4番抜歯、5・6番土台の延長ブリッジをしましたが・・・(ドイツ)
相談者:
yukikoさん (36歳:女性)
投稿日時:2010-08-18 19:43:43
ドイツ在住の36歳、女性です。
どうぞ宜しくお願いします。
1年半ほど前に右上4番を抜歯しました。
その後、ずっとインプラントを考えつつも放置してしまい(義歯は着用)、先月インプラントのCTレントゲンを撮ったところ、かかり付けの先生から
「骨が薄いからインプラントは無理」
と言われてしまいました。
セカンド・オピニオンを求めて別の先生の所にも行ってみましたが、やはり骨が薄すぎるのでインプラントは×とのこと。
かかり付けの先生のアドバイスに従い、ブリッジにすることにしました。
その際、
「右上3番と5番は健康な歯なので、なるべく削らないで欲しい」
とお願いしたところ、先生より
「5番6番を土台としたブリッジも可能」
と言われました(この時、延長ブリッジのデメリットについて説明はなかったです)。
特に右上3番が削られたくなかったのと、右上6番は処置していた歯(神経なし)でしたので、延長ブリッジのデメリットを知らずに5番6番土台のブリッジをお願いしました。
3週間の治療の間、削った5番に痛みがあったので先生に訴えたところ、
「生きてる歯なので最初は痛むのが当然。
ブリッジを装着すれば大丈夫」
とのことで様子をみることにしました。
しかし、2週間前にブリッジを装着した直後は、熱いものを飲むと激痛が走り、柔らかいものでも噛むと歯に響いたので、痛み止めのお薬を頂きました。
現在の状況は、痛みは治まり、柔らかいものであれば全く問題なく、堅いものでもあまり響かずに噛めるようになってきています。
このような状況なのですが、以下の質問にお答え頂ければ幸いです。
1.治療中の歯の痛みからこちらのサイトで色々勉強し、延長ブリッジのデメリットを知りました。
そして、骨が薄くてもインプラントが可能な場合もあると。
最善方法はやはりインプラントではないかと考え始めています。
ただ、骨が薄い場合のインプラントは高度な技術が必要でしょうし、今回の先生との意思疎通に言葉の壁があったことがあり、インプラントの可能性については日本で追求したいと考えています。
5年後には帰国する予定ですので、5年間はこの延長ブリッジのままでやっていきたいところですが、土台となっている右上5番6番への負担が心配です。
今すぐに日本に一時帰国しインプラントを考えた方がいいのか、5年程度であれば土台への負担はそれほど心配しなくて良いのか、アドバイスを頂けますでしょうか。
こちらで作ったブリッジは日本の「保険適用外」のものです。
2.日本でもインプラントが出来ないことが判明した場合、現在着用している延長ブリッジをはずし、健康な右上3番を削り通常のブリッジにした方が良いのか。
私としては、延長ブリッジをしたばかりですので、インプラントが難しい場合は出来るだけこれを使用したいところです。
もし、5番6番の負担が軽減するような噛み方等がある場合は、ご教示下さい。
3.ブリッジ着用前後に伴った痛み・響きについては、2週間経過した現在、回復傾向にあるものの、堅いものを噛むとまだ少し響きます。
様子を見ようと思いますが、ブリッジ装着後、どのぐらいの期間このような違和感が続くものなのでしょうか。
どうぞ宜しくお願いします。
1年半ほど前に右上4番を抜歯しました。
その後、ずっとインプラントを考えつつも放置してしまい(義歯は着用)、先月インプラントのCTレントゲンを撮ったところ、かかり付けの先生から
「骨が薄いからインプラントは無理」
と言われてしまいました。
セカンド・オピニオンを求めて別の先生の所にも行ってみましたが、やはり骨が薄すぎるのでインプラントは×とのこと。
かかり付けの先生のアドバイスに従い、ブリッジにすることにしました。
その際、
「右上3番と5番は健康な歯なので、なるべく削らないで欲しい」
とお願いしたところ、先生より
「5番6番を土台としたブリッジも可能」
と言われました(この時、延長ブリッジのデメリットについて説明はなかったです)。
特に右上3番が削られたくなかったのと、右上6番は処置していた歯(神経なし)でしたので、延長ブリッジのデメリットを知らずに5番6番土台のブリッジをお願いしました。
3週間の治療の間、削った5番に痛みがあったので先生に訴えたところ、
「生きてる歯なので最初は痛むのが当然。
ブリッジを装着すれば大丈夫」
とのことで様子をみることにしました。
しかし、2週間前にブリッジを装着した直後は、熱いものを飲むと激痛が走り、柔らかいものでも噛むと歯に響いたので、痛み止めのお薬を頂きました。
現在の状況は、痛みは治まり、柔らかいものであれば全く問題なく、堅いものでもあまり響かずに噛めるようになってきています。
このような状況なのですが、以下の質問にお答え頂ければ幸いです。
1.治療中の歯の痛みからこちらのサイトで色々勉強し、延長ブリッジのデメリットを知りました。
そして、骨が薄くてもインプラントが可能な場合もあると。
最善方法はやはりインプラントではないかと考え始めています。
ただ、骨が薄い場合のインプラントは高度な技術が必要でしょうし、今回の先生との意思疎通に言葉の壁があったことがあり、インプラントの可能性については日本で追求したいと考えています。
5年後には帰国する予定ですので、5年間はこの延長ブリッジのままでやっていきたいところですが、土台となっている右上5番6番への負担が心配です。
