矯正治療、親知らずを抜くか第二大臼歯を抜くか迷っています

相談者: キリンさん (17歳:女性)
投稿日時:2010-08-16 14:09:13
高3なのですが、歯並びが悪く1カ月ほど前から矯正治療への準備を進めていて、精密検査なども全て終えて進路が決まり次第すぐに装置をつける予定です。

歯並びは、隙間がなく重なっているので、矯正治療法としては抜歯をすることがやむをえない状態です。

下の歯はレントゲン親知らずがはっきりと見えていて、横にまがっているかたちで第二大臼歯にぶつかっています。

夏休み中に抜歯を済ませてしまおうということになったのですが、そこで親知らずを抜くか第二大臼歯を抜くかという質問です。

親知らずはうまっているので、切開して抜くことになります。
とりあえず、歯を抜くのは下の左右2本です。

片方の第二大臼歯が以前に大きな虫歯で、神経が死んでしまった歯です。
完全に治療はされていますが、その歯に関してはそれを抜いて、親知らずを使用することになっています。

もう片方の歯は神経は死んでないので、親知らずを抜くということになっているのですが、私は検査上虫歯になるリスクが高めだということです。

今までに何度も虫歯の治療をうけていて、抜く予定の親知らずの手前の第二大臼歯も何度も虫歯治療をうけています。

治療は終了しましたが、冷たいものや熱いものに痛みがでやすく歯がだいぶ弱くなっているように思えます。

そして、親知らず抜歯の予定がたったのですが、最近になってその第二大臼歯がまた虫歯になってようで噛むと痛みを感じます。

まだ治療も相談もしていませんが、今までの治療のあとを考えると、私としては第二大臼歯を抜歯してもらって親知らずを使用したいと思うのです。

親知らずを抜いたあとは何度も行かなくてはならないし、痛みが非常に強いようですし、怖い気持ちもありますが、2回以上虫歯治療をうけた歯よりなんの治療もしていない親知らずを使用したほうがよいのではないかと思います。

抜歯の日が24日と決まっているので、それまでにもう一度相談はしたいと思っています。

親知らずを抜かないということになると、下の歯は親知らずが出てくるまで、左右第二大臼歯がないということになりますが、回答いただけると助かります・・


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-08-16 14:25:00
キリンさまこんにちわ。

矯正治療をすることになって、抜歯部位を親知らずにするか、むし歯になっている7番にするかということですが、治療技術的な問題はさておき、健全な埋智歯を7番の代わりとして使おうと考えるのは尤もなことだと思います。

個人的には、このような抜歯計画で矯正治療をしたことがないのでよく判りません。

検討課題としては、抜歯部位として7番がそもそも治療計画上問題は無いのかということとメカニクス的に、埋伏智歯を計画通り引きずり出してアップライトできるかということになると思います。

その辺りの問題がクリアできるならいい治療計画だと思います、主治医と十分相談なさって治療計画を決めていただくのがいいと思います。

参考になれば幸いです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-08-16 17:20:12
キリンさん こんにちは

山田先生と同意見です。

私自身は矯正治療を行わないのですが、紹介で私のところに通っていらしゃる患者さんですが・・・

上顎7番の状態が良くないので7番を抜歯して8番を近心移動させている状態の方がいます。

上顎と下顎で違いはありますが、山田先生が回答されているように埋伏している智歯を良い位置に持ってこれるかが課題になると思います。

担当の先生にその可能性についてよくご相談ください。

お大事にしてください。

回答 回答3
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2010-08-16 19:07:53
山田先生、ほとんど同じことをされているのでは(^^)。

http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1712

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-08-16 22:45:01
キリンさん、こんばんは

親知らずですが、やはり大きさ・形がいびつなものが多く、第2大臼歯の変わりとなるほどの状態のものが少ないのが現実です。

レントゲンでも、埋まっているものは大きさしかわからず、かみ合わせの形が解らないので、うまくかみ合うかやってみないとわからないリスクがあります。

根の形も複雑で、もしも神経の処置が必要になったらうまく治療ができないものが多くみられます。

使えるようであれば、第2大臼歯を残して治療するように当院では考えています。

回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-08-17 17:36:02
埋伏した横向きの親知らずが、第二大臼歯歯根部分に接している場合には、正直悩まされます。

矯正治療の面から考えると、圧倒的に親知らず抜歯の方がやりやすい(というかそれが一般的)のですが、その場合は治療終了後に第二大臼歯の後ろ部分の骨の形に僅かな不安(歯医者が思うだけで、将来必ずしも問題が起こるとは限りません。念のため!)が残る場合があります。

歯周病検査のときに測るポケット値が若干深くなることもあります。只、第二大臼歯抜歯の場合は治療期間もかかるし、結構大変なのです。

その部分の評価については矯正学会でも話題に上っていますし、矯正の先生の知り合いに歯周病の得意な先生がいらっしゃれば、セカンドオピニオンを求める価値はあると思います。




タイトル 矯正治療、親知らずを抜くか第二大臼歯を抜くか迷っています
質問者 キリンさん
地域 東京都下
年齢 17歳
性別 女性
職業 高校生・中学生・小学生
カテゴリ 矯正で抜いた・抜く予定
抜歯:7番(第二大臼歯)
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
歯列矯正の治療法
水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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