[写真あり] 強い噛締め。最適なナイトガードは?

相談者: カリオロジーさん (23歳:女性)
投稿日時:2010-10-01 21:39:01
はじめまして
初めてご相談させていただきます

カリオロジーと申します。
今回相談させていただきたい内容は噛みしめについてです。


まずは現状をお伝えいたします。
4年ほど前から噛みしめについて悩んでいます。

最初に自覚したのは朝噛みしめているのに気付いた時です。
その後も気にしないようにしているつもりでも何度も噛みしめて朝起きることがあったので、さすがに危機感を持って歯科医院に行きナイトガードを作っていただきました。

最初のころは0.75mmの厚みの物でした。
しかし徐々に噛みしめが強く頻度も上がっていっています。


最初は穴が開くのに2年、次は半年、次は3か月、次は2週間と、どんどん短くなるばかりです。
確かにこの破れるのにかかる時間は、私が毎日しっかりナイトガードを装着するようになったという補正をかけなければならないですが。

このままでは改善どころか、ますます心配なのでとりあえずもう少し厚めのナイトガードをご用意していただきました。
(ちなみにこれまで薄いものを選んでいたのは、ナイトガードを装着することで噛みしめを助長することを最小限にしたいとの判断だそうです。)

続いて1mm,1.5mmの物を作って頂き、それぞれ3カ月、半年で穴が開きました。



ここまで痛みや体の不調といった噛みしめからくる症状のようなものは現れてはいませんが、自分の歯や顎が心配ですし、かつては自覚するほどではなかった噛みしめがここまで進むのをなんとか止めたいと考えています。

自己暗示法やこのサイトで紹介されているような日常出できる対処法は実行していますし、矯正もしていましたし、現在はかみ合わせなど口腔内の異常は見当たりません。

確かに神経質ですし、物事をしっかり考えてしまうため、決して楽天的な性格とは思いませんが、考えすぎで自分を見失うこともないとおもっているし、気持ちもしっかり持っているつもりですが。



歯科医院の先生も一緒に考えていただき、こちらの素人意見も真摯に聞いていただけています。
しかし、なかなか改善には向かいませんでした。


そこで新たな試みとして、非常に厚くて柔らかい(恐らくシリコン素材)ナイトガードを作って頂き、使用しております。

分厚いとはいえ今までのタイプより柔らかいので、早々に食いちぎってしまうと思いきや、現在約3カ月たってもまだ破れずにかつ、朝思い切って噛みしめた感覚が残ることが少ない気がしています。


私が一番気にしているのは、歯やあごに噛みしめることで過度のダメージが与えられてしまい将来大きな症状になってしまわないかということ。

また、現在はナイトガードによってダメージを抑えているとはいえ、どんどんナイトガードをつくりかえるサイクルから抜け出して、せめて、半年に一回のペースで破るぐらいにまでしたいと考えています。

そうしなければ、精神的にも経済的にも大きな負担を感じてしまいます。


そこでまだなんとかいい方向に向かわないかと相談させていただいたときに、お世話になっている歯科医院の先生お二人に話をして頂き、二つの異なる提案を頂きました。
それぞれ以下のようです。


A.現在使用している厚めのナイトガードは高さが高くて、本来のかみ合わせの高さとことなり、その状態でかみ合わせることで顎の関節に負担がかかり異常が出てはいけないので、出来れば従来の薄くて硬いナイトガードにとのこと


B.現在の厚いナイトガードは歯への負担が少なく、硬い方のナイトガードと穴が開くスピードも変わらずかつ噛みしめの頻度が下がってきていると、かなり評価できる。

しかし私が経済的な負担がどうしても気になるなら、さらに下顎に非常に薄いナイトガードを作って、上の柔らかいナイトガードが破れるのを防ぐという策もあるとのこと。

現に私と同じ悩みを抱える友人は大学病院で上下別々の二つのナイトガードを装着し全く問題がなく噛みしめもおさまっているので、先生の提案もけしてとっぴよしのないものでもないようです。


また両先生とも必ずしも自分の言うことが絶対の方向ではないかもと・・・悩むなら他の先生の意見も聞いてみてはと仰っていただきました。

そこでA,B案についての意見またはその他に良い方法がございましたら是非ご指摘いただけますでしょうか。


最後に、私がお世話になっている先生が仰っておられましたが、噛みしめはとにかく試行錯誤がまだまだ必要な分野で、今絶対これという答えはないと。

ですから、簡単に良い答えがあるとは思っていませんので、このサイトの先生方にも何かヒントとなるような事を頂戴したい次第でございます。


どうかよろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-10-01 22:20:29
そうですね…。

最初に

>噛みしめはとにかく試行錯誤がまだまだ必要な分野で、今絶対これという答えはないと。


と言う事は念頭に置いておいてくださいね。


その上で僕が行っている方法から考えると

ナイトガードは現状のまま、日中もできれば装着してもらう」

です。


僕は基本的にナイトガードは「ソフトの2mm」と言う物を装着していただいております。

そして「夜の噛み締めは昼間の行動が反映されて起こるもの」と考えているので(根拠なし!)、日中もナイトガードを装着してもらい、「噛み締めセンサー」として使ってもらいます。

「ナイトガードを装着していれば安心」と言うのは大きな間違いですからね。


僕の患者さんで若い女性でしたが半年で穴をあけてくる方がいらっしゃいました。
その方に「日中も入れておいて」と指示をした所、2年持つようになりました。

現在3個目を使ってもらっておりますが、多少の擦り減りはありますが、約1年経過しておりますが、穴が開く気配はありません。


この事実から、日中、意識のある状態で「噛み締めは行けない事だぞ」と思いこむことで夜の噛み締めもコントロール出来ているように思います。

また、寝る前には30回「噛み締めないぞ」と声に出して言ってもらっています。


ストレスフルな社会です。
ブラキシズムはストレスコントロールになっている」と言う方もいらっしゃいます。

いずれにしてもまだまだ未知の分野ですので、リラックスして、気長に構えてみてはいかがでしょうか。

回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-10-02 14:59:12
ナイトガードの本来の役目は、上下の歯列間に介在物を入れて奥歯咬み合わせを、装着時高くする事です。

この事により閉口筋が伸ばされ、かみ締めにくくなる結果、歯を保護(ガード)することになると言う考え方で行うものです。

ですから薄いものは意味がありません。



<朝思い切って噛みしめた感覚が残ることが少ない気がしています。>

この発言には、ナイトガードをしたから、かみ締めても良い、あるいは仕方ないと言う発想が潜んでいる気がします。

日中から歯を接触させない、かみ締めないようにすると言う自覚が大切です。


私の場合は厚さ3ミリのビニールを、軟化させて作っています(2,5ミリくらいになります)。

ただ厚めになるとかみ締めが強い人程嫌がりますが、他に問題が出ないかぎり自覚(自身)の問題と考えています。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-10-04 13:26:18
ナイトガードについての質問をなさっていているので、ピントのずれた回答になります。
以下、個人的な意見となります。


歯軋りの原因は一つではなさそうです。
タイヨウ先生が回答されたように、ご自身の意識で改善したといったケースも聞き及んでいますが、これですべての症例に対応出来るとも考え難いですね(取りあえず、やってみる価値は大いにあるとは思いますが)。

例えば、各々全く別の、原因A、原因B、原因C・・に対して、非常に似通った結果(かみ締め・歯軋り)が出ているように思われます。


カリオロジーさんの質問文の中で、少し気になった箇所がありました。

矯正もしていましたし、現在はかみ合わせなど口腔内の異常は見当たりません。

矯正治療によって、「見た目」のかみ合わせは良くなったのだと思います。
それによって得られたものは大きかったはずです。

けれども本来の生体が求めた(かもしれない)歯の位置を人為的に変更しているわけですから、今後も注意深い経過観察は必要かと思われます。

長い眼で見ていくと、強く噛み締めることにより、歯の圧下咬耗(歯の磨り減り)によって身体が求める本来の歯の位置(・形)に戻そうとしているのかもしれません。
この場合は、目的を達した後には、噛み締めがなくなる可能性も考えられますね。



或いは全く異なり、頚の安定性に少し問題がある場合など、覚醒中は頭の自重で、まだ、そこそこ安定はあるものの、より不安定となる睡眠中に軟組織(筋肉の緊張)によって、それを守っていると考えられるケースはよく遭遇します。

首の安定性を得られるような処方で改善が見込まれます。
画期的な改善例があります。


原因についての考察が現段階では、まだまだ不十分であり、充分な回答となっていない点をご了承ください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カリオロジーさん
返信日時:2010-10-05 16:39:47
タイヨウ先生、松山先生、藤森先生ありがとうございます。


タイヨウ先生、ソフトタイプとはどのような素材なのでしょうか?

もしよろしければ先生のところで用いられるナイトガードを写真など見せていただけますでしょうか?
恐らく私の使用しているものと同じような気がしますが。


ちなみに私は昼間は全く噛み締めていないと思います。
自分でチェックするのももちろん、周りの人にも協力していただき、もし噛み締めているような感じがしたら指摘してもらっています。

噛み締めていることは、ほとんどないに等しいので、不定期に

「今どう?」

ってランダムに声をかけてもらい、その瞬間にかんでしまっていないか、振り返ることにしています。
そちらもまずかみしめていることはありません。


夜も噛み締めはどうしても良くないといやというほど自覚していますが、なかなかやめれません。
自己暗示法もしているんんですが・・・(>_<)

やはりストレスをいかにコントロールするかがメインの要素なのでしょうか?



私としては、噛み締めについて悩んでないときのほうが噛み締めていない気はします(+o+)
しかし、すべて忘れるわけにはいかないので日によって状態はまちまちです。


それともう一つ、タイヨウ先生と松山先生がともに、ある程度厚めのものを使っておられるようですが、私も厚いものの方がつけていて感じはよいのです。

しかし、うちの歯科医院の一人の先生が、厚めのものは噛むときに顎の関節の動きが、通常の咀嚼と異なり負担が大きいと。
さらには顎関節症になることもとおっしゃってました。


先生方のなかでは、ナイトガードによってそうした症状がでることに遭遇されたり似たようなことが、ままあることなのでしょうか?

それは一般的なことなのでしょうか?


確かに口をあけたような状態で強く噛み締めると顎の負担は少しありそうな気はしますが。
定量的に評価しようがないので、臨床の経験からおおしえいただけますか。
回答 回答4
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-10-05 18:26:23
>しかし、うちの歯科医院の一人の先生が、厚めのものは噛むときに顎の関節の動きが、通常の咀嚼と異なり負担が大きいと。
>さらには顎関節症になることもとおっしゃってました。

前回書きましたが、ナイトガードそのものの本来の作用意義が分かっていない発言です。
この相談室でも私は数回コメントしている事です。



>ナイトガードによってそうした症状がでることに

結論から言うと咬合高径が高い(開咬、舌突出壁のある咬み合わせ)たあやんース以外経験したことはありません(他院製作)。



苦言を一言

<確かに口をあけたような状態で強く噛み締めると顎の負担は少しありそうな気はしますが>

何故この様な事が必要なのですか?
どんな目的があるのですか。

かみ締めないように取り組もうとしている最中では?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カリオロジーさん
返信日時:2010-10-05 19:15:24
松山先生、ご指摘ありがとうございます。

ナイトガードが厚みをもつために、かみ合わせの高さは高くなります。
もちろんそれによって噛み締めを止ませたりすることを狙うのは分かりますが、それでも止まないから問題のようです。

厚みのあるナイトガードで噛み締めてしまった場合、口のあいたような状態で噛み締めるという表現になります。


ナイトガードがあって噛み締めないなら私もそんなことは考えもしません。
かなり噛み締めてしまうから、心配なのです。


ハードタイプを2週間で破るほどの噛み締めであることがとても怖いのです。(+o+)



勘違いでしたらどんどん指摘してください。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-10-06 09:56:22
そうですね…。

実は僕は以前から「ソフトの2mm」が患者さんにも苦痛が少なく、良い結果が出ている事が多いので推奨してきておりますが、松山先生がナイトガードについて書きこまれるまで、僕の周りでは「ソフトはダメだ、余計噛み締めが強くなる」「2mmなんて厚すぎる、もっと薄い方が良い」と言う意見の方が圧倒的に多かったです。

