欠損歯が多く、日本へ帰って治療するべきか悩んでいます(ケニア)
相談者:
あきうらさん (39歳:男性)
投稿日時:2010-09-24 19:22:59
39歳 男 ケニア ナイロビ市在住
※前歯中央から左右に分け、前歯1〜奥歯7とする。
左上 1 差し歯、2 差し歯、3 ○、4 欠損、5 抜歯(9月7日)、6 ○、7 欠損、
右上 1 ○、2 ○、3 差し歯、4 銀歯、5 ○、6 銀歯、7 ○、
左下 1 ○、2 ○、3 ○、4 銀歯、5 欠損、6 欠損、7 欠損、
右下 1 ○、2 ○、3 ○、4 ○、5 欠損、6 欠損 7 ○、
※左上3〜6ブリッジ(予定)、左下5〜7入れ歯、右下3〜7ブリッジ、
・左下5〜7:2001年に7と6欠損後5も虫歯により抜歯。
・右下3〜7:1995年頃4〜7ブリッジをかけて5の歯が割れ痛みが出てきたので4〜7へブリッジの再治療を行った。(ケニアで)
・左上3〜6ブリッジ:3の歯が黒ずんでいたので、今年8月日本一時帰国中に治療した。(3にコアを埋め込み3〜5にブリッジを新たに掛け直した)
5(以前治療した時の古いコアが入っていたと思われる)は、(治療3週間後)ケニアに戻った後、左上5が痛くなりケニアの歯科へ来院しました。(痛み、腫れ、39℃前後の発熱が2日続きました。)
レントゲンと問診の結果、5の歯に何かの原因で歯の付けね部分に炎症が起きたようだ。
5上部の歯肉を切開し、膿を絞りとり、抗生物質、痛み止めをもらいその日は安静にしていた。
先生のアドバイスにより、新陳代謝をよくするため患部のマッサージをするようにと促され、患部のマッサージを4日間続けたが、5の歯の付け根の痛みは無くならず、先生の判断により炎症がひどくなり頭部に菌が感染しまう可能性があるというので、左上5を抜歯しました。
抜歯後の左上部のこれからの治療方法として、1〜6までのブリッジ、又は2〜6のブリッジを掛ける提案を受けています。(ブリッジの材質はセラミック)
私が現在通っている歯科は、在ケニア日本人の多くが治療を受けている歯医者です。(医師免許は、イギリスで取得と思う。)
噛む力のかかる比重も違う前歯から奥歯にかけてブリッジの強度、将来このブリッジに不具合が出やすくないかなど不安があります。
その他の治療方(コア+クラウンなど)はないのでしょうか?
参考に他の歯の状況を下部に明記しました。
・多くの歯を既に失くしており、特に左側は上下共に自分の歯が殆どありません。
今後の治療は、なるべく歯を残しながらの治療を希望します。
ケニアでの治療を続けるか、日本へ帰国して治療をするべきかとても悩んでいます。
宜しくおねがいします。
※前歯中央から左右に分け、前歯1〜奥歯7とする。
左上 1 差し歯、2 差し歯、3 ○、4 欠損、5 抜歯(9月7日)、6 ○、7 欠損、
右上 1 ○、2 ○、3 差し歯、4 銀歯、5 ○、6 銀歯、7 ○、
左下 1 ○、2 ○、3 ○、4 銀歯、5 欠損、6 欠損、7 欠損、
右下 1 ○、2 ○、3 ○、4 ○、5 欠損、6 欠損 7 ○、
※左上3〜6ブリッジ(予定)、左下5〜7入れ歯、右下3〜7ブリッジ、
・左下5〜7:2001年に7と6欠損後5も虫歯により抜歯。
・右下3〜7:1995年頃4〜7ブリッジをかけて5の歯が割れ痛みが出てきたので4〜7へブリッジの再治療を行った。(ケニアで)
・左上3〜6ブリッジ:3の歯が黒ずんでいたので、今年8月日本一時帰国中に治療した。(3にコアを埋め込み3〜5にブリッジを新たに掛け直した)
5(以前治療した時の古いコアが入っていたと思われる)は、(治療3週間後)ケニアに戻った後、左上5が痛くなりケニアの歯科へ来院しました。(痛み、腫れ、39℃前後の発熱が2日続きました。)
レントゲンと問診の結果、5の歯に何かの原因で歯の付けね部分に炎症が起きたようだ。
5上部の歯肉を切開し、膿を絞りとり、抗生物質、痛み止めをもらいその日は安静にしていた。
先生のアドバイスにより、新陳代謝をよくするため患部のマッサージをするようにと促され、患部のマッサージを4日間続けたが、5の歯の付け根の痛みは無くならず、先生の判断により炎症がひどくなり頭部に菌が感染しまう可能性があるというので、左上5を抜歯しました。
抜歯後の左上部のこれからの治療方法として、1〜6までのブリッジ、又は2〜6のブリッジを掛ける提案を受けています。(ブリッジの材質はセラミック)
私が現在通っている歯科は、在ケニア日本人の多くが治療を受けている歯医者です。(医師免許は、イギリスで取得と思う。)
噛む力のかかる比重も違う前歯から奥歯にかけてブリッジの強度、将来このブリッジに不具合が出やすくないかなど不安があります。
その他の治療方(コア+クラウンなど)はないのでしょうか?
