10歳。ブランディン・ヌーン嚢胞を4ヶ月の間に4回切除、また再発
相談者:
ジュンチャンさん (40歳:女性)
投稿日時:2010-09-07 13:08:25
この4ヶ月の間で、10歳の女児がブランディン・ヌーン嚢胞を4回切除しました。
流れは---
5月、歯科医院(口腔外科)を受診し、手術日の5月15日【切除1回目】に来るように言われ受診し、大学病院より口腔外科の先生により切除。
2週間後再発、歯科医院に行くと、その場で院長が切除【切除2回目】。
また、6月中旬再発、6月26日の手術日に、予約をとり大学病院より口腔外科の先生がおいでての切除【切除3回目】。
7月中旬、また再発
3回も切除し、子どもも3回目の切除の後が随分痛かったようで
怖がり、夜 切除を思い出しては涙したため、少し時間をおいて忘れた頃に落ち着いて切除をしようということになり、夏休み8月20日に切除【切除4回目】
今日9月7日、まだ抜糸していないのに、また再発しているようです。
今日抜糸の予定。
子どもは怖がり、今度は5回目になります。
先生も困っている気がします。
どうしたらいいのでしょうか?
切除方法は、メスで切除したあと縫糸、抜糸
---抜糸しなくてもとける糸もあると北海道の先生に聞いたこともあります。
この相談室の中で嚢胞手術後の、舌が痺れるという質問をされていた方がいらっしゃいましたが、子どもだけに状況がきちんとわからないままになってはいないかと心配です。
4回の切除として、神経のダメージもあるのではなかろうかと考えます。
同じところの切除を短期間で5回目となると、本当に心配です。
通っている院長にお任せしたいものの、それが本当にいいのか・・・?
大学病院の先生が切除してくれているため、他の病院という訳にいかず、言われるまま・・・・
大学病院の先生は40歳になっていない方です。
他の歯科の先生が、大学病院のご年配の先生をご紹介くださるというのですが、その方がいいのでしょうか?
5回目の切除をした方がいいですか?
ご年配の先生を紹介していただく方がいいですか?
流れは---
5月、歯科医院(口腔外科)を受診し、手術日の5月15日【切除1回目】に来るように言われ受診し、大学病院より口腔外科の先生により切除。
2週間後再発、歯科医院に行くと、その場で院長が切除【切除2回目】。
また、6月中旬再発、6月26日の手術日に、予約をとり大学病院より口腔外科の先生がおいでての切除【切除3回目】。
7月中旬、また再発
3回も切除し、子どもも3回目の切除の後が随分痛かったようで
怖がり、夜 切除を思い出しては涙したため、少し時間をおいて忘れた頃に落ち着いて切除をしようということになり、夏休み8月20日に切除【切除4回目】
今日9月7日、まだ抜糸していないのに、また再発しているようです。
今日抜糸の予定。
子どもは怖がり、今度は5回目になります。
先生も困っている気がします。
どうしたらいいのでしょうか?
切除方法は、メスで切除したあと縫糸、抜糸
---抜糸しなくてもとける糸もあると北海道の先生に聞いたこともあります。
この相談室の中で嚢胞手術後の、舌が痺れるという質問をされていた方がいらっしゃいましたが、子どもだけに状況がきちんとわからないままになってはいないかと心配です。
4回の切除として、神経のダメージもあるのではなかろうかと考えます。
同じところの切除を短期間で5回目となると、本当に心配です。
通っている院長にお任せしたいものの、それが本当にいいのか・・・?
大学病院の先生が切除してくれているため、他の病院という訳にいかず、言われるまま・・・・
大学病院の先生は40歳になっていない方です。
他の歯科の先生が、大学病院のご年配の先生をご紹介くださるというのですが、その方がいいのでしょうか?
5回目の切除をした方がいいですか?
ご年配の先生を紹介していただく方がいいですか?
