左7番を抜歯後に放置していることや、ぐらついている歯の治療が心配

相談者: とのさまさん (49歳:男性)
投稿日時:2010-08-20 20:36:27
こんにちは,よろしくお願いします。

一ヶ月ほど前に左下7番第二大臼歯が痛くて、食事ができなくなりました。

それ以前からも、疲れている時などには痛いと感じることはありました。

あまりにも痛いので気になり,指で触ってみるとぐらついていたので驚き,すぐに歯科医院に行きました。

問診表に答えた後,医師がすぐに口を開け,口の中を見て

歯槽膿漏とは違うな」

と言い,レントゲンを撮り,診察になりました。

医師の話では,

「噛み締めが原因。抜くしかない。」

とのことでしたので,痛さのあまりその日のうちに抜歯しました。

その時に

「右(右下7番第二大臼歯)も時間の問題。」

とも言われました。

その後も通院していますが,歯科衛生士による歯垢取り,歯石取りを続けています。

抜歯した後は,放置で良いと言われています。
違和感はありませんが,このままで良いのか気になります。

また,時間の問題と言われている右下7番第二臼歯に対しても何の治療,処置はありません。
これも非常に気になります。

気になるので,ネットであちこち探していると,「動いている歯を固定する」という治療法もあると知りました。

自分の歯はできるだけ抜きたくないのは誰もが同じだと思います。
今,私が受けている治療はこれで良いのでしょうか?

毎日が不安で不安でたまりません。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-08-20 21:53:09
>医師の話では,「噛み締めが原因。抜くしかない。

噛み締め(ブラキシズム?)が原因なら、プレート(ナイトガード)などを入れるのも有効かもしれません。



抜歯した後は,放置で良いと言われています。

7番は担当する歯科医によって考えが違いますが、放置して良いという歯科医も多くいます。


不安なら、セカンドオピニオンを考えても良いかもしれません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-08-22 21:10:23
とのさまさん、こんばんは。

>「右(右下7番第二大臼歯)も時間の問題。」

と言われたのは、不安ですね。
レントゲンを診ないと何とも言えませんが、骨吸収が大きく進んでいるのかもしれません。

骨吸収が大きいところには、歯石がつきやすいので、歯石除去の治療は有効だと思います。

あともしかしたら、噛み締めが原因ということは、歯根破折していた可能性があります。

歯根破折していた場合は、破折している部位にもよりますが、抜歯になるケースが多いです。


抜歯の後の放置の件ですが、7番1本の場合私もそのままにしておくことがよくあります。

そこに補綴する(歯を入れる)となると、義歯にするか、インプラントにするか、延長ブリッジにするかの選択肢があります。

しかし、義歯の場合1本の義歯はなかなか患者さんが使って頂けない場合があります。
面倒くさい、異物感があるなどの理由で。

インプラントの場合、清掃性の問題、金銭的な問題がクリアできれば、可能であると思います。

延長ブリッジは、予知性が低いことがあり、5番や6番の寿命を短くする場合があるので注意が必要です。

どちらにしても、よく歯科医師とお話し合いをされるのが良いかと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-08-25 23:13:29
こんばんは、柴田です。

歯と歯を固定する方法ですが、確かに保険診療内で可能です。

私がよく使うのはスーパーボンドという接着剤ですが、奥歯で「噛み締め強い」とすると接着後、接着剤がはずれやすいので、とのさまさんのような方の場合は使いづらいと思います。

奥村先生が書かれたように、延長ブリッジは前の歯2本を大きく削らなければいけないので、今その歯が健全な歯か、被せてあるかによって対応が変わってきます。

通院し始めて1ケ月ぐらいだと通院回数にもよりますが、まだまだ一般的な歯周病治療の途中で、衛生士の方の歯石取りの段階だと思われます。

またブリッジにしろインプラントにしろ、抜歯して1ケ月では治療がしづらい時期なのではないでしょうか?

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-08-26 09:07:41
そうですね…。

>「噛み締めが原因。抜くしかない。」
>痛さのあまりその日のうちに抜歯しました。

と言う事から、ブラキシズムに起因する歯牙破折があったのかもしれませんね。

また、ブラキシズムは歯周病の悪化を加速させてしまうとも言われておりますので、歯周病が進行してしまった状態だったのかもしれません。

参考⇒ブラキシズム


>その時に
>「右(右下7番第二大臼歯)も時間の問題。」
>とも言われました。

奥村先生も書かれているように歯周病の進行があり、骨がだいぶやられているのかもしれません。


>抜歯した後は,放置で良いと言われています。

そうですね。
お口の中の状態をしっかり診ていないので何とも言えませんが、「7番は抜歯したら放置」と言う方針もアリかと思います。

奥村先生が書かれているように、手前の5番6番を削って「延長ブリッジ」にするという方法も無くはありませんが、奥村先生、柴田先生が懸念されているように「デメリットも大きい」ですから、慎重に判断する必要があります。


>時間の問題と言われている右下7番第二臼歯に対しても、何の治療,処置はありません。

ブラキシズムが原因だとすると、歯科医としてする事は「ナイトガード」を作り、とりあえず歯を守る事しかできません。

むしろ、ブラキシズム対策としては、「意識改革」と「自己暗示」が重要です。


奥村先生の書かれている「歯石除去の治療は有効」ではありますし柴田先生の書かれている、「スーパーボンドによる固定」もアリかもしれません(ただ、とのさまさんのように最後臼歯へのスーパーボンド固定は有効とは言い切れないと思いますが)




タイトル 左7番を抜歯後に放置していることや、ぐらついている歯の治療が心配
質問者 とのさまさん
地域 非公開
年齢 49歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、知覚過敏の痛み
抜歯:7番(第二大臼歯)
歯がグラグラする
歯軋り(歯ぎしり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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