噛締め呑気症候群に近い症状とこめかみ、顎、後頭部、頭皮の痛み

相談者: そうそうさん (28歳:男性)
投稿日時:2010-08-20 06:09:09
はじめまして。


2月に原因不明の非定型歯痛(右下7番付近)で歯科医にかかり、とりあえず右下の7番と上の歯が強く当たりすぎてる可能性があるからという理由で削って対処していただきました。

以降も来院のきっかけとなったその痛みは消えず、下顎の水平埋没親知らずをその後、左右2本抜歯するも変わらず。


時間の経過と共に、3月終わりより右顔面側の頭痛、こめかみ、咀嚼筋の激痛、目のした、後頭部左右の激痛、クビの痛み、肩の異常な緊張が悪化。

食事を咀嚼する時に鎖骨近くの首の筋肉がものすごく引っ張られるような違和感と咀嚼筋にビリビリとくる刺激と、それによる頭痛で数ヶ月悩まされ片頭痛だと思い、総合病院の神経内科などで診療・投薬を受けるが一向に治らず。



今現在では噛む食事を取るだけで、顎、顔、後頭部の筋肉がビリビリと痛み、常に首が引っ張られるような違和感。
顎の痛みが酷く、ホンの少し喋ることも非常に辛くてできない状態です。


7月に撮影していただいたMRIやCTではまったく噛み合わせ自体に異常はないようで、どうしたらいいのか分からない状況です。


5年前に一度虫歯で診察を受けた時に自分はオープンバイトで左右の奥歯1本1本でしか噛み合あってないような状態だと言われ、そこで顎変形症とはじめて診断されました。

ずっと変わらずその状況なのですが、それ自体はそこまで影響ないと言われました。


上と下の歯を軽く噛み合わせるテストをしていただいた時に、左右にガタガタガタガタと歯軋りをしていないのにしているようなおかしな状況になり、教授診察では

「下顎がなんらかの原因で疲労しきっているんじゃないかな」

と言われましたがそれも具体的な理由が分からずで・・・。



藁にもすがる思いで、整体に行ったのですが、そこでは

「顎の靭帯がゆるみきっているので、それで運動過剰になってるのではないか」

と言われました。


7月後半から睡眠を取る事も難しくなり、朝起きると必ず首の後ろ側に強烈な痛みが自覚できます。

今コレにさらに噛み締め呑気症候群と思われる症状も起きていて
「噛む食事」を取るたびに胃にガスが溜まるようになり、現在ではゼリータイプの栄養補給しかできません。


噛み合わせ自体は至って正常とは言われているのですが、下顎が常に食いしばっているような感覚があり、表現しづらいのですが下顎が持ち上がってるような感覚というか顔を少し俯き加減にするだけで奥歯があたり、ガタガタガタと左右に歯軋りしてるような状態になります。

症状が特殊すぎることと、また検査結果自体には(顎変形症であることを除き)異常がない為どこに行っても何が原因かが分からないという状況です。


不安が募り相談させていただきました。
長文で申し訳ありませんが、アドバイス等いただけましたら宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-08-20 10:13:12
なかなか辛い状況のようですね。

現在は大学病院のような大きな医療機関にかかられているのでしょうか。


症状だけからの判断ですと、やはり口腔以外にも様々な因子が関与しているようにも感じます。

そうなると、やはりネットでの個別回答は難しく、実際に診る事の出来る先生に頼るしかないように思います。



現時点で僕からアドバイスするとすれば「奥歯を触れさせないように意識する」と言う事くらいしかできません。


なんとか改善されるよう願っております。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-08-20 13:43:17
タイヨウ先生の回答にありますように、歯(口腔内)以外が原因で歯が痛いといった可能性も考えられます。

過去の交通事故(追突)他、外傷歴のある方が、多くの症状をかかえられているケースに遭遇します。


以前、別の質問で、上田先生が「心療内科を中心にして、必要がある場合は、そこから紹介して貰う」といったアドバイスをされていました。
私は良案だと思います。

回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-08-20 16:57:22
奥のつっかい棒が外れた状態に近いと考えて良いと思います。
最後臼歯を失い咬合の低下を来たした事により、起こりうる症状です。
(治療経験あり)


>藁にもすがる思いで、整体に行ったのですがそこでは
>「顎の靭帯がゆるみきっているのでそれで

咬合低下による説明が合致するかもしれません。


>7月後半から睡眠を取る事も難しくなり

下顎変位→咽頭部狭窄により、睡眠時無呼吸症候群に近い状態を呈する事が有ります。


>「噛む食事」を取るたびに胃にガスが溜まるようになり現在ではゼリータイプの栄養補給しかできません。

咬み合わせ低下により、舌房が狭くなり嚥下しにくくなり、(元々あると思われる舌突出壁のために)吸引に近い嚥下運動により、空気の吸い込みが多くなったと想像出来ます。


奥歯のつっかい棒すなわち咬合挙上は、実際にはインプラントでしか無理と感じていますが、負担過重になる恐れがあり、難しさを経験しています。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-08-21 01:50:39
こんにちは。

症状が複雑なため、ここで正しくお答えすることはとてもできそうにありません。

直感的にはストレスによる筋肉の過緊張かなとも思います。

ストレスを緩和すること、筋肉を和らげることが症状緩和に繋がりそうです。
認知行動療法、抗不安薬、抗うつ薬、自律訓練法、筋弛緩法、ハリ治療などなど方法はいろいろとあります。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-08-23 11:56:06
ちょっと遠いかもしれませんが、埼玉医大の口腔外科はそういった症状に総合的にアプローチをして、成果を上げています。
月曜日が新患日なので、良かったら行ってみてください。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-08-23 12:26:14
難しい状況のようですね。