今すぐに日本に一時帰国しインプラントを考えた方がいいのか、5年程度であれば土台への負担はそれほど心配しなくて良いのか、アドバイスを頂けますでしょうか。
こちらで作ったブリッジは日本の「保険適用外」のものです。
2.日本でもインプラントが出来ないことが判明した場合、現在着用している延長ブリッジをはずし、健康な右上3番を削り通常のブリッジにした方が良いのか。
私としては、延長ブリッジをしたばかりですので、インプラントが難しい場合は出来るだけこれを使用したいところです。
もし、5番6番の負担が軽減するような噛み方等がある場合は、ご教示下さい。
3.ブリッジ着用前後に伴った痛み・響きについては、2週間経過した現在、回復傾向にあるものの、堅いものを噛むとまだ少し響きます。
様子を見ようと思いますが、ブリッジ装着後、どのぐらいの期間このような違和感が続くものなのでしょうか。
回答1
中山歯科医院(石川県金沢市)の中山です。
回答日時:2010-08-18 20:08:23
1に関して
手前にのばす延長ブリッジ(yukikoさんのケースはこれにあたります)は、比較的予後は良いと言われてはいますが、ハッキリとしたところは分かりません。
咬合や定期健診の具合にもよりますが、5年程度であれば、歯を失うほど悪くなることは無いと思います。
しかし、もし可能であるならば、インプラントを行った方が、安心は安心でしょう。
2に関して
4番であれば、インプラントが生涯にわたり不可能と言うことは少ないと思います。
すぐに処置を行えるかどうかは分かりませんが・・
(骨を作ったりする処置は必要かもしれません)
噛み方を意識するのは逆におかしな事になるかもしれませんので、通常の噛み方をするしかないと思います。
3に関して
これに関しては、拝見していないので、何とも言いようがありませんが、知覚過敏ののような物であれば、そろそろ落ち着いてきても良いような気はします。
手前にのばす延長ブリッジ(yukikoさんのケースはこれにあたります)は、比較的予後は良いと言われてはいますが、ハッキリとしたところは分かりません。
咬合や定期健診の具合にもよりますが、5年程度であれば、歯を失うほど悪くなることは無いと思います。
しかし、もし可能であるならば、インプラントを行った方が、安心は安心でしょう。
2に関して
4番であれば、インプラントが生涯にわたり不可能と言うことは少ないと思います。
すぐに処置を行えるかどうかは分かりませんが・・
(骨を作ったりする処置は必要かもしれません)
噛み方を意識するのは逆におかしな事になるかもしれませんので、通常の噛み方をするしかないと思います。
3に関して
これに関しては、拝見していないので、何とも言いようがありませんが、知覚過敏ののような物であれば、そろそろ落ち着いてきても良いような気はします。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-08-18 20:23:43
ドイツでは、日本の保険適用金属(パラジウムを含む)を使用する事は禁じられていると誰かから聞きました。
それは、さておき、
1.延長ブリッジでも、その飛び込み台部分が後ろに伸びている構造でないので、私の意見としては、これだけで予後不良とは感じませんが・・。
2.色々な考え方はあると思います。
3番を削らない(天然のままで保存する?)という考えの先生はいらっしゃるように思います。
やり直しの必要は感じません。
>5番6番の負担が軽減するような噛み方
分かりません。
というか、咬む場所を意識する事(通常は無意識にて前後・左右で咬んでいる)自体を個人的には反対します。
3.本当はここが一番気になります。
もし、途中強い痛みが無ければ、4週間様子をみられてから、痛みの強さ・持続時間などに軽減傾向があるかどうかで判断されたら良いと思います。
中山先生と被りました。
それは、さておき、
1.延長ブリッジでも、その飛び込み台部分が後ろに伸びている構造でないので、私の意見としては、これだけで予後不良とは感じませんが・・。
2.色々な考え方はあると思います。
3番を削らない(天然のままで保存する?)という考えの先生はいらっしゃるように思います。
やり直しの必要は感じません。
>5番6番の負担が軽減するような噛み方
分かりません。
というか、咬む場所を意識する事(通常は無意識にて前後・左右で咬んでいる)自体を個人的には反対します。
3.本当はここが一番気になります。
もし、途中強い痛みが無ければ、4週間様子をみられてから、痛みの強さ・持続時間などに軽減傾向があるかどうかで判断されたら良いと思います。
中山先生と被りました。
相談者からの返信
相談者:
yukikoさん
返信日時:2010-08-19 00:20:42
中山先生、藤森先生、
早速ご回答頂き有り難うございました。
私の延長ブリッジは手前に伸びているものだから、「延長ブリッジ」である事にそれほど不安を感じなくて良いということですね。
大変参考になりました。
有り難うございました。
今後2週間ほど、少し響く右上5番の様子を見つつ、このような状態が続くようであれば主治医の先生と相談してみます。
違和感がなくなるようでしたら、当面は延長ブリッジで我慢し、帰国した際に日本の先生にインプラントの相談をしてみることにします。
一つ教えて下さい。
こちらの相談室では、延長ブリッジについて、「土台への過度の負担がかかるためお勧め出来ない」「一定期間後に土台となる歯が抜歯となるケースも多い」等々アドバイスされている先生がいるのですが、これは、中山先生や藤森先生の回答から、「後ろに伸びる延長ブリッジ」を想定しているものだと思います。
