血液を採取して分離機にかけて栄養分を歯茎に入れる治療法

相談者: youyouさん (41歳:男性)
投稿日時:2010-10-29 01:39:49
現在歯医者に通っているのですが、先日右下6番7番の奥歯かぶせ物をはずされ土台が立てられないといわれ、急遽奥歯を二本抜かれてしまいました。

抜いたところの歯茎がやせ細りインプラント入歯を入れてもすぐ取れてしまう、、、見たいな事をいわれ、勧められたのが保険のきかない一本5万円で腕から血液を採取し分離機にかけてその二分に分かれた栄養分を歯茎に入れる治療でした。

奥歯が入らないと困るので10万円払い治療したのですが。。。


○ぐらついてたわけでもなかった奥歯は抜歯する必要があったのか?


○そのような治療法はあるのですか?
また歯科医師が腕から血液を採取してもよいのか?


○金額は妥当か?


今はその歯医者に不信感がいっぱいですが奥歯を入れてもらうまで通うべきですか?

宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-10-29 03:44:53
こんばんは。

これは採血した自己の血液から成分を取り出し、骨の再生誘導に利用する治療です。
PRPといい骨の誘導再生には有効とされています。
また採血に関しては歯科医師でも問題はありません。

参考:PRP


抜歯の可否については土台が立てられないという原因が判りませんので何ともいえませんが、痛くもなくグラつきもない状態でも被せ物の中でどんどん悪くなってしまっている事も珍しくはないので、そういう状況だったのではないのでしょうか。

詳しくはおかかりになっている担当医に再度ご質問されてみて下さい。


金額については医院によって千差万別のため基準がないのですが、インプラント等のための前処置としてはおよそ平均的かあるいは安い方のように感じます。



今までにあまり無かった治療方法は解らない事も多くご不安も増える事と思いますが、そういった新しい治療法に取り組んでいらっしゃる先生であるのでしたらそれなりに色々お勉強もされておられるのでしょう。

不信感を持ったままでは治療がはかどりません。
なのでご納得がゆくようにもう少し突っ込んで詳しいお話をお願いできないか、お話ししてみてはいかがでしょう。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-10-29 11:51:08
>ぐらついてたわけでもなかった奥歯抜歯する必要があったのか?

診ていないので一般論として、土台を支える歯質が十分に残っていなければ、処置するとすれば抜歯になる可能性が高いように思います。


>○そのような治療法はあるのですか?
>また歯科医師が腕から血液を採取してもよいのか?

これは全く問題ありません。
おそらくPRPではなくPRFというものでしょうどちらにせよ、傷を治す成分を濃縮したものを抜歯窩に戻して治りを良くする方法です。

担当の先生はこれを行なったということは、その後の処置はインプラントを念頭に置かれているものと思います。



>○金額は妥当か?

自費の治療費はそれぞれですから、何ともいえませんが、決して高い方ではないと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-10-29 14:01:57
ご相談ありがとうございます。


>○ぐらついてたわけでもなかった奥歯抜歯する必要があったのか?


抜歯理由はぐらつき以外にもあり得ます。

できれば大事な奥歯は残したいと我々は思っております。
しかし、どうしても叶わないこともしばしば経験します。


治療前のレントゲンなどを見ながら、ご担当の先生に説明をお求めになると良いのではないでしょうか。



>○そのような治療法はあるのですか?
>また歯科医師が腕から血液を採取してもよいのか?


全く合法的です。
歯科衛生士も採血どころか、静脈注射を行うことも正式に認められています。

私は卒後、大学で頻繁にしておりましたし、手術室で全身麻酔をかけた経験もあります。


歯科とは、歯を削ったり抜いたり、と歯に限られた仕事のイメージが多くの人々にはあるようです。

しかし、なかなか関連が連想できないかもしれませんが、本当は、生命に関わりのある仕事をしているからです。



>○金額は妥当か?

歯科医院によって全く自由に決められております。
それが高いか安いかの判断は、お受けになるときにご自分で感じられることで、妥当と言えると思います。




>おそらくPRPではなくPRFというものでしょうどちらにせよ、傷を治す成分を濃縮したものを抜歯窩に戻して治りを良くする方法です。

もしくはCGFという最新の方法かもしれません。
これはPRPとは違い、牛の成分を混ぜる必要がないという利点も兼ね備えています。

とても先進的な、積極的な先生かもしれません。
ただ、よく説明を求めた方が後悔を残さないかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: youyouさん
返信日時:2010-10-31 00:23:43
横浜相鉄ビル歯科医院(田中泰彦先生)
尾崎歯科医院(尾崎和郎先生)
国際ビル歯科(さがら先生)

お忙しい中質問に答えて頂きましてありがとうございます。

皆様のご意見を頂いて理解でき安心しました。
本当に感謝いたします。


これからは自分自身も勉強して理解しなくてはいけないと思いました。



タイトル 血液を採取して分離機にかけて栄養分を歯茎に入れる治療法
質問者 youyouさん
地域 非公開
年齢 41歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:6番(第一大臼歯)
抜歯:7番(第二大臼歯)
インプラント治療法
インプラントその他
その他(歯科治療関連)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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