義歯を作製する時の説明義務について

相談者: maimaiさん (46歳:女性)
投稿日時:2010-09-22 13:47:55
入れ歯についての質問です。

保険で入れ歯を作成する場合に、

?型を採る
?ワックスで噛み合せを採る
?歯が並べられて完成

というように説明を聞いた気がします。

これで合っていますか?

◆歯の形(見た目)や高さは、どの段階で確認ができるのでしょうか?

◆保険での請求に関しては、

?型を採る段階でその代金が請求されて、
?噛み合の段階でその代金が請求されて、
?入れ歯が完成した時に入れ歯代が請求される

という流れになりますか?

◆もし、途中の段階(型と噛み合せと採った後で)で、その保険の入れ歯から、自費扱いの入れ歯(治療用仮歯と呼ばれている?)に変更した場合には、型を採った代金など、既に支払った代金はどういう形の扱いになるのでしょうか?

◆そのままで進行して治療用仮歯代金だけを自費というのは、混合診療になるように思うのですが?

◆その後の調整代は自費になるのでしょううか?



正しい情報をお願いします。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-09-22 14:13:15
>?型を採る
>?ワックスで噛み合せを採る
>?歯が並べられて完成

?と?の間に「試適」と言って、「仮縫い」をする事があります。
(僕はほとんどのケースで行います)
この時点で、人工歯の色や形は確認する事が出来ます。

もし、担当の先生から、?が終わった後「次回完成です」と言われたら、「試適してもらえますか?」と聞いてみてください。



>?型を採る段階でその代金が請求されて、
>?噛み合の段階でその代金が請求されて、
>?入れ歯が完成した時に入れ歯代が請求される

その通りです。



>既に支払った代金はどういう形の扱いになるのでしょうか?

払い戻し請求になると思います。



>そのままで進行して治療用仮歯代金だけを自費というのは、混合診療になるように思うのですが?

「そのままで進行して」と言うのはちょっと、意味が解りません。



>◆その後の調整代は自費になるのでしょううか?

自費で作成された入れ歯であれば調整料も自費となります。

回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-09-22 15:08:03
タイヨウ先生がほとんど答えられているので。


>既に支払った代金はどういう形の扱いになるのでしょうか?

基本保険に払い戻しの概念は有りません、払い戻される事は無いと思います。


総義歯のみ保険医療機関で有る以上、自費単独は有りません(半年ルールとかは有りますが)

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-09-22 16:22:43
>>既に支払った代金はどういう形の扱いになるのでしょうか?

>基本保険に払い戻しの概念は有りません、払い戻される事は無いと思います。


岐阜県では確か、保険で始めたけど、患者さんの希望で自費に変更するときは、すでに提出したレセプトを取り下げてくださいということだったと思います。



>◆そのままで進行して治療用仮歯代金だけを自費というのは、混合診療になるように思うのですが?



保険の永続的に使用する義歯の作成の予定で進めていって、セットのときに治療用の仮歯として、自費の支払をするということでしょうか。

もしそうだとすれば、混合診療にあたり禁止されています。

回答 回答4
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-09-22 16:33:55
治療用義歯保険ではそのような区別は有りませんが)と言う事ならそのまま保険で作って、装着後最終義歯を自費にするか或いは半年経ってから再度保険で作るかです。

御参考にして下さい。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-09-22 18:47:37
>治療用義歯保険ではそのような区別は有りませんが)と言う事ならそのまま保険で作って、装着後最終義歯を自費にするか或いは半年経ってから再度保険で作るかです。


治療用義歯は、保険適用になりません。

保険適用になる義歯は、あくまでも永続的に使うということが前提です。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-09-22 18:57:31
>治療用義歯保険適用になりません。

>保険適用になる義歯は、あくまでも永続的に使うということが前提です。

とは言っても、保険の義歯と自費の義歯とどう違うのか患者は作成する前にはっきり分かっていれば良いのですが、保険の義歯が出来上がってから、患者さんの求めによりもっと良いものをという事で新たに自費の義歯を作成する場合もあります。

結果的には保険で作成した義歯が、治療用義歯になってしまう場合も考えられます。

特に保険の義歯が出来てから6ヶ月後に自費の義歯が完成すれば、問題ないように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: maimaiさん
返信日時:2010-09-23 19:11:24
タイヨウ先生、細見先生、小牧先生、尾崎先生
ご回答ありがとうございます。

先生方のご説明を読ませて頂いて、保険義歯で作成予定で型を採った物を途中で、治療用義歯として使うための自費扱いに変更になる場合には、それまでにその義歯の作成のために保険適用扱いで支払った分は、基本的には返還されるべき物という解釈が出来ました。

但し、細身先生がお答え下さった

『基本保険に払い戻しの概念は有りません、払い戻される事は無いと思います。
総義歯のみ保険医療機関で有る以上、自費単独は有りません(半年ルールとかは有りますが) 』

というご説明もありますので、見解によって取り扱いが異なる点は気になっています。

今回、先生方が色々な角度からお考え下さり、ご回答くださった事を大変有り難く思います。

私の質問の仕方が不充分だったために、憶測を生んで先生方の解釈にズレが出てしまったとも感じます。
申し訳ありません。



今回の質問に至ったケースですが、最初、保険で作成予定で型を採り、2度試適を受けたのですが、上唇が持ち上がり過ぎて、上下の歯を噛み合せても自然に閉じない(唇が届かない)ため、その入れ歯の作成はその段階で一度、中止する事となりました。

※原因は、床も歯も長さが長過ぎて、床の膨らみ加減も合っていなくて、根本的な高さも高すぎて、私には適していなかっためと思われます。

そして、一旦、治療用義歯と呼ばれる自費の仮歯を作成して色々と調整をして、顎の位置の安定を計って行くという事に成り、計画が変更に成りました。

それと同時に、義歯の形態を残っている歯(3本)の土台に義歯を被せるタイプから、残存歯にバネをかけるタイプの形態にする事になりました。

それが。。。。。何故か?

