虫歯の発生と進行速度は年齢と関係ありますか?
相談者:
ryo-sukeさん (33歳:男性)
投稿日時:2010-10-31 07:39:28
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-10-31 09:15:11
ryo-sukeさまおはようございます。
むし歯の発生と進行速度については砂糖の摂取量と大きな相関関係が有ると思います。
お菓子の食べる量が多いと歯磨きだけでは追いつきません、お菓子は一日一種類一個になさったほうがいいと考えています。
重症のむし歯
・http://yamadashika.jugem.jp/?cid=168
むし歯ゼロの方
・http://yamadashika.jugem.jp/?eid=435
むし歯の発生と進行速度については砂糖の摂取量と大きな相関関係が有ると思います。
お菓子の食べる量が多いと歯磨きだけでは追いつきません、お菓子は一日一種類一個になさったほうがいいと考えています。
重症のむし歯
・http://yamadashika.jugem.jp/?cid=168
むし歯ゼロの方
・http://yamadashika.jugem.jp/?eid=435
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2010-11-01 01:31:44
ryo-sukeさん、今晩は。
若年者のむし歯のほうが進行が早いという臨床的な感覚はあります。
実際にどうなのかという研究があるのかはわかりません。
しかし、若い頃の進行が早いむし歯が年齢とともに進行が緩やかになるという意味ではありません。
早いうちに虫歯になるということは、当然リスクが高いということで、そういった歯は早いうちに治療を受けてしまっています。
3・40代になってから虫歯になるところは、若年者のうちにむし歯になるような非常にリスクの高い部位ではないと思います。
ですから進行も緩やかなのではないでしょうか。
あくまで私の臨床的な感覚でのお話です。
>むし歯の発生と進行速度については砂糖の摂取量と大きな相関関係が有ると思います。
私は強い相関関係は無いと思います。
どちらの意見も強い科学的な根拠はありません。
むし歯予防のために糖質の摂取を控えること”も”大切だという意見には賛成です。
若年者のむし歯のほうが進行が早いという臨床的な感覚はあります。
実際にどうなのかという研究があるのかはわかりません。
しかし、若い頃の進行が早いむし歯が年齢とともに進行が緩やかになるという意味ではありません。
早いうちに虫歯になるということは、当然リスクが高いということで、そういった歯は早いうちに治療を受けてしまっています。
3・40代になってから虫歯になるところは、若年者のうちにむし歯になるような非常にリスクの高い部位ではないと思います。
ですから進行も緩やかなのではないでしょうか。
あくまで私の臨床的な感覚でのお話です。
>むし歯の発生と進行速度については砂糖の摂取量と大きな相関関係が有ると思います。
私は強い相関関係は無いと思います。
どちらの意見も強い科学的な根拠はありません。
むし歯予防のために糖質の摂取を控えること”も”大切だという意見には賛成です。
回答3
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2010-11-01 04:27:48
小牧先生とほぼ同じ意見になりますが、
・完全に石灰化していない
・反対の歯とかみ合っていない
・一部歯肉がかぶっている
・歯磨きのテクニック(知識も)が未熟
上記のような理由で、歯が一番虫歯になりやすいのは、「生え始めてから1〜2年」です。
そこさえ乗り切れば、あとは諸条件が良くなることはあっても、悪くなることはなかなか無いので、「虫歯になりにくくなる」のではないかと思います。
でも、例えば仕事のストレスで今まであまり食べなかった甘いものを頻繁に食べるようになったことがきっかけで、大人になってから虫歯がたくさんできてしまったというケースは数例知っています。
・完全に石灰化していない
・反対の歯とかみ合っていない
・一部歯肉がかぶっている
・歯磨きのテクニック(知識も)が未熟
上記のような理由で、歯が一番虫歯になりやすいのは、「生え始めてから1〜2年」です。
そこさえ乗り切れば、あとは諸条件が良くなることはあっても、悪くなることはなかなか無いので、「虫歯になりにくくなる」のではないかと思います。
