歯性上顎洞炎による上7番抜歯後のインプラントについて
相談者:
みっけさん (32歳:女性)
投稿日時:2010-11-08 16:04:37
10ヶ月程前に、右上7番を歯性上顎洞炎により抜歯しました。
上顎洞炎は完治しています。
現在は簡単な部分入れ歯を使用して他の歯が動かないようにしていますが、そろそろインプラントかブリッジをと考えています。
担当医からは
「CTの結果、上顎洞の骨が薄いのでインプラントを入れたとしても7mmの小さいものしか入れられない。骨が薄いこと、上の歯のインプラントであることを考えると手術の成功率やインプラントの寿命は通常の場合と比べて低くなる可能性があります。」
と言われました。
経済的にサイナスリフトは無理です。
6番8番は詰め物はしていますが神経のある歯です。
可能ならばブリッジは避けたいです。
(6番8番に新たな虫歯を招くような気がするので)
子育て中で、子供を抱き上げる時に無意識に歯をくいしばったりします。
右上7番に7mmのインプラントでは、使い続けていく上で、骨への負担が大きすぎるでしょうか。
インプラントは諦めるべきでしょうか。
よろしくお願いします。
上顎洞炎は完治しています。
現在は簡単な部分入れ歯を使用して他の歯が動かないようにしていますが、そろそろインプラントかブリッジをと考えています。
担当医からは
「CTの結果、上顎洞の骨が薄いのでインプラントを入れたとしても7mmの小さいものしか入れられない。骨が薄いこと、上の歯のインプラントであることを考えると手術の成功率やインプラントの寿命は通常の場合と比べて低くなる可能性があります。」
と言われました。
経済的にサイナスリフトは無理です。
6番8番は詰め物はしていますが神経のある歯です。
可能ならばブリッジは避けたいです。
(6番8番に新たな虫歯を招くような気がするので)
子育て中で、子供を抱き上げる時に無意識に歯をくいしばったりします。
右上7番に7mmのインプラントでは、使い続けていく上で、骨への負担が大きすぎるでしょうか。
インプラントは諦めるべきでしょうか。
よろしくお願いします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-11-08 16:13:05
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-11-08 17:22:25
みっけさん、こんにちは
>右上7番に7mmのインプラントでは、使い続けていく上で、骨への負担が大きすぎるでしょうか。
>インプラントは諦めるべきでしょうか。
そうですね、確かに上顎の場合は下顎に比べるとインプラントの成功率は少し落ちる傾向にあります。
でも不可能ではないと思いますよ。
そして確かにできればブリッジは避けたいところです。
>経済的にサイナスリフトは無理です。
これはソケットリフトも難しいのでしょうか?
サイナスリフトよりは侵襲も費用も節約できるとは思います。
参考にしてください。
>右上7番に7mmのインプラントでは、使い続けていく上で、骨への負担が大きすぎるでしょうか。
>インプラントは諦めるべきでしょうか。
そうですね、確かに上顎の場合は下顎に比べるとインプラントの成功率は少し落ちる傾向にあります。
でも不可能ではないと思いますよ。
そして確かにできればブリッジは避けたいところです。
>経済的にサイナスリフトは無理です。
これはソケットリフトも難しいのでしょうか?
サイナスリフトよりは侵襲も費用も節約できるとは思います。
参考にしてください。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-11-08 18:56:07
骨造成、ソケットリフトに言及しなかったことに、違和感を覚えます。
ソケットリフトは無料でしているところもあるのではないですか。
サイナスリフトの方がソケットリフトより確実だという意見もありますが、私はそうとも思いません。
ソケットリフトは無料でしているところもあるのではないですか。
サイナスリフトの方がソケットリフトより確実だという意見もありますが、私はそうとも思いません。
回答4
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2010-11-09 10:38:56
今回の場合のような7番だけの欠損で、サイナスリフトはかなり難し過ぎるので選択されないで正解でしょう。
ご質問を読むと6、8がまだ残存されているとの事、下顎の状況がどうなのか不明ですが、その8番を7の位置に持ってくる移植を検討されるのが残された道としてあるのではないか、と思います。
その場合、鹿児島の永田睦先生がご報告されているように上顎洞をソケットリフトして埋めるホールを形成し、歯根で支えて上げる事で骨が造成出来ると分っています。
この方法でなら、将来結局移植歯が駄目になっても、歯根吸収しながら骨に置換する現象が起きて、足りない骨が造成出来るかもしれないです。
その後にインプラント、と言う順序で治す生涯計画を立てると良いのではないか?と考えます。
最初からインプラントで治療をする場合でも、歯科用3DCTでよく検討してソケットリフトで充分に長いしっかりとしたインプラントが植立できる可能性を検討できるのではないでしょうか?
私はストローマンインプラントでしたらワイドタイプ4,8mm径のもので長さ8mmもあれば充分なのではないか、と考えます。
勿論、それ以上のものであればもっと良いのでしょうが。
7mmと言うのが骨の厚みだとすると、後ほんの1mmですから、充分にソケットリフトで治せるのでは、と考えます。
現在のインプラント治療のガイドラインでは、7mmの厚みがあればサイナスリフトではなくソケットリフトが推奨される治療方法の筈です。
女性の場合、平均寿命が90に届こうかという時代ですので、長い眼で見て良くお考え下さい。
お大事に。
ご質問を読むと6、8がまだ残存されているとの事、下顎の状況がどうなのか不明ですが、その8番を7の位置に持ってくる移植を検討されるのが残された道としてあるのではないか、と思います。
その場合、鹿児島の永田睦先生がご報告されているように上顎洞をソケットリフトして埋めるホールを形成し、歯根で支えて上げる事で骨が造成出来ると分っています。
この方法でなら、将来結局移植歯が駄目になっても、歯根吸収しながら骨に置換する現象が起きて、足りない骨が造成出来るかもしれないです。
その後にインプラント、と言う順序で治す生涯計画を立てると良いのではないか?と考えます。
最初からインプラントで治療をする場合でも、歯科用3DCTでよく検討してソケットリフトで充分に長いしっかりとしたインプラントが植立できる可能性を検討できるのではないでしょうか?
私はストローマンインプラントでしたらワイドタイプ4,8mm径のもので長さ8mmもあれば充分なのではないか、と考えます。
勿論、それ以上のものであればもっと良いのでしょうが。
7mmと言うのが骨の厚みだとすると、後ほんの1mmですから、充分にソケットリフトで治せるのでは、と考えます。
現在のインプラント治療のガイドラインでは、7mmの厚みがあればサイナスリフトではなくソケットリフトが推奨される治療方法の筈です。
女性の場合、平均寿命が90に届こうかという時代ですので、長い眼で見て良くお考え下さい。
お大事に。
タイトル | 歯性上顎洞炎による上7番抜歯後のインプラントについて |
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質問者 | みっけさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:7番(第二大臼歯) インプラント治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。