2歳、虫歯と診断され生活の見直しても次々と虫歯に… (オランダ)

相談者: 夜空さん (2歳:女性)
投稿日時:2010-08-31 22:11:52
こんにちは。
オランダ在住ですが、上の子の夏休みで、日本にいた時に、下の子(1歳11ヶ月)の左上ABが茶色くなっており、変色部分の周りも白く溶けたようになっているのに気がつきました。

あわてて、歯科医院に行ったところ、前歯4本(左右AB)が、C1の虫歯との診断で、レノビーゴを薦められました。
上の子は、虫歯がなかったので油断していたのを、とても反省しました。 


そのときにこちらのサイトを見つけ、食生活を改め、授乳も卒乳に向けて回数を減らしました。

歯磨きも、歯磨き粉を少量つけることにし、毎回しっかりみがくようにしました。
レノビーゴも毎食後使用していました。
フロスにもレノビーゴをつけて行っています。

日本にいる間、下のDも溝が茶色い気がしたのですが、歯科医院にいってから1週間も経ってなかったのと、唾液などでよく見えず、確信が持てなかったのもあり、気になりつつオランダに戻りました。


オランダに戻ってからも歯にとても気をつけていたのですが、右上ABが着色してきた?と思ったら、1〜2日で、やっぱり虫歯とわかるほど、線状に茶色くなってしまいました。

上の前歯4本の歯間も虫歯になってしまいました。
さらに、下Dは着色がはっきりし、8月29日には、左側は黒い点が溝の奥に見え、今日(31日)は、その部分は穴かも?と思えるくらいになっています。

その上、左上Cにも、昨日(30日)うっすらとした着色を見つけてしまいました。

今までの虫歯は白濁を見ることなく、着色し、気づいたら、着色の周りに白濁があるといった感じです。



近所には、日本人の医師の歯科医院があるものの小さな子供は治療してもらえないとのことでした。
欧米では乳歯の虫歯抜歯してしまうことが多いというのを、こちらのサイトで見ました。

乳歯でなくてもオランダでは、日本だったら抜かないで治療するような歯でも抜いてしまうと、ききました。

次々と、虫歯になってしまい、卒乳を待つことができず、断乳を試みています。




お聞きしたいのは、

1、できることはしているつもりなのですが、次々と、ものすごいはやさで虫歯になり、進行するのは、何がいけないのでしょうか?
やはり、断乳は必要でしょうか?


2 歯磨きや、フロスで、虫歯菌をほかの歯に移してしまうことってあるのでしょうか? 
口の中の環境は、生活を改めてから、どのくらいで改善するのでしょうか?


3、虫歯を増やさず、進行もさせないためには、今まで以上に、何をしたらよいでしょうか?

左上Cも、このままでは虫歯になってしまう(すでに虫歯?)のでは?、ほかの歯もどんどん虫歯になってしまうのでは?と、とても不安です。


4、まだ、Eの歯もぜんぜん見えてもいないのにDの抜歯となった場合、乳歯の歯並びおよび永久歯の歯並びに大きな影響が出るのではないのでしょうか?


5、オランダで治療できない場合、最後の手段として、日本への一時帰国も考えているのですが、早くても、10月か12月になりそうです。
それまで、歯が、持つのでしょうか?



まだ、2歳になったばかりなのにと思うと、とても申し訳ないことをしたと、とてもどんよりとして、過ごしており、この先のことを考えると心配でたまりません。

断乳も、虫歯さえなければ卒乳まで待てたのにと思うと、本人と一緒に私も泣きたいくらいです。


長くなってしまい、質問も多くてすみませんが、よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-09-01 01:55:31
夜空さまこんばんわ。

むし歯が出来てしまって生活を見直したにもかかわらず次々むし歯が出来てしまって、戸惑っていらっしゃるようですね。

2歳ですでにむし歯が出来ているということは、お菓子を食べているように思うのですが如何なものでしょうか。

もし食べているのなら卒乳より優先して、お菓子をやめる方がむし歯予防には有効な方法だと考えています。



>断乳は必要でしょうか?

個人的には必要ないと考えています。



>2 歯磨きや、フロスで、虫歯菌をほかの歯に移してしまうことってあるのでしょうか?

あると思いますがむし歯予防とは直接関係ないと思います。



>3、虫歯を増やさず、進行もさせないためには、今まで以上に、何をしたらよいでしょうか?

間食を一切やめてしまうのが一番の方法だと思います、現在2歳ならお子さんに説明してからお菓子を食べさせない育児に方向転換なさることをお勧めいたします。



>4、まだ、Eの歯もぜんぜん見えてもいないのにDの抜歯となった場合、乳歯歯並びおよび永久歯の歯並びに大きな影響が出るのではないのでしょうか?

影響は大いになると思いますが、それよりむし歯を作らないことのほうが重要でしょう、お菓子はとりあえずやめましょう。



>5、オランダで治療できない場合、最後の手段として、日本への一時帰国も考えているのですが、早くても、10月か12月になりそうです。それまで、歯が、持つのでしょうか?

お菓子を一切やめてしまえば文面から推測できるお口の状況なら十分持つと思います、そのような育児に方向転換できればむしろ積極的な治療は不必要かもしれません。

参考になれば幸いです。


予防歯科 
http://www.yamadashika.jp/prevent.html


画像1 
0歳から食を中心とした生活習慣に留意して子育てした子ども達の口腔内細菌について
(お菓子としてのお砂糖を与えない育児をしたら口腔内のミュータンス菌の比率がが極めて少なくなり、むし歯のリスクが著しく減少したという研究結果)

画像1画像1

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-09-02 00:34:07
>1、できることはしているつもりなのですが、次々と、ものすごいはやさで虫歯になり、進行するのは、何がいけないのでしょうか?やはり、断乳は必要でしょうか?