「手前に伸ばす延長ブリッジ」と「後ろに伸ばす延長ブリッジ」と、土台に与える影響として具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
PS: 藤森先生
こちらで日本の保険適用金属が禁じられているのかは分かりませんが、初診で口を大きく開けた際、先生は私の銀色だらけの奥歯を見て随分驚かれていました。
一般的ではないようです。。。
早速ご回答頂き有り難うございました。
私の延長ブリッジは手前に伸びているものだから、「延長ブリッジ」である事にそれほど不安を感じなくて良いということですね。
大変参考になりました。
有り難うございました。
今後2週間ほど、少し響く右上5番の様子を見つつ、このような状態が続くようであれば主治医の先生と相談してみます。
違和感がなくなるようでしたら、当面は延長ブリッジで我慢し、帰国した際に日本の先生にインプラントの相談をしてみることにします。
一つ教えて下さい。
こちらの相談室では、延長ブリッジについて、「土台への過度の負担がかかるためお勧め出来ない」「一定期間後に土台となる歯が抜歯となるケースも多い」等々アドバイスされている先生がいるのですが、これは、中山先生や藤森先生の回答から、「後ろに伸びる延長ブリッジ」を想定しているものだと思います。
「手前に伸ばす延長ブリッジ」と「後ろに伸ばす延長ブリッジ」と、土台に与える影響として具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
PS: 藤森先生
こちらで日本の保険適用金属が禁じられているのかは分かりませんが、初診で口を大きく開けた際、先生は私の銀色だらけの奥歯を見て随分驚かれていました。
一般的ではないようです。。。
回答3
回答日時:2010-08-19 00:41:12
こんばんは。
私もお2人の先生と同じ意見です。
>「手前に伸ばす延長ブリッジ」と「後ろに伸ばす延長ブリッジ」と、土台に与える影響として具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
まず、日本で一般的によくされる延長ブリッジの設計は、??7が多いと思います。
その場合、
・7部にかかる力は口の中でも非常に強いので、?を支点にして、?に脱離方向に力がかかりやすい
・7部が上手に掃除できない。
(そもそも出来ないから抜歯に至っている)
・?の7側にプラークを溜め込むと歯周病的に重症になりやすい
などの問題が考えられると思います。
(とは言え好んでされる先生も少なくありませんので、意見は色々あるはずです)
一方で今回の場合、
・4部にかかる力は比較的弱い、?は大きい歯なので、脱離力に対しては抵抗性も強い
・歯間ブラシを上手に使えれば、掃除はしやすい(ただし、?の4側は人によっては根面が凹型をしているので、念入りに掃除する必要はあります)
・歯間ブラシを上手に使えれば、大きな問題にはなりにくい
と考えて良いと思いますよ。
また3番は咬みあわせ上とても重要な歯ですので、削ることを回避したことでかみ合わせへの悪影響を避けられた可能性もあります。
もしも4部に骨がもりもりあったのなら私もインプラントを勧めたかも知れませんが、骨が足りないということだと必ずしも・・と言う気もします。
それぞれに良し悪しってところですね。
なによりもyukikoさん自身のお手入れや、食習慣の見直しなどの方が効果的かも知れませんね。
海外で不安も多いかとは思いますが、お大事にして下さい。
私もお2人の先生と同じ意見です。
>「手前に伸ばす延長ブリッジ」と「後ろに伸ばす延長ブリッジ」と、土台に与える影響として具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
まず、日本で一般的によくされる延長ブリッジの設計は、??7が多いと思います。
その場合、
・7部にかかる力は口の中でも非常に強いので、?を支点にして、?に脱離方向に力がかかりやすい
・7部が上手に掃除できない。
(そもそも出来ないから抜歯に至っている)
・?の7側にプラークを溜め込むと歯周病的に重症になりやすい
などの問題が考えられると思います。
(とは言え好んでされる先生も少なくありませんので、意見は色々あるはずです)
一方で今回の場合、
・4部にかかる力は比較的弱い、?は大きい歯なので、脱離力に対しては抵抗性も強い
・歯間ブラシを上手に使えれば、掃除はしやすい(ただし、?の4側は人によっては根面が凹型をしているので、念入りに掃除する必要はあります)
・歯間ブラシを上手に使えれば、大きな問題にはなりにくい
と考えて良いと思いますよ。
また3番は咬みあわせ上とても重要な歯ですので、削ることを回避したことでかみ合わせへの悪影響を避けられた可能性もあります。
もしも4部に骨がもりもりあったのなら私もインプラントを勧めたかも知れませんが、骨が足りないということだと必ずしも・・と言う気もします。
それぞれに良し悪しってところですね。
なによりもyukikoさん自身のお手入れや、食習慣の見直しなどの方が効果的かも知れませんね。
海外で不安も多いかとは思いますが、お大事にして下さい。
相談者からの返信
相談者:
yukikoさん
返信日時:2010-08-19 02:36:15
渡辺先生
分かりやすく、丁寧に解説して頂き有り難うございました。