ただ事の発端が歯にあるのか、その他にあるのかがハッキリしないので何ともいえませんが、やはり咬合の低位からくるもののようにも思える気がします。

咬合をいじり始めてから症状が憎悪したのであれば、その点には何かポイントがある場合が多い気がしています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: そうそうさん
返信日時:2010-08-30 00:26:37
PCの故障してしまい返信が遅くなり
助言いただいたにも関わらず大変失礼しました・・・


タイヨウ先生、藤森先生、松山先生、樋口先生、上田先生、田中先生
丁寧なご意見ご回答いただきありがとうございます!

歯に関する知識などまったく持ち合わせてなかった為、自分で調べるにも限界が多い為、ご意見いただけるだけで本当に助かります。

上田先生に薦めていただいた医院につきましても是非検討したいと思っています。



今の状態に至るまで歯の高さをいじったのは今年前期のその処置のみなので、考えられるとしたらそこ以外は思い浮かばないですね・・・

自分としても、多岐にわたる症状が出てる為、原因が特定し辛くて色々な病院の色々な科を回ってみたのですが検査は全て異常なしでした。
抗うつ剤の治療などの投薬は試しても効果はなかったです。


ただここでご意見いただいた中の「咬み合わせの低下」という言葉が、まさに自分自身もものすごくしっくりくるような状態なのでその言葉を見てビックリしています。


自分ではずーっとそれを2月辺りから食事のときなどに常に噛み合わせが妙に低くなったように感じて、4月の時点で既にふっくらしていた頬が急激にスッとコケて顔の輪郭が変わったり、横から見ると上下の口元が出るような感じになり。

とにかく咀嚼が異常に疲れるという目に見えて分かる異変があったので「噛み合わせが急激に低くなった気がする」と歯科医には伝えていたのですが、そこまで急激に変化することはあることではないと言われたので、ではもしかしたら違う理由なのかな・・・と。


とにかく噛み合わせが異常に低いというのは自分でずっと今も体感しているんですが、MRIやCT上では異常がわからないためどうすることもできない歯がゆさでまいってる感じですね。

過去の歯科での資料(レントゲン)などがあれば、今の状態と比較する場合などに参考になったり役に立ったりするでしょうか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: そうそうさん
返信日時:2010-08-30 00:36:13
あともうひとつ特徴的な状態として、今まで普通に口を結んだり閉じたり笑ったりできていたのが一番楽な状態は口が常に少し開いてるような状態になり、唇を無理にあわせようとすると顔の筋肉に無理がかかるような感じです。


これも2月からで、それから口を結ぶことが辛くてできなくなってしまい、上の唇と下の唇を結ぶだけでものすごく口元の筋肉がこわばってしまうような感じです。
それ以降、起きている間は常に口がちょっと開いた状態で生活しています。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-08-30 11:07:12
文面から判断すると「咬合の低位」と言う気がします。

ただ、コレには「バイトアップ」と言う治療法を用いるのですが、咬合治療は慎重に行わないと顎関節を壊してしまったり、不定愁訴を増やしてしまったりとなかなか難しく、おいそれと行える治療法ではありません。

また、咬合理論に関しては近代歯科医学100年以上の歴史の中で「コレ!」と言う理論に統一された事は過去に1度もありません。

A学派、Bグループ、C教授…現時点でもいろんな先生がいろんな独自の咬合理論を展開しております。


しかし、希望が無いわけではなく、そう言った咬合理論を展開されている先生方は、少なくともその先生の理論を患者さんに実践した結果、上手く行っているから、その理論を展開されているわけです。


僕としてアドバイスできる事はそう言った咬合治療を数多く手がけられ、実績のある先生を探し、信頼できる先生と巡り合えたら腰を据えてじっくり治される…と言う事です。

僕も独自の咬合理論を展開されている多くの先生方の講演を聞きましたが、(基本は共通している点がありますが)治療の流れに関しては微妙に違う所もアリ、「この方法が絶対に正しい」とは言いきれないようにも思います。

「迷わず、信頼できる先生に委ねる」事が出来ればそれが成功へのカギのような気がします(抽象的な表現でスミマセン)。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2010-08-30 12:41:25
きっかけはやはり噛み合わせの低下でしょう。

であればご自分で左右の奥歯にご自分の指ほどの太さに丸めた脱脂綿を喰わえてみてはどうでしょうか?
もしこれで何かしら症状が楽になるようであれば、噛み合わせの方からのアプローチで改善できるかもしれません。

現時点で行なっては行けないことは不可逆的な治療だと思います。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2010-08-30 14:58:38
”独自の咬合論を展開されている先生はうまくいっているからその理論を展開されている”は、わたくしの知る限りではうまくいっていると自己評価しているだけの場合ばかりです。

そういった咬合論の酢いも、甘いも知った上で、堅実な方法、結果を出しているところが、先に紹介した紹介先です。




タイトル 噛締め呑気症候群に近い症状とこめかみ、顎、後頭部、頭皮の痛み
質問者 そうそうさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 原因不明の歯の痛み
噛み合わせに関するトラブル
その他(その他)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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