臨床から離れている3年目歯科医。勉強になる歯科雑誌を教えて下さい

相談者: さんねんめさん (30歳:男性)
投稿日時:2010-09-06 14:47:29
歯科医になって3年目です。
現在、進学で臨床からは離れております。

し勉学のために、何らかの歯科雑誌を講読ようと思うのですが、みな高価なのでどれにするか悩んでいます。
歯界展望、クインテッセンス、補綴臨床・・・etc

GPとして一般歯科の内容が勉強できる雑誌で、なにかお勧めなものはありますでしょうか?

何卒よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-09-06 15:04:20
ん、もしかしてうちの後輩かな?

GPとして勉強するなら、まず臨床、そして教科書ですね。
その次はお金がかかるけどやっぱりセミナーかと思います。

トピックを知りたければ雑誌もいいのですが、雑誌はあくまでも『入り口』であって、勉強のためにはそれだけで十分ではないと思います。

ただ、何も読まないより絶対何か読んだほうがいいです。
他の先生が何をしているのか?
今、どんなことが話題になっているのかくらいは歯科医師として知っておくべきですからね。

勉強をするのは自分のためでもありますし、患者さんのためでもありますから、
年間○十万円は勉強代に使う!と決めてしまってもいいと思いますよ。

僕は卒後3年目くらいまでは給料全部勉強代にぶち込んでました(^^;)

まぁ、これはちょっとやりすぎかもしれませんが、でも、今はそれで本当に正解だったと実感していますよ。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-09-06 15:40:09
>現在、進学で臨床から離れております。

もし、「お金をなるべくかけないで・・」というのであれば、各大学同窓会やメーカー主催の講演会に、極力多く参加していくというのは如何でしょうか?
(勿論、ある程度の出費は必要になります)
同じテーマでも別の講師から話を聴くのが大切な時期かと思います。

歯科雑誌については、図書館や本屋(??)を利用されるのも一案でしょう。
ただ収集していることが将来生きてくる事もありますので、意見は様々になります。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-09-06 16:16:15
こんにちは。

このサイト、その辺りの雑誌編集社の方も読まれているみたいなので怒られそうですが・・私は未だに定期購読したことがありません。。

知識量に自信がなければ、自分に出来るとか出来ないとか、これは患者さんのためとか作品作りのためとか、そういう区別がつかなくなるだけなので、むしろ一生懸命は読まない方がいいと思いますよ。

雑誌とか、1日だけのセミナーなんかは、その背景にある基礎的な積み重ねの部分が隠されてしまいがちですから、読むのも参加するのも結構なのですが、適度な"距離感"も必要な気がします。

田尾先生(←学生時代に2千冊の専門書を読み漁った人です)のおっしゃる様に、まず読むなら教科書、それも出来れば洋書・・ハードルが高ければそれの訳本がお勧めです。

派手なインプラント審美の話は後からいくらでも勉強したくなるので、今は出来るだけ地味な内容がいいと思いますよ。



雑誌を定期購読するのは数年待って、そのお金でクインテッセンス出版の、「バイオロジーに基づいた実践歯内療法学」とか、同社の、「Lindhe臨床歯周病学とインプラント」(の、歯周病の話)などから入るのはどうでしょうか。

本当はカリオロジーとか診断関係を最初に読まれるのが一番いいと思うのですが、良い本がわからないので・・。



あとは地元の開業医の先生にツテがあれば、保険医協会主催とか、歯科医師会主催のセミナーも安上がりでいいと思いますよ。

勉強熱心な先生ばかりが集まってますので、ここの回答者に参加して、他の先生方に直接相談するのも安上がりで超効率的です。






>僕は卒後3年目くらいまでは給料全部勉強代にぶち込んでました(^^;)

開業2年目の今でさえ、給料ナシで勉強会関係は経費として100万ぐらい使ってます^^;

卒後3年目で初めて行った年間のセミナーは、受講料だけで160万ぐらいしましたね・・
(因みに田尾先生は国試の発表前から80万ぐらいのに通ってたそうです 笑)



とにかく、今は派手なものには飛びつかないことでしょうね。

頑張って下さい。



・・って、自分が頑張れよって感じですけど・・

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-09-06 16:29:39
歯科の商業雑誌は情報源としてはいいともいます。
ただし、それを鵜呑みにしたり、絶対視はしないこと。

お勧めの方法ですが、雑誌をみて「こんな先生になりたいなあ」と思ったら、その先生の書いた過去の著作を集めて、読み漁り、また直接会ってみることをお勧めします。
診療見学を申し込んでみること。

本物の臨床医は、後進の育成の必要性を痛感しているので、快く迎えてくれるでしょう。

もし断られたら、それはそれまでの人。
ウラになにかあると思っていいと思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-09-06 16:58:44
進学というのは大学院に行っているということでしょうか?

