ブリッジは保険外と保険内での強度に差はあるのでしょうか?
相談者:
8mamaさん (30歳:女性)
投稿日時:2010-08-24 21:31:49
参考:過去のご相談
※左上5番の根の治療し土台まで完成したが痛みがある
他
参考:別のご相談
※3年前に抜歯。GBR(骨誘導再生)法が必要かどうか
ブリッジのことで教えてください。
ブリッジは、保険内のものと保険外のもので、素材の違いで強度に差はあるのでしょうか?
どこかで、奥歯は金属のほうがいい見たことがあります。
セラミックより、銀歯のほうがいいということですか?
よろしくお願い致します。
※左上5番の根の治療し土台まで完成したが痛みがある
他
参考:別のご相談
※3年前に抜歯。GBR(骨誘導再生)法が必要かどうか
ブリッジのことで教えてください。
ブリッジは、保険内のものと保険外のもので、素材の違いで強度に差はあるのでしょうか?
どこかで、奥歯は金属のほうがいい見たことがあります。
セラミックより、銀歯のほうがいいということですか?
よろしくお願い致します。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-08-25 01:10:21
kakikoさま、こんばんわ。
保険内のブリッジと、保険外のブリッジの強度の差についての質問なのですね。
難しいところですが、全く一緒ではないと思います、しかし素材だけを比べたら実用上それほど差は無いかもしれません。
しかし実際は高価なものはそれだけ全ての面で丁寧に作っているように思います、それが結局差になってきているのではないでしょうか。
個人的には、どのようなものでも作っている技工士さんの腕と、歯科医の技術による差のほうが大きいような気が致します。
>奥歯は金属のほうがいいと見たことがあります。セラミックより、銀歯のほうがいいということですか?
何に価値を求めるかにも寄りますが、金属冠は磨り減ることはあっても欠ける事はありません、しかしセラミックのような色調はしていません。
セラミックは歯に似た色で作ることは出来るのですが、欠ける心配があります、欠けてもいいなら白いセラミックで被せてもいいと思います。
欠けるのが嫌なら金属冠にしなければならないでしょう、個人的には金属冠をお勧めいたします。
保険内のブリッジと、保険外のブリッジの強度の差についての質問なのですね。
難しいところですが、全く一緒ではないと思います、しかし素材だけを比べたら実用上それほど差は無いかもしれません。
しかし実際は高価なものはそれだけ全ての面で丁寧に作っているように思います、それが結局差になってきているのではないでしょうか。
個人的には、どのようなものでも作っている技工士さんの腕と、歯科医の技術による差のほうが大きいような気が致します。
>奥歯は金属のほうがいいと見たことがあります。セラミックより、銀歯のほうがいいということですか?
何に価値を求めるかにも寄りますが、金属冠は磨り減ることはあっても欠ける事はありません、しかしセラミックのような色調はしていません。
セラミックは歯に似た色で作ることは出来るのですが、欠ける心配があります、欠けてもいいなら白いセラミックで被せてもいいと思います。
欠けるのが嫌なら金属冠にしなければならないでしょう、個人的には金属冠をお勧めいたします。
回答2
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-08-25 09:19:27
そうですね、山田先生の言われるとおり、強度的に言えば口腔内で使う分にはどれも問題無いと思います。
しかし材料によりその特性は違います。
セラミックは欠けますが金属はまず欠ける事は有りません。
また同じ金属でも、保険のパラと保険外の金合金では鋳造精度が金合金の方が良いし金合金はパラより一般的に柔らかいです。
(パラは個人的には口腔内、対天然歯として使うのには硬すぎると思います)
セラミックでも、オールセラミック、メタルボンド、ハイブリットセラミックで硬さなどの特性も違います。
私見ですが担当医、担当技工士の得意な物が一番良いと思います。
余談ですが、現段階で私が自分の歯に入れるのなら金合金ベースのハイブリットセラミック前装です。
御参考になったでしょうか。
しかし材料によりその特性は違います。
セラミックは欠けますが金属はまず欠ける事は有りません。
また同じ金属でも、保険のパラと保険外の金合金では鋳造精度が金合金の方が良いし金合金はパラより一般的に柔らかいです。
(パラは個人的には口腔内、対天然歯として使うのには硬すぎると思います)
セラミックでも、オールセラミック、メタルボンド、ハイブリットセラミックで硬さなどの特性も違います。
私見ですが担当医、担当技工士の得意な物が一番良いと思います。
余談ですが、現段階で私が自分の歯に入れるのなら金合金ベースのハイブリットセラミック前装です。
御参考になったでしょうか。
回答3
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2010-08-25 10:44:16
こんにちは。
素材による強度の違いは物理学的には当然ありますが、それがどのような使われ方をするのかによって、その「持ち」は変わってきます。
各々の咬合の関係や、口腔習癖などによって力の加わる場所が違ったりするわけですから、一概に「頑丈=長持ち」という事にはつながりません。
>どこかで、奥歯は金属のほうがいい見たことがあります。
>セラミックより、銀歯のほうがいいということですか?