3本の補綴物の噛み合せを採る時にズレていたために、上手く出来なかったという理由で、先生のご判断(方向転換の説明を受けていません)により、試適の段階で私の口が閉じない状態だった物が同時に完成して来ていました。

それを治療用義歯として使い、噛み合せを安定させてから型を採る方が良いからとの説明でしたが、作成後の事後報告を受ける流れと成りました。

口が閉じない状態だった物から、更に高さを低くして作成したという事でしたが、やはりそれもまだ口が閉じませんでした。

その結果、その床の部分を大幅に削り、歯の長さ全体的に1mm強短くし、奥歯をほとんど削り落として、ようやく何とか閉じるようになって来ました。

(奥歯は噛まない低さまで削ってしまい、前歯が突き上げを起しました。
そのため前歯の裏側を削り、前歯はどんどん薄くなりました。
それでもまだ突き上げています。)

そして、歯科が終わる時間なので今日はこれまで言われ、奥歯は噛まないまま、前歯の突き上げの痛みに耐えて帰る形になりました。

そして、その日の会計時に、

『その作業に1時間半もかかったから、自費で3000円』

と言われました。

そこで今後も、調整費は1回3000円である事を聞いてとても驚きました。

その歯科での治療用義歯の代金は、自費で15000円と聞いていました。

けれども、それ以外に毎回3000円の調整費用がかかるという事についての事前説明は受けていませんでした。

5回調整を受ければ、また同じ自費の歯が完成するような結果になります。

自費だから調整費も自費という理屈は合っているにしても、自費の仮歯を作成する前にその説明はして頂く必要があったと思いますし、口が閉じないと訴えて中止していた状態の物を、それよりも低くして作成したからと言う説明で、私の口に合わせてた確認しないままで完成して来た流れも腑に落ちませんでした。

それならば、これを保険扱にして欲しいと要望しましたが、技工所に自費扱いで発注をかけたのでそれは出来ないとの回答でした。

このような経緯により、保険扱い予定だった物を自費の治療用扱いに変更になりました。

今回出来て来た自費の義歯は、8月初旬に試適を受けた物で、改めて型を採っていません。

私としては、治療用義歯を挟む説明と受けた時に、それは改めて作成する物だと受け止めていました。

まさか、8月初旬に上手く行かずに中止した物を流用されるとは考えていませんでした。

けれども、歯科医師の判断によって、その中止した物を完成させた物が自費扱いの治療用義歯となりました。
つまり、完成前の過程は保険扱いの予定だった物で、同じ物という事です。

(8月の歯適の段階で口が閉じなかった物のため、歯科医師がこのぐらいなら大丈夫だろうという感覚で、それより高さを更に低くして作成したとの説明です。)

そこで、私が7月の下旬から8月初旬にかけて、保険扱いで型を採ったり、噛み合わせを採ったりした段階で、保険で支払った代金についてはどういう扱いになるのか?を知りたいと考えました。


◆先生方に、今回の私の質問の意図する所が伝わりましたでしょうか?

私は今回の流れによって、その歯科での今後の治療継続はしない事に決めました。

自費作成の完成前に口が閉じるかどうかの確認もしないまま、歯科医師の目分量で計り、そのように作成する事への説明もされずに作成されて、今後の自費で1回3000円の調整費を支払う事になるというのはあまりにもめちゃくちゃな話で、治療に対しても信頼できないと感じました。

◆口が閉じ状態になるまで確認して、この状態の物を作成するという説明と、作成後の調整費用仕組みや金額などについても、事前の確認と説明が必要ではないのでしょうか?

私にとってはとても重要な事項で、もし、自費で1回3000円の調整費がかかるのであれば、それを含めて予算を想定しての判断が必要でした。

逆に申し上げれば、それをお聞きしたら、治療用義歯は希望しませんでした。

もし、どうしても保険扱いで作成する前にそれを必要とするのであれば、その歯科での治療を継続するかどうかの判断にまで関わる大事な内容だったと思います。

◆歯科医師は、それらについて事前に確認したり、説明すべき義務はないのでしょうか?

◆先生方がこのような流れについて、どうようにお考えになるか?
確認や説明義務の有無などについて、教えて頂けたら有り難く思います。

宜しくお願いします。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-09-23 20:50:11
こんばんは

金銭的な問題は別にして、個人的な見解を述べさせていただきます。

義歯作製について、過去に何度か書かせていただいていますが、健康保険でそこそこの義歯が出来ないならば、健康保険外の自費でもできません。

特に、前歯の関係は、高さを測定する際に重要なポイントになります。

この時、外側にどれだけ豊隆を持たせるかを決めるからです。

確かに、思っていたより出てしまうこともあります。
そのために、試適があるので、その時に調整すればいいわけです。

でも、こんなこともあります。

使用していた義歯の前歯の関係が引っ込みすぎていたり・・・、出っ張りすぎていたり・・・、これに慣れてしまっている場合に適切な関係に作ってみても

「出っ張りすぎじゃないか!」
「引っ込みすぎじゃないか!」

こんな風に思われてしまうことがあります。

作り手の考え方で、同じ義歯でも、随分と違う物が出来てしまいます。


>確認や説明義務の有無などについて、教えて頂けたら有り難く思います。

混んでいて忙しい歯科医だとしても、最低限必要なことだと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: maimaiさん
返信日時:2010-09-24 19:47:44
桜田先生

ご回答と例を挙げてのご説明をありがとうございます。

先生がおっしゃるように、作成段階の加減は手探りだと理解できます。

特に膨らみや歯の見え方は、目や感覚で測れる事でもないと思いますし、数値化するのも難しいと思います。

そのために試適という段階があるのだとも納得できます。

だからこそ、今回、試適の段階で明らかに口が閉まらず、歯が見え過ぎている状態(動物のロバか、獅子舞のようなイメージの見え方)だったのを確認した後、ちゃんと閉じる状態になるまで試適を繰り返して頂く必要があったものと改めて感じます。

その部分の確認を軽く考えて、その先を急いでも、結局は完成後に大幅な調整を繰り返す必要が出来て来ますし、場合によっては作り直す必要があるような結果にも成りかねないろ思います。

私の先生は、『作り直します』ともおっしゃっていましたが、自費の調整は自費で、1回3000円が必要になるという重要な説明を漏らしてしまった事は信頼関係を壊しました。

仮に再作成して頂いても、その毎回の調整費が必要な前提を聞かされていなかった事に変わりはありません。

『説明不足でした』

ともおっしゃり、

『じゃあ、調整は15000円(自費の仮歯代金)の範囲内でやりますか?』

ともおっしゃられましたが、それもまた理解に苦しむお言葉でした。

今回の経緯はそれ以前の問題で、作成する前に不可欠な確認や重要な説明の欠如に関して問題があったと考えます。

こちらのサイトで先生方に色々とご回答を頂いて、保険で作成予定だった物を流用して作成する事自体が混合治療になるとの見方が成立する事が判りました。

◆7月下旬に型を採って、一度中止にした物がたまたま保存してあったからと、それを9月初旬に自費用として作成した事も、通常有り得る流れなのでしょうか?

◆試適後、約1ヶ月間放置されていた物と、9月初旬の歯茎の様子とは形態が変化しているのではないでしょうか?

◆大幅ではないにしても、通常、自費で作成と決まった後に、再度、新たに型を採って作成するのが普通じゃないのでしょうか?


それまで信頼していた先生だっただけに、非常に残念であり、ショックでした。

何度も申し訳ありませんが、先生方に更にご意見をお聞かせ頂けたら有り難い限りです。

宜しくお願いします。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2010-09-24 20:27:56
>7月下旬に型を採って、一度中止にした物がたまたま保存してあったからと、それを9月初旬に自費用として作成した事も、通常有り得る流れなのでしょうか?

可能性としてはありえるかもしれません。
あってほしくはないですが・・・。


>試適後、約1ヶ月間放置されていた物と、9月初旬の歯茎の様子とは形態が変化しているのではないでしょうか?

抜歯などをしていなければ変形は少ないと思います。
でも、私なら不安ですね。
型を取り直すでしょう。


>大幅ではないにしても、通常、自費で作成と決まった後に、再度、新たに型を採って作成するのが普通じゃないのでしょうか?

私の場合は、部分入れ歯なら型を取り直します。
維持装置が保険の場合と違うからです。
同じ場合もありますが。


>それまで信頼していた先生だっただけに、非常に残念でありショックでした。

今回、たまたまこのような結果になっただけかもしれません。
対人関係(歯科医と患者)の難しいところだと思います。
双方のすれ違いから不信感を持ってしまうこともあります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: maimaiさん
返信日時:2010-09-24 22:53:55
桜田先生

再びのご回答ありがとうございます!

先生のご説明に一つ一つ納得します。

抜歯などをしていなければ変形は少ないと思います。
>でも、私なら不安ですね。
>型を取り直すでしょう。

→私の場合は、7月に型を採った時には3番は土台がなく、根っ子だけの状態でした。

8月下旬に、入れ歯の形態を変更する事になり、3番に土台を作成して頂き。入った流れです。

抜歯はしていませんが、状態は変わっています。

それで上の歯3本にバネをかけるタイプで作成するという事になったばすが。。。。。

何故か?その7月下旬に保険で型を採り、保険で作成予定を中止した物が保管されていて、、

最終的に、2度目の試適で口が閉じなかった状態の物から、多少高さを低くしたという事で、自費扱いの治療用仮歯として完成して来たという経緯です。

私は、自費の治療用入れ歯という段階を挟む事には承諾しましたが、その7月に型を採り、8月に中止した物が流用されて完成して来る事を全く知りませんでした。

それも、3本にバネをかけるタイプではなく、元々の土台に入れ歯を被せるタイプの形態のままでです。

そして、完成後の調整費用の事についても、何の説明もありませんでした。

ここまで説明が無いのは、説明義務を怠っているとしか思えませんでしたので、治療継続は不可能と考えました。

技量以前の問題だと思ったからです。

その先生は、3本の補綴物の型の噛み合わせがズレていたため、とても使えない3本の補綴物(保険)になったため、噛み合わせを安定させてから再度、型を採って作成する方が良いと考えたためしばらくこの入れ歯(最初の計画の形態)を使うようにとのご説明でした。

しかし、自費での作成を承諾した形態ではありませんし、保険で作成途中だった物を使うという事に対しての説明は全くないまま、完成して来ました。
本当に驚きました。意味が判らずにショックでした。

桜田先生のご回答を読ませて頂いて、尚更、残念に思います。

>今回、たまたまこのような結果になっただけかもしれません。
>対人関係(歯科医と患者)の難しいところだと思います。
>双方のすれ違いから不信感を持ってしまうこともあります。

そうですね。

今回は、意思の疎通が不足していたことが原因だと思います。
悪意がなくとも、最低限の説明と確認を省略したと思います。
自費で仮歯を作成する方針に同意した事から、歯科医師本位の判断で進行してしまった流れも災いしたと思います。

義歯を作成する時に、最終の完成前に、これで完成させて良いかどうかの意思確認はなくても良いのでしょうか?

◆たとえ仮歯であっても。自費であっても、これで完成になり、いつ出来上がるという事前説明や意思確認は、先生により個人差があるのでしょうか?

◆調整して使う仮歯であっても、患者に最低限の説明や確認が必要だと思うのですが。。。。。?

保険で支払った型採りなどの代金に関する取り扱いや返金の有無などに関しても、説明すべき義務があったと思います。

非常に辛く悲しい出来事でした。
回答 回答9
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2010-09-25 01:54:15
maimai さん、だいぶ悩まれているようですね。
大変な思いをされたことと思います。

すでに不信感があるので、溝は埋まらないと思います。

別に、歯科医師同士でかばうのではないですが、そもそも、義歯に関しては、手を抜く(古い模型を使うとか、患者さんの意向に背いてまで作る)なんてことはありません。

理由は簡単で、義歯は、結果がはっきりとでます。
すぐに取れるとか、どうしても歯肉が傷になるとか、かみ合わせがずれているとかです(審美的は別)。

よって、手を抜けば、合わない義歯になり、患者さんの評判が落ちます。
まったくごまかしのきかない、歯科医師にとって大変な治療の一つです。

よって、

>>
最初、保険で作成予定で型を採り、2度試適を受けたのですが、
>>

とまで頑張ったのでしょう。

このサイトでも、多くの先生が、試適の時に、しっかりと主治医に言ってくださいと書いておりますが、保険では試適の時に言われたのでは、赤字になります(技工所に作り直しを有料で行ってもらうので)。

そして、不思議なのが、

>>>
上唇が持ち上がり過ぎて、上下の歯を噛み合せても自然に閉じない(唇が届かない)ため、その入れ歯の作成はその段階で一度、中止する事となりました。
>>>

とまでを無視して、義歯を作るとは不思議でなりません。
というか、そこまで問題がある義歯を作ることが難しいはず(しかもかみ合せがある部分義歯で)。

この状況は、診察しないとわかりません。
時に、わざと膨らますこともあります。

また、もともと上顎の歯が前突しており、ぐいっと閉じにくそうに閉じている方を、お見かけすることもあります(記憶では、自分が作ったので、そのように、新たになったのはなかったはず)。

説明する義務があったかはわかりませんが、説明した方が良かったと思います(というか、説明してないとは、これまた不思議です)。

ただ、調整して使う仮歯であれば、説明はしても、確認はしないと思います。
それは、調整しなければわからないからです。

やはり、診察しないと状況が把握できないので(かなり詳しく書かれていますが、見ないとわかりません)、セカンドオピニオンを受けられるのが良いのではないでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: maimaiさん
返信日時:2010-09-25 10:20:11
湯浅先生

ご回答ありがとうございます!

先生のご回答を読ませて頂いて、これこそが常識的な医療行為の流れではないかと思います。

>そして、不思議なのが
>>上唇が持ち上がり過ぎて、上下の歯を噛み合せても自然に閉じない(唇が届かない)ため、その入れ歯の作成はその段階で一度、中止する事となりました。


私も驚きました。
原因は歯茎(床)と歯の長さの両方が、私の骨格からかけ離れているためだったと思います。

私は別の歯科で歯適を受けた事がありますが、その時にそのような事はありませんでしたので驚きました。

もちろん、今使っている簡易的な仮歯もそういう事はありません。

下顎が上顎より小さい(歯の生えていた時の噛み合わせ自体は反対咬合ではありませんでした)ので、床に多少膨らみをつける必要はあると思います。
ですから、歯茎に出っ張りは全くありません。

恐らく、それが

?極端になってしまったのだと思います。

?それと床の長さが長過ぎたのと、

?歯の長さも長過ぎたのと 床が長く膨らみがあり過ぎたために、歯の位置が下になり過ぎたと思われます。

私はイーッ笑わない限り、歯がむき出しになるタイプの骨格ではないのですが、その仮歯は唇を開けた段階で歯が長く見えていました。
歯と歯を合わせても上唇が持ち上がっていて歯が見えているような状態でした。

?アーチの角度も唇に沿わない形態だったのだと思います。


今回の原因は一つではなく、いくつも重なって出来た結果であった事は間違いありません。

>とまで頑張ったのでしょう。
>このサイトでも、多くの先生が、試適の時に、しっかりと主治医に言ってくださいと書いておりますが、保険では試適の時に言われたのでは、赤字になります(技工所に作り直しを有料で行ってもらうので)。


試適で歯科が赤字になるとはイメージできませんでしたので、患者としても心苦しく申し訳なく思います。

◆試適にかかる代金の相場はいくらぐらいなのでしょうか?
保険請求では一回分しか認められないのでしょうか?