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-09-07 13:38:49
ジュンチャンさん、こんにちは
確かに10歳のお子さんに4回の手術はかわいそうになりますね。
そして今だ完治していないとなれば、何か別方法はと考えてしまいます。
ブランディンヌーンのう胞というのは、舌の裏にできる粘液のう胞なのですが、大きく分けて2つの手術方法があります。
1.開窓療法と言って、のう胞を切り開いてそのまま回法にしておく方法
2、摘出と言って、のう胞自体をとってしまう方法
です。
お話の限りでは開窓療法が行われているようですが、これはきちんと開窓して、ガーゼなどをタイオーバー(少し難しいですが開いたところに縫い付けておく)して、一週間置くのが通常です。
ただ、舌は動くのでなかなか一週間持たないで取れてしまうことも多いです。
2の摘出は舌の裏側には血管や神経が多くそれを傷つけずに、取るのは少し大変なこともあります。
私でしたら、大学病院(歯学部付属)の口腔外科で、できれば全身麻酔で手術されることをおすすめします。
外来で局所麻酔科での処置は限界があります。
もう、他の方法を考えてみても良いのではないでしょうか。
まずは良く考えてみてください。
良い方向に進むことを願っております。
お大事にしてください。
確かに10歳のお子さんに4回の手術はかわいそうになりますね。
そして今だ完治していないとなれば、何か別方法はと考えてしまいます。
ブランディンヌーンのう胞というのは、舌の裏にできる粘液のう胞なのですが、大きく分けて2つの手術方法があります。
1.開窓療法と言って、のう胞を切り開いてそのまま回法にしておく方法
2、摘出と言って、のう胞自体をとってしまう方法
です。
お話の限りでは開窓療法が行われているようですが、これはきちんと開窓して、ガーゼなどをタイオーバー(少し難しいですが開いたところに縫い付けておく)して、一週間置くのが通常です。
ただ、舌は動くのでなかなか一週間持たないで取れてしまうことも多いです。
2の摘出は舌の裏側には血管や神経が多くそれを傷つけずに、取るのは少し大変なこともあります。
私でしたら、大学病院(歯学部付属)の口腔外科で、できれば全身麻酔で手術されることをおすすめします。
外来で局所麻酔科での処置は限界があります。
もう、他の方法を考えてみても良いのではないでしょうか。
まずは良く考えてみてください。
良い方向に進むことを願っております。
お大事にしてください。
回答2
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-09-07 14:20:52
ブランディン・ヌーン嚢胞を含む粘液嚢胞の摘出は、非常に難しいです、それはこの嚢胞は偽嚢胞で溜まっている液体は唾液です、再発を無くすにはその原因となっている小唾液腺の腺体を摘出しなければならないからです。
これは技術的に非常に困難で、唾液の溜まっている粘膜が術中に破れてしまうと、ほぼ腺体の発見は不可能になってしまいます。
私は粘液嚢胞のファーストチョイスは、凍結外科だと思っています。
大きさにもよりますが、麻酔も必要無い事がほとんどで、処置時間も数秒です。
再発もほとんどありません。
ただし凍結外科は、その装置を持っているところが限られています。
また装置のある施設でも毎日やっていると言う訳ではなく2週間に1度**曜日の午後からとかになると思います。
粘液嚢胞がその時につぶれていたら処置はできません。
と色々制約は有りますが、主治医に相談してみては如何でしょう。
これは技術的に非常に困難で、唾液の溜まっている粘膜が術中に破れてしまうと、ほぼ腺体の発見は不可能になってしまいます。
私は粘液嚢胞のファーストチョイスは、凍結外科だと思っています。
大きさにもよりますが、麻酔も必要無い事がほとんどで、処置時間も数秒です。
再発もほとんどありません。
ただし凍結外科は、その装置を持っているところが限られています。
また装置のある施設でも毎日やっていると言う訳ではなく2週間に1度**曜日の午後からとかになると思います。
粘液嚢胞がその時につぶれていたら処置はできません。
と色々制約は有りますが、主治医に相談してみては如何でしょう。
相談者からの返信
相談者:
ジュンチャンさん
返信日時:2010-09-08 16:10:50
早々にお返事ありがとうございました。
本当に早いお返事で助かりました。
お返事をいただいた状況で受診しましたので、主治医の先生とも落ち着いてお話できました。
経過の写真を見てわかったことですが、最初のブランディン・ヌーン嚢胞の位置から2mmほど左に寄っていました。
・・・なので、全く同じところを切除しているわけでは、ないような気もします。
全身麻酔と凍結外科のことも、主治医には相談しました。
女児の状況を考えているより、今まで再発したことがないことに頭を悩ませていることが、私との大きな違いだということを感じました。
相談した結果として、来週切除していただいている大学病院の先生に改めて相談することになりました。
大学病院は、歯学部付属の口腔外科の先生です。
それまでに、ブランディン・ヌーン嚢胞の大きさも変化するでしょうし、じっくり考えます。
とり急ぎ、お礼と今の状況をお返事致しました。
また改めて報告させていただきます。
また何か、方法を思いつくことがありましたら、教えていただきますようお願い申しあげます。
ありがとうございます。
本当に早いお返事で助かりました。
お返事をいただいた状況で受診しましたので、主治医の先生とも落ち着いてお話できました。
経過の写真を見てわかったことですが、最初のブランディン・ヌーン嚢胞の位置から2mmほど左に寄っていました。
・・・なので、全く同じところを切除しているわけでは、ないような気もします。
全身麻酔と凍結外科のことも、主治医には相談しました。
女児の状況を考えているより、今まで再発したことがないことに頭を悩ませていることが、私との大きな違いだということを感じました。
相談した結果として、来週切除していただいている大学病院の先生に改めて相談することになりました。
大学病院は、歯学部付属の口腔外科の先生です。
それまでに、ブランディン・ヌーン嚢胞の大きさも変化するでしょうし、じっくり考えます。
とり急ぎ、お礼と今の状況をお返事致しました。
また改めて報告させていただきます。
また何か、方法を思いつくことがありましたら、教えていただきますようお願い申しあげます。
ありがとうございます。
タイトル | 10歳。ブランディン・ヌーン嚢胞を4ヶ月の間に4回切除、また再発 |
---|---|
質問者 | ジュンチャンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | ブランディンヌーン嚢胞 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。