この場合の金属はセラミックと比較しているところから、いわゆる保険で使用される金銀パラジウム合金の事ではなく、高カラットの金合金の類を指しているのだと思われます。
となると、むしろご自身のお口の中には何が向いている状況なのかは、担当されてる歯科医師にそれぞれの利点を教えていただき、何がおすすめなのかを、聞いてみる方が状況に合ったものが選択できるように思います。
素材による強度の違いは物理学的には当然ありますが、それがどのような使われ方をするのかによって、その「持ち」は変わってきます。
各々の咬合の関係や、口腔習癖などによって力の加わる場所が違ったりするわけですから、一概に「頑丈=長持ち」という事にはつながりません。
>どこかで、奥歯は金属のほうがいい見たことがあります。
>セラミックより、銀歯のほうがいいということですか?
この場合の金属はセラミックと比較しているところから、いわゆる保険で使用される金銀パラジウム合金の事ではなく、高カラットの金合金の類を指しているのだと思われます。
となると、むしろご自身のお口の中には何が向いている状況なのかは、担当されてる歯科医師にそれぞれの利点を教えていただき、何がおすすめなのかを、聞いてみる方が状況に合ったものが選択できるように思います。
回答4
尾崎歯科医院(札幌市西区)の尾崎です。
回答日時:2010-08-25 15:38:22
金属とセラミックスを比較した場合、保険で使用されている金銀パラジウム合金は硬すぎるくらいですが、セラミックスでも、最近はジルコニアといって非常に硬い材料もあります。
両者で一番の違いは金属は、弾性があって破折しにくいが審美性が悪く、金属アレルギーの原因になったり、口腔内のいろいろな金属が使用されていると電流が発生したりする恐れがあります。
セラミックスは審美性に優れており、アレルギーの原因にはなりません。
反面硬いのでチップしてかける場合があります。
どちらにしても、どちらも一長一短がありどの点を一番重要視するかで選択する事が大切で、残念ながらすべてにおいて、どちらかを使用すれば大丈夫という材料はないと思います。
両者で一番の違いは金属は、弾性があって破折しにくいが審美性が悪く、金属アレルギーの原因になったり、口腔内のいろいろな金属が使用されていると電流が発生したりする恐れがあります。
セラミックスは審美性に優れており、アレルギーの原因にはなりません。
反面硬いのでチップしてかける場合があります。
どちらにしても、どちらも一長一短がありどの点を一番重要視するかで選択する事が大切で、残念ながらすべてにおいて、どちらかを使用すれば大丈夫という材料はないと思います。
相談者からの返信
相談者:
8mamaさん
返信日時:2010-08-30 15:28:36
お忙しい中、ご回答ありがとうございました。
大変勉強になりました。
自分が利用する場所において、どの素材が適しているかの判断が大事そうですね。
先生とよく相談して、決めていきたいと思います。
どうもありがとうございました。
大変勉強になりました。
自分が利用する場所において、どの素材が適しているかの判断が大事そうですね。
先生とよく相談して、決めていきたいと思います。
どうもありがとうございました。
タイトル | ブリッジは保険外と保険内での強度に差はあるのでしょうか? |
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質問者 | 8mamaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ブリッジ治療法 その他(保険と保険外) お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。