7才自閉症児のシーラント。6才臼歯、虫歯予防を考えての事だが後悔

相談者: 心配性ママさん (41歳:女性)
投稿日時:2010-11-11 00:12:16
初めて投稿させて頂きます。
初めてのため、読みずらい面がありましたら、お許しくださいませ。

自閉症の7歳の男子です。

去年の9月頃より、6番が出始め、今年の2月頃には、4本の6番全部のかみ合わせ部分が出ました。
今年の1月より行き始めた歯医者さんでは、乳歯虫歯が有ったため、永久歯を虫歯にしないようにしましょう、と言うことで、

シーラントをしましょう」

と言われ、お願いすることにしました。

ただ、重度の自閉の為、治療そのものがとても困難で、シーラントも、1回に1本ずつ、開口機を入れ、6人位で、泣き叫ぶわが子を、押さえつけて、処置して頂きました。

ところが、左下6番は、1日で全部取れてしまい、右下6番も今。
左右とも部分的に取れており、シーラントした歯科では、

「削って詰めてる訳ではなく、薄く付いてるので、きちんと歯磨きしていれば、取れたところから虫歯にはならない」

は、取れてしまいました。
今が、心配してるのは、左右6番に付いてるシーラントについてですと言われ、

「心配なので見て欲しい」

とお願いしましたが、見て貰えませんでした。
それが今年の5月頃です。

私は、すっきりしなかったので、そこに通うのを辞めました。
最近は校医のところに通院してます。
校医だけあり、障害を持つ子供の扱いに慣れており、定期的に通院し慣れれば、息子に削る必要んでおりましたが、残念なことにシーラントは、やってないそうです。

今晩久しぶりにめだし、してみましたが、シーラントと、歯の境目が、赤く染まり、ポイントブラシで擦っても落ちませんでした。
このままでは、そこから虫歯にならないか、とても心配です。
障害が有り、治療がとても困難な、子供だけに余計心配です。

本当なら、取れた所に、補充すればいいのでしょうが、また押さえつけてするのは、かわいそうだし、前の歯科には行きたくないし。
子供の大切な六歳臼歯虫歯予防に良かれと思ってしたことが、今は後悔してます。
ネットで調べると、デメリットもあり、定期健診に通えても、付けたししたりは、大変だし。


そこで質問ですが、シーラントは剥がすことは、できますか?
大変でしょうか?

子供には、朝の歯磨き、夜寝る前は、座布団に寝かせ、歯ブラシ、ポイントブラシ、糸ようじ、口をすすがせ、仕上げにホームジェルを付けています。
永久歯が生えてから、食べ物や食べ方にも気をつけてるつもりです。
乳歯は虫歯が4本。進行止めで、止まっていて、削る治療はしたことが有りません。
下の六番1本のほほ側に盲孔があり、そこは残念ながら茶色になり針の穴ほどの穴が開いてしまい、削らず、詰めて貰いました。

上の6番2本のシーラント、どうすれば良いでしょうか。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-11-11 00:35:12
心配ですね。
私も開業したての頃は一生懸命押さえ込んででも治療することが正しいと信じていました。
でもその子供たちが歯医者嫌いになってしまって方針を変えました。

シーラントははがすこともできます。
お口が開けていられれば、簡単なんですが残念ながら難しそうですね。
メーカーの言い分はキシリトールを連続して摂取すると3ヶ月ほどで虫歯菌が減ってくるそうです。
ガムはだめでもタブレット(ラムネ状)を舐めてはくれないでしょうか?
あと歯科医院でのフッ素塗布をお願いされてはいかがでしょうか?