だ・・・・、患者が大きさや膨らみのつけを希望したり、計ってサイズを指定している訳ではないだけに・・・・その代金的にはどう考えれば良いものか・・・・と思います。

保険で作成予定で歯適を受けた物が治療用義歯として自費扱いで完成して来た以上、保険の仮歯と自費の仮歯が全く同じ物であった事が事実としてあります。

私としては、結局、単純に保険を使うか、自費で払うかの違いだっただけだと感じます。

保険の義歯に半年ルールがあるのは知っていますが、その医師からはその説明も受けていません。

6ヶ月ルールがあるから、上手く行かなかった時の事を考えての自費を挟むという流れになったとも理解しますが、同じ物を使うのであれば、これを自費扱いにするという説明があるべきだったと思います。

自費仮歯の調整費に関しても、そこも含めて説明と、確認が必要だったのでは?と思い、非常に残念ですし、最も納得できない点です。

試適で上手く行かなかった事実がある物を流用するのであれば、尚更このままそれを作成して良いか?という意思確認か、または口が閉じる状態を確認した上で、これで作成に入るとの説明があるべきではなかったか?と思います。

それを自費の治療用義歯を作る前提は承諾していたのだからというような言い方をされました。

だからと言って、保険で途中まで進んでいて中止して1ヶ月以上も放置していた物を使う事を、説明しないで作成するという流れ(型を採ったのは7月下旬で中止は8月初旬)は、あまりにも説明が無さ過ぎで納得できません。

そんな経緯があったからこそ、元々、保険で作成予定で型を採り、保険で支払った流れがあった物を自費扱いに変更した結果、
支払った代金の流れとしてどうなるのか?について疑問を持ったという事でした。

その歯科にこの保険で支払った部分に関して尋ねた結果、その保険義歯の作成を中止した段階で、保険での請求を上げないで、私から保険扱いで支払いを受けた(個人負担部分)分は、宙に浮かせた状態になっていて、自費の仮歯の次に保険で作成した時に保険で請求を上げる形で調整しようと考えていたとの説明でした。

その時には私には請求をしないつもりで預かっていたとの事でした。

もし、その内部調整をしようという考え方が事実であったとしても、

◆そのお金の取り扱い方についても、患者に説明があるべきでは?なかったのか?と思います。

やはり、それも不信感に繋がります。

いくら自費の治療用義歯を仮歯として作成する事には承諾していても、いつ、どういう形態の物を作成するのか?

また、その保険で途中まで作成していた物を利用して作成する事について説明すべき義務があったのではないでしょうか?

中止した理由が、唇が閉じない(口に適していない)という事だった物だけに、再度の試適があるのが普通じゃないのでしょうか?

その調整で作成しても、結局、まだ口が閉じない状態で完成して来て、床を相当えぐり、長さを削り、歯を1mm.以上短くしました。
奥歯は噛み合わせはなくなりました。

それだけの大掛かりな調整ですので、削るのに時間がかかって当然でした。
私はその調整でお金を払うより、試適で慎重に確認して下さっていれば、ここまで削り落とす必要はなかったと感じました。

それをして、やっと唇が何とか閉じる段階にきましたが、歯の幅と長さの関係ががアンバランスになりましたし、何とも違和感のある口元になりました。

ロバのような歯の見え方から、歯を短くしたら獅子舞のようになった感じでした。

床の膨らみと長さ、一本一本の歯の幅と長さ、これらが全て私には大き過ぎたと思われます。

◆床の形態やサイズは、どうやって決めるのでしょうか?
サイズや種類が色々あるのでしょうか?

◆歯の位置が下の歯と大きく違う位置にありますが、義歯は下の歯の位置を無視しても噛み合わせに問題はないのでしょうか?

上の右奥の7番は土台があり、入れ歯が被りますが、入れ歯の7番は下の7番の位置と歯が一本分奥にズズレていて、ただあるだけの状態で機能しない形態です。

※右側の配列は、下3番の上に上2番、下4番の上に上3番、下5番の上に上4番、下6番の上に上5番、下7番の上に上6番という噛みあわせになっていて、右上の7番の義歯部分は下の歯茎の上にある形です。

結局、これも歯の幅が大き過ぎるためにこうなってしまっていると思います。

◆義歯は噛み合わせをここまで無視して作成するのでしょうか?
それは機能的に問題ないのでしょうか?

顎を動かす時に3番と3番が合わない状態はどうも違和感があります。
顎の動きで言うと、下3番と上2番で歯軋りする形になります。
本当にこれで良いのでしょうか?


>よって、手を抜けば、合わない義歯になり、患者さんの評判が落ちます。
>まったくごまかしのきかない、歯科医師にとって大変な治療の一つです。

本当にそうだと納得できます。

今回、大幅に噛みあわせを削った後、前歯のみが突き上げてしまい(前歯の裏側も相当削り厚みが薄くなりました。)、その突き上げによって3番付近の歯茎が赤く炎症を起しました。

入れ歯の傷みと噛み合わせの関係は密接だと身を持って体験しました。

今回の一番大きな原因は、確認と説明漏れで、歯科医師判断で進めた点です。

いくら自費扱いの義歯を作る事と、その代金を承諾していても、仮歯として使う物であっても、保険で作成予定だった物を流用するならする方針だとか、またはいついつに完成する事になるとかの説明が必要だったと感じます。

もし、その説明があったら、私は間違いなく、口が閉じる状態を確認するまではその形態の物で完成に進む事を承諾できなかったと思います。
そのまま作成する事が不安でたまりません。

また1回の調整費が3000円という高額であれば、調整が何回くらい想定されていくらかかるのかを含めて、その自費の義歯を希望するかどうかの判断が出来たとも思います。

治療用義歯、自費で15000円を保険の入れ歯の前に挟むという事についてだけの承諾で、突然完成して来るのは、あまりにも強引な進め方と感じます。

しかも、私は自費の治療量仮歯はバネでかけるタイプの形態で出来て来ると思っていました。(残っている歯の補綴物を作成する型を採ったからです。)

その先生は、補綴物が上手く完成したら、その入れ歯を削ってバネを着けて改造する予定だったとも、後から説明されましたが、その流れや計画についても予め説明が必要だったのではないでしょうか?

