抜髄、根管治療中の痛みはよくあることですか?
相談者:
ちよどりさん (27歳:女性)
投稿日時:2010-09-02 18:25:42
はじめまして。
不慣れでおかしなところがあるかもしれませんが、ご容赦ください。
根管治療中の痛みについて教えて下さい。
2年ほど前に治療した歯が急に痛みはじめ、歯科を受診しました。
左上7番です。
2年前は虫歯で受診し、神経は残っていたのですが、先週末金曜から痛み始め、噛むととても痛みました。
受診したところ、何らかの原因で歯の神経が死んでしまい、根っこのところに膿がたまっている可能性がある、とのことで抗生剤と痛み止めをいただきました。
3日間抗生剤を服用し、痛みもおさまったので本日再度受診し、根管治療をしていただきました。
麻酔はしていました。
神経の部分に細い針のようなもの(リーマーやファイル、というのですね)をいれて掃除をしていたのですが、2つの神経はいたまなかったのに、残りの1つの神経の部分にリーマーだかファイルだかを入れたところ、急に痛み始めました。
先生に痛いと伝えたところ、麻酔をしているのだから痛いはずはないけど、今日はここまでにしましょうか、といわれ、仮の蓋をしておわりました。
痛み止めはもう必要ないと思うけどいりますか?と聞かれたので、念のためロキソマリンをいただきました。
本日12時に終了したのですが、今にいたるまで痛みがひきません。
ずきずきと痛み、ロキソマリンもほとんど効きません。
過去の質問を調べてみたのですが、根管治療後の痛みについてはよく質問があるようなのですが、根管治療の最中の痛みについては見つけることができませんでした。
これはよくあることなのでしょうか?
原因としては何が考えられるのでしょうか?
待っていれば痛みは治まるのでしょうか?
再度受診することで何か変わるのでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
不慣れでおかしなところがあるかもしれませんが、ご容赦ください。
根管治療中の痛みについて教えて下さい。
2年ほど前に治療した歯が急に痛みはじめ、歯科を受診しました。
左上7番です。
2年前は虫歯で受診し、神経は残っていたのですが、先週末金曜から痛み始め、噛むととても痛みました。
受診したところ、何らかの原因で歯の神経が死んでしまい、根っこのところに膿がたまっている可能性がある、とのことで抗生剤と痛み止めをいただきました。
3日間抗生剤を服用し、痛みもおさまったので本日再度受診し、根管治療をしていただきました。
麻酔はしていました。
神経の部分に細い針のようなもの(リーマーやファイル、というのですね)をいれて掃除をしていたのですが、2つの神経はいたまなかったのに、残りの1つの神経の部分にリーマーだかファイルだかを入れたところ、急に痛み始めました。
先生に痛いと伝えたところ、麻酔をしているのだから痛いはずはないけど、今日はここまでにしましょうか、といわれ、仮の蓋をしておわりました。
痛み止めはもう必要ないと思うけどいりますか?と聞かれたので、念のためロキソマリンをいただきました。
本日12時に終了したのですが、今にいたるまで痛みがひきません。
ずきずきと痛み、ロキソマリンもほとんど効きません。
過去の質問を調べてみたのですが、根管治療後の痛みについてはよく質問があるようなのですが、根管治療の最中の痛みについては見つけることができませんでした。
これはよくあることなのでしょうか?
原因としては何が考えられるのでしょうか?
待っていれば痛みは治まるのでしょうか?