シーラントは乾燥させないとちゃんとくっつかないので私のような一般の歯科医では難しそうです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 心配性ママさん
返信日時:2010-11-11 01:26:17
深夜にもかかわらず、有難うございます。

キシリトールのガムは、今年の2月から4月まで噛んでましたが、後は噛まなくなりました。
シーラントは口が開けていられれば、取れるんですね。
少し安心しました。

本文読み返したつもりが、所々間違ってて、分かりずらいですね。
文字打ちも慣れてなく、読みずらく、申し訳ありません。

心配なのが、上の左右の6番の部分的に取れてしまっているシーラントについてです。
今年の2月、3月にしました。

フッツ素湿布は別の歯科で、少し口を開いてないとだめなので、出来ないと言われました。
なので、シーラントをして貰える、と知ったときは、道が開けた、と思いましたが、今は後悔です。

市の歯科衛生士の方に相談しても、付いてる所は守られるし、付いているのを、わざわざ剥がすというのも、とアドバイスされました。
どこの歯科に行っても、

「お母さん、そんなに神経質にならないで、子供にうつっちゃうから。」

と言われてしまいます。
なので、どこの歯科にも

「シーラント取ってもらえますか?」

と聞きずらいです。
変な親と思われそうで。

自閉症は母親のせいでは無い、と言われます。
お医者様も誰も悪く無いんですよ。
とおっしゃってます。

でも、自閉症は防いであげられなかったけど、虫歯は親の責任、虫歯無しにしてあげよう、と頑張ったつもりが、なかなか、空回りですね。
なんか、話がそれてしまいました。
すみません。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-11-11 01:36:52
文面から母親の気持ちは十分伝わってきましたよ。

食事制限というか食事療法というか糖分の与え方はある程度親がコントロールできる場合があります。

フッ素塗布もトレーを使ったりイオン導入法など様々です。
乱暴な言い方をすれば「うちでは塗ってお終い」なんですが歯面清掃したりしてからやってます。


多少お金はかかりますが(自費扱い)フッ素塗布も母親が選択できる方法の1つです。

まあすんだ事は仕方がない、これからを考えましょうと考えられる歯科医ならいいんですけど。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-11-11 03:06:40
心配性ママさまこんばんわ。

お子様の乳歯むし歯を作ってしまったため、永久歯にはむし歯を作らないですむようにシーラントをしてもらおうとなさったわけですね。

自閉症との事ですが、重症であればおそらくむし歯の治療は全身麻酔でもしない限り不可能だと思います。

現在7歳との事ですが永久歯に生え変わり始める時期だと思います。
おそらく今後もシーラントをするのは不可能だと思います。

私も何人かの自閉症児を診てきたことがありますが、徹底したお菓子の制限さえすればむし歯になることはありません。

乳歯にむし歯を作ってしまったということはお菓子を食べさせていたのだと思います。
したがってお菓子のおいしさは経験済みなので、制限することは有る意味困難を伴うとは思いますが、むし歯の治療をするよりは容易だと思います。

大変だとは思いますが、むし歯を作ってしまってその治療に多大の労力を使うより、毎日の生活の中で地道にお菓子の制限をなさったほうがむし歯予防には有効だと思います。

むし歯を作って一番被害を受けるのはお子さんです、お子さんのためにもお菓子の制限をなさったほうがいいと思います。

お子さんのためにも是非頑張ってください。
ちなみにシーラントが出来ても、コンタクトカリエスはシーラントでは予防できません。


むし歯を作らない子育て http://yamadashika.jp/prevent.html#01

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 心配性ママさん
返信日時:2010-11-11 10:34:01
柴田先生、山田先生有難うございます。

永久歯が生えてから、私なりに食べ物や、食べる時間等、気をつけているつもりですが。
息子は、偏食の無い自閉児で、好き嫌い無く、何でも食べてくれます。
それだけが、救いでしょうか。

今朝、また市の歯科衛生士さんに、電話で、聞いてみましたが、やはり

シーラント付いてる部分は、守られるし、付いてるものをわざわざ剥がすことは無いのでわないか?剥がすのも大変だし。」

とのことでした。
本当は外してしまって、歯磨き等で、頑張りたいのですが、思い切って

「シーラント外して下さい」

とお願いできる歯科もありません。
変な神経質の親と思われそうで。
そんなこと、言ってられませんが。

電動歯ブラシで、シーラントのところ磨こうか、とも考えてます。
以前、子供用のを買って、何日か使ったことが有りました。
その方が、シーラントとの段差の汚れが取れるかな〜、と思います。汚れが取れれば、虫歯になるリスクは減ると思うので。

う〜ん、障害が有る子だけに、色々悩んでしまいます。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-11-11 23:51:09
柴田先生や山田先生が書かれているように、一般の歯科医院では無理かもしれませんが、小児を専門に治療している歯科医院なