11歳、中切歯2本の歯冠破折と脱臼の疑い
相談者:
yamazakiさん (43歳:女性)
投稿日時:2010-10-18 02:41:54
参考:過去のご相談
・子供が事故で前歯を破折。今後はマウスガードを考えているが費用は?
こんばんは、
以前にスポーツ用マウスガードについて相談したものです。
親切な返事を有り難うございました。
今回の相談ですが、先月、11才の子供が、組体操練習で肩車の状態で、転倒して、顔を床に強く打って、上の中切歯2本(左斜め1/2、右横1/2)破折しました。
又、左の中切歯の位置がやや斜めになって、脱臼の疑いです。
事故後、直ぐ治療を受けました。
レントゲンを撮ったところ歯冠破折、歯根はとりあえず大丈夫でした。
かかり付けの歯科医に神経に近いので、差し歯した方がよいとお勧めされましたが私の希望で、折れた欠片をボンド(マルチボンド)で修復して頂きました。
やや斜めになった左の中切歯は動かすのが危険なので、位置を直さず、そのままボンドで修復し、前の4本をボンドでくっつけました。
今日の5時頃、中切歯の裏のボンドが取れて右の中切歯の下部分がグラグラ、夕食中にやはり取れてしまいました。
夜間歯科に行って、再びボンドでくっつけて頂きましたが、夜間歯科の歯科医にも差し歯した方がいいと言われました。
今、中切歯2本で食べ物を噛んだりしないように本人は努力しています。
でもかなり不便そうです。
又、本人は差し歯を嫌がっています。
事故の日から今も”自分の歯がいい”と言い続けています。
ここで、質問したいですが、
1、前歯を使わず食べるのはあごの成長への影響しますか?
2、神経をとって、差し歯にしたら、歯の命が短くなって、将来はインプラントになるでしょうか?
3、本人にとって、一番いい治療方法は何でしょうか?
ご回答を宜しく御願いします。
・子供が事故で前歯を破折。今後はマウスガードを考えているが費用は?
こんばんは、
以前にスポーツ用マウスガードについて相談したものです。
親切な返事を有り難うございました。
今回の相談ですが、先月、11才の子供が、組体操練習で肩車の状態で、転倒して、顔を床に強く打って、上の中切歯2本(左斜め1/2、右横1/2)破折しました。
又、左の中切歯の位置がやや斜めになって、脱臼の疑いです。
事故後、直ぐ治療を受けました。
レントゲンを撮ったところ歯冠破折、歯根はとりあえず大丈夫でした。
かかり付けの歯科医に神経に近いので、差し歯した方がよいとお勧めされましたが私の希望で、折れた欠片をボンド(マルチボンド)で修復して頂きました。
やや斜めになった左の中切歯は動かすのが危険なので、位置を直さず、そのままボンドで修復し、前の4本をボンドでくっつけました。
今日の5時頃、中切歯の裏のボンドが取れて右の中切歯の下部分がグラグラ、夕食中にやはり取れてしまいました。
夜間歯科に行って、再びボンドでくっつけて頂きましたが、夜間歯科の歯科医にも差し歯した方がいいと言われました。
今、中切歯2本で食べ物を噛んだりしないように本人は努力しています。
でもかなり不便そうです。
又、本人は差し歯を嫌がっています。
事故の日から今も”自分の歯がいい”と言い続けています。
ここで、質問したいですが、
1、前歯を使わず食べるのはあごの成長への影響しますか?
2、神経をとって、差し歯にしたら、歯の命が短くなって、将来はインプラントになるでしょうか?
3、本人にとって、一番いい治療方法は何でしょうか?
ご回答を宜しく御願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-10-18 05:53:51
yamazakiさまおはようございます。
組み体操中に転倒して前歯を脱臼して破折したわけですね、診察したわけではないので推測にはなりますが回答させていただきます。
もし脱臼したままでそのまま固定して有るのなら臼歯部が咬合していないのかもしれません。
この辺りをしっかり見極めないと前歯だけが当たってしまって噛むことが出来ません、その場合は整復したほうがいいと思います。
>1、前歯を使わず食べるのはあごの成長への影響しますか?
おそらく関係ないと思います、それより現在の咬合状態がどのようになっているかの方が気になります。
>2、神経をとって、差し歯にしたら、歯の命が短くなって、将来はインプラントになるでしょうか?
状況によると思います、適切な診断と治療が出来ればそれほど心配なさらなくてもいいように思います。
>3、本人にとって、一番いい治療方法は何でしょうか?