今回の件は、歯科医と患者に最低限必要な重要時効の確認と、説明の欠如が全ての原因だと思います。

義歯作成の最終段階の確認を省略した事が、ここまで合わずに、ここまで大幅な調整が必要だった義歯の完成に至ってしまったと思います。

本当に驚いてショックで信じられませんでした。
回答 回答10
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2010-09-25 13:23:47
>>
◆床の形態やサイズは、どうやって決めるのでしょうか?
サイズや種類が色々あるのでしょうか?

・・・・・
>>

いっぱい書かれていますが、それを回答するとなると、義歯の作成方法の教科書を1冊読まないと理解できなくなります。


>>
◆義歯は噛み合わせをここまで無視して作成するのでしょうか?
>>

ですから、これらは、特別な状況なので、診察しないとわからないということです。
ご理解くださいね。

これ以上は、どれだけ回答しても、ネットでの回答ですと、一般的な経過良好の例を回答することになるので、不信感が増すばかりになりますのでやめます。

怒られるかもしれませんが、あえて書くならば、

<誤解がないようにしてください:これは、maimai さんだけに書いているのではなく、これを読まれる多くの方が、この流れをしっかりと理解せずに、そうだそうだ、説明不足だと思って、自分の主治医との不信感を増す材料になってはいけないから、あえて書いているのです>

普通に作ったのに、上唇が持ち上がり過ぎて、上下の歯を噛み合せても自然に閉じないという口腔内の環境が一番の原因だったと言えるかもしれません。

もっとも、それがわかった時点で、詳しく説明する必要があったとは言えますが、それは後から生じた問題と言えます。

普通につくって、普通にできていれば、それほど細かな説明もなく、不信感も生じなかったはずです。

すいません、これ以上書いていくと、どんどん、maimai さんの気持ちをふさぐことになるので、やめておきます。


最後に、

>>>
保険の義歯に半年ルールがあるのは知っていますが、その医師からはその説明も受けていません。
>>>

そんなルールはありません。

基本的に、一度作った義歯は、口腔内の環境が大きく変わらない限り、修理しながら一生使うというのが建前のルールになります。

ただ現在のところ、半年も離れていたら、口腔内の環境が変わるかもしれないので、保険を審査する方も、レセプト上だけですから、実際の患者さんの口腔内をみてないので、まあ、半年なら・・・ということで、新製しても認めているだけです。

もし実際にみて審査するとなると、莫大な経費がかかるので、便宜的に日数で処理しているだけです。

現在の医療費削減の流れからは、それも1年になるかもしれません。

よって、半年たったら、新しい義歯が作れるから、とりあえず作りましょうという説明は、無くて当然です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: maimaiさん
返信日時:2010-09-25 18:16:32
湯浅先生

再びありがとうございます!!

私は、先生方の説明に影響されての不信感を持った訳ではありません。
今回の件は、いくら冷静に考えても納得が行かないのです。

保険義歯を作成する前に、自費で治療用義歯を作成するという方品には同意できていました。

その後でに、全く説明なく、一旦、中止したワックスを、高さを低くして作成したとの事後報告で作成されていた事と、その結果、やはり作成を中止した時の状態と同じ様に、唇が閉じない形態のままで完成して来たという流れは、患者である私を無視した強引な進行でしたので、納得できませんでした。

しかも、その状態から口が閉じるまでの調整に時間がかかり、調整に長時間(約1.5H)かかったので、3000円と言われた事も更に納得できませんでした。

そしてその調整後でもまだ中途半端な状態でしたが、夕方6時50分の段階で、

奥歯噛みあわせを大幅に落として下に当たらないようにしているので、今、前歯だけが突き上げて当然の状態です。
うちの歯科は7時までなので今日はこれで。』

と言われて終了になった事です。

それで次回以後も1回3000円か?尋ねた結果、そうだとの答えが返って来て、これは患者を無視して歯科医師の思うがままに進められてしまうと感じて不信感が膨らんだ形です。

また、驚く事にも1回3000円に関しての説明で、

『うちは夕方5時〜7時までの勤務は従業員が残業扱いなので1.25%増しなんです。』

とおっしゃったのです。

その歯科の運営上の裏事情としては、それが事実だったとしても、私のためにわざわざ歯科を開けて頂いた形ではありません。

その先生から、

『5時までの時間は、30分単位でしか予約時間の枠が取れないので、私の治療をするには無理がある。
夕方5時〜は基本的に急患や日中来れない人のためにと開けていて比較的余裕がある時間なので、その時間に来てもらえれば。』

と言われたために、その時間で予約した形でした。

私からすれば、最終確認もなく、一度中止した保険作成の前提だったワックスの物を、先生の目分量で多少高さを低くしたにしても、再度口の中で合わせて確認もしないで、一度1ヶ月前に中止した物を再度使って作成するという説明もなく、自費扱いの仮歯として作成された上に、やはり唇が閉じない状態で出来上がり。

それを治す調整のために長時間(1.5H)かかったら、その時間は従業員の待遇が残業時間だから3000円は妥当なんだという説明があまりにも理不尽だと感じました。

歯科どうこうという以前の、常識的な契約関係としても売り手本位の強引さだと感じるからです。

開業歯科は特にご商売で自営業すので、常に運営コストが頭の中で動いている事は当然で理解できます。

それでも、常に歯科の利益を生むやり方をするためを考えて、最低限のマナーを省略して強引に進めて、その歯の適合の確認を省略してまで作成して売ってから、実はアフター(調整)にはこれだけ費用がかかるという後付で説明をされたという流れはあまりにもずさんであり、患者を無視していると感じました。

商品(自費仮歯義歯)を売る上での重要な説明の欠如があったと思います。
販売の仕方としておかしいと思います。

それがたとえその歯科医師として最善の方法だと考えてどんな良い判断をしたつもりであったとしても、契約関係において、最も重要な段階の意思の疎通を欠いた事は事実だと思います。


もちろん、保険前提の物を流用する流れが混合治療になるかならないか?や、保険で作成過程で支払った代金の扱いがどうなるかの問題についても、自費扱いとして作成前にクリヤーにすべき問題だったと思いますが、今回の件は実はそれ以前のではないでしょうか?

