[写真あり] 抜歯を提案されている7番、残すのは不可能?(アメリカ)
相談者:
peachprincess7さん (27歳:女性)
投稿日時:2010-08-14 19:41:00
現在アメリカに住んでいます。
アメリカにある歯科医に二件いってきました。
先日、転び靴箱の角に強く左頬をぶつけた衝撃で、左上奥歯(左上7番と6番)の歯がかけてしまいました。
7番の歯は1分の3が欠け、欠けた部分はぐらぐらしています。
歯医者さんは、歯ぐきでくっついているような感じといっておりました。欠けてない部分の歯はグラグラもしていないです。
ですが、ここの歯は以前(1年前)に日本で神経の治療をしています。
先生曰く、神経の治療がちゃんとできておらず、中で炎症をおこしているみたいです。
そして中も虫歯になっているとの事。
神経をとった時にクラウンをしなくてはいけなかったみたいですが(アメリカの歯医者では神経をとったあとは必ずクラウンなどかぶせものをするといっていました)、私はしていませんでした。
というのもそのような説明も受けていなかったので、かぶせものが必要なのをしりませんでした。
たまに疲れた時など神経をとった歯がジンジンする時があったので、2か所違う歯科医へいったのですが何も問題ない、大丈夫、神経をとった歯は疲れたりすると、うずくのは良くあることと説明をうけました(もちろんレントゲンもとっていただいたのですが。。)。
アメリカでみてもらった際は、70%までしか根の中に詰めるものが入っていませんといっていました。
なので歯もとても弱ってしまっていたのかもしれません。
インターネットなどを使い、調べていなかった自分の責任でもありますが。。
半年に一度は日本に帰り歯医者さんでみてもらっていたのに、悲しいです。
そして、アメリカの歯科医を二件回ってきたのですが、7番の歯は抜歯しかないとといわれました。
6番は、がんばって残せるように治療方法を考えようといっていました。
7番は治療をしても歯がほとんどなくなってしまうし、すぐにだめになってしまうとおもうといわれました。
その歯に治療で時間とお金をつかうなら、抜歯をしてインプラントなどを考えた方がいいと。
このまま抜歯はした方がいいのでしょうか?
やはり7番の歯を残すのは不可能なのでしょうか?
あきらめず専門家の方などをさがして、他院に行ってみた方がいいでしょうか?
抜歯の方向で考えていたのですが、抜いた歯は戻ってこないですし、アメリカはすぐ抜歯をすすめてインプラントを進める方向性があるというのをインターネットで拝見したので、心配になってしまいました。
どうぞ宜しくお願いいたします。。
写真はレントゲンと、上が6番、下が7番の歯です。
画像1
アメリカにある歯科医に二件いってきました。
先日、転び靴箱の角に強く左頬をぶつけた衝撃で、左上奥歯(左上7番と6番)の歯がかけてしまいました。
7番の歯は1分の3が欠け、欠けた部分はぐらぐらしています。
歯医者さんは、歯ぐきでくっついているような感じといっておりました。欠けてない部分の歯はグラグラもしていないです。
ですが、ここの歯は以前(1年前)に日本で神経の治療をしています。
先生曰く、神経の治療がちゃんとできておらず、中で炎症をおこしているみたいです。
そして中も虫歯になっているとの事。
神経をとった時にクラウンをしなくてはいけなかったみたいですが(アメリカの歯医者では神経をとったあとは必ずクラウンなどかぶせものをするといっていました)、私はしていませんでした。
というのもそのような説明も受けていなかったので、かぶせものが必要なのをしりませんでした。
たまに疲れた時など神経をとった歯がジンジンする時があったので、2か所違う歯科医へいったのですが何も問題ない、大丈夫、神経をとった歯は疲れたりすると、うずくのは良くあることと説明をうけました(もちろんレントゲンもとっていただいたのですが。。)。
アメリカでみてもらった際は、70%までしか根の中に詰めるものが入っていませんといっていました。
なので歯もとても弱ってしまっていたのかもしれません。
インターネットなどを使い、調べていなかった自分の責任でもありますが。。
半年に一度は日本に帰り歯医者さんでみてもらっていたのに、悲しいです。
そして、アメリカの歯科医を二件回ってきたのですが、7番の歯は抜歯しかないとといわれました。
6番は、がんばって残せるように治療方法を考えようといっていました。
7番は治療をしても歯がほとんどなくなってしまうし、すぐにだめになってしまうとおもうといわれました。
その歯に治療で時間とお金をつかうなら、抜歯をしてインプラントなどを考えた方がいいと。
このまま抜歯はした方がいいのでしょうか?
やはり7番の歯を残すのは不可能なのでしょうか?
あきらめず専門家の方などをさがして、他院に行ってみた方がいいでしょうか?
抜歯の方向で考えていたのですが、抜いた歯は戻ってこないですし、アメリカはすぐ抜歯をすすめてインプラントを進める方向性があるというのをインターネットで拝見したので、心配になってしまいました。
どうぞ宜しくお願いいたします。。
写真はレントゲンと、上が6番、下が7番の歯です。
画像1
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-08-14 21:42:29
ご相談ありがとうございます。
この写真だけでははっきりと決められませんが、一般的に欧米では疑わしい場合は抜歯の判断が多く出るようです。
それはいくつかの事情もあるようですが、アメリカでは後日に結果が良くなかったときの訴訟を避けたいという気持ちは小さくないようです。
また日本においても日本人女性の上の7番の治療は、優しい治療とはいえない理由があります。
それは7番の治療自体が難しい上に、あまりに奥なので視野が悪く、手や道具が届きづらく、そして大きく口をあいたり、長く大きな口を開けていられない人も少なくないからです。
ましてやとても手の大きな外国の先生には、他の歯のようには治療できないと感じられることがあるかもしれません。
アメリカで開業している同級生の話では、彼も大きな手ですが、私はがんばっている方だとも話していました。
仮に今すぐ抜歯しなくても良いならば、一生は使えない状況で、結果的にはやはり抜歯になることはあるとしても、この写真ではとても判断できる材料にはなりませんが、日本人ならばこの割れ方ならば、リスクを相談の上でトライする選択もありそうにも思えます。
そうはいっても、そちらの国で外国人の心境を話しても無理なことも多いでしょうから、郷にいては郷に従えの結論もあり得るともいます。
根の治療の専門家のサードオピニオンを受けてみてはいかがでしょうか?
この写真だけでははっきりと決められませんが、一般的に欧米では疑わしい場合は抜歯の判断が多く出るようです。
それはいくつかの事情もあるようですが、アメリカでは後日に結果が良くなかったときの訴訟を避けたいという気持ちは小さくないようです。
また日本においても日本人女性の上の7番の治療は、優しい治療とはいえない理由があります。
それは7番の治療自体が難しい上に、あまりに奥なので視野が悪く、手や道具が届きづらく、そして大きく口をあいたり、長く大きな口を開けていられない人も少なくないからです。
ましてやとても手の大きな外国の先生には、他の歯のようには治療できないと感じられることがあるかもしれません。
アメリカで開業している同級生の話では、彼も大きな手ですが、私はがんばっている方だとも話していました。
仮に今すぐ抜歯しなくても良いならば、一生は使えない状況で、結果的にはやはり抜歯になることはあるとしても、この写真ではとても判断できる材料にはなりませんが、日本人ならばこの割れ方ならば、リスクを相談の上でトライする選択もありそうにも思えます。
そうはいっても、そちらの国で外国人の心境を話しても無理なことも多いでしょうから、郷にいては郷に従えの結論もあり得るともいます。
根の治療の専門家のサードオピニオンを受けてみてはいかがでしょうか?
