英語を話しても歯並びが崩れないのはなぜですか?

相談者: ホワットさん (31歳:女性)
投稿日時:2010-09-11 21:49:16
4年位前まで矯正歯科定期健診へ通っていて、もう行っていない状態なのですが、上1番が少し回転し始めてきて、舌の位置がすごく気になるようになってきました。

その以前の歯医者さんにタ行は上あごにつけて話すこと、あとは日本語は大丈夫だとおっしゃっていました。

ところが最近、英語を勉強するようになって、thやf、v等の発音はどうしても歯に圧力がかかってしまうので、歯並びが崩れやすくなると思います。

歯並びを重視している欧米人というのは、歯並び崩れることを恐れずにいつも会話しているのでしょうか?
・・・それとも何か対策をしているのでしょうか?


よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-09-12 01:32:50
こんにちは。

私が発音する際の感覚ですが、thやf、v等の発音時に大して歯に圧力がかかるとは思えません。

少なくとも歯を動かすほどの力はかからないはずです。

thやf、v等を発音する際に変に意識しすぎて不必要に強い力が入っているのではないでしょうか。

回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-09-12 13:36:15
>タ行は上あごにつけて話すこと、
fの発音はどうしても歯に圧力がかかって

タングスラストの存在を暗示していますが、現在どのようになっているのでしょう。

もし存在していたら(過去、現在)、質問の趣旨について、考え方を変更する必要があると思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-09-12 16:27:47
私は、田舎の鹿児島で開業しております。

英語しか話せない患者さんも訪れるため、若い頃に根性入れて英会話を学びました。

さて、私は20歳〜24歳まで歯の矯正治療を受けました。

反対咬合らんぐい歯でした。

矯正治療の後で、英語の発音による歯列の崩れはないと思います。(毎日、鏡でチェックしています。)

では、なぜホワットさんがthやf、v等の発音時に歯並びの乱れを気になさるのかと考えた時、自分がまだ英会話の力が未熟だった頃の発音について思い出してみました。

正確に発音して、確実に自分の意思を英語で伝えようと頑張っていた頃は、英語を話した日はいつも疲れ果てて床に着いていたのを思い出しました。

日本語には無い、thやf、v等の発音には相当気を使っていました。

でも、現在、診療中に1時間程度の英語でのやりとりを行っても、それだけで疲れたとは感じません。

恐らく、thやf、v等の発音なども自然に出てくるようになったので、未熟だった頃に比べて気楽に発音していると自分では感じています。

現在、矯正治療が終わってから30年が経過し、英語を本格的に話すようになってから20年以上経ちますが、私の歯並びには何の変化も起こっていません。

もうすこし、歯並びの心配から気をそらして、丁寧で確実に発音出来るように、のびのびと英語を学んでみたらいかがですか?

たどたどしい発音も、流暢になるにつれて、特に歯に不必要な力を加えずに発話できるようになると思いますよ。

英語の勉強は、簡単には傷つかない強靭な心、何度も挑戦する精神、決して諦めない強い意志が必要です。

頑張って、流暢な発音が出来るレベルに達したら、thやf、v等の発音で、歯並びがどうこうなるのではという心配も消えてなくなる事と推察いたします。

歯が一部捻転し始めているという事が、どうしても気になるのであれば、治療を受けた矯正歯科医院を再び受診されてみる事をお勧めいたします。

少なくとも、英語を発音したために、歯並びが変化する事は、とても考えにくい事だと思います。

回答 回答4
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2010-09-13 11:16:24
もし英語を発音して歯並びが崩れてくるというなら、英語を母国語としている人々は全員歯並びが崩れているはずですね。
もちろんそんなことはありません。

語学勉強中に不自然な力がかかれば、崩れてくる可能性がゼロではありませんが、通常は全く問題ありません。
もし崩れてきたとしたら、それは別の要因だと思います。

ちなみに英語よりも日本語のほうが、歯を前へ押し出す力が働いているように感じます。
そのため日本人は口元が出ている人が多いのかもしれません。

回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-09-14 13:54:08
本当は、その方の発音を含めた口腔機能全般の結果の一つが、歯並びなのでしょうけど・・。

結果を得るために、遡って機能を調整するのは場合によっては難しいかもしれませんね。
ただ、一日のトータルの時間が短ければ(いつもかも喋っていなければ?)影響は非常に少ないとは思いますけどね。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-09-14 15:48:06
発音時に歯にかかる力の問題ですね。

力は、力の大きさ×かかる時間でどれだけの影響がでるかが決まります。
thやf、v等の発音を、1日にどれぐらいの時間するか考えてみてください。


噛合せやブラキシズム以外では、舌癖があると歯並びに影響すると言われています。

ご参考まで・・・

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-09-14 16:46:29
歯が動くというのは実際には歯が動いているのではなく、歯を支えている歯槽骨という『骨』が作り変えられています。


うちの大学の矯正科の教授だった栗原先生は骨芽細胞と破骨細胞(骨を作ったり溶かしたりする細胞)の研究で有名なのですが、

骨芽細胞と破骨細胞が活性化して歯が動くためには「弱くて持続的な力が1日4時間以上かかること」が、ひとつの基準だとおっしゃられていました。


例えばですが、寝る時に前歯の上に10円玉を乗せて一晩寝れば、そんな弱い力でも歯は動きます。(絶対やらないで下さいね!)


藤森先生が、

>本当は、その方の発音を含めた口腔機能全般の結果の一つが、歯並びなのでしょうけど・・。

と書かれていましたが、発音時だけではなく1日の間には歯に様々な負荷がかかっていますので、ある一つのことだけを取り上げて注目するのではなく、もっと全体を見て考える必要があると思います。


発音時には舌で歯を前方に押し出す力が加わりますが、口を閉じていれば逆に唇が歯を内側に押す力がかかりますしね。

舌で押し出すのが気になるのであれば、内側に押す力を鍛えたり(口輪筋を鍛える)、普段の舌の位置を注意したり(スポットに位置づける)、いろいろと考えることができます。

⇒参考:舌の位置は、必ずしもスポットにないといけないのでしょうか?




また、爪を噛んだり頬杖を付いたりなどの『癖』が原因で歯が動くこともありますので、そういった癖がある場合はその改善をする必要はあります。


いずれにしても、日本語が英語になったくらいの変化はささいなことだと思いますので、あまり気にする必要は無いのではないかな?と思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホワットさん
返信日時:2010-09-15 00:27:49
英語を話すことだけが、歯並びが崩れていくということではないんですね。
神経質になりすぎたかもしれません。
舌癖も多少あるかもしれないなあと思いました。

ずっと悩んでいたことなので、7人さまのお返事を読んで、すごく勉強になり、安心しました。

ありがとうございました。



タイトル 英語を話しても歯並びが崩れないのはなぜですか?
質問者 ホワットさん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
1、2本だけ歯並びが悪い
回答者




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