本当に残念であり、ひどい流れだと感じます。
どう冷静に考えても、腑に落ちない話だと思えて成りません。

そこで、こちらでぜひ正しい知識を持ちたいと考えました。

湯浅先生、色々な点にご配慮をされながら、お立場上、答えづらい事にもご回答を下さってありがとうございました。

恐らく、これはレアな流れだったのだろうとも思いますが、たとえどんなに多忙であっても、歯科医師と患者の意思の疎通は重要であり、判りづらい点は尚更時間をかけてでも説明や確認を省略してはいけないと感じます。

結果的にそれを省略すれば、治療が上手く行かない事が多いでしょうし、信頼関係が壊れる事になるのは間違いないと思います。

歯科医師の考え方を一方的に押し付けるだけでなく、患者にも希望や選択の意思がある事を無視して進めてしまうのは医療行為としてもおかしいと言えるのではないでしょうか?

今回の件は、歯科医療の額とすれば決して高額な方ではないかもしれませんが、義歯作成における問題としてだけではなく、歯科医師と患者の意思疎通の重大さと、利益を最優先で重視した歯科の進め方の危険、という次元でも考えられるのでないでしょうか?

歯科の急激な増加や不景気が重なり、開業歯科医の皆様の厳しい現状がある事も患者側からも手に取るように見えている昨今ですが、だからと言って、コスト面にだけ考えを働かせて、医療故意としての重要なステップや説明を省略する事を当然のように進めるのは、もはやは医療行為ではなく、単なる商売、ビジネスの領域での考え方になっているとは言えませんでしょうか?

歯は人の身体の一部である事を後回しにされているようにも感じられてしまいます。

歯の治療は目先の治療のみで終わらないだけに、歯科医療行為というのは、このスピード社会においてでも、時に“急がば回れ”という考え方で進めるべき事があるのではないでしょうか?

それが患者の利益のためだけではなく、結果的に歯科の利益にも繋がると感じます。

私が体験した歯科のような方針の歯科が少ない事を祈るばかりです。
回答 回答11
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2010-09-25 22:37:53
maimai さんのお怒りごもっともと思います。

最初にも書いたけど、この歯科医院の先生、10分1000円のトコヤがある時代で、90分で3000円の調整をして(たぶん、赤字)、しかも、患者さんに、値段が高いと感じさせる失敗をするぐらいなら、さっさと、再診料だけ(420円)で30分説明して、その日に仮歯をいれなければよかったのにと思うのです。

よって、なぜ、説明せずに、あえて、さらに赤字幅を増やしたのかも不思議でなりません。

と書いていて、疑問に思ったのですが、

maimai さまは、仮の義歯を入れるまでは、前歯がない、歯抜けの状態だったのですか?

だからどうだ、とかではありませんが、ちょっと疑問に思ったのです。
なんだか、僕が、そもそも前提を勘違いしているのか心配になったので、教えてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: maimaiさん
返信日時:2010-09-27 18:19:16
湯浅先生

再びのお言葉をくださり、ありがとうございます。

週末、遠方に行っていてメールをチェックできる環境におりませんでした。
まさか、再度、ご返信いただけるとも考えておりませんでした。
返信が遅くなり申し訳ありません。

そして、温かいお気遣いをありがとうございます。


>maimai さまは、仮の義歯を入れるまでは、前歯がない、歯抜けの状態だったのですか?


いいえ、別の仮歯が入っていました。

今回の歯科は7月中旬から通い始めたばかりの歯科でしたので、その前の歯科で作成した物ですが、入れ歯として型を採って、ワックスで作成して頂いて物ではなく、レジンの一蓮のブリッジだった物を抜歯ごとに改造して、義歯風に少しづつ床を足して行って出来上がったような特殊な形態の仮歯です


決して、しっかりした入れ歯ではありませんので、長期間継続して使えるような物ではありませんし、機能的にも審美的にもひどい状態(改造が繰り返されてきた)でしたが、いちよ、それでしのげていました。

だから、重要な試適や、自費作成に入る説明や確認や、保存されていた物を流用してでも急がなければ生活に困るような状態ではありませんでした。

だからこそ、その突然の流れが腑に落ちず、納得できなかった訳です。

現に、7月下旬から1ヶ月以上をその仮歯で過ごながら、その仮歯の調整も受けつつ新たな仮歯を作成して頂くという計画になっていた訳ですから、何が何でも急いで作成するが必要があったという流れで起きた事ではありません。

その先生に悪意こそ無かったと今でも思いますが、少し、患者への説明を無視して、上手く行くだろうと思うエゴ的(良かれと判断した)は感覚だけが先行してしまい、どうぜ自費の仮歯だからと、その途中で中断した物を使って作ってしまえという判断から起きた流れだったのだろうと思います。

その判断の先行により、大事な説明と確認と、実際の作成前の意思の疎通が抜けてしまったんだと思います。

私が自費の仮歯を作って治療する事には同意していた事で、強引に踏み切った結果として起きた事です。

けれども、作成する(技工所への最終段階の依頼)の前に、私への事前絶命や確認や、それで作って良いですね?という意思の疎通が省略されてしまったのです。

関係が馴れ合いになる程のお付き合いの長さではありませんでしたが、先生は早く入れ歯を作成したいとの思い(それは、営利先行からではなくても、自分の治療方針としてだったものと思いますが。)が強く働いて、中止した段階の入れ歯に思いが残っていたのだと思います。

いくら、合理的判断だったとしても、おかしな流れでの作成だと思います。
今でも納得は出来ていません。

その件に関しての説明にも矛盾がありましたので、本当に不信感ばかりになりました。

だからこそ、

保険で作成予定だった物をこのような自費として完成するような流れはよくある事なのか?

