歯磨きの習慣がなかった。重大な病気になる恐れは?

相談者: やぴぃさん (21歳:男性)
投稿日時:2010-10-12 19:55:51
現在21才の大学生です。

恥ずかしながら、子供のころより、歯磨きをするという習慣がなく今までほとんど歯磨きをしたことがありません。

しかし、虫歯などにはあまりなっていません・・・・その理由はよくわからないんですがおそらく偶々かと


このことが自分の歯に対する関心を薄れさせたのか、あまり歯を磨こうという気持ちにはならなかったのですが、最近ほかの病気のことが気になりはじめました。

あまり関係ありませんが、不安障害という病気で精神科に通院しております。

例えば、TVなどでは心臓病、ガンになるリスクが高いことは聞きました。
そこで、ここのHPを拝見させていただいたのですが、認知症になるかもしれないというような文章を拝見したのですが、そのことについてご質問させていただきます。


口腔内はばい菌が大量にあると思われますが、私のように口腔ケアを真面目にしていない場合、口腔内のばい菌が脳内に侵入することはあり得るのでしょうか?
認知症が一番怖いです・・・

また、脳内に侵入することはないとしてもほかの重大な病気になる可能性がありましたらお教えいただければ幸いです。


よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-10-12 20:10:15
こんばんは。

なかなか珍しい習慣ですね^^;



口腔内細菌と全身疾患との関連性については、確かに色々と報告はありますよ。

ですが、今やぴぃさんが、○○病や○○疾患の可能性があるとかないとか、知ってわざわざ怖い思いをしようとする理由が分かりません。


程度の問題はありますが、さすがに全く磨かないというのは、病気云々以前にエチケット的にナシでしょう。

歯磨きは間違いなく、自分も周りの人も今より気持ちよくなれる習慣なのですから、わざわざ恐怖をモチベーションにしないで、前向きな気持ちで歯磨き習慣を身につけて下さいね。


参考⇒歯チャンネル歯磨き教室

回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-10-12 20:17:20
口腔内の菌が脳内に入る事が有るかと言う御質問ですが、答えとしては可能性は有ります。

その理由として、口腔周囲の静脈のうち眼瞼静脈、眼角静脈、眼静脈(だったと思います)の3種は解剖学的に静脈弁が有りません。
つまり何らかの原因で逆流する事が有ります。
その時に細菌が脳内に侵入する事が有ります。

これを海綿静脈洞血栓症と言って抗生剤の発達した現代でも致命的になる事が有ります。

その時鼻の周囲に発赤などが見られます(俗に昔から言う面疔が鼻の周りに出来ると死ぬとなどと言われた事は一部これが関係していると思われます)


ただし可能性は極めて低い事だけは覚えておいて下さい。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-10-13 14:16:16
重大な病気というか・・・歯周病になる可能性、あるいはなっている可能性が高いのではないでしょうか。

歯周病は進行すると歯を支えている骨が吸収して、歯がぐらぐらになってしまいます。
自分の歯で食事ができなくなるのは、ある意味、重大な病気かと。
また、全身への影響もあるのではないか、と言われています。


何かたいへんなことになるのでは、とやみくもに恐れるのではなく、まずは一度、歯科医院歯周病の検査をしてもらって現状を把握されることをおすすめします。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-10-13 15:53:33
まずは、ブラッシングをする事からはじめましょう。

むし歯を起こす細菌に対して耐性があったのでしょうね。
だからさほどブラッシングをしなくてもむし歯にならなかったのでしょう。

また、唾液の緩衝能が優れていて、口腔内が酸性に傾く時間が少ないのかもしれません。


30代ぐらいの方で今まで歯医者にかかったことがないといい胸を張っていた方が、咬むと痛いと言う症状を訴えたり、歯の根もとにむし歯を作って来られる方がおられます。

エナメル質は硬い組織であっても根面は柔らかい組織です。
歯の表面には歯石が沈着しているものと想像できます。
できるだけ早く今の状態を歯科医院で診てもらい、正しいブラッシングの指導を受けることをおすすめします。


一生自分の歯で食べる事ができるよう、今からブラッシングを!




タイトル 歯磨きの習慣がなかった。重大な病気になる恐れは?
質問者 やぴぃさん
地域 京都
年齢 21歳
性別 男性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ 歯磨き(プラークコントロール) その他
その他(その他)
歯科と全身疾患その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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