再度受診することで何か変わるのでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-09-02 18:47:40
多分、舌側根(内側にある根、口蓋根)だと思いますが、その他の頬側根はすでに失活状態で、今回生き残っていた舌側根を中心にして歯髄炎になったものと思います。
あるいは頬側に浸潤麻酔をしても、上記のような場合は舌側根には麻酔が効きにくい事があります(経験で、これは解剖学的な事とも関係します)。
炎症が治まったように見えても、
>本日再度受診し、根管治療をしていただきました
時点では、まだ歯髄炎があったために、麻酔が効きにくい事が多いものです。
ですから
>今日はここまでにしましょうか
から、歯髄をすべて取りきってない物と思われます。
そのために痛みが出たものでしょう。
憶測ですが、良く体験することです。
あるいは頬側に浸潤麻酔をしても、上記のような場合は舌側根には麻酔が効きにくい事があります(経験で、これは解剖学的な事とも関係します)。
炎症が治まったように見えても、
>本日再度受診し、根管治療をしていただきました
時点では、まだ歯髄炎があったために、麻酔が効きにくい事が多いものです。
ですから
>今日はここまでにしましょうか
から、歯髄をすべて取りきってない物と思われます。
そのために痛みが出たものでしょう。
憶測ですが、良く体験することです。
回答2
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2010-09-02 19:02:10
ちよどりさん
治療中に痛みが出ると不安ですね。
文面からの推測ですが・・・
痛みの原因は
?松山先生が書いておられるように残髄(歯髄をすべて取りきってない)による炎症
?神経を取った切断部分の炎症
?感染による炎症
?これらの複合
などが考えられます
文面からは?の可能性が高いような気がします。
再度受診し、残りの歯髄をきれいに取れば治まると思います。
ただ、いずれにしても?の影響は何日か残るので完全に痛みが無くなるまでには、1週間前後はかかるかもしれません。
ご参考まで・・・
治療中に痛みが出ると不安ですね。
文面からの推測ですが・・・
痛みの原因は
?松山先生が書いておられるように残髄(歯髄をすべて取りきってない)による炎症
?神経を取った切断部分の炎症
?感染による炎症
?これらの複合
などが考えられます
文面からは?の可能性が高いような気がします。
再度受診し、残りの歯髄をきれいに取れば治まると思います。
ただ、いずれにしても?の影響は何日か残るので完全に痛みが無くなるまでには、1週間前後はかかるかもしれません。
ご参考まで・・・
回答3
湯浅です。
回答日時:2010-09-02 19:10:23
誤解がないように書いておきます。
?残髄(歯髄をすべて取りきってない)による炎症
かもしれませんが、そもそも、歯髄炎による激痛の場合、歯冠部の歯髄のみ除去して、今回と同じように、歯根内の歯髄を残しても、激痛は緩和されるという報告があります。
よって、
残りの1つの神経の部分を残して、今日はここまでにしましょうか、といわれ、仮の蓋をしたことが、間違ったことをしたのではありません。
ここで、無理をしても、麻酔が効かないことも多く経験しますので、少し、期間をおいて再度行う方が良いこともあります。
よって、今回の処置が、間違いだったということではありません。ちよどりさんのことを考えて、あえて行った処置です。
残念なことに、たまたま痛みがでてしまったと思います。
?残髄(歯髄をすべて取りきってない)による炎症
かもしれませんが、そもそも、歯髄炎による激痛の場合、歯冠部の歯髄のみ除去して、今回と同じように、歯根内の歯髄を残しても、激痛は緩和されるという報告があります。
よって、
残りの1つの神経の部分を残して、今日はここまでにしましょうか、といわれ、仮の蓋をしたことが、間違ったことをしたのではありません。
ここで、無理をしても、麻酔が効かないことも多く経験しますので、少し、期間をおいて再度行う方が良いこともあります。
よって、今回の処置が、間違いだったということではありません。ちよどりさんのことを考えて、あえて行った処置です。
残念なことに、たまたま痛みがでてしまったと思います。
相談者からの返信
相談者:
ちよどりさん
返信日時:2010-09-02 20:28:29
松山先生、杉原先生、湯浅先生
ご回答いただきありがとうございます。
残髄による炎症の可能性が高いということなのですね。
また、時間をおいてから再度治療する方がいいこともあるとわかり、勉強になりました。
実は明日また受診することになりましたので、先生に確認してみようと思います。
お忙しいところどうもありがとうございました。
ご回答いただきありがとうございます。
残髄による炎症の可能性が高いということなのですね。
また、時間をおいてから再度治療する方がいいこともあるとわかり、勉強になりました。
実は明日また受診することになりましたので、先生に確認してみようと思います。
お忙しいところどうもありがとうございました。
タイトル | 抜髄、根管治療中の痛みはよくあることですか? |
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質問者 | ちよどりさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 歯科治療中の歯の痛み 根管治療中の痛み |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。