噛み合わせを削って調整してから痛くて噛めない
相談者:
もりsyannさん (38歳:女性)
投稿日時:2010-08-21 16:52:22
こんにちは。
年に一回歯の掃除と検診にいっているのですが、気になるところはないか聞かれたときに夜中の歯軋りを相談したところ、右上6番を調整ということで削られました。
2,3日すると左上6番あたりが、硬いものはもちろんやわらかいガムのようなものでもかむと針でさしたような痛みが出るようになってしまいました。
冷たいものや熱いものが特にしみるということはなく、かんだときだけです。
のびをして歯をかみ締めたようなときでも痛いです。
同じ歯医者で痛みを訴えたところ、今度は左上6番下6番を削られてしまいました。
左上6番は昔治療して金属の詰め物がしてありますが、下6番はなにもしていない歯です。
1週間ほどたっても全然良くならなく、また左上下6番を削られ、よくならなければ上6番の神経を抜くしかないといわれました。
不安になり、別の歯医者にいったところ、最初確認のためコンコンと6番や周辺の歯をたたかれても痛みはありませんでした。
レントゲンを見て左上6番の歯周靭帯がかなり炎症を起こしているようだという診断でした。
またいくらかみあわせがわるくても、よい歯を削るようなことはめったにしませんよといわれました。
とりあえず炎症止めを左上6番にいれ、レーザーを1週間に一度ほどあてて治療するように言われました。
痛みは2,3日でひくはずですといわれましたが、10日たってもいたいままです。
マウスピースをつけてそっとしておくしかないといわれました。
左上6番の金属を削りすぎて神経に響いてるというようなことはないのでしょうか。
今のお医者さんは金属を作りなおすようなことはしたくないとのことなのですが・・・・。
このままレーザー照射とマウスピースをつけて治るものなのでしょうか。
最初の歯医者で痛くなってから2ヶ月近く痛いままで、食べると痛いので食欲も落ち、憂鬱です。
スポーツや日常の力を入れる作業も、うっかり歯をくいしばると飛び上がるほど痛いのでいらいらします。
よろしくお願いします。
年に一回歯の掃除と検診にいっているのですが、気になるところはないか聞かれたときに夜中の歯軋りを相談したところ、右上6番を調整ということで削られました。
2,3日すると左上6番あたりが、硬いものはもちろんやわらかいガムのようなものでもかむと針でさしたような痛みが出るようになってしまいました。
冷たいものや熱いものが特にしみるということはなく、かんだときだけです。
のびをして歯をかみ締めたようなときでも痛いです。
同じ歯医者で痛みを訴えたところ、今度は左上6番下6番を削られてしまいました。
左上6番は昔治療して金属の詰め物がしてありますが、下6番はなにもしていない歯です。
1週間ほどたっても全然良くならなく、また左上下6番を削られ、よくならなければ上6番の神経を抜くしかないといわれました。
不安になり、別の歯医者にいったところ、最初確認のためコンコンと6番や周辺の歯をたたかれても痛みはありませんでした。
レントゲンを見て左上6番の歯周靭帯がかなり炎症を起こしているようだという診断でした。
またいくらかみあわせがわるくても、よい歯を削るようなことはめったにしませんよといわれました。
とりあえず炎症止めを左上6番にいれ、レーザーを1週間に一度ほどあてて治療するように言われました。
痛みは2,3日でひくはずですといわれましたが、10日たってもいたいままです。
マウスピースをつけてそっとしておくしかないといわれました。
左上6番の金属を削りすぎて神経に響いてるというようなことはないのでしょうか。
今のお医者さんは金属を作りなおすようなことはしたくないとのことなのですが・・・・。
このままレーザー照射とマウスピースをつけて治るものなのでしょうか。
最初の歯医者で痛くなってから2ヶ月近く痛いままで、食べると痛いので食欲も落ち、憂鬱です。
スポーツや日常の力を入れる作業も、うっかり歯をくいしばると飛び上がるほど痛いのでいらいらします。
よろしくお願いします。
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-08-22 12:11:07
>左上6番の金属を削りすぎて
その歯の修復の仕方はどの様になっていますか?