良く理解できました。
先生がおっしゃる通り、お手入れを十分にし、生活自体を改善するよいきっかけになったと思っています。
また、このサイトを治療中の「苦しい時の神頼み的」のみに利用するだけでなく、普段から歯についてもっと勉強しようと思いました。
>3番は咬みあわせ上とても重要な歯ですので、削ることを回避したことでかみ合わせへの悪影響を避けられた可能性もあります。
とのことですが、ネットで読んでいる限りでは、上4番を抜歯しブリッジをされた方の多くは3番から5番までのブリッジとなっているようです。
私のように4番から6番までの延長ブリッジは主流ではないように見受けられるのですが、ここは先生の判断により別れるところですかね。
分かりやすく、丁寧に解説して頂き有り難うございました。
良く理解できました。
先生がおっしゃる通り、お手入れを十分にし、生活自体を改善するよいきっかけになったと思っています。
また、このサイトを治療中の「苦しい時の神頼み的」のみに利用するだけでなく、普段から歯についてもっと勉強しようと思いました。
>3番は咬みあわせ上とても重要な歯ですので、削ることを回避したことでかみ合わせへの悪影響を避けられた可能性もあります。
とのことですが、ネットで読んでいる限りでは、上4番を抜歯しブリッジをされた方の多くは3番から5番までのブリッジとなっているようです。
私のように4番から6番までの延長ブリッジは主流ではないように見受けられるのですが、ここは先生の判断により別れるところですかね。
回答4
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-08-19 11:07:30
>上4番を抜歯しブリッジをされた方の多くは3番から5番までのブリッジとなっているようです。
>私のように4番から6番までの延長ブリッジは主流ではないように見受けられるのですが、ここは先生の判断により別れるところですかね。
3番クラウンにして、遠心側に自家製アタッチメントであるところのkey and keyway を設ける仕方が有るんですよ。
3番側 female
4番ダミーから male にして5、6を支台にします。
この自家製アタッチメントは、日本の保険制度でも認められていますから、正統と言えば言えるでしょう。
ただし3番を形成しなければならないマイナス面が有ります。
日本に帰られてから、インプラントにするのが良いかも知れません。
スプリットクレスト等を応用した骨造成法がありますので、何とかなると思います。
>私のように4番から6番までの延長ブリッジは主流ではないように見受けられるのですが、ここは先生の判断により別れるところですかね。
3番クラウンにして、遠心側に自家製アタッチメントであるところのkey and keyway を設ける仕方が有るんですよ。
3番側 female
4番ダミーから male にして5、6を支台にします。
この自家製アタッチメントは、日本の保険制度でも認められていますから、正統と言えば言えるでしょう。
ただし3番を形成しなければならないマイナス面が有ります。
日本に帰られてから、インプラントにするのが良いかも知れません。
スプリットクレスト等を応用した骨造成法がありますので、何とかなると思います。
相談者からの返信
相談者:
yukikoさん
返信日時:2010-08-20 01:49:43
回答5
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-08-20 09:10:47
ご相談ありがとうございます。
私も同意見ですが、しばらくはその設計自体の問題は出ないと思います。
ドイツではとても頑丈にブリッジを作る傾向があり、よく噛めるはずです。
3番を削らなかったことは大正解だと思います。
ただ5番の痛みは心配です。
白人と日本人では歯の厚みが全く違います。
往々にして東南アジア圏以外の海外では、日本人は神経への危険な距離まで削られ過ぎてしまいます。
ブリッジの成功は頑丈に作ることより、支えの歯をいかに守るかの方が重要です。
幸いに痛みが落ち着いてきているようですが、数年は神経への影響を見極める必要がありそうです。
噛み方はふつうでかまいません。
正しいケアとチェックをお勧めいたします。
私も同意見ですが、しばらくはその設計自体の問題は出ないと思います。
ドイツではとても頑丈にブリッジを作る傾向があり、よく噛めるはずです。
3番を削らなかったことは大正解だと思います。
ただ5番の痛みは心配です。
白人と日本人では歯の厚みが全く違います。
往々にして東南アジア圏以外の海外では、日本人は神経への危険な距離まで削られ過ぎてしまいます。
ブリッジの成功は頑丈に作ることより、支えの歯をいかに守るかの方が重要です。
幸いに痛みが落ち着いてきているようですが、数年は神経への影響を見極める必要がありそうです。
噛み方はふつうでかまいません。
正しいケアとチェックをお勧めいたします。
相談者からの返信
相談者:
yukikoさん
返信日時:2010-08-21 01:40:30
さがら先生
ご回答有り難うございました。
日本人の歯は削られ過ぎる傾向にあるのですか。。。知りませんでした。
私の場合も大きく削られて激痛が走ったのかもしれません。
>数年は神経への影響を見極める必要がありそうです。
>正しいケアとチェックをお勧めいたします。
これから私がすべきことですね。
正しいケアは主治医からのアドバイスやネットを参考に頑張ります。
