けられてください。
>3.
確かに矯正や咬合挙上など、方法はあると思います。
ただ、そこはコストとの絡みがありますし、治療期間の問題もあると思います。
それぞれの方法のメリットデメリットを説明してもらってください。
例えば…
矯正
メリット …歯を削らずに咬み合わせを再構築できる
デメリット…時間がかかる(2年くらい?)、コストがかかる(80万くらい?)
削るだけ
メリット …費用も時間もほとんどかからない
デメリット…歯を削る事によって凍みる症状が一時的に出る事がある
などなど…。
>4.
細見先生の書かれているように医学的な妥当性はあります。
また、ノア先生の書かれているように「保険診療の流れ」から言うと一般的に歯石取りは行われます。
しかし「患者さんの同意も無く」と言うのはいただけませんよね。
ただ、現実問題としては難しい所で、保険診療は「時間に追われて…」と言う事が多いので、仕方が無い事かもしれません。
山田先生の書かれている
「個人的には接着修復を考えるでしょう。」
は、どこの歯科医院でも行える治療法と言うわけではありません。
むしろ少数派ですし、接着修復で成績を出されている先生は「日本で数名しか存在しない」と言う事はご理解いただいておいた方がよろしいかと思います。
>1.
初期の破折歯CBCTでは診断が難しいです。
理想を言えばマイクロスコープで確認したいですね。
>2.
納得のいく説明を受けられてください。
>3.
確かに矯正や咬合挙上など、方法はあると思います。
ただ、そこはコストとの絡みがありますし、治療期間の問題もあると思います。
それぞれの方法のメリットデメリットを説明してもらってください。
例えば…
矯正
メリット …歯を削らずに咬み合わせを再構築できる
デメリット…時間がかかる(2年くらい?)、コストがかかる(80万くらい?)
削るだけ
メリット …費用も時間もほとんどかからない
デメリット…歯を削る事によって凍みる症状が一時的に出る事がある
などなど…。
>4.
細見先生の書かれているように医学的な妥当性はあります。
また、ノア先生の書かれているように「保険診療の流れ」から言うと一般的に歯石取りは行われます。
しかし「患者さんの同意も無く」と言うのはいただけませんよね。
ただ、現実問題としては難しい所で、保険診療は「時間に追われて…」と言う事が多いので、仕方が無い事かもしれません。
山田先生の書かれている
「個人的には接着修復を考えるでしょう。」
は、どこの歯科医院でも行える治療法と言うわけではありません。
むしろ少数派ですし、接着修復で成績を出されている先生は「日本で数名しか存在しない」と言う事はご理解いただいておいた方がよろしいかと思います。
相談者からの返信
相談者:
アゴデンさん
返信日時:2010-08-03 23:32:50
細見先生
渡辺先生
山田先生
上田先生
タイヨウ先生
ご回答頂き誠にありがとうございます。
本来ならばお一人お一人にお礼を申し上げなければいけないところですが、ご無礼をお許し下さい。
一日でこれほどのアドバイスを頂けたこと、感激しまた驚いております。
先生方のアドバイスをじっくり読ませて頂いた結果気持ちもかなり落ち着きましたので、今回診て頂いた先生に疑問をぶつけ、ご説明を頂いてから今後を考えることに致しました。
右上2番に関しては、かなり以前に(別の歯科医院で)裏側に早期の虫歯があるということで、表面を少し削って頂いたように記憶しています(詰め物等はしておりません)。
1回目の診断時に"歯根破折の可能性"を指摘されたのはレントゲン写真上で、歯根の途中に黒い影(空洞のようなもの)があったことからおっしゃられました。
また、2回目の受診の際に右下2番(ないし1番)との噛み合わせ不良が原因で(恒常的に高い荷重が加わり)折れたのかも知れないともおっしゃっていました。
1.2.3.につきましては、先生のご説明をしっかりうかがおうと思います。
4.につきましては、私の説明に言葉足らずな部分がありました。
事前に歯科助手(?)の方による歯周病に関する説明と歯周ポケットの検査があり、その流れで行われました。
少なくとも表面上は虫歯とは関係の無い場所及び内容の治療でしたので、やや唐突な印象を受けたのですが、先生方のご説明をうかがうと、それほど気にするようなことではなかったようにも思えます。
ところで、今回の件とはまったく関係の無い話で恐縮なのですが、小生10年ほど前に顎関節症を患いマウスピースにて矯正した経験があります。
その後なんとなく滑舌が悪くなったなあと思いつつも放っておいたら、最近それが酷くなっていることに気がつきました(特にタ行が上手く発音できないようです)。
これは顎関節症或いはその治療と何らかの関係があるものなのでしょうか?
また、治療を受けたほうがよいものでしょうか?
→もしも、一つのスレッド内で別の質問を追加することがルール/マナー違反でしたら、無視して頂いて結構です。
繰り返しになりますが、真摯なアドバイスを頂き本当にありがとうございました。
渡辺先生
山田先生
上田先生
タイヨウ先生
ご回答頂き誠にありがとうございます。
本来ならばお一人お一人にお礼を申し上げなければいけないところですが、ご無礼をお許し下さい。
一日でこれほどのアドバイスを頂けたこと、感激しまた驚いております。
先生方のアドバイスをじっくり読ませて頂いた結果気持ちもかなり落ち着きましたので、今回診て頂いた先生に疑問をぶつけ、ご説明を頂いてから今後を考えることに致しました。
右上2番に関しては、かなり以前に(別の歯科医院で)裏側に早期の虫歯があるということで、表面を少し削って頂いたように記憶しています(詰め物等はしておりません)。
1回目の診断時に"歯根破折の可能性"を指摘されたのはレントゲン写真上で、歯根の途中に黒い影(空洞のようなもの)があったことからおっしゃられました。
また、2回目の受診の際に右下2番(ないし1番)との噛み合わせ不良が原因で(恒常的に高い荷重が加わり)折れたのかも知れないともおっしゃっていました。
1.2.3.につきましては、先生のご説明をしっかりうかがおうと思います。
4.につきましては、私の説明に言葉足らずな部分がありました。
事前に歯科助手(?)の方による歯周病に関する説明と歯周ポケットの検査があり、その流れで行われました。
少なくとも表面上は虫歯とは関係の無い場所及び内容の治療でしたので、やや唐突な印象を受けたのですが、先生方のご説明をうかがうと、それほど気にするようなことではなかったようにも思えます。
ところで、今回の件とはまったく関係の無い話で恐縮なのですが、小生10年ほど前に顎関節症を患いマウスピースにて矯正した経験があります。
その後なんとなく滑舌が悪くなったなあと思いつつも放っておいたら、最近それが酷くなっていることに気がつきました(特にタ行が上手く発音できないようです)。
これは顎関節症或いはその治療と何らかの関係があるものなのでしょうか?
また、治療を受けたほうがよいものでしょうか?
→もしも、一つのスレッド内で別の質問を追加することがルール/マナー違反でしたら、無視して頂いて結構です。
繰り返しになりますが、真摯なアドバイスを頂き本当にありがとうございました。
回答6
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-08-04 16:39:36
相談者からの返信
相談者:
アゴデンさん
返信日時:2010-08-05 22:08:22
相談者からの返信
相談者:
アゴデンさん
返信日時:2010-08-05 22:50:53
改めましてこんにちは。
右上2番に関して、もう一度相談させて頂きたい(現在診て頂いている先生には聞きにくい)ことが生じました。
三回目の診察時、同歯の治療部をリーマ(と言うのでしょうか?)で掃除して頂いた際、奥の方で神経に触ったような痛みを感じました。
その状況と、初診の際のレントゲン写真の歯根にみられた黒い影※(初診時はこれを"歯根破折の疑い"の根拠とされました)から、(歯根部に)欠損があり、そこに歯茎が入り込んでいるため(本来は感じない)痛みを感じたのでしょうとのことでした(その際は歯根破折という表現は使われませんでした)。
※歯根の先端から少し下がった所の2股の間中心からやや右にオフセットした部位にあります(直径は歯根1本分強位だと思います)。
ただ、やはり抜歯は早急に必要かつその際に欠損部で歯が折れる可能性がある(のでちょっと難しい処置になる)とおっしゃいました(ちなみに次回の受診は3週間後で抜歯される予定です)。
ちなみに、今日の診察時に消毒をして頂いたのですが現在少しズキズキします(治療前は異常なし)。
今回お伺いしたいのは、上記の状況を考えた時に
・抜歯以外の選択肢は無いと言い切れるのか?
・早急な処置が必要か?
という2点になります。
「抜歯が必要」とあまりにも強く(自信をもって)おっしゃったので、これらは(主治医の)先生にはそれ以上のことを聞けませんでした(ただ"残念ですが"とのお気遣いも頂きました)。
お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。
右上2番に関して、もう一度相談させて頂きたい(現在診て頂いている先生には聞きにくい)ことが生じました。
三回目の診察時、同歯の治療部をリーマ(と言うのでしょうか?)で掃除して頂いた際、奥の方で神経に触ったような痛みを感じました。
その状況と、初診の際のレントゲン写真の歯根にみられた黒い影※(初診時はこれを"歯根破折の疑い"の根拠とされました)から、(歯根部に)欠損があり、そこに歯茎が入り込んでいるため(本来は感じない)痛みを感じたのでしょうとのことでした(その際は歯根破折という表現は使われませんでした)。
※歯根の先端から少し下がった所の2股の間中心からやや右にオフセットした部位にあります(直径は歯根1本分強位だと思います)。
ただ、やはり抜歯は早急に必要かつその際に欠損部で歯が折れる可能性がある(のでちょっと難しい処置になる)とおっしゃいました(ちなみに次回の受診は3週間後で抜歯される予定です)。
ちなみに、今日の診察時に消毒をして頂いたのですが現在少しズキズキします(治療前は異常なし)。
今回お伺いしたいのは、上記の状況を考えた時に
・抜歯以外の選択肢は無いと言い切れるのか?
・早急な処置が必要か?
という2点になります。
「抜歯が必要」とあまりにも強く(自信をもって)おっしゃったので、これらは(主治医の)先生にはそれ以上のことを聞けませんでした(ただ"残念ですが"とのお気遣いも頂きました)。
お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。
回答7
回答8
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-08-06 09:14:43
相談者からの返信
相談者:
アゴデンさん
返信日時:2010-08-13 07:18:54
山田先生
ご回答ありがとうございます(お礼が遅くなって申し訳ありません)。
下に述べますように、転院することを決心し、転院先では現時点での抜歯は不要との診察を頂きました。
どちらの先生のご判断が正しかったは、時間が経ってみないとわからないかも知れませんが、自分にとっては転院先の先生のご説明、治療内容の方が信頼できるものでした。
ご回答ありがとうございます(お礼が遅くなって申し訳ありません)。
下に述べますように、転院することを決心し、転院先では現時点での抜歯は不要との診察を頂きました。
どちらの先生のご判断が正しかったは、時間が経ってみないとわからないかも知れませんが、自分にとっては転院先の先生のご説明、治療内容の方が信頼できるものでした。
相談者からの返信
相談者:
アゴデンさん
返信日時:2010-08-13 07:23:06
相談者からの返信
相談者:
アゴデンさん
返信日時:2010-08-13 08:43:59
ご回答下さった先生方へ
最終的に転院することを決心し、(転院先での)治療が始まっています。
ここに至った経緯を述べさせて頂きたいと思います(長文ご容赦下さい)。
8/5の投稿で(前の歯科医院での)治療後ズキズキすると書きましたが、その後痛みがかなり増してきました。
時間の都合がついた時点で、その歯科医院はお盆休み(一週間)に入ってしまっていたため、以前に治療して頂いたことのある歯科医院*に処置をお願いしました。
その際、詰め物をとるとかなりの出血があることが判明しました(先生も驚かれ、かつ「これは痛いわ」とおっしゃっていました)。
*その時の経験から信頼できる歯科医院だとわかっていたのですが、引越しによって少し遠くなってしまったため、今回は自宅から歩いていける(転院前の)歯科医院にお願いしていました。
実は、痛みの元となった治療の際に、非常に痛みを感じたことがあり(物心ついてから初めて左手を挙げてしまいました)。
その時先生は
「治療器具が根元の穴からそれて健康な歯茎に当たったようだ」
と言われました。
その後、前歯の歯石除去、患部消毒、仮詰めで治療は終了しました。
薬は何も出ませんでした。
結果的に、この治療内容が転院を決心した理由の一つとなりました。
多分に主観を含むことを承知で述べますが、患部からの出血があったことを知った時点で、この際の歯石除去治療に疑問が沸きました。
(歯石除去後の)うがい時の出血が多めだったのですが、その時は歯石を取ったからだと思っていました。
しかし、恐らく患部からの出血も含まれていたのだと思います(患部治療→歯石除去が連続したため、途中でうがいはしませんでした)。
(患部からの)出血があるのに何故歯石除去を?出血があるから歯石除去だった?残念ながらわかりません。
また、この状況(患部からの出血あり)&次回治療が三週間後であるにも関わらず、何の薬も出なかったことも疑問です。
転院先での現状判断は、右上2番は
「すぐに抜歯が必要な状況ではない。
根管治療をして様子を見る。
但し、延命治療であることは理解して下さい。」
とのことでした(以前にご回答頂いた上田先生のご見解に近いように思います)。
ただ、何故穴が開いたのかは、よくわからないとのことでした。
左下6番についても、
「歯根に膿がたまっているようだが自覚症状がないのなら直ちに抜歯する必要はない」
とのことでした。
当日中に根管治療を開始して下さり、歯茎の傷口の止血消毒もして頂きました(消炎剤ほかお薬も出されました)。
前提が違うので当たり前かもしれませんが、前の医院では根管治療はほとんどされなかったのに対し、転院先では当日予約にも関わらず、非常に時間をかけて丁寧に治療をして頂きました(難しい状態ではあったようで、診察開始から終了まで1時間以上かかりました)。
あと1回根管治療をされるようです。
もちろん、転院の大きな理由が抜歯要否判断であることは否定しませんが、診断から治療に至る過程でのコミュニケーションにおいて、転院先の先生の方がより信頼できると感じたのも事実です(もやもやした気持ちが無くなりました)。
先生方のアドバイスからも大変力を頂きました。
ありがとうございました。
最終的に転院することを決心し、(転院先での)治療が始まっています。
ここに至った経緯を述べさせて頂きたいと思います(長文ご容赦下さい)。
8/5の投稿で(前の歯科医院での)治療後ズキズキすると書きましたが、その後痛みがかなり増してきました。
時間の都合がついた時点で、その歯科医院はお盆休み(一週間)に入ってしまっていたため、以前に治療して頂いたことのある歯科医院*に処置をお願いしました。
その際、詰め物をとるとかなりの出血があることが判明しました(先生も驚かれ、かつ「これは痛いわ」とおっしゃっていました)。
*その時の経験から信頼できる歯科医院だとわかっていたのですが、引越しによって少し遠くなってしまったため、今回は自宅から歩いていける(転院前の)歯科医院にお願いしていました。
実は、痛みの元となった治療の際に、非常に痛みを感じたことがあり(物心ついてから初めて左手を挙げてしまいました)。
その時先生は
「治療器具が根元の穴からそれて健康な歯茎に当たったようだ」
と言われました。
その後、前歯の歯石除去、患部消毒、仮詰めで治療は終了しました。
薬は何も出ませんでした。
結果的に、この治療内容が転院を決心した理由の一つとなりました。
多分に主観を含むことを承知で述べますが、患部からの出血があったことを知った時点で、この際の歯石除去治療に疑問が沸きました。
(歯石除去後の)うがい時の出血が多めだったのですが、その時は歯石を取ったからだと思っていました。
しかし、恐らく患部からの出血も含まれていたのだと思います(患部治療→歯石除去が連続したため、途中でうがいはしませんでした)。
(患部からの)出血があるのに何故歯石除去を?出血があるから歯石除去だった?残念ながらわかりません。
また、この状況(患部からの出血あり)&次回治療が三週間後であるにも関わらず、何の薬も出なかったことも疑問です。
転院先での現状判断は、右上2番は
「すぐに抜歯が必要な状況ではない。
根管治療をして様子を見る。
但し、延命治療であることは理解して下さい。」
とのことでした(以前にご回答頂いた上田先生のご見解に近いように思います)。
ただ、何故穴が開いたのかは、よくわからないとのことでした。
左下6番についても、
「歯根に膿がたまっているようだが自覚症状がないのなら直ちに抜歯する必要はない」
とのことでした。
当日中に根管治療を開始して下さり、歯茎の傷口の止血消毒もして頂きました(消炎剤ほかお薬も出されました)。
前提が違うので当たり前かもしれませんが、前の医院では根管治療はほとんどされなかったのに対し、転院先では当日予約にも関わらず、非常に時間をかけて丁寧に治療をして頂きました(難しい状態ではあったようで、診察開始から終了まで1時間以上かかりました)。
あと1回根管治療をされるようです。
もちろん、転院の大きな理由が抜歯要否判断であることは否定しませんが、診断から治療に至る過程でのコミュニケーションにおいて、転院先の先生の方がより信頼できると感じたのも事実です(もやもやした気持ちが無くなりました)。
先生方のアドバイスからも大変力を頂きました。
ありがとうございました。
タイトル | [写真あり] 右上2番歯根破折のため抜歯が必要との診断に疑問 |
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質問者 | アゴデンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 47歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:2番(側切歯) 根管治療その他 歯医者への不信感 歯医者への不満・グチ その他(写真あり) 歯根破折 |
回答者 |
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