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-08-15 01:31:09
peachprincess7さまこんばんわ。
歯が欠けて欠けたところがぐらついていて、抜歯しかないと診断されたわけですね、写真を拝見した所抜歯しかないと診断されたのはあながち間違いでは無いかもしれませんが、残そうと思えば残せるかもしれません。
そのためには根管治療がうまく行くことと、歯のエクストルージョンが必要です、その上でファイバーコアで支台歯築造をする必要がありそうです。
問題はそれを引き受けていただける歯科医を捜す必要が有るということになります、大変かもしれませんががんばってみてください。
7番は最後臼歯なので、個人的には保存できれば保存したい所です、参考になれば幸いです。
根管治療難症例その1 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1384
根管治療難症例その2 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1413
根管治療難症例その3 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1424
根管治療難症例その4 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1433
根管治療難症例その5 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1555
歯が欠けて欠けたところがぐらついていて、抜歯しかないと診断されたわけですね、写真を拝見した所抜歯しかないと診断されたのはあながち間違いでは無いかもしれませんが、残そうと思えば残せるかもしれません。
そのためには根管治療がうまく行くことと、歯のエクストルージョンが必要です、その上でファイバーコアで支台歯築造をする必要がありそうです。
問題はそれを引き受けていただける歯科医を捜す必要が有るということになります、大変かもしれませんががんばってみてください。
7番は最後臼歯なので、個人的には保存できれば保存したい所です、参考になれば幸いです。
根管治療難症例その1 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1384
根管治療難症例その2 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1413
根管治療難症例その3 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1424
根管治療難症例その4 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1433
根管治療難症例その5 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1555
回答3
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2010-08-15 02:06:41
こんばんは。
留学中のお怪我で、大変でしたね。
歯以外のところは大丈夫でしたか?
アメリカに何年かおりましたので、コメントさせて頂きます。
>7番の歯は1分の3が欠け、欠けた部分はぐらぐらしています。
>歯医者さんは、歯ぐきでくっついているような感じといっておりました。
>欠けてない部分の歯はグラグラもしていないです。
添付されました画像と上の記述から、7番の部分的な歯冠破折のように見えます。
破折線が歯肉縁下にまで及んでいるようですね。(歯ぐきでくっついているような感じという記述から)
破折線がどこまで波及しているかで、予後が違ってきますし、残せない場合も確かにあります。
ただし、残せる場合でも、破折線が歯肉縁下まで波及されていますので、クラウンレングスニング(外科的処置)、またはエクストルージョン(矯正処置)と云った破折線を歯肉の上に出す処置を行なう必要があるかも知れません。
そうしませんと、根管治療時の再汚染を防げませんし、精度の高い最終補綴物(クラウン)も被せられません。
よって、予後も期待できますかどうか・・・・
破折されているのが内側(顎側)のようですが、内側の部分は、食物を粉粋する働きをする機能咬頭という部分で、噛み合せの力が一番強く掛かるところです。
今回は転んだ拍子に強く噛んで割れたのだと思いますよ・・・欠けている部分がご自分の歯質で、ど真ん中のレジンと剥がれ落ちるように割れています。
よくこのような状態で今まで無事に噛んで来ましたね・・・
>神経の治療がちゃんとできておらず、中で炎症をおこしているみたいです。
>そして中も虫歯になっている。
そうですね。
確かに、根管治療に不備があるような画像ではあります・・・・
特に、7番にはう蝕が残っているように見えますし。
歯頸部の歯質も薄そうです・・・
>アメリカの歯医者では、神経をとったあとは必ずクラウンなどかぶせものをするといっていました。
「アメリカの歯医者では」ではなく、日本国内でも、世界のどの国でも、根管治療後の歯は、歯質が充分残っている場合や、咬合力が強く掛からない前歯などを除いて、一般的には破折を防ぐ意味でクラウンを被せて歯を保護しています。
特に噛み合せが強く掛かる奥歯は、予後不良や経済的な理由を排除した場合、日本でも必ず被せていますよ。
6番・7番がレジンのパッチワーク状態になっていますが、今まで誰も補綴処置を提案して差し上げなかったのでしょうか?