チェックについてですが、支えの歯を何らかのトラブルから守るためには、どの位の頻度でどのような内容のチェックorメインテナンスを受けるべきでしょうか。
これまでこちらで年に2回、日本で1回、4ヶ月ごとに定期検診を受けているのですが、抜歯した右上4番は、日本で定期検診を受けて問題なしと言われた1ヶ月後に痛みが生じ、こちらで根幹治療を試みたものの手遅れで抜歯となってしまいました。
このような事態を避けるために、定期検診を受ける上で留意する点がありましたら、教えてください。
ご回答有り難うございました。
日本人の歯は削られ過ぎる傾向にあるのですか。。。知りませんでした。
私の場合も大きく削られて激痛が走ったのかもしれません。
>数年は神経への影響を見極める必要がありそうです。
>正しいケアとチェックをお勧めいたします。
これから私がすべきことですね。
正しいケアは主治医からのアドバイスやネットを参考に頑張ります。
チェックについてですが、支えの歯を何らかのトラブルから守るためには、どの位の頻度でどのような内容のチェックorメインテナンスを受けるべきでしょうか。
これまでこちらで年に2回、日本で1回、4ヶ月ごとに定期検診を受けているのですが、抜歯した右上4番は、日本で定期検診を受けて問題なしと言われた1ヶ月後に痛みが生じ、こちらで根幹治療を試みたものの手遅れで抜歯となってしまいました。
このような事態を避けるために、定期検診を受ける上で留意する点がありましたら、教えてください。
回答6
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-08-21 14:22:57
ご返信ありがとうございます。
今お受けになっているチェックの通院間隔としてはそういう場合もありだと思います。
とても良い習慣ですね、続けてください。
3番はとても重要な歯です。
病気にしないだけではなく、歯みがきやクリーニングや歯石取りでダメージを与えないようにしましょう。
これも予防です。
一般的には、チェックは二通りに分かれます。
お互いにその選択をするところから始まります。
ケアの方法はそれぞれの選択によって違いがあります。
チェックの選択肢:
1.病気の早期発見
2.健康維持増進
1.は、
チェックアップ、歯科検診、歯のドックなどと呼ばれています。
よくある普通のチェックです。
内容は異常を調べます。
早期発見早期治療が目的です。
4番の場合は1.の選択の結果であれば、その経過もやむを得なかったのかもしれません。
1.のチェックの目的は、
汚れていないか?穴はあいていないか?歯石はついていないか?腫れていないか?痛くないか?外れていないか?
つまり悪いところを探す検査です。
そして、お互いに治療やクリーニングをしたいためです。
しかし抜歯への流れにある歯を抜歯の直前に発見することは困難です。
2.は
少し普通ではありません。
目的は、一生歯を残すことです。
一生削りたくない予防です。
必要があってもくりかえし削りたくない目標です。
もちろん1.のような検査や処置等も基礎として実施しますが、それは単なる通過点であり、それだけにはとどまりません。
その先が大事なポイントです。
これから数ヶ月は何も問題が起きないだろうと見通しを立てたり、健康度合いは十分高いかとか、さらに健康度合いを引き上げられないかとかを調べ、確認し計画を立てます。
じつは早期発見早期治療の美名の元であっても、繰り返し削れば、誰でも普通の人であれば、20・30年位で歯は無くなることが分かっているからです。
たしかに早期発見すれば小さいな穴の治療ですみますが、2回目に発見されたときには、必ず前よりも大きくて深い穴へと悪化していくことが避けられないからです。
ふつう3回目くらいには神経を抜くと言われ、次には抜歯だよと言われるはめに陥りやすいからです。
くりかえし削ることはとても危険です。
これは初めから分かっている事実ですから健康を目指す場合は、仮に病気の発見があったとしても、その治療と同時に初めから一生歯を残す目的に合う条件だけの治療を選ぶことと、そして本当の予防を並行させます。
本当の予防を受けていて新しい虫歯ができることなど、ふつうはあり得ません。
つまり、一生という先までを考慮した治療計画となります。
初めから分かれ道をたどります。
分かれ道では気がつかない違いも、先まで進んで結果が大きく違ってくれば理解できるようにはなります。
ただほとんどの方は、それでも指摘されないと、気がつかず同じ轍を踏むものです。
実はチェックに限らず、すべての歯科治療はこの二つにはっきりと分かれています。
治療にも予防の考えを入れれば、ふつうは、せめて20年30年と使えます。
運が悪く30年目位に治療のやり直しが必要になったとしても、抜歯にはならず、もう一度その歯に治療ができ、また20年30年と使えるはずです。
どうしてかといえば歯を残すために、歯を守るための治療をしたはずだからです。
実際に私の治療で一番初めに作ったサシバは35年以上使えていて、今もメインテナンスに来院されていますが、歯茎も下がっていず、痛みもなく、外れることもなく、今も無事です。
また長く予防診療に通っている方のお口にある昔の治療した白金加金製の治療物は、50年以上前の治療だとお話ししていました。
ふつう長持ちします。
1.は、実はもう時代遅れの検査です。
ある程度妥協して、あまり気乗りしないけど、しないよりは良いかなとか、この程度はしょうがないという取り組みです。
20世紀までの長生きできない昔の時代であったならそれでも役に立ちました。