金属で歯全体をすっぽりと多い被せるものですか?
それとも歯の一部に金属を詰める形のものですか?
あくまでも文面よりの推測ですが、もし後者(金属を歯につめる形の修復)でしたら、「歯にヒビが入っていないか」を疑います。
簡単に確認できる場合もありますが、小さい亀裂でしたら、なかなか見つけ難いこともあります。
マイクロスコープがある医院でしたら、それが有効でしょうし、無ければレジン充填という治療で使用する「光照射器」などで光を当てて確認する先生もいます。
その歯の修復の仕方はどの様になっていますか?
金属で歯全体をすっぽりと多い被せるものですか?
それとも歯の一部に金属を詰める形のものですか?
あくまでも文面よりの推測ですが、もし後者(金属を歯につめる形の修復)でしたら、「歯にヒビが入っていないか」を疑います。
簡単に確認できる場合もありますが、小さい亀裂でしたら、なかなか見つけ難いこともあります。
マイクロスコープがある医院でしたら、それが有効でしょうし、無ければレジン充填という治療で使用する「光照射器」などで光を当てて確認する先生もいます。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-08-22 14:43:25
>夜中の歯軋りを相談したところ、
歯軋りをする人は、当然ながら歯がすり減っています。
すり減らしながら、下顎運動時に上下の咬み合わせを調整しているので、考え方によっては削って調製する必要はないとも言えます。
実際、私の場合は、咬み合わせに変調を来している場合は、付け足す(修復)治療をする事が多いものです。
歯科医が削り過ぎて、象牙質の露出を生じたり、咬み合わせの微妙な変化により、咬合時歯を水平方向に倒すベクトルが生じて痛みを訴える事が有ります。
以下は最近ブログに書いたばかりです。
歯を削ることにより咬み合わせは、低くなってしまう可能性があります。
正しい咬合調整の基本は咬合高径に変化を来さないものです。
低くなった噛み合わせは、基本的には奥歯からの咬合挙上をしながら、咬み合わせと顎位を整えて行かねばなりません。
以下もつい最近ブログに書いたばかりです。
良くならない、反って痛くなった、何回も通わされる。
以上のような事で相談が寄せられたり、来院する方が時々おられます。
一番共通している事は、レーザー照射をする目的の対称となる診断に関する報告がない事です。
簡単に言えばヤミクモにしている感じです。
どの部分がどのような病名で、この様な治療をすると治る可能性が
高いという事で、治療にかかるのですが、これが診断です。
診断なきところに治療はあり得ません。
歯軋りをする人は、当然ながら歯がすり減っています。
すり減らしながら、下顎運動時に上下の咬み合わせを調整しているので、考え方によっては削って調製する必要はないとも言えます。
実際、私の場合は、咬み合わせに変調を来している場合は、付け足す(修復)治療をする事が多いものです。
歯科医が削り過ぎて、象牙質の露出を生じたり、咬み合わせの微妙な変化により、咬合時歯を水平方向に倒すベクトルが生じて痛みを訴える事が有ります。
以下は最近ブログに書いたばかりです。
歯を削ることにより咬み合わせは、低くなってしまう可能性があります。
正しい咬合調整の基本は咬合高径に変化を来さないものです。
低くなった噛み合わせは、基本的には奥歯からの咬合挙上をしながら、咬み合わせと顎位を整えて行かねばなりません。
以下もつい最近ブログに書いたばかりです。
良くならない、反って痛くなった、何回も通わされる。
以上のような事で相談が寄せられたり、来院する方が時々おられます。
一番共通している事は、レーザー照射をする目的の対称となる診断に関する報告がない事です。
簡単に言えばヤミクモにしている感じです。
どの部分がどのような病名で、この様な治療をすると治る可能性が
高いという事で、治療にかかるのですが、これが診断です。
診断なきところに治療はあり得ません。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-08-23 19:18:23
そうですね…。
僕も文面から察すると藤森先生の書かれているように「歯牙破折」を疑います。
「咬み合わせの調整によって痛みが出た」
のか
「元々、ヒビが入っている所を削ったために痛くなってしまった」
のかは解りません。
(そもそも本当にヒビが入っているかどうかも解りませんが…)
マイクロスコープで調べてみると、ヒビが入っているかどうかを確認できるかもしれません。
おだいじにされてください。
僕も文面から察すると藤森先生の書かれているように「歯牙破折」を疑います。
「咬み合わせの調整によって痛みが出た」
のか
「元々、ヒビが入っている所を削ったために痛くなってしまった」
のかは解りません。
(そもそも本当にヒビが入っているかどうかも解りませんが…)
マイクロスコープで調べてみると、ヒビが入っているかどうかを確認できるかもしれません。
おだいじにされてください。
回答4
尾崎歯科医院(札幌市西区)の尾崎です。
回答日時:2010-08-23 19:39:20
もりsyann さんこんばんは
2ヶ月も痛みが続くのでは大変ですね。
ところで最初に気になっていた歯ぎしりは改善されたのでしょうか?