◆7月下旬に型を採り、8月初めに中止した物を、9月頭に自費仮歯として完成させたという経緯として、保険で支払った物はどういう扱いになるのか?
疑問を持た去るを得なくなりました。


しかも一回3000円も自費で調整費がかかるのが相場なのか?

15000円で仮歯調整が5回かかれば、新たな仮歯が出来る事になります。

それを完成後に説明した事も、その価格のバランスも理解できませんでした。

◆自費の仮歯を作成依頼するかどうかは、その調整費の想定と価格の説明もあっての作成であるべきではないでしょうか?

これは歯科医療に限らず、何か商品を作成して売る契約の流れでは当たりませんの事ではないでしょうか?

◆たとえ保険の物を流用する事が認められていて、同じ材料であっても、患者にそういう流れの説明や返金の有無や処理方法など、きちんと説明するべき、最低限のマナーと義務があるのではないでしょうか?

口が閉じない云々の形態上や判断力以前の次元の話だと思います。

悪意がなけれ、歯科医師の判断で一方的な方針で進めても良いのか?という問題だと思います。

自費の仮歯作成の承諾さえあれば、いつ、どういう形態の物を作るかを説明しないで完成させてしまったという流れは結果が良ければなだしも、悪かった場合には尚更納得などできるはずもありません。、

非常に残念でしたが、本当におかしな話だと思います。

湯浅先生、これで、ある程度の経緯をご理解くださったでしょうか?

今回の歯科医師への苦情を書きたくで相談した訳ではありあせんでしたが・・・・
先生方に解釈の相違が出てしまい、質問の主旨がぼやけてしまっていたのです、
結果的には心情面を切り離しての説明はできませんでした。

技量どうこう以前の、歯科運営や歯科医師と患者との意思疎通の重要性、説明や確認すべき重要事項の欠如により起きた問題だと思います。
回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2010-09-27 18:37:08
>技量どうこう以前の、歯科運営や歯科医師と患者との意思疎通の重要性、説明や確認すべき重要事項の欠如により起きた問題だと思います。


確かにそのとおりだと思います。

治療の方法や進め方においては、ネットでできる範囲は十分にされたと思いますので、この先は、今までかかった費用をあきらめて転院するか、あるいは公的機関にご相談されるか、法的手段に訴えるかしかないでしょう。


良い方向で解決されるといいですね。

回答 回答13
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2010-09-27 20:34:26
maimaiさん、経過をありがとうございます。

義歯ができた暁には、ぜひ、残りの歯を抜かずに済むように、予防を頑張ってください。

今回のことで、いろいろ勉強されたと思いますので、だいじょうぶとは思いますが、予防こそ、歯科医師と二人三脚で行わないといけないので、良い歯科医が見つかることをお祈りしています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: maimaiさん
返信日時:2010-09-27 22:46:18
小牧先生、湯浅先生

何度もありがとうございます!
先生方が親身になって、ご説明くださったこと心より感謝申し上げます。


今回の件は、本当に腑に落ちない出来事でした。
歯医者さんんで口を開いている時の患者は、ある意味まな板の鯉と同じです。

それが歯科医療ですので、信頼関係が重要だと思います。
医療行為は数学のように、100%の正解がないのも仕方がないとも思います。
それだけに難しく、またミクロ単位の仕事ですから、外科を除いてて、医療の中でもっとも神経を使う業務で大変だとさえ思います。

そしてまた一方で開業歯科の競争の激化が背景にある事も、患者の目にも見えます。

けれども、それだからと患者に対しての重要な意思確認や説明を省略して、歯科運営本位の進め方で治療して代金を請求するという流れは結局お互いのためにはならないと思います。

利益が上がらなければ歯科運営が成り立たないのは間違いありません。
歯科もご職業、ご商売であり、維持、運営が重要な事も確かです。

けれども、それは歯科に限らず、どの商売でも共通して言える事だと思います。

経営が厳しい状況だからと、目先の運営で、強引な利益の上げ方をするような方向に走る事は、とても危険であり、そうされた患者も納得できませんが、そういうやり方をしているツケが必ず来ると思います。

今回、その歯科についての相談のつもりで投稿した訳ではありませんでしたが、先生方から保険自費の考え方の違いや、返金に関する取り扱い方にも見解が分かれる事、義歯の作成に関しての考え方や判断の仕方もまちまちである事が判りました。

そして、今回の私の疑問が起きた原因は、歯科医療の技量どうこう以前の次元にあるという事です。

ここでご回答くださる先生方は、患者ときちんとコミュニケーションをされていらっしゃるからこそ、私のようなケースに疑問をお持ちくださったものと思います。

ご年齢を重ねて、キャリアが深い先生ほど、説明の省略という流れがありがちな傾向を感じます。
歯科医師側だけが判っていれば。。。。というのは、今の時代の医療行為としては間違っていると感じます。

だくさん増えた開業歯科の未来の発展のためにも、その点を改めて考える機会としてお役立て頂けたら幸いです。

湯浅先生、小牧先生、この質問の件を温かくお見守りくださり、患者である私の気持ちになってのご回答をありがとうございました。

先生方のご活躍をお祈り申し上げます。



タイトル 義歯を作製する時の説明義務について
質問者 maimaiさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 部分入れ歯のトラブル
部分入れ歯の値段・価格
歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
治療費・費用
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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