しかし病気に追われる後手後手の対策では、人生50年の昔ならいざしらず、長生きするようになった21世紀では新たな歯科医療が必要だという、別の選択もできます。
2.のチェック、とは、もう歯の嫌な治療から卒業するための予防です。
一生削らないために通う予防という名の治療とも言えます。
予防だけではなく、治療にももう繰り返さない、歯を失わないという、予防の考えがここでは必ず下敷きとなります。
削り続けても削らなくても、どうせ一生通院するならば、行けば行くほどプラスが増えるかもしれないと、楽しみになれる方が良いかもしれないという選択もあります。
まずこの二つの選択から始めるとそれぞれ満足感が違います。
次に今の5番ですが、このまま無事に過ごせれば最高です。
ただ、いつ根の治療をすべきかというタイミングを計ることになる可能性が高いようにも思えます。
頑丈にかぶせてしまうと、神経の状態をはかる検査はほとんどできません。
神経が活力を失ったかどうかの確認をするしかありません。
方法は診察と適度な間隔のレントゲン検査で病気の発見をすることになりそうです。
そのタイミングをみて根の治療をすれば長く残せるチャンスが増えるかもしれません。
その歯に限ってはそういう方向になるかもしれません。
また、日本人と白人とは体格も全く違うように、口の中もだいぶ違います。
歯の厚みと神経への距離だけではなく、根の形、特に歯の根元の直径と形の違い、また歯肉の性情の違いなどは、根元や歯と歯の間など歯周病の予防をする上でも民族的相違の重要なポイントとなります。
新しい先進的な治療や予防法が海外からもどんどん発表されますが、白人社会で実証されていることを鵜呑みにして日本人に当てはめても危険なことがあります。
こういった日本人と他民族との歯の違いについての研究発表は、浅学の私には知り得る限界がありますが、たった一人、それも日本人の研究者だけです。
もっとあるのかもしれません。
一方、白人社会では日本人の口に関する研究発表どころか、調べようという気持ちすらあるのかもはっきりしていません。
ヨーロッパでお暮らしになるとお気づきと思いますが、21世紀からは多少変わってきているとはいえ、日本という国は話題になることなど皆無といって良いほどの対象です。
まぁ政治経済文化等々に比べれば、たかが歯のことではありますが、日本人には日本人の治療や予防があるとも考えています。
くどい説明になってしまいましたが、ブリッジの歯を守るためには、そこだけではなく、他の歯を含めまた色々と全体的な計画が必要だという意味です。
他の歯がダメになればたった2本のブリッジの支えだけでは無事にはいられないからです。
一生歯を残すことは普通の人ならばできますが、いろいろこだわらなくてはならず大変ですから今はテキトーに読み飛ばしておいて、あまり細かいことは気にせず、できるところから気楽に始められると良いのではないでしょうか。
今お受けになっているチェックの通院間隔としてはそういう場合もありだと思います。
とても良い習慣ですね、続けてください。
3番はとても重要な歯です。
病気にしないだけではなく、歯みがきやクリーニングや歯石取りでダメージを与えないようにしましょう。
これも予防です。
一般的には、チェックは二通りに分かれます。
お互いにその選択をするところから始まります。
ケアの方法はそれぞれの選択によって違いがあります。
チェックの選択肢:
1.病気の早期発見
2.健康維持増進
1.は、
チェックアップ、歯科検診、歯のドックなどと呼ばれています。
よくある普通のチェックです。
内容は異常を調べます。
早期発見早期治療が目的です。
4番の場合は1.の選択の結果であれば、その経過もやむを得なかったのかもしれません。
1.のチェックの目的は、
汚れていないか?穴はあいていないか?歯石はついていないか?腫れていないか?痛くないか?外れていないか?
つまり悪いところを探す検査です。
そして、お互いに治療やクリーニングをしたいためです。
しかし抜歯への流れにある歯を抜歯の直前に発見することは困難です。
2.は
少し普通ではありません。
目的は、一生歯を残すことです。
一生削りたくない予防です。
必要があってもくりかえし削りたくない目標です。
もちろん1.のような検査や処置等も基礎として実施しますが、それは単なる通過点であり、それだけにはとどまりません。
その先が大事なポイントです。
これから数ヶ月は何も問題が起きないだろうと見通しを立てたり、健康度合いは十分高いかとか、さらに健康度合いを引き上げられないかとかを調べ、確認し計画を立てます。
じつは早期発見早期治療の美名の元であっても、繰り返し削れば、誰でも普通の人であれば、20・30年位で歯は無くなることが分かっているからです。
たしかに早期発見すれば小さいな穴の治療ですみますが、2回目に発見されたときには、必ず前よりも大きくて深い穴へと悪化していくことが避けられないからです。
ふつう3回目くらいには神経を抜くと言われ、次には抜歯だよと言われるはめに陥りやすいからです。
くりかえし削ることはとても危険です。
これは初めから分かっている事実ですから健康を目指す場合は、仮に病気の発見があったとしても、その治療と同時に初めから一生歯を残す目的に合う条件だけの治療を選ぶことと、そして本当の予防を並行させます。
本当の予防を受けていて新しい虫歯ができることなど、ふつうはあり得ません。
つまり、一生という先までを考慮した治療計画となります。
初めから分かれ道をたどります。
