抜歯後にテルプラグを入れたが狂牛病は大丈夫?
相談者:
aibiさん (40歳:女性)
投稿日時:2010-09-06 13:35:21
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-09-06 14:24:28
1について
テルプラグは牛の真皮のコラーゲンから作られていたと思います。
この部分は狂牛病の特定危険部位ではありませんのでまず大丈夫だと思います。
しかし異種生物のタンパク質を用いているので現時点では安全と言えるかもしれませんが、将来的に何らかの異常が発見されるかもしれません(ヤコブ病の様に)その辺りは自己責任と言う事になります。
2について
ある程度一般的に使われてるみたいですね(私は使いません)
3について
使用経験がないのでコメントできません。
テルプラグは牛の真皮のコラーゲンから作られていたと思います。
この部分は狂牛病の特定危険部位ではありませんのでまず大丈夫だと思います。
しかし異種生物のタンパク質を用いているので現時点では安全と言えるかもしれませんが、将来的に何らかの異常が発見されるかもしれません(ヤコブ病の様に)その辺りは自己責任と言う事になります。
2について
ある程度一般的に使われてるみたいですね(私は使いません)
3について
使用経験がないのでコメントできません。
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-09-06 14:26:17
aibiさん、こんにちは
>1.狂牛病は心配ないのでしょうか?
テルプラグの添付文書によると
「本品は若い牛の真皮をプロテアーゼ処理し、テロペプタイド部分を消化切断した抗原性の少ないコラーゲンを砲弾型に成形したものである」
となっています。
狂牛病の感染特定部位(頭部やせき髄及び回腸)からは作られていませんので、まず現時点では問題となることはないと思います。
しかし、今後新たな問題や製品の問題が発見されることは絶対にないとは言えないでしょうね。
私もテルプラグはよく使いますが問題となったことはありません。
>2.歯科ではよく使われているものなのでしょうか?
よく使われています。
>3.またこれを使ったときと使わない時では治り方に大きく違いがでるのでしょうか?
大きく違いが出ることもありますし、あまり違いが出ないこともあります。
特にインプラントを予定している患者さんには積極的に使うことが多いです。
参考になれば幸いです。
>1.狂牛病は心配ないのでしょうか?
テルプラグの添付文書によると
「本品は若い牛の真皮をプロテアーゼ処理し、テロペプタイド部分を消化切断した抗原性の少ないコラーゲンを砲弾型に成形したものである」
となっています。
狂牛病の感染特定部位(頭部やせき髄及び回腸)からは作られていませんので、まず現時点では問題となることはないと思います。
しかし、今後新たな問題や製品の問題が発見されることは絶対にないとは言えないでしょうね。
私もテルプラグはよく使いますが問題となったことはありません。
>2.歯科ではよく使われているものなのでしょうか?
よく使われています。
>3.またこれを使ったときと使わない時では治り方に大きく違いがでるのでしょうか?
大きく違いが出ることもありますし、あまり違いが出ないこともあります。
特にインプラントを予定している患者さんには積極的に使うことが多いです。
参考になれば幸いです。
回答3
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2010-09-06 18:25:53
問題は少ないと思いますが、生物製剤でありますから、気になるのであれば使用しないことです。
だからといって、カルシウム系の製剤は、山で掘り出した石を精製しています。
どちらがより一層清潔か?安全か?
あまりその辺りは議論に上がっていません。
だからといって、カルシウム系の製剤は、山で掘り出した石を精製しています。
どちらがより一層清潔か?安全か?
あまりその辺りは議論に上がっていません。
回答4
尾崎歯科医院(札幌市西区)の尾崎です。
回答日時:2010-09-06 18:31:20
1については細見先生、畑田先生が説明された通りで、今のところ安全とされています。
2私も抜歯した時はかなりの割合で使用しております
3テルプラグを入れることで抜歯窩の治癒がものすごく早くなるとか、治癒の過程で起こる周囲の骨吸収が全くないとか、そのようなことはありませんが、
抜歯窩に出来る血餅の保持を良くし、骨面の保護につながる為に特に下顎の抜歯窩の場合ドライソケットなどの治癒不全を起こすことがほとんどないと思います。
8週でほとんどの部分は吸収されてなくなってしまいます。
身体の中にずっと残ることの無い材料です。
個人的には非常に優れた材料で医療用材料としての認可は降りているのに、保険適応になってなくて残念に思っている材料です。
2私も抜歯した時はかなりの割合で使用しております
3テルプラグを入れることで抜歯窩の治癒がものすごく早くなるとか、治癒の過程で起こる周囲の骨吸収が全くないとか、そのようなことはありませんが、
抜歯窩に出来る血餅の保持を良くし、骨面の保護につながる為に特に下顎の抜歯窩の場合ドライソケットなどの治癒不全を起こすことがほとんどないと思います。
8週でほとんどの部分は吸収されてなくなってしまいます。
身体の中にずっと残ることの無い材料です。
個人的には非常に優れた材料で医療用材料としての認可は降りているのに、保険適応になってなくて残念に思っている材料です。
相談者からの返信
相談者:
aibiさん
返信日時:2010-09-08 21:10:31
ご回答を頂きうれしいです
とても参考になりました
本当にありがとうございました
とても参考になりました
本当にありがとうございました
タイトル | 抜歯後にテルプラグを入れたが狂牛病は大丈夫? |
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質問者 | aibiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 材料・機材関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。