最初に調整したのは右の歯で、その後痛みを発症したのは左の歯で現在も痛みがひどいのは左の歯ですよね。
藤森先生が書かれておりますが、私も歯牙の破折を疑います。
もし破折しているようならばレーザー当てたり、安静にするだけでは痛みは取れないでしょうね。
X線で歯根膜に炎症があると言われているのでしたら、歯随診断テストは行なっていますか。
もしかするとすでに歯髄炎から失活してしまっている可能性もあるのではないでしょうか。
もう一度良く診ていただいてください。
お大事に
2ヶ月も痛みが続くのでは大変ですね。
ところで最初に気になっていた歯ぎしりは改善されたのでしょうか?
最初に調整したのは右の歯で、その後痛みを発症したのは左の歯で現在も痛みがひどいのは左の歯ですよね。
藤森先生が書かれておりますが、私も歯牙の破折を疑います。
もし破折しているようならばレーザー当てたり、安静にするだけでは痛みは取れないでしょうね。
X線で歯根膜に炎症があると言われているのでしたら、歯随診断テストは行なっていますか。
もしかするとすでに歯髄炎から失活してしまっている可能性もあるのではないでしょうか。
もう一度良く診ていただいてください。
お大事に
相談者からの返信
相談者:
もりsyannさん
返信日時:2010-08-24 00:08:55
先生方お忙しいところご回答ありがとうございました。
やはりただ削るだけの調整はあまりよくないものなのですね・・・。
左上6番は金属をつめる形のほうです。
今行っている歯医者ではマイクロスコープはないそうです。
複数の先生が指摘されているので、ヒビの確認をしてもらおうと思います。
歯髄診断テストはしていません。
歯軋りは就寝中に家族に指摘されていたものなので今は確認できていません。
ですが朝起きて異様に首・肩から背中にかけて痛いので、たぶん続いているのではないかと思います。
今の治療が不安なら歯科大(マイクロスコープが確実にあるので)に行ったらどうかといわれましたが、紹介状をもらいにくい雰囲気です。
やはりただ削るだけの調整はあまりよくないものなのですね・・・。
左上6番は金属をつめる形のほうです。
今行っている歯医者ではマイクロスコープはないそうです。
複数の先生が指摘されているので、ヒビの確認をしてもらおうと思います。
歯髄診断テストはしていません。
歯軋りは就寝中に家族に指摘されていたものなので今は確認できていません。
ですが朝起きて異様に首・肩から背中にかけて痛いので、たぶん続いているのではないかと思います。
今の治療が不安なら歯科大(マイクロスコープが確実にあるので)に行ったらどうかといわれましたが、紹介状をもらいにくい雰囲気です。
タイトル | 噛み合わせを削って調整してから痛くて噛めない |
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質問者 | もりsyannさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の痛み その他 噛み合わせ(咬合)治療 歯軋り(歯ぎしり) 歯根破折 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。