参考に他の歯の状況を下部に明記しました。
・多くの歯を既に失くしており、特に左側は上下共に自分の歯が殆どありません。
今後の治療は、なるべく歯を残しながらの治療を希望します。
ケニアでの治療を続けるか、日本へ帰国して治療をするべきかとても悩んでいます。
宜しくおねがいします。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-09-25 09:17:33
う〜ん。
なかなか難しいですね…。
歯式で書くと
7654321 123 6
?65?321 1234
LBr.」
と言う感じですかね。
左側上下の7番は欠損していますから、とりあえずは考える必要は無いですね。
欠損補綴としては
左上 45
左下 56
と言う事になりますね。
ケニアの歯科事情が解らないですし、レントゲンなども見ておりませんので何とも言えませんが…。
とりあえずの部分入れ歯であれば、ケニアでも何とかなるとは思います。
咬み合わせやお口全体のバランスから考える必要がありますが、可能であれば左下56はインプラントにしたいですね。
その上で、左上45欠損をどうするか…。
CTを撮って骨の状態が良ければインプラントにするのが、左上3番を守ると言う意味ではよろしいかと思います。
担当の先生のお考えだと、ブリッジだと?45?と言う設計には無理がありそうと言う事ですよね…。
(一応、日本の健康保険では?45?Br.は適応になります)
そうなると、やはり1番か2番まで設計に加えたい…と。
上述したように(風土、習慣も含めた)ケニアの歯科事情が解りません。
コミュニケーションに不安が御有りであれば、一時帰国して日本で治療計画を立てられてはいかがでしょうか?
その上で、ケニアで治療を行うのか、日本で行うのかを決められるのがよろしいのではないかと思います。
ただし、治療費に関してはインプラントが絡むとなると、日本でも健康保険の適応にはなりませんので、治療費が極端に安くなると言う事は期待できないと言う事はご理解ください。
なかなか難しいですね…。
歯式で書くと
7654321 123 6
?65?321 1234
LBr.」
と言う感じですかね。
左側上下の7番は欠損していますから、とりあえずは考える必要は無いですね。
欠損補綴としては
左上 45
左下 56
と言う事になりますね。
ケニアの歯科事情が解らないですし、レントゲンなども見ておりませんので何とも言えませんが…。
とりあえずの部分入れ歯であれば、ケニアでも何とかなるとは思います。
咬み合わせやお口全体のバランスから考える必要がありますが、可能であれば左下56はインプラントにしたいですね。
その上で、左上45欠損をどうするか…。
CTを撮って骨の状態が良ければインプラントにするのが、左上3番を守ると言う意味ではよろしいかと思います。
担当の先生のお考えだと、ブリッジだと?45?と言う設計には無理がありそうと言う事ですよね…。
(一応、日本の健康保険では?45?Br.は適応になります)
そうなると、やはり1番か2番まで設計に加えたい…と。
上述したように(風土、習慣も含めた)ケニアの歯科事情が解りません。
コミュニケーションに不安が御有りであれば、一時帰国して日本で治療計画を立てられてはいかがでしょうか?