できることはしているとのことですが、食生活を含めた生活習慣に関してはどういったことを注意されてますでしょうか?

虫歯は生活習慣病といったとらえかたもできますので、そういった点を正確に判断するのは大切なことかと思います。


あと、母乳の遅れによる典型的な虫歯は、虫歯になる部位に特徴がありますので、見せていただかないと判断するのは難しいです。



>2 歯磨きや、フロスで、虫歯菌をほかの歯に移してしまうことってあるのでしょうか? 

虫歯の原因菌は一度定着すれば、口の中全体にあっという間に広がりますので、気にする必要はないです。


>口の中の環境は、生活を改めてから、どのくらいで改善するのでしょうか?

どうなんでしょうね?
個人的には1週間もすれば違ってくるように思いますが、根拠はないです。


>3、虫歯を増やさず、進行もさせないためには、今まで以上に、何をしたらよいでしょうか?
>左上Cも、このままでは虫歯になってしまう(すでに虫歯?)のでは?、ほかの歯もどんどん虫歯になってしまうのでは?と、とても不安です。

食生活を含めた生活習慣、フッ化物の応用の仕方、口腔清掃状態等を歯科医院で確認してもらって、夜空さんのお子さんにとって適切な予防法を見つけてもらうことが最も重要だと思います。

とにかく、ネット上でこうすればいいというような断定的なアドバイスは不可能です。
歯科医師に診察してもらって的確な指導を受けてください。



>4、まだ、Eの歯もぜんぜん見えてもいないのにDの抜歯となった場合、乳歯歯並びおよび永久歯の歯並びに大きな影響が出るのではないのでしょうか?

ある程度の影響はでると重いますが、必要があれば抜歯せざるを得ないと思います。



>5、オランダで治療できない場合、最後の手段として、日本への一時帰国も考えているのですが、早くても、10月か12月になりそうです。
>それまで、歯が、持つのでしょうか?

わかりません。
状況によります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 夜空さん
返信日時:2010-09-03 14:14:44
山田先生、森川先生、貴重なアドバイス、ご回答をありがとうございます。
日本は深夜の時間帯にもかかわらず、返信をしていただき、このサイト、そして先生方にめぐり合えて本当によかったと思います。



山田先生のおっしゃるとおり、お菓子は上の子と一緒によく食べておりました。

虫歯に気がついてからは、お菓子はボーロやシリアルに換え、30分以内には食べ終え、歯磨きをするようにしました。
飲み物も、麦茶などにし、糖分の含まれているものを飲んだ後には、必ず麦茶を飲ませるようにしました。

授乳の後でも、歯磨きをしたり、麦茶を飲ませたりしていました。

食事は肉など時間をかけて噛んでいるからか、1時間くらいはかかって食べています。




森川先生のおっしゃる生活習慣というのは、食生活以外ではどのようなことでしょうか?
規則正しい生活ということであれば、学校に通っている上の子に合わせた生活なので、おそらく大丈夫だと思うのですが、不勉強ですみません。



 (口の中の環境は)>個人的には1週間もすれば違ってくるように思いますが、

と、いうことはやはり、まだまだやることはあるということですよね。
山田先生からのアドバイスにもあったように、お菓子は一切やめるようにします。


授乳は、山田先生からの返信を頂き、断乳はやめました。
でも、昼間に1回だけと、本人にも話し、そのほかの時間に関しては「だっこ」というようになり、もう少しで卒乳できそうです。

ありがとうございます。 
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-09-05 00:33:09
>森川先生のおっしゃる生活習慣というのは、食生活以外ではどのようなことでしょうか?

再石灰化という言葉は聞いたことがあると思いますが、再石灰化は食後に行われますので、食事の後の行動も関連してきます。

また、唾液の量や成分も、食事の内容だけでなく、生活の中のどのタイミングで行われるかでも違ってくるはずですし、よく遊んだか、十分に睡眠をとったかといったことでも違ってくる可能性が十分あると考えます。

ただ、虫歯についていえば、必ずしも規則的な生活が虫歯予防につながるとは言えないように感じます。



>山田先生からのアドバイスにもあったように、お菓子は一切やめるようにします。

簡単に書いてますけど、そんなことできますか?
食べた後に歯磨きするとかじゃぜんぜんだめなんですよ。
まったく食べないということですから。



あと、

授乳は、山田先生からの返信を頂き、断乳はやめました。

私には、断乳しなくてもいいとは、とても言えませんけどね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 夜空さん
返信日時:2010-09-05 15:53:30
森川先生、返信ありがとうございます。

虫歯は、とてもたくさんのことが関係しているんですね・・・。
食生活と、歯磨きを改善したので、虫歯の発生がなくなり、進行も抑えられるもしくは、遅くなると、思ってました。
そんなに、単純なことではないんですね・・・。


お菓子については、本当に難しいです。

家で私と2人だけのときは、お菓子はなしで、りんごやおにぎりを食べていますが、上の子がいたり、友達とのかかわりがあったりと、いろいろあるので、本当に難しくて、まだ、1日しか達成できてません。

せめて、「食べても少量」、「食べたら磨く」の徹底を、と思っていたのですがそれではだめなんですね・・・。
難しいです。



日本であれば、すぐに歯科医院を受診して診てもらえるのに、海外ではなかなか難しいので、こちらのサイトで、いろいろなアドバイスをいただくことができて、助かりました。

ありがとうございました。



タイトル 2歳、虫歯と診断され生活の見直しても次々と虫歯に… (オランダ)
質問者 夜空さん
地域 非公開
年齢 2歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
乳歯の虫歯(むし歯)
子供(子ども)の虫歯
子供の虫歯予防
オランダ
回答者




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