根管治療後に、ギャップだらけのパッチワーク・レジン状態で長期的に放置されますと、仮に奇跡的に歯冠・歯根破折が起こらなかったとしても、歯冠部からの細菌の侵入感染を起こしてしまい根管治療の成功率を下げてしまいます。
>たまに疲れた時など神経をとった歯がジンジンする時があったので、2か所違う歯科医へいったのですが何も問題ない、大丈夫、神経をとった歯は疲れたりすると、うずくのは良くあることと説明をうけました(もちろんレントゲンもとっていただいたのですが。。)アメリカでみてもらった際は、70%までしか根の中に詰めるものが入っていませんといっていました。
根管治療の基準とクオリティをどこに定めているかの問題だと思います。
アメリカでは、根管治療の精度がより重要視されている傾向にあると云えます。
根管治療に不備があった場合、再治療となりますと、治療自体が初回の治療よりも難易度が高くなりますし、時間も掛かります。
日本の保険治療ですと、色々と制限がありますので、面倒くさい再治療よりも経過観察という方法を取られたのかもしれません。
または、再治療するだけの技術がなかっただけなのかもしれません。
>なので歯もとても弱ってしまっていたのかもしれません。
>インターネットなどを使い、調べていなかった自分の責任でもありますが。。
>半年に一度は日本に帰り、歯医者さんでみてもらっていたのに悲しいです。
支台歯の根管治療のクオリティが不良ですと、確かに歯は「弱って」しまいます。
抜歯に至った症例も多くあり、とても残念だと感じています。
平均的な根管治療のレベル向上に努めなければ解決しそうにない問題だと思います・・・・
>7番は治療をしても歯がほとんどなくなってしまうし、すぐにだめになってしまうとおもうといわれました。
>その歯に治療で時間とお金をつかうなら、抜歯をしてインプラントなどを考えた方がいいと。
う蝕部分と破折部分をきれいに取り除いた後の残存歯質量が少なく、根管治療の予後が悪いと判断された場合には、確かに抜歯を提案されるかもしれません。
7番の下には噛み合せの歯がありますか?
あれば、咀嚼機能などを考えますと、やはり、予後不良の可能性があったとしても、ただちに抜歯せずに保存を試みてみるか、全てを了解なさった上でインプラント治療に踏み切るか・・・慎重に検討なさって下さい。
>アメリカはすぐ抜歯をすすめてインプラントを進める方向性があるというのをインターネットで拝見したので、心配になってしまいました。
インターネット上の情報を鵜呑みにしてはいけません。
物事は色々な角度から見なければならないと思います。
インプラントの普及率が高いのは確かにありますが、アメリカ歯科界でもImplant vs. Endoの議論はよく取り上げられています。
担当されている先生の考え方や治療方針によるところが大きいと思います。
ただ、アメリカでは再根管治療に掛かる治療費と、インプラントの治療費がほぼ同額になる場合があり、予後不良や再治療に時間が長く掛かかる可能性が高い場合は、患者さんにどちらにするか選択させているようです。
もし保存を強くご希望されていらっしゃるのなら、根管治療専門医(Endodontist)にいま一度、ご相談されてみては如何でしょうか。
保存出来ることをお祈り致します。
お大事に。
留学中のお怪我で、大変でしたね。
歯以外のところは大丈夫でしたか?
アメリカに何年かおりましたので、コメントさせて頂きます。
>7番の歯は1分の3が欠け、欠けた部分はぐらぐらしています。
>歯医者さんは、歯ぐきでくっついているような感じといっておりました。
>欠けてない部分の歯はグラグラもしていないです。
添付されました画像と上の記述から、7番の部分的な歯冠破折のように見えます。
破折線が歯肉縁下にまで及んでいるようですね。(歯ぐきでくっついているような感じという記述から)
破折線がどこまで波及しているかで、予後が違ってきますし、残せない場合も確かにあります。
ただし、残せる場合でも、破折線が歯肉縁下まで波及されていますので、クラウンレングスニング(外科的処置)、またはエクストルージョン(矯正処置)と云った破折線を歯肉の上に出す処置を行なう必要があるかも知れません。
そうしませんと、根管治療時の再汚染を防げませんし、精度の高い最終補綴物(クラウン)も被せられません。
よって、予後も期待できますかどうか・・・・
破折されているのが内側(顎側)のようですが、内側の部分は、食物を粉粋する働きをする機能咬頭という部分で、噛み合せの力が一番強く掛かるところです。
今回は転んだ拍子に強く噛んで割れたのだと思いますよ・・・欠けている部分がご自分の歯質で、ど真ん中のレジンと剥がれ落ちるように割れています。
よくこのような状態で今まで無事に噛んで来ましたね・・・
>神経の治療がちゃんとできておらず、中で炎症をおこしているみたいです。
>そして中も虫歯になっている。
そうですね。
確かに、根管治療に不備があるような画像ではあります・・・・
特に、7番にはう蝕が残っているように見えますし。
歯頸部の歯質も薄そうです・・・
>アメリカの歯医者では、神経をとったあとは必ずクラウンなどかぶせものをするといっていました。
「アメリカの歯医者では」ではなく、日本国内でも、世界のどの国でも、根管治療後の歯は、歯質が充分残っている場合や、咬合力が強く掛からない前歯などを除いて、一般的には破折を防ぐ意味でクラウンを被せて歯を保護しています。
特に噛み合せが強く掛かる奥歯は、予後不良や経済的な理由を排除した場合、日本でも必ず被せていますよ。
6番・7番がレジンのパッチワーク状態になっていますが、今まで誰も補綴処置を提案して差し上げなかったのでしょうか?
