顎関節症・顎変形症の手術と他の治療方法について
相談者:
くっちーさん (25歳:女性)
投稿日時:2010-10-31 14:49:15
こんにちわ。
顎関節症・変形症の手術治療についてと、それ以外の治療方法がないか教えて頂きたいです。
小学5年生のころに顎変形症と判断され手術治療を勧められたそうですが、矯正治療もなにもせずに現在まで過ごしてきました。
2年前より、顎の開閉により音が鳴るようになり、歯医者にいきましたが手術が必要とのお話と親知らずが生えているためこれ以上の悪化はないとのお話で、何もせずに過ごしてきました。
ここ2ヶ月の間で、音がなる頻度と音の大きさがまし、多少の違和感がまれに発生したため、他の歯医者にいったところ顎関節症と変形症の診断がなされ、手術をすることになりました。
歯は正中があっておらず、歯一本分左右にずれて、顔がゆがんでいます。
・手術以外の治療方法はないのでしょうか。
・下顎を切断する手術で3週間の入院ということですが、退院後もゴムなどの固定器具をつけていなければならないのでしょうか。
・退院後、すぐに通常の会話ができるまでの口の開閉は難しいのでしょうか。
・手術を保険で、矯正を実費というのは、どうしても不可能なのでしょうか。
(裏側からの矯正がしたいのですが。)
お忙しい中、沢山の質問で、すみません。
回答頂ければ、嬉しいです。
宜しくお願いします。
顎関節症・変形症の手術治療についてと、それ以外の治療方法がないか教えて頂きたいです。
小学5年生のころに顎変形症と判断され手術治療を勧められたそうですが、矯正治療もなにもせずに現在まで過ごしてきました。
2年前より、顎の開閉により音が鳴るようになり、歯医者にいきましたが手術が必要とのお話と親知らずが生えているためこれ以上の悪化はないとのお話で、何もせずに過ごしてきました。
ここ2ヶ月の間で、音がなる頻度と音の大きさがまし、多少の違和感がまれに発生したため、他の歯医者にいったところ顎関節症と変形症の診断がなされ、手術をすることになりました。
歯は正中があっておらず、歯一本分左右にずれて、顔がゆがんでいます。
・手術以外の治療方法はないのでしょうか。
・下顎を切断する手術で3週間の入院ということですが、退院後もゴムなどの固定器具をつけていなければならないのでしょうか。
・退院後、すぐに通常の会話ができるまでの口の開閉は難しいのでしょうか。
・手術を保険で、矯正を実費というのは、どうしても不可能なのでしょうか。
(裏側からの矯正がしたいのですが。)
お忙しい中、沢山の質問で、すみません。
回答頂ければ、嬉しいです。
宜しくお願いします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-10-31 15:13:06
顎関節症と顎変形症は別に考えたほうが良いと思います。
顎変形症(下顎前突症でしょうか)は程度にもよりますが、手術(外科的矯正)しか有りません。
入院期間はそれぞれの施設によってある程度違うかもしれませんが、外科的矯正はわかりやすく言えば人工的に骨折をさせる訳ですから術後約4週間の固定は必要です。
その間顎間固定を行うのが通常だと思います。
会話に関しては上下の歯が咬み合った状態で固定している訳ですから少し不自由はしますがしゃべれます。
食事は流動食に成る事が多いですね。
手術は保険で矯正は自費はできるかどうかは担当医にお聞きください。
(多分出来ると思いますが)
裏側にブラケットを付けての矯正もできるかどうかは担当医にお聞きください。
(個人的には無理なような気がしますが)
顎関節症の治療は音だけの場合は治療の必要が有るかどうかは口腔外科ででも診てもらって下さい。
顎変形症(下顎前突症でしょうか)は程度にもよりますが、手術(外科的矯正)しか有りません。
入院期間はそれぞれの施設によってある程度違うかもしれませんが、外科的矯正はわかりやすく言えば人工的に骨折をさせる訳ですから術後約4週間の固定は必要です。
その間顎間固定を行うのが通常だと思います。
会話に関しては上下の歯が咬み合った状態で固定している訳ですから少し不自由はしますがしゃべれます。
食事は流動食に成る事が多いですね。
手術は保険で矯正は自費はできるかどうかは担当医にお聞きください。
(多分出来ると思いますが)
裏側にブラケットを付けての矯正もできるかどうかは担当医にお聞きください。
(個人的には無理なような気がしますが)
顎関節症の治療は音だけの場合は治療の必要が有るかどうかは口腔外科ででも診てもらって下さい。
回答2
回答日時:2010-10-31 18:00:39
>・手術以外の治療方法はないのでしょうか。
顎関節症の治療法でしょうか、顎変形症の治療法でしょうか。
お書きになっている内容から判断すると、顎変形症の顎矯正手術のことだと思われます。
同じような骨格的不正があっても矯正治療だけで治療するときには通常、顎変形症とは言いません。
(保険適用できるようになってから顎変形症という診断名が一般化してきました)
顎変形症の場合まず手術前矯正を行います。
(期間は症状によって違いますが、半年から2年ほど)
その後に入院手術。退院後手術後矯正(半年から1年ほど)を行います。
入院期間は2〜3週間ほどでしょうか。
この場合顎機能診断届出医療機関であれば矯正も手術も保険適用できます。
矯正を自費で、手術を保険で行うことは現在は原則不可です。
同一疾患名に対する混合診療が禁じられているからです。
裏側からの手術前矯正が保険適用できるかどうかは意見の分かれるところですが、もしできるとしてもその裏側用ブラケットが保険用の医療機器に認定されている必要があります。
現実はほとんどの矯正医は保険による裏側からの手術前、術後矯正はしていません。
もしいろいろなご事情で現時点では手術ができない場合には、妥協策として矯正治療単独(骨格的改善は望めない)で行うか、状況が整うまで先延ばし(永久に先延ばしもあり)することになります。
顎矯正手術を行ったとしても顎関節症が完治するとは限りません。顎関節症の治療とは少し切り離してお考えください。
顎関節症の治療法でしょうか、顎変形症の治療法でしょうか。
お書きになっている内容から判断すると、顎変形症の顎矯正手術のことだと思われます。
同じような骨格的不正があっても矯正治療だけで治療するときには通常、顎変形症とは言いません。
(保険適用できるようになってから顎変形症という診断名が一般化してきました)
顎変形症の場合まず手術前矯正を行います。
(期間は症状によって違いますが、半年から2年ほど)
その後に入院手術。退院後手術後矯正(半年から1年ほど)を行います。
入院期間は2〜3週間ほどでしょうか。
この場合顎機能診断届出医療機関であれば矯正も手術も保険適用できます。
矯正を自費で、手術を保険で行うことは現在は原則不可です。
同一疾患名に対する混合診療が禁じられているからです。
裏側からの手術前矯正が保険適用できるかどうかは意見の分かれるところですが、もしできるとしてもその裏側用ブラケットが保険用の医療機器に認定されている必要があります。
現実はほとんどの矯正医は保険による裏側からの手術前、術後矯正はしていません。
もしいろいろなご事情で現時点では手術ができない場合には、妥協策として矯正治療単独(骨格的改善は望めない)で行うか、状況が整うまで先延ばし(永久に先延ばしもあり)することになります。
顎矯正手術を行ったとしても顎関節症が完治するとは限りません。顎関節症の治療とは少し切り離してお考えください。
タイトル | 顎関節症・顎変形症の手術と他の治療方法について |
---|---|
質問者 | くっちーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
顎関節症 その他(保険と保険外) 外科矯正 舌側矯正(裏側の矯正) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。