フィステルと歯列矯正の治療の進め方

相談者: 4209299さん (48歳:女性)
投稿日時:2010-11-09 19:38:12
こんばんは。
フィステルの治療の方針について伺いたく、よろしくお願いいたします。

右1(前歯)はクラウンをしておりますが、その上の歯茎にフィステルが半年ほど前よりできています。

かかりつけのA歯科へ行き、はいのうもあったので切開後消毒してもらいました。 
抗生物質を出され、様子を見ようといわれて3カ月ほど1週間に一度通いました。

しかしはいのうが治まらないので、クラウンをはずして治療をすることになりました。

クラウンは10万円ほどかかるので、どうせはずして治療するのなら、長年コンプレックスであった歯科矯正もついでにしたいという思いがわいてきました。(八重歯があるでこぼこの歯並びです)

ですが、A歯科は矯正をしていないので、B歯科で矯正の相談をしたところ、矯正は可能ですがまずはフィステルを直す方が先決といわれました。 

最もだと思うのですが、B歯科は矯正歯科のみで一般歯科をしていないため、最後にその両方を看板に掲げているC歯科で見ていただきました。

C歯科では フィステルの治療と矯正を並行して進めるのは良い案であるといわれたのですが、思いのほか矯正の費用が高く、C歯科での矯正治療は予算的に無理であることがわかりました。

一刻も早くフィステルを治療しなければいけないことはわかるのですが、どのように進めていいのかわからずにいます。

治療方針についてご助言いただけたらありがたいです。

なお矯正は完璧でなくても、セカンドベストくらいで良いと思っております。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-11-09 20:01:50
B歯科の見解道理、先ずはフィステルの治療(感染根管治療)が先です。
それが終了して、フィステルが消失してから矯正の流れになると思います。

フィステルが消失しない、つまりその歯が保存できるかどうか不明の状態で矯正の計画は立てれません。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-11-09 20:23:44
細見先生に同意です。

根管治療後、もし必要なら外科処置。
フィステル消失を確認してから土台まで製作。

そして、大切な事は一気に最終修復のクラウンまで進むのではなく、仮歯のままで矯正治療を行い(その間に根管治療成功かの判断)、終了後、更に暫く後戻りの様子もみてから、最終クラウンとなるものと思われます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 4209299さん
返信日時:2010-11-09 21:06:32
細見先生、藤森先生、

早速ご回答いただきありがとうございました。

混乱していた自分の頭が おかげ様で少しずつ整理されてきたように思います。
とにかくフィステル治療を まずすべきことなのですね。
それに、仮歯のままで矯正治療ができることを初めて知りました。

一つ書き忘れてしまったのが、B歯科

クラウンをはずしたくなければ大学病院を紹介するので、外科手術で歯茎を切って根っこの治療もできます。」

といわれたことです。

クラウンがかなりしっかりついているようで、無理に取ると結局根っこを痛めてしまい、抜歯することにもなりかねない、といわれたこともひっかかっている理由です。

大学病院で外科手術を受けるのが良いのか、C歯科でクラウンをはずして根幹治療を受けるのが良いのか、今、この二つに自分の中で絞られてきました。

お忙しいところをぬって回答いただいているのに恐縮ですが、今一度アドバイスをいただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-11-09 21:17:44
コアが除去し難い長い或は太いのが入っているのかもしれませんね。
実際診てみないと判断できません。

通法道理の感染根管治療が出来ない場合、歯根端切除(外科手術で歯茎を・・・)を選択するかもしれません。
実際レントゲン等で判断する事になると思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-11-09 22:15:00
4209299さま、こんばんわ。

フィステルがあって、外科的に治すか冠をはずして治すか迷っていらっしゃるようですね。

長年根管治療をしていますが、コアが外れなかったことはありません、もちろん時間がかかることはありますが、先ず問題なくはずせると考えていただいていいように思います。

またマイクロスコープがあればより容易にはずせると思います、個人的には根管治療をせずに外科的な処置をしたことはないので断定的なことは言えませんが、第一義的には根管治療をして根管充填まで済ませた上で、なおかつフィステルが治らないようならそこで外科的な処置を選ぶべきだと考えています。

参考になさってください、お大事になさいませ。

フィステル http://yamadashika.jugem.jp/?cid=87
根管治療 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=30
根管治療難症例 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=160
歯根端切除 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=150
意図的再植法 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=189

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 4209299さん
返信日時:2010-11-09 22:45:49
細見先生、山田先生、

アドバイスをありがとうございました。
お疲れのところ、詳しく説明していただき恐縮です。

おかげ様でようやく決心がつきました。

細見先生、藤森先生、山田先生に背中を押していただきましたので、やはりクラウンをとって根幹治療をすることにいたします。

ずっと悶々と考えていたので、本当にアドバイスがありがたかったです。

貴重なお時間をありがとうございました。



タイトル フィステルと歯列矯正の治療の進め方
質問者 4209299さん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
歯列矯正の治療法
歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル)
回答者




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