分かれ道では気がつかない違いも、先まで進んで結果が大きく違ってくれば理解できるようにはなります。
ただほとんどの方は、それでも指摘されないと、気がつかず同じ轍を踏むものです。
実はチェックに限らず、すべての歯科治療はこの二つにはっきりと分かれています。
治療にも予防の考えを入れれば、ふつうは、せめて20年30年と使えます。
運が悪く30年目位に治療のやり直しが必要になったとしても、抜歯にはならず、もう一度その歯に治療ができ、また20年30年と使えるはずです。
どうしてかといえば歯を残すために、歯を守るための治療をしたはずだからです。
実際に私の治療で一番初めに作ったサシバは35年以上使えていて、今もメインテナンスに来院されていますが、歯茎も下がっていず、痛みもなく、外れることもなく、今も無事です。
また長く予防診療に通っている方のお口にある昔の治療した白金加金製の治療物は、50年以上前の治療だとお話ししていました。
ふつう長持ちします。
1.は、実はもう時代遅れの検査です。
ある程度妥協して、あまり気乗りしないけど、しないよりは良いかなとか、この程度はしょうがないという取り組みです。
20世紀までの長生きできない昔の時代であったならそれでも役に立ちました。
しかし病気に追われる後手後手の対策では、人生50年の昔ならいざしらず、長生きするようになった21世紀では新たな歯科医療が必要だという、別の選択もできます。
2.のチェック、とは、もう歯の嫌な治療から卒業するための予防です。
一生削らないために通う予防という名の治療とも言えます。
予防だけではなく、治療にももう繰り返さない、歯を失わないという、予防の考えがここでは必ず下敷きとなります。
削り続けても削らなくても、どうせ一生通院するならば、行けば行くほどプラスが増えるかもしれないと、楽しみになれる方が良いかもしれないという選択もあります。
まずこの二つの選択から始めるとそれぞれ満足感が違います。
次に今の5番ですが、このまま無事に過ごせれば最高です。
ただ、いつ根の治療をすべきかというタイミングを計ることになる可能性が高いようにも思えます。
頑丈にかぶせてしまうと、神経の状態をはかる検査はほとんどできません。
神経が活力を失ったかどうかの確認をするしかありません。
方法は診察と適度な間隔のレントゲン検査で病気の発見をすることになりそうです。
そのタイミングをみて根の治療をすれば長く残せるチャンスが増えるかもしれません。
その歯に限ってはそういう方向になるかもしれません。
また、日本人と白人とは体格も全く違うように、口の中もだいぶ違います。
歯の厚みと神経への距離だけではなく、根の形、特に歯の根元の直径と形の違い、また歯肉の性情の違いなどは、根元や歯と歯の間など歯周病の予防をする上でも民族的相違の重要なポイントとなります。
新しい先進的な治療や予防法が海外からもどんどん発表されますが、白人社会で実証されていることを鵜呑みにして日本人に当てはめても危険なことがあります。
こういった日本人と他民族との歯の違いについての研究発表は、浅学の私には知り得る限界がありますが、たった一人、それも日本人の研究者だけです。
もっとあるのかもしれません。
一方、白人社会では日本人の口に関する研究発表どころか、調べようという気持ちすらあるのかもはっきりしていません。
ヨーロッパでお暮らしになるとお気づきと思いますが、21世紀からは多少変わってきているとはいえ、日本という国は話題になることなど皆無といって良いほどの対象です。
まぁ政治経済文化等々に比べれば、たかが歯のことではありますが、日本人には日本人の治療や予防があるとも考えています。
くどい説明になってしまいましたが、ブリッジの歯を守るためには、そこだけではなく、他の歯を含めまた色々と全体的な計画が必要だという意味です。
他の歯がダメになればたった2本のブリッジの支えだけでは無事にはいられないからです。
一生歯を残すことは普通の人ならばできますが、いろいろこだわらなくてはならず大変ですから今はテキトーに読み飛ばしておいて、あまり細かいことは気にせず、できるところから気楽に始められると良いのではないでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
yukikoさん
返信日時:2010-08-23 05:32:53
さがら先生
本当にご丁寧に有り難うございました。先生から伺った内容について主治医と良く相談し、これからは2.の健康維持増進のためのチェックをお願いすることにします。
また、白人の先生が日本人特有の問題に対応するには限界があるとのことですので、引き続き定期的に日本でも検診を受けたいと思います。
何度も申し訳ないのですが、もう2点教えてください。
1.さがら先生が、治療後に歯の痛みを感じるという相談者の方に、以下のとおりアドバイスされている記事を読みました。
>神経がもし死んでいく仮定であれば、強い痛みが出た後にパタンと痛みが消えることがあります。
>もし神経が死んで痛みが消えた場合は、後で化膿してもっと困ることになります。
私の右上5番は上記のような経過をたどっています。
右上5番を削ってから2週間ほど痛みが続き、ブリッジをかぶせて5日間は熱いものを飲むと激痛が走りほとんど何も食べれなかったのですが、6日目以降は痛みがどんどん消えていきました。
この場合、神経が死んでしまっている可能性もあるのでしょうか。
また、死んでしまってるかどうかをブリッジの上から確認する方法はありますか?
