上下顎に空隙のある患者さんへのTBIについて(歯科衛生士専門学生)
相談者:
Alice1214さん (26歳:女性)
投稿日時:2010-10-09 21:53:45
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2010-10-10 00:15:40
Alice1214さん、こんにちは。
今回ご質問の内容は、インターネットで解決すべきものとは思えません。
将来DHとして活躍されるのですから、今回のような疑問に対してどのように解決すべきか、少し考えて頂ければと思います。
なお、歯チャンネルの歯科相談は、歯で悩んでいる人のために作られたサイトです。
Alice1214さんは、歯で悩んでいる人のために働く立場に将来就かれるという意識を持たれて、これからも頑張って勉強・実習に取り組んでいただければ、と思います。
今回ご質問の内容は、インターネットで解決すべきものとは思えません。
将来DHとして活躍されるのですから、今回のような疑問に対してどのように解決すべきか、少し考えて頂ければと思います。
なお、歯チャンネルの歯科相談は、歯で悩んでいる人のために作られたサイトです。
Alice1214さんは、歯で悩んでいる人のために働く立場に将来就かれるという意識を持たれて、これからも頑張って勉強・実習に取り組んでいただければ、と思います。
相談者からの返信
相談者:
Alice1214さん
返信日時:2010-10-10 02:10:20
返信、ご指導ありがとうございます。
この点についてだけ、どうしてもわからないので質問させていただきました。
ありがとうございました。
この点についてだけ、どうしてもわからないので質問させていただきました。
ありがとうございました。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-10-10 02:27:37
Alice1214さまこんばんわ。
歯科衛生士学校に通っていらっしゃるのですね。
う蝕のリスクについての御質問ですが、一番のリスクは砂糖の過剰摂取でしょう、次いで磨き残しということになってくると考えています。
それから御質問の空隙についてですが、私の経験からでは空隙の有る部分はなぜだかむし歯になりにくいと考えています。
つまり乳歯列においてDE,E6の間は通常コンタクトしています、ところがCDはコンタクトしていない場合が多いのですが此処のコンタクトカリエスはほとんど見かけることがありません。
このようなことを考えると空隙部のむし歯のリスクはかなり低いと考えていいと思います。
ただこのような空隙の隣接面はいざ磨こうとすればかなり苦労することになると思います。
歯磨き指導で一番大切なことは技術指導ではなくて如何にやる気を起こさせるような指導が出来るかが鍵になるでしょう。
やる気になってくれさえすれば技術は何とでもなると思います。
患者さんに頼られる歯科衛生士になってください、応援しています。
むし歯の出来ない砂糖の量
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
お砂糖3本分クイズ
http://www.yamadashika.jp/prevent09.html
毛先磨き
http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
歯ブラシ
http://yamadashika.jp/prevent08.html#haburashi
デンタルフロス
http://yamadashika.jp/prevent02.html#a05
ブラッシングの威力
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=182
歯科衛生士学校に通っていらっしゃるのですね。
う蝕のリスクについての御質問ですが、一番のリスクは砂糖の過剰摂取でしょう、次いで磨き残しということになってくると考えています。
それから御質問の空隙についてですが、私の経験からでは空隙の有る部分はなぜだかむし歯になりにくいと考えています。
つまり乳歯列においてDE,E6の間は通常コンタクトしています、ところがCDはコンタクトしていない場合が多いのですが此処のコンタクトカリエスはほとんど見かけることがありません。
このようなことを考えると空隙部のむし歯のリスクはかなり低いと考えていいと思います。
ただこのような空隙の隣接面はいざ磨こうとすればかなり苦労することになると思います。
歯磨き指導で一番大切なことは技術指導ではなくて如何にやる気を起こさせるような指導が出来るかが鍵になるでしょう。
やる気になってくれさえすれば技術は何とでもなると思います。
患者さんに頼られる歯科衛生士になってください、応援しています。
むし歯の出来ない砂糖の量
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
お砂糖3本分クイズ
http://www.yamadashika.jp/prevent09.html
毛先磨き
http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
歯ブラシ
http://yamadashika.jp/prevent08.html#haburashi
デンタルフロス
http://yamadashika.jp/prevent02.html#a05
ブラッシングの威力
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=182
回答3
尾崎歯科医院(札幌市西区)の尾崎です。
回答日時:2010-10-10 10:28:08
TBIで重要なのは、患者さんがどういう特徴があるかを把握する事が肝要化と思います。
その患者さんが歯磨きの習慣がなく磨けていないのか、歯磨きにムラがあり磨けていないんか、本当にブラッシングの技術的な問題で磨けていないのか。
よくいわれるのが磨いているのと磨けているのは違うということです。
ブラッシングにはすべての人にこれで正しいというブラッシング法はなく、各個人個人にすべて違う正しいブラッシング法があると逝っても過言ではないと思います。
患者さんがブラッシングを行う意味を理解して、自分にあったブラッシング法を自分で理解し、実践できるようアドバイスを行う事が、臨まれるブラッシング指導の姿ではないでしょうか。
その患者さんが歯磨きの習慣がなく磨けていないのか、歯磨きにムラがあり磨けていないんか、本当にブラッシングの技術的な問題で磨けていないのか。
よくいわれるのが磨いているのと磨けているのは違うということです。
ブラッシングにはすべての人にこれで正しいというブラッシング法はなく、各個人個人にすべて違う正しいブラッシング法があると逝っても過言ではないと思います。
患者さんがブラッシングを行う意味を理解して、自分にあったブラッシング法を自分で理解し、実践できるようアドバイスを行う事が、臨まれるブラッシング指導の姿ではないでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
Alice1214さん
返信日時:2010-10-11 15:12:19
回答4
回答日時:2010-10-12 02:12:23
個人的には中本先生の意見に賛成ですが、
>上下顎間にある空隙は、う蝕リスクに関してはあまり関係性がないのですね。
>ずっと悩んでいたので助かりました。
いやいや・・結論としてはそれでも良いと思うのですが、Alice1214さんの疑問は「上下顎間にある空隙」についてで、山田先生の回答は歯列中の空隙ですよね^^;
読んでて気持ちが悪かったので書き込んでしまいました。。
書き込んでしまったので内容についても少しコメントしますが、
>この上下の歯がきちんと咬合していない部位についての、う蝕のリスクや、TBIで指導する点はございますでしょうか?