でも、例えば仕事のストレスで今まであまり食べなかった甘いものを頻繁に食べるようになったことがきっかけで、大人になってから虫歯がたくさんできてしまったというケースは数例知っています。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-11-01 10:27:59
先日診た患者さんです。
60歳まで1本も虫歯が無かったそうですが、ここ数年の間に歯茎に近い場所に虫歯が多発しています。
「何か日常生活で変化したことはありませんか?」
の問いに、
「甘い物は嫌いで食べないのだけど・・、寝る前に酒を飲むようになったことくらいかな」
との事です。
例えば、唾液量に影響を与える薬など様々な事を考える必要があり、酒だけを原因と決め付けるわけにはいきませんが、有力原因の一つにはなりそうです。
60歳まで1本も虫歯が無かったそうですが、ここ数年の間に歯茎に近い場所に虫歯が多発しています。
「何か日常生活で変化したことはありませんか?」
の問いに、
「甘い物は嫌いで食べないのだけど・・、寝る前に酒を飲むようになったことくらいかな」
との事です。
例えば、唾液量に影響を与える薬など様々な事を考える必要があり、酒だけを原因と決め付けるわけにはいきませんが、有力原因の一つにはなりそうです。
回答5
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2010-11-01 10:46:19
>そこさえ乗り切れば、あとは諸条件が良くなることはあっても、悪くなることはなかなか無いので、「虫歯になりにくくなる」のではないかと思います。
追加ですが、さらに年齢が上がって、50−60歳を過ぎた頃になると歯肉が下がり始め、下がった部分に虫歯(根面う蝕)が発生しやすくなります。
歯が残る人が多くなったので、今後問題になってくるでしょう。
追加ですが、さらに年齢が上がって、50−60歳を過ぎた頃になると歯肉が下がり始め、下がった部分に虫歯(根面う蝕)が発生しやすくなります。
歯が残る人が多くなったので、今後問題になってくるでしょう。
回答6
尾崎歯科医院(札幌市西区)の尾崎です。
回答日時:2010-11-01 12:05:24
おそらく年齢と虫歯の出来方で相関関係はないように思います。
10代までは学校などで検診があり、虫歯を発見される機会が多かったが、成人期になると検診を受ける機会がへって発見されないだけかもしれません。
それよりも間食が多くなった時期、唾液の分泌が少なくなっている時期に虫歯が多くできる可能性があると思った方が良いと思います。
老年期に若い頃からの歯周病の影響で根面が露出して来て、歯を守っているエナメル質がない部分が多くなると、そこは虫歯になりやすい環境になっていると思われます。
10代までは学校などで検診があり、虫歯を発見される機会が多かったが、成人期になると検診を受ける機会がへって発見されないだけかもしれません。
それよりも間食が多くなった時期、唾液の分泌が少なくなっている時期に虫歯が多くできる可能性があると思った方が良いと思います。
老年期に若い頃からの歯周病の影響で根面が露出して来て、歯を守っているエナメル質がない部分が多くなると、そこは虫歯になりやすい環境になっていると思われます。
回答7
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2010-11-01 13:38:39
>おそらく年齢と虫歯の出来方で相関関係はないように思います。
相関関係はありませんが、疫学調査では年齢と虫歯の発生には関連があることがわかっています。
>それと虫歯の発生リスクについても同じですか?
リスクに関しては、若年者を除いて、ある一定の年齢からは、逆に年齢と供にリスクは増してくると思ったほうが良いでしょう。
相関関係はありませんが、疫学調査では年齢と虫歯の発生には関連があることがわかっています。
>それと虫歯の発生リスクについても同じですか?
リスクに関しては、若年者を除いて、ある一定の年齢からは、逆に年齢と供にリスクは増してくると思ったほうが良いでしょう。
回答8
タイトル | 虫歯の発生と進行速度は年齢と関係ありますか? |
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質問者 | ryo-sukeさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯その他 う蝕関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。