2.相談内容とずれてしまい申し訳ないのですが、現在パラジウムを被せている右下5番(神経なし)をセラミックに変える計画をしておりました。
特に問題があるわけではなく、見た目の理由だけで考えていたのですが、「くりかえし削ることはとても危険」とのこと。
見た目の理由らら安易にセラミックに変えるのは、今後の健康維持の観点から控えたほうが良いのでしょうか。
本当にご丁寧に有り難うございました。先生から伺った内容について主治医と良く相談し、これからは2.の健康維持増進のためのチェックをお願いすることにします。
また、白人の先生が日本人特有の問題に対応するには限界があるとのことですので、引き続き定期的に日本でも検診を受けたいと思います。
何度も申し訳ないのですが、もう2点教えてください。
1.さがら先生が、治療後に歯の痛みを感じるという相談者の方に、以下のとおりアドバイスされている記事を読みました。
>神経がもし死んでいく仮定であれば、強い痛みが出た後にパタンと痛みが消えることがあります。
>もし神経が死んで痛みが消えた場合は、後で化膿してもっと困ることになります。
私の右上5番は上記のような経過をたどっています。
右上5番を削ってから2週間ほど痛みが続き、ブリッジをかぶせて5日間は熱いものを飲むと激痛が走りほとんど何も食べれなかったのですが、6日目以降は痛みがどんどん消えていきました。
この場合、神経が死んでしまっている可能性もあるのでしょうか。
また、死んでしまってるかどうかをブリッジの上から確認する方法はありますか?
2.相談内容とずれてしまい申し訳ないのですが、現在パラジウムを被せている右下5番(神経なし)をセラミックに変える計画をしておりました。
特に問題があるわけではなく、見た目の理由だけで考えていたのですが、「くりかえし削ることはとても危険」とのこと。
見た目の理由らら安易にセラミックに変えるのは、今後の健康維持の観点から控えたほうが良いのでしょうか。
回答7
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-08-23 20:42:44
メールありがとうございます。
ドイツで die Gesundheit と言って言葉は通じたとしても歯科で予防に反映させる歯科医師がどれほどいるか疑問ですが、実はドイツなどヨーロッパの方が日本よりも鍼灸学会など代替医療が盛んですから、試してみてください。
1. 神経が死んだかどうかについて:
痛みが消えたから必ず死んでいくとは限りません。
治癒力が高ければ回復して生き残る可能性がゼロではありません。
ちなみに、10代の若者では神経が丸ごと露出するほど虫歯が進んでいても、消毒と回復を促す薬を付けると見事に生き残ることは珍しくありません。
20才位を過ぎるとその可能性は急激に減っていきます。
投稿のご年齢を拝見すると、20才は少々越えてしまっているようですからほぼ治るから安心してくださいとは言いにくいと思います。
もっとも、年齢も2種類あります。
暦の年齢と、お一人ずつで違う実年齢で、暦より若い人老けている人と様々です。
したがって、まだ私は若い!と心身ともにご自信があれば期待して良いかもしれません。
いずれにせよ、神経を取ってみてから、まだ生きていたのか〜?!と後悔するよりも、もうしっかりブリッジができているのですから、怪しくなってから治療を始める方が良いのではないでしょうか。
また、生きているかもしれないから、早く助ける治療のためにブリッジを壊すという選択はあまり得策ではなさそうです。
ただ、前回も回答しましたように今の状態で検査する方法は殆どありません。
定期的にご診察をお受けください。
2.につきましては、申し訳ございませんが、新たな質問については、別のスレッドをたてていただけませんでしょうか?
規則を守らないと私は田尾先生に叱られてしまいます。
その方が多くの回答者から良い回答が得られると思います。
ドイツで die Gesundheit と言って言葉は通じたとしても歯科で予防に反映させる歯科医師がどれほどいるか疑問ですが、実はドイツなどヨーロッパの方が日本よりも鍼灸学会など代替医療が盛んですから、試してみてください。
1. 神経が死んだかどうかについて:
痛みが消えたから必ず死んでいくとは限りません。
治癒力が高ければ回復して生き残る可能性がゼロではありません。
ちなみに、10代の若者では神経が丸ごと露出するほど虫歯が進んでいても、消毒と回復を促す薬を付けると見事に生き残ることは珍しくありません。
20才位を過ぎるとその可能性は急激に減っていきます。
投稿のご年齢を拝見すると、20才は少々越えてしまっているようですからほぼ治るから安心してくださいとは言いにくいと思います。
もっとも、年齢も2種類あります。
暦の年齢と、お一人ずつで違う実年齢で、暦より若い人老けている人と様々です。
したがって、まだ私は若い!と心身ともにご自信があれば期待して良いかもしれません。
いずれにせよ、神経を取ってみてから、まだ生きていたのか〜?!と後悔するよりも、もうしっかりブリッジができているのですから、怪しくなってから治療を始める方が良いのではないでしょうか。
また、生きているかもしれないから、早く助ける治療のためにブリッジを壊すという選択はあまり得策ではなさそうです。
ただ、前回も回答しましたように今の状態で検査する方法は殆どありません。
定期的にご診察をお受けください。
2.につきましては、申し訳ございませんが、新たな質問については、別のスレッドをたてていただけませんでしょうか?
規則を守らないと私は田尾先生に叱られてしまいます。
その方が多くの回答者から良い回答が得られると思います。
相談者からの返信
相談者:
yukikoさん
返信日時:2010-08-24 02:44:49
タイトル | 4番抜歯、5・6番土台の延長ブリッジをしましたが・・・(ドイツ) |
---|---|
質問者 | yukikoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定 抜歯:4番(第一小臼歯) 延長ブリッジ・カンチレバー 予防関連 ドイツ その他(歯科検診・デンタルドック) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。