が、試験対策の質問なら学校の先生や購入している教科書等を参考にするべきでしょう。
これが臨床家(になる予定のもの)としての疑問であれば、患者さんのリスク評価から始めるべきだと思います。
歯科衛生士と言えども、
「この患者さんは、今後むし歯になりやすいのかどうか?」
「なるとしたらどういう因子がこの患者さんにとって影響が大きいか?」
「どの歯面に危険が高いか?」
こう言ったことを、知識を武器にして問診や視診を重ねながら「診断」(※法的な意味ではないです)します。
そして、
「1日何回、いつ、何分間ぐらい」
「PCRを何%以下まで」
「どの部位に注意して」
「どんなケアグッズを使用して」
「来院の期間、内容」
「来院時のチェックポイント」
の様な、「治療計画(予防計画)」を立てることになります。
・・なるのが理想です。
現実には、診断や治療計画は歯科医師任せと言う考え方が業界中に蔓延している気がしているのですが、自分はこう考えています。
学校の実習や試験では、おそらくそこまでの「設定」がないとは思いますが、まず今の時期はクヨクヨと細かいことには悩まずに、学校で教えられる様な基礎知識をつけていかれれば十分だと思いますよ。
内容も適切なものや不適切なものも混じっていますがそういうものです。
卒後にまた実践的で楽しい勉強を始めることになりますから、今はその準備期間、基礎体力作りと考えて、気軽に頑張って下さいね。
>上下顎間にある空隙は、う蝕リスクに関してはあまり関係性がないのですね。
>ずっと悩んでいたので助かりました。
いやいや・・結論としてはそれでも良いと思うのですが、Alice1214さんの疑問は「上下顎間にある空隙」についてで、山田先生の回答は歯列中の空隙ですよね^^;
読んでて気持ちが悪かったので書き込んでしまいました。。
書き込んでしまったので内容についても少しコメントしますが、
>この上下の歯がきちんと咬合していない部位についての、う蝕のリスクや、TBIで指導する点はございますでしょうか?
が、試験対策の質問なら学校の先生や購入している教科書等を参考にするべきでしょう。
これが臨床家(になる予定のもの)としての疑問であれば、患者さんのリスク評価から始めるべきだと思います。
歯科衛生士と言えども、
「この患者さんは、今後むし歯になりやすいのかどうか?」
「なるとしたらどういう因子がこの患者さんにとって影響が大きいか?」
「どの歯面に危険が高いか?」
こう言ったことを、知識を武器にして問診や視診を重ねながら「診断」(※法的な意味ではないです)します。
そして、
「1日何回、いつ、何分間ぐらい」
「PCRを何%以下まで」
「どの部位に注意して」
「どんなケアグッズを使用して」
「来院の期間、内容」
「来院時のチェックポイント」
の様な、「治療計画(予防計画)」を立てることになります。
・・なるのが理想です。
現実には、診断や治療計画は歯科医師任せと言う考え方が業界中に蔓延している気がしているのですが、自分はこう考えています。
学校の実習や試験では、おそらくそこまでの「設定」がないとは思いますが、まず今の時期はクヨクヨと細かいことには悩まずに、学校で教えられる様な基礎知識をつけていかれれば十分だと思いますよ。
内容も適切なものや不適切なものも混じっていますがそういうものです。
卒後にまた実践的で楽しい勉強を始めることになりますから、今はその準備期間、基礎体力作りと考えて、気軽に頑張って下さいね。
タイトル | 上下顎に空隙のある患者さんへのTBIについて(歯科衛生士専門学生) |
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質問者 | Alice1214さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯磨きに関する疑問 衛生士関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。