診察させていただかないとなんとも答えようはありません。
お大事になさいませ。
組み体操中に転倒して前歯を脱臼して破折したわけですね、診察したわけではないので推測にはなりますが回答させていただきます。
もし脱臼したままでそのまま固定して有るのなら臼歯部が咬合していないのかもしれません。
この辺りをしっかり見極めないと前歯だけが当たってしまって噛むことが出来ません、その場合は整復したほうがいいと思います。
>1、前歯を使わず食べるのはあごの成長への影響しますか?
おそらく関係ないと思います、それより現在の咬合状態がどのようになっているかの方が気になります。
>2、神経をとって、差し歯にしたら、歯の命が短くなって、将来はインプラントになるでしょうか?
状況によると思います、適切な診断と治療が出来ればそれほど心配なさらなくてもいいように思います。
>3、本人にとって、一番いい治療方法は何でしょうか?
診察させていただかないとなんとも答えようはありません。
お大事になさいませ。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-10-18 10:47:49
そうですね…。
>1、前歯を使わず食べるのはあごの成長への影響しますか?
あまり無いと思いますが、不便は不便ですよね…。
>2、神経をとって、差し歯にしたら、歯の命が短くなって、将来はインプラントになるでしょうか?
キチンとした神経治療がされていれば寿命が短くなる事は無いと思います。
(変色などはあるかもしれませんが…)
>3、本人にとって、一番いい治療方法は何でしょうか?
これは山田先生も書かれている通り、実際に拝見しないとお答えできません。
我々の最大の目標としては「歯を失わない事」だと思います。
それも「歯根を失わない事」です。
差し歯にするのを避けたために「隣の歯も巻き込んで抜歯になってしまった…」と言う事態は回避しなければなりません。
そのためには「適切なタイミング」で「適切な処置を行う」事が重要です。
急いで差し歯にする必要は無いかもしれませんが、長い目で見て、そして広い範囲で見て、「差し歯にする事が必要」と判断されたのであれば、それは仕方の無い事だと思います。
(「木を見て森を見ず」とならないように)
担当の先生としっかり相談しながら経過を見て行きましょう。
その上で、ご心配であればセカンドオピニオンを求めるのも悪くは無いと思います。
>1、前歯を使わず食べるのはあごの成長への影響しますか?
あまり無いと思いますが、不便は不便ですよね…。
>2、神経をとって、差し歯にしたら、歯の命が短くなって、将来はインプラントになるでしょうか?
キチンとした神経治療がされていれば寿命が短くなる事は無いと思います。
(変色などはあるかもしれませんが…)
>3、本人にとって、一番いい治療方法は何でしょうか?
これは山田先生も書かれている通り、実際に拝見しないとお答えできません。
我々の最大の目標としては「歯を失わない事」だと思います。
それも「歯根を失わない事」です。
差し歯にするのを避けたために「隣の歯も巻き込んで抜歯になってしまった…」と言う事態は回避しなければなりません。
そのためには「適切なタイミング」で「適切な処置を行う」事が重要です。
急いで差し歯にする必要は無いかもしれませんが、長い目で見て、そして広い範囲で見て、「差し歯にする事が必要」と判断されたのであれば、それは仕方の無い事だと思います。
(「木を見て森を見ず」とならないように)
担当の先生としっかり相談しながら経過を見て行きましょう。
その上で、ご心配であればセカンドオピニオンを求めるのも悪くは無いと思います。
相談者からの返信
相談者:
yamazakiさん
返信日時:2010-10-19 00:30:41
相談者からの返信
相談者:
yamazakiさん
返信日時:2010-10-19 00:49:41
タイヨウ先生
ご回答を有り難うございました。
>「歯を失わない事」
私も子供も8020を目指しています。
>「木を見て森を見ず」
とても良い言葉ですね。
教えて頂いた事、心していきたいと思います。
子供の気持ちを大事にしたいですが、今後、かかり付けの先生とよく相談します。
とても参考になりました。
有り難うございました。
ご回答を有り難うございました。
>「歯を失わない事」
私も子供も8020を目指しています。
>「木を見て森を見ず」
とても良い言葉ですね。
教えて頂いた事、心していきたいと思います。
子供の気持ちを大事にしたいですが、今後、かかり付けの先生とよく相談します。
とても参考になりました。
有り難うございました。
タイトル | 11歳、中切歯2本の歯冠破折と脱臼の疑い |
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質問者 | yamazakiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯をぶつけた、歯が欠けた・抜けた 歯をぶつけた(歯の打撲・外傷) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。