その上で、ケニアで治療を行うのか、日本で行うのかを決められるのがよろしいのではないかと思います。
ただし、治療費に関してはインプラントが絡むとなると、日本でも健康保険の適応にはなりませんので、治療費が極端に安くなると言う事は期待できないと言う事はご理解ください。
回答2
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2010-09-25 13:34:22
二重投稿になってしまっていたため前の回答をこちらに転載しました。
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こんにちは。
欠損歯が増えると治療もより複雑になり考えどころに迷いますね。
ケニアでの歯科事情がどのようなものなのかが私には判りませんので、どちらが良いのかという判断は出来ません。
しかし今後の事も考えると、今回の治療がある程度複雑で大変でも、将来的に長く良い状態を維持できるようにしたいと思うのも当然の事と思います。
ブリッジの良し悪しには賛否両論あります。
ただブリッジしか選択肢が無いのであれば、その設計・精度が問題となってきますが、それぞれの残存歯の状態はどなたも診ない事には判りません。
となるとその状況で複数の歯科医師からの意見を集めた方が、より選択の幅が広がるのではないでしょうか。
例えば今の状態を、やや使い難い形にはなるかも知れませんが取り外し式の部分義歯などで補い、その他の歯にはとりあえず手をつけずにしておいて、それで過ごす間に他の専門医に相談に行ったり、あるいは帰国が可能であるのならば日本国内でも診断を仰ぐ事も出来るのではないでしょうか。
今までの経緯を読んでみると、少なからずとも咬合の不調和などがその要因のひとつとなっている気がします。
だとすれば今回その部分についてのみ何かをするという事に加えて、その他の部分にもお口全体が良好な状態を維持できるように手を加えねばならない場合も出てくるでしょう。
ただしそうなると何ヶ月単位での治療となってくると思われるため、生活のベースがケニアなのでしたら、短期間の一時帰国の期間では相談や診断は出来ても治療となるとそちらでの方がよい場合もあるのでしょう。
とにかく今は、実際に診察をした歯科医師の多くの意見が欲しいところだと思えます。
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こんにちは。
欠損歯が増えると治療もより複雑になり考えどころに迷いますね。
ケニアでの歯科事情がどのようなものなのかが私には判りませんので、どちらが良いのかという判断は出来ません。
しかし今後の事も考えると、今回の治療がある程度複雑で大変でも、将来的に長く良い状態を維持できるようにしたいと思うのも当然の事と思います。
ブリッジの良し悪しには賛否両論あります。
ただブリッジしか選択肢が無いのであれば、その設計・精度が問題となってきますが、それぞれの残存歯の状態はどなたも診ない事には判りません。
となるとその状況で複数の歯科医師からの意見を集めた方が、より選択の幅が広がるのではないでしょうか。
例えば今の状態を、やや使い難い形にはなるかも知れませんが取り外し式の部分義歯などで補い、その他の歯にはとりあえず手をつけずにしておいて、それで過ごす間に他の専門医に相談に行ったり、あるいは帰国が可能であるのならば日本国内でも診断を仰ぐ事も出来るのではないでしょうか。
今までの経緯を読んでみると、少なからずとも咬合の不調和などがその要因のひとつとなっている気がします。
だとすれば今回その部分についてのみ何かをするという事に加えて、その他の部分にもお口全体が良好な状態を維持できるように手を加えねばならない場合も出てくるでしょう。
ただしそうなると何ヶ月単位での治療となってくると思われるため、生活のベースがケニアなのでしたら、短期間の一時帰国の期間では相談や診断は出来ても治療となるとそちらでの方がよい場合もあるのでしょう。
とにかく今は、実際に診察をした歯科医師の多くの意見が欲しいところだと思えます。
相談者からの返信
相談者:
あきうらさん
返信日時:2010-09-30 05:27:05
こんにちは、大変参考になりこれからの治療に役にたつご意見ありがとうございました。
先生方のご意見を頂戴してからケニアでセカンドオピニオンを受け、色々考えた結果、日本へ一時帰国をし治療を続けようと考えてます。
相談をして下さった先生方、ご多忙の中本当に感謝しております。
先生方のご意見を頂戴してからケニアでセカンドオピニオンを受け、色々考えた結果、日本へ一時帰国をし治療を続けようと考えてます。
相談をして下さった先生方、ご多忙の中本当に感謝しております。
タイトル | 欠損歯が多く、日本へ帰って治療するべきか悩んでいます(ケニア) |
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質問者 | あきうらさん |
地域 | 海外 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 男性 |
職業 | その他 |
カテゴリ |
抜歯:複数の歯(臼歯部) ブリッジ治療法 ブリッジに関するトラブル アフリカ |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。