根管治療後に、ギャップだらけのパッチワーク・レジン状態で長期的に放置されますと、仮に奇跡的に歯冠・歯根破折が起こらなかったとしても、歯冠部からの細菌の侵入感染を起こしてしまい根管治療の成功率を下げてしまいます。
>たまに疲れた時など神経をとった歯がジンジンする時があったので、2か所違う歯科医へいったのですが何も問題ない、大丈夫、神経をとった歯は疲れたりすると、うずくのは良くあることと説明をうけました(もちろんレントゲンもとっていただいたのですが。。)アメリカでみてもらった際は、70%までしか根の中に詰めるものが入っていませんといっていました。
根管治療の基準とクオリティをどこに定めているかの問題だと思います。
アメリカでは、根管治療の精度がより重要視されている傾向にあると云えます。
根管治療に不備があった場合、再治療となりますと、治療自体が初回の治療よりも難易度が高くなりますし、時間も掛かります。
日本の保険治療ですと、色々と制限がありますので、面倒くさい再治療よりも経過観察という方法を取られたのかもしれません。
または、再治療するだけの技術がなかっただけなのかもしれません。
>なので歯もとても弱ってしまっていたのかもしれません。
>インターネットなどを使い、調べていなかった自分の責任でもありますが。。
>半年に一度は日本に帰り、歯医者さんでみてもらっていたのに悲しいです。
支台歯の根管治療のクオリティが不良ですと、確かに歯は「弱って」しまいます。
抜歯に至った症例も多くあり、とても残念だと感じています。
平均的な根管治療のレベル向上に努めなければ解決しそうにない問題だと思います・・・・
>7番は治療をしても歯がほとんどなくなってしまうし、すぐにだめになってしまうとおもうといわれました。
>その歯に治療で時間とお金をつかうなら、抜歯をしてインプラントなどを考えた方がいいと。
う蝕部分と破折部分をきれいに取り除いた後の残存歯質量が少なく、根管治療の予後が悪いと判断された場合には、確かに抜歯を提案されるかもしれません。
7番の下には噛み合せの歯がありますか?
あれば、咀嚼機能などを考えますと、やはり、予後不良の可能性があったとしても、ただちに抜歯せずに保存を試みてみるか、全てを了解なさった上でインプラント治療に踏み切るか・・・慎重に検討なさって下さい。
>アメリカはすぐ抜歯をすすめてインプラントを進める方向性があるというのをインターネットで拝見したので、心配になってしまいました。
インターネット上の情報を鵜呑みにしてはいけません。
物事は色々な角度から見なければならないと思います。
インプラントの普及率が高いのは確かにありますが、アメリカ歯科界でもImplant vs. Endoの議論はよく取り上げられています。
担当されている先生の考え方や治療方針によるところが大きいと思います。
ただ、アメリカでは再根管治療に掛かる治療費と、インプラントの治療費がほぼ同額になる場合があり、予後不良や再治療に時間が長く掛かかる可能性が高い場合は、患者さんにどちらにするか選択させているようです。
もし保存を強くご希望されていらっしゃるのなら、根管治療専門医(Endodontist)にいま一度、ご相談されてみては如何でしょうか。
保存出来ることをお祈り致します。
お大事に。
タイトル | [写真あり] 抜歯を提案されている7番、残すのは不可能?(アメリカ) |
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質問者 | peachprincess7さん |
地域 | 海外 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 大学生・短大生・専門学生 |
カテゴリ |
抜歯:7番(第二大臼歯) 歯が割れた・折れた・欠けた 根管治療の失敗・再治療 その他(写真あり) アメリカ(米国) 歯をぶつけた(歯の打撲・外傷) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。