このサイトでも2007〜2008年あたりでナイトガードの話題が出た時には「僕の考えは特殊かもしれませんが…」と書いていたような気がします。



僕はナイトガードは「歯軋り防止装置」とは考えていません。
夜は「擦り減り防止」として、昼は「噛み締めセンサー」として使ってもらえれば良いと思っています。

ブラキシズムの治療(軽減)はあくまでも「患者さんの意識改革」がメインだと思っているので…。


おそらく「ハードで薄め」のナイトガードを推奨される先生は咬合顎関節症)治療を目的とした「スプリント(治療器具)」として使われる事が多いような気がします(間違っていたらゴメンナサイ)。

ですから力が加わる事を想定して作られているのではないでしょうか。


僕の考えているナイトガードは例えるなら自動車のバンパーのようなものです。

衝撃吸収装置としての緩衝機能はもたせていますが、最初から「ガンガンぶつけても良いモノ」と言う想定ではありません。

むしろドライバーには「ぶつけないように気をつけて」、または「免許取りたてだから擦っても仕方が無いかな?」くらいの気持ちで使ってもらいます。


事実、ブラキシズムの症状が軽減してくると、多くの方はナイトガードを使用しなくても平気なようになってきます。
(それが目標)

または「ナイトガードを入れていると安心だから」とか、「今日は疲れていて歯軋りをしそうだから」と言う時にご自身でコントロールして使われているようです。



ウチで作るナイトガードの写真を添付しておきます。

画像1画像1

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-10-06 10:37:46
カリオロジーさん、こんにちは

ちょっと気になったので参加させていただきました。


タイヨウ先生の

「おそらく「ハードで薄め」のナイトガードを推奨される先生は咬合顎関節症)治療を目的とした「スプリント(治療器具)」として使われる事が多いような気がします(間違っていたらゴメンナサイ)。」

というコメントについてですが、私もハードの薄目を主に使っています。

理由はブラキシズムのある方はかなりの高確率で何らかの顎関節症症状を持っている方が多いからです。

まさにタイヨウ先生のおっしゃるとおりで、私は顎関節症の治療(予防)にも使うことができるのでこれを好んで使っています。


しかし、これは本当にケースバイケースでソフトの厚めのほうが効果がある方もいらっしゃると思います。

ソフトでなければいけないとかハードでなければいけないとかそう言うことはないと思いますし、患者さんごとに違ってくるものだと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カリオロジーさん
返信日時:2010-10-06 14:01:10
タイヨウ先生、畑田先生ありがとうございます。

タイヨウ先生は写真までありがとうございます。
私自身、ハードタイプを長らく推奨されてきました。

しかし長い間、ソフトを試したいと何度もお願いしてなんとか実現した経緯があります。
体感としてはソフトのほうが圧倒的にしっくりくるし、なぜか噛み締めも大きく減りました。


さまざま狙いがあってこそ、さまざまなナイトガードが存在するのでしょうが、何としても噛み締めを軽減したいという強い思いをもつ者にとって、現実に噛み締めが少しでも減ったという結果は、精神的な意味であまりにも大きい恩恵があるように感じました。

これなら少しは安心できるという思いが、さらなるリラックスを生んでいる好循環があるような気がしています。



ソフトタイプはとてもよいと現時点では感じています。
ソフトの厚みが顎関節症の誘因になるかもということを先生が仰ったのでそれがどれくらい一般的なことなのか、その先生以外にも意見をお聞きたく質問しました。

タイヨウ先生のところでもソフトで良い結果を得られることが多く、これと言って弊害もなさそうなことをお聞き出来て少し安心することができました。


顎関節症も歯ぎしり・噛み締めも本当に難しいんですね。(+o+)
絶対これが良いというものがない以上、少しでも先生と意思の疎通をして自分に最適なものを見つけていかなければならないのかな?という思いを強くしました。


本当にありがとうございました。



タイトル [写真あり] 強い噛締め。最適なナイトガードは?
質問者 カリオロジーさん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯軋り(歯ぎしり)
その他(写真あり)
歯軋り用マウスピース・ナイトガード
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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