[写真あり] 保険外での根管治療でラバーダム無しについて

相談者: こさまりもさん (51歳:女性)
投稿日時:2010-08-22 23:26:18
保険外での根幹治療の説明を受け、納得して5根菅の根菅治療に入りました。

現在第一小臼歯の治療が終了したところです。



疑問なのは保険外治療であるのにラバーダムを使用していなかった点です。
これは保険外治療として問題があるのでしょうか。


その他の治療状況は

・充填液が端まで入っているレントゲンを見せて頂ました。
マイクロスコープは使用すると説明をうけました。
 しかし顔はタオルをのせている為、治療内容はまったく見ていません。



当サイトでラバダームについての説明を見るまでは存在を知らなかったため、不審感はなかったのですが、不安になり相談させていただきました。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-08-22 23:44:34
保険外治療自費治療なので制約は有りません。

つまりラバーダムをするかしないかは担当医の考え方によって異なります。


ラバーダムをしないでも十分と考えたのならしないでしょうし、ラバーダムが必要と考えたたのならするし。

主治医に尋ねてみては如何でしょう。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-08-23 08:18:28
担当医によって考え方は異なるでしょう。

私もラバーを使いますが、成功率を上げるというよりも、治療がやりやすいから。

なくとも上手な先生はいると思います。
あまり神経質になる必要はないのでは。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-08-23 08:39:04
いろんな先生がいらっしゃいますので、あくまでも個人的な意見ですが、ラバーダムには、感染予防だけでなく、他にも様々な利点があります。
なので、教科書的には、するべき物だと思います。


しかし、大野先生がおっしゃるとおり、「治療がやりやすい」というところが、実は、実践されている多くの先生の本音かもしれません。



いずれにしても、自費診療の多くの部分は、信頼関係によるものだと思います。

細見先生のおっしゃるとおり、治療そのものの、そのやり方、考え方は千差万別。
納得されたのであれば、良いと思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こさまりもさん
返信日時:2010-08-23 21:26:21
細見先生、大野先生、中山先生ありがとうございました。


ラバーダムがすべてではないという事がよくわかりました。
根菅治療の後は矯正治療もする予定なので、気軽に尋ねられるような信頼関係を持って今後の治療に望みたいと思います。


もう一つ気になる事が事があるのですが、根菅治療が成功したかどうかは、何をもって判断できるのでしょうか?

私の場合は1根菅の治療終了時にレントゲンを見せていただいて、端まで充填液が届いているように見えました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-08-23 21:59:51
根菅治療が成功したかどうかは、
>何をもって判断できるのでしょうか?

第一次的には「自覚症状の消失」。
第二次的には「レントゲン上での骨透過像の消失」

となりますが、自覚症状の消失には数カ月かかる事があります。


また、レントゲンでの確認は数カ月から1年くらい先でないと確認できません(骨の治癒には時間がかかります)。


参考にされてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こさまりもさん
返信日時:2010-08-23 22:40:31
タイヨウ先生回答ありがとうございます。

私の場合、痛みなどの自覚症状がありませんでしたが、治療前のレントゲンの結果、以前神経を抜いた時の根菅治療の状態がよくないという指摘を受けて始めました。

そうすると第二次的な判定になるように思うのですが「レントゲン上での骨透過像の消失」とはどうのような状態なのでしょうか?


何度も申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-08-24 01:25:44
新人回答者の柴田です。

タイヨウ先生のフォローを勝手にさせていただきます。

いろいろな原因で「レントゲンで根の先を中心にしてできる周囲より黒い部分を骨透過像」と言ったらいいのでしょうか。

根の先に炎症を起こす事により骨が変化してX線が通りやすくなります。
そうするとレントゲン上で黒くうつってきます。

炎症が治まり骨の状態が元に戻ってくると又元々の骨と同じようにX線を通しにくくなり黒さが元に戻ってくる(白くなる)という事です。


実際タイヨウ先生が書かれているように骨の治りは遅いです。
普通の骨折でぴたっと元に戻した骨がくっつくのに月単位ですから。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-08-24 02:18:14
こんばんは。
言葉だけでは解り難い事が多いですね。

下の画像はまだ私が大学を卒業して数年すら経っていない頃のものです。
この当時の私はまだラバーダムもほぼ使用してはいない時期でした。


上の写真の真ん中辺りに見える6番という歯ですが、骨に埋まっている根の先から周囲にかけて黒っぽく透けて見える所が骨の透過像です。


2番目が根管治療中です。
当時のある時期、根管処置に薬剤を使わない事にマイブームがあり、この症例は根の治療中に歯の中に薬剤を、消毒以外には使用しておりません。
根の中が清掃拡大できていれば、根尖病巣は治るという理屈です。


そして3番目は根の治療も被せ物も終わって1年ほど経った時の画像です。
1番目にあった透過像が消えています。
これが「レントゲン上での骨透過像の消失」となります。



という事は、治療を行う者の手技によって結果は左右され、ラバーダムの有無で今回のこのケースに問題点があったかどうかを語る材料にするには決定打に乏しいと思います。





た・だ・し
「使わなくともよい」という事は今は全く思っておりません。

画像1画像1

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-08-24 02:21:54
↑↑すいません。
7番近心のマージンにツッコミは入れないでおいてくだされ;;

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こさまりもさん
返信日時:2010-08-24 21:31:27
柴田先生 ありがとうございます。

レントゲンでは根の病気の為に、骨が変化してX線が通り易くなるため黒くなる写る事、骨はすぐには元に戻らない事、よくわかりました。



田中先生 ありがとうございます。

画像もUPして頂いて、治療から治癒にいたる様子が更によくわかりました。
このようになっていれば成功なんですね。



各先生方の意見を伺って、根菅治療で確認すべき事がかなりわかってきたように思います。

ラバーダムについては、少し勇気を持って、担当の先生に確認してみます。


そして、根菅治療ー>矯正治療ー>被せ物という予定なので、被せ物を作成する時期に根菅治療が成功していれば、セラミックを選択しようと思います。




*追記
私はオープンバイトで、常に咬みあっている第一小臼歯より後ろがかなり痛んでいて、少し顎の痛みもあったため、矯正治療を決めました。
今回はかなりの出費なので、できるだけ今後の治療費用がかからないように治療して頂きたいと考えています。


今回は各先生方に回答を頂き感謝しています。
このサイトに出会えてよかったです。
今後ともよろしくお願いいたします。



タイトル [写真あり] 保険外での根管治療でラバーダム無しについて
質問者 こさまりもさん
地域 兵庫
年齢 51歳
性別 女性
職業 自営業・フリーランス
カテゴリ 根管治療の治療法
ラバーダム
その他(写真あり)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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