大学なら図書館にその手の雑誌はいっぱいあります。
また、学会誌もあるので勉強には事たらないと思います。
大学、医局によってはバイトがOKのところもあるでしょう。
そこで生きた臨床を勉強するのも手だと思います。

あなたが進学と書いてあったので大学院と思い込み回答をかいています。
今のうちはいろんな事をお金をかけて吸収した方が良いと思います。時間があるときにどんどん聞いて、それを自分の中で咀嚼して自分にあった物を取り込んでいった方が良いと思います。

同窓会主催のセミナーは案外安上がりですよ。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-09-06 17:23:10
>本当はカリオロジーとか診断関係を最初に読まれるのが一番いいと思うのですが、良い本がわからないので・・。

先日、米畑先生が書かれていた、

「本当のPMTC
http://www.shien.co.jp/act/d.do?id=5015

お勧めですよ。
本としてはお高めですけど、値段の何百倍も価値があると思います。

大学の図書館を探せばあると思いますし、無ければリクエストすれば入れてもらえるはずです。


診断は、大野先生が歯界展望で連載されていた「マーロウ先生の教え」が今度書籍として出るそうですから、ぜひチェックされてみて下さい。
(非常に大切な診断哲学についてわかりやす〜く書かれています)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さんねんめさん
返信日時:2010-09-06 17:51:41
大勢の先生方から、意見を頂き感激です。

皆さんがおっしゃるように、何か雑誌を買うと決め付けるのではなく(院生ではないですが幸い大学に居ますので)図書館を活用して幅広く学習していこうと思います。

紹介頂いた本を中心に勉強していきたいと思います。
同窓会・歯科医師会なども利用してみます。

この度は本当にありがとうございます。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-09-06 18:41:49
うわっ もう終わってる。

終了にするの早すぎ!


大手の歯科雑誌は、増収、増患と関係のないこともいろいろ書いてあるので、興味のない分野の知識も得られ、個人的には一番のお勧めです。

ちなみに、デンタルダイヤモンドは、当サイトの回答者である、湯浅先生や、天川先生も投稿されてます。
(あと、豆知識ですが、デンタルダイヤモンドはA4ではなくてB5サイズなのでランドセルにも入ります。)

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2010-09-06 18:45:33
確かに早かったですね(^^;)

ちなみに、補綴臨床は今度タカタ先生が、歯界展望は1月号から1年間、僕が連載しますよ〜

タイヨウ先生も何か執筆中だったような気が・・・

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2010-09-06 18:47:06
>(あと、豆知識ですが、デンタルダイヤモンドはA4ではなくてB5サイズなのでランドセルにも入ります。)


? (・_・)


個人的には歯界展望が好きです。
クインテッセンスも写真が綺麗で好き。



>タイヨウ先生も何か執筆中だったような気が・・・

あ、僕が今書いているのは商業誌ではありません。



セミナーは諸先生方が書かれているように同窓会関係が安くて良いかもしれません。
また「GC友の会」などの業者主催のセミナーや講演会も安くてお勧めです。
スタッフと一緒に勉強するにしてもお手頃かと思います。
(あ、またGCの宣伝をしてしまった…)

安いセミナーを受講して「コレは!」という先生がいたら、その先生の主宰されている(ちょっとお高い)セミナーを本気で受講するというのが僕のスタイルです(笑)。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2010-09-06 19:03:32
>>(あと、豆知識ですが、デンタルダイヤモンドはA4ではなくてB5サイズなのでランドセルにも入ります。)

>? (・_・)

先生テレビ、テレビ ^^

僕のランドセル問題
http://aeon-kidsschool.jp/#/campaign/message/


質問は解決したようなのでスルーをします^^;

 

回答 回答11
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-09-06 20:29:44
もし、このコーナーのオールマイティーな回答者になろうとしたら、

・まず、大学口腔外科に残る
・その間に、有名な研修会すべてに参加する
・退職後、イエテボリに留学する
・それらの間に、エンドに強くなっておく
・勿論、矯正インプラントは必須 多くの経験を積む
・その他、諸々

・厚労省で働いてみる
・法律事務所で働いて医療訴訟を手がける
・ボクシングジムにも通って、森川先生のボディブローに耐えられるように鍛える



是非、頑張って欲しいものです。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2010-09-06 21:54:47
>・ボクシングジムにも通って、森川先生のボディブローに耐えられるように鍛える


[解説]
一度や二度なら平気でも、執拗に何度も繰り返されるうちに効いてきて、思わず苦笑いしてしまうようなローブローのジョークにも耐えられるように鍛える の意。

そういえば はじめの一歩の作者も森川でしたね。


子供も診察するんでしたら、ワンピースでエースが死んだことくらいは、参考文献を読んで知っておいたほうがよいですね。




(あんまり早く終わりにすると、こんなこと書かれちゃったりしますから、急ぎ過ぎないのが吉です。のんびり行きましょう)

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2010-09-06 22:00:03
>先生テレビ、テレビ ^^
>僕のランドセル問題

(゜o゜)!

ナルホド…。

テレビ、見なさ過ぎ…?




タイトル 臨床から離れている3年目歯科医。勉強になる歯科雑誌を教えて下さい
質問者 さんねんめさん
地域 長野
年齢 30歳
性別 男性
職業 専門職(医師・弁護士・会計士)
カテゴリ その他(歯科医師関連)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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