白い虫歯を削って、金属のインレーをすることへの疑問

相談者: 舞★さん (23歳:女性)
投稿日時:2010-08-07 18:20:37
こんにちは。

私は虫歯の治療について

?なぜコンポジットレジン充填保険内)出来なかったのか

?以後金属のインレーからレジン充填(保険内)に変えることは出来るのか

質問させていただきたいです。

現在右上の4番と5番の間が白い虫歯となりました。(私も確認済みで、症状が進んでくると黒くなると医師の方がいっていました)

本日金属のインレーをするために、右上の4番の歯を削り、仮の詰め物をしている状態です。

他の虫歯はコンポジットレジン充填(保険内)で対応出来ました。(左下6番C2虫歯、右下7番C2−C3虫歯、右上6番C1虫歯)

銀色は出来れば避けたいので今回もレジン充填(保険内)がよかったのですが、どういう可能性で出来ないのでしょうか。
強度でしょうか。

そもそも白い虫歯を神経に響く深さまで削る必要があったのか不思議です。

他の虫歯に比べると初期段階であるので、そこまで削らずレジン充填(保険内)では駄目なのか。と思いました。

不安なので教えてください。
宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-08-07 18:42:00
>右上の4番と5番の間が白い虫歯となりました

白い虫歯と云うのが何を意味するのか良く解りませんが、初期虫歯と言う事でしょうか?

右上4番5番の間の虫歯ですね、コンボジットレジンに出来ない理由は色々考えられます。

2級のレジン充填は結構難しいですよ、未熟な術者が処置するとコンタクトが開いたり適合の悪い部分ができたりします。

またかみ合わせや欠損の大きさなどによって強度不足になる事もあります。

その辺りの事も担当医に説明を求めてはどうでしょう。


>そもそも白い虫歯を神経に響く深さまで削る必要があったのか不思議です。

虫歯の大きさは上から見ただけでは解らない事が多いです、見た目は小さい虫歯でも、中で大きく広がってる事も多いですから。

御参考になったでしょうか。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-08-07 21:18:54
細見先生が書かれていますが、咬合面う蝕の場合は僕ならレジン充填をしたと思います。
ただ、むし歯の範囲が広く、かつ深い場合インレー修復を選択すると思います。

>他の虫歯に比べると初期段階であるので、そこまで削らずレジン充填(保険内)では駄目なのか。と思いました

このコメントに関してはむし歯の深さが不明のため、何ともいえません。

表面が白くても中(象牙質)が軟化象牙質が多い事もあります。
見た目はC1程度に見えますが、れっきとしたC2ということもあります。

それに関しては、現場で見ている歯科医しか判断できないと思われます。

参考にしてください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-08-07 22:15:17
舞★さん、こんにちは

なかなか患者さんにとっては、わかりにくいかもしれませんね。

私にも自分の基準がありますが、それぞれの先生にもCR(コンポジットレジン)に適応するケースの基準があると思います。

私は原則として、隣接面を含む虫歯の場合の保険治療は、すべて銀の詰め物にしています。

そして、咬合面(咬む面)に限る浅い虫歯に関しては、コンポジットレジンによる修復を行います。

理由としては細見先生が回答されているように、隣接面を含むレジンによる修復は、時間がかかる上に難しいことが多いことです。


>?なぜコンポジットレジン充填(保険内)出来なかったのか

理由はわかりませんが、先に書いたようにその先生の考えがあってのことと思います。


>?以後金属のインレーからレジン充填(保険内)に変えることは出来るのか

私の場合に限って言えば、虫歯の範囲にもよりますがほぼありえないです。

ここで一番重要なのは、白くきれいに治すことと今後虫歯になりにくいこと、どちらを重視するかと言うことだと思います。

そして残念ながら、保険の範囲内でこれらを両立することはほとんど不可能だと思われます。

参考になれば幸いです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-08-08 07:27:26
はじめまして、舞★さん。

虫歯の治療について、不安があるようですね。

今回の虫歯が、どのようなものだったのか?は、既に削ってしまったわけですので、削る必要があったのかどうか、断定的な発言はできませんが、いったん削ってしまえば、もう元には戻せないということを、今後は良く覚えておいてくださいね。

一般的なお話として、奥歯の歯と歯の間にできる虫歯の治療を保険で行う場合、インレーを選択することが多いと考えます。

レジン充填を好きな歯科医でしたら(私はそうですが)、条件が合えば行うかもしれません。
が、かなり少数だと思います。

レジン充填をしない、最大の理由は、コスト(材料費と時間、手間)に見合わないことと、どちらがより確実に及第点を取りやすいか、だと思います。

歯と歯の間の治療には、専用の器具(マトリックス等)が必要ですし、それなりのトレーニングも必要です。

ただ、見た目が詰まっていれば良いのならともかく、きちんと詰めるというのは、そんなに簡単なことではありません。

医療ですから、なるべく失敗を少なく、確実性の高いもの、かつ予算の範囲内でと考えると、インレーを選択するケースが多いではないでしょうか。

過去に行ったインレーを、保険のレジン充填でできないか?についてですが、ちょっと難しいお話になってしまうかもしれませんが、インレーで削った際の形態が、どうなっているのか?(専門用語だとスライスカットなのか、ボックスなのか?)によって、できる場合と出来ない場合があります。

また、上述のように、保険ではレジン充填を選択しない場合も多いですので、実際に治療を受ける歯科医師に、ご相談なさってください。

お大事にして下さい。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-08-11 10:44:48
基本的に諸先生方と同意見です。


簡単に「保険で白く出来るか?」と聞かれれば、答えとしては「やっても良い」となります。

しかし、

1 強度は大丈夫か?
2 技術的にどうか?
3 その結果、長期安定性は見込めるか?
4 それに見合った報酬が得られるか?

の全ての事項を検討した結果、「銀歯の方が良い」と担当医が判断した場合、メタルインレーを選択する事になると思います。

特に「3 その結果、長期安定性は見込めるか?」を優先して考えた場合には、メタルインレーを選択するケースが多いように思います。


このサイトの回答ドクターは、レジン充填の得意な先生が多いので、気軽に「レジン充填」と考えてしまいがちですが、川瀬先生も書かれているように「かなり少数」であると考えられた方がよろしいのではないかと思います。

従って、レジン充填での治療を希望されるのであれば、「レジン充填の得意な先生」を探す必要があると思います。




タイトル 白い虫歯を削って、金属のインレーをすることへの疑問
質問者 舞★さん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
レジン(白いプラスチック)
保険のインレー(銀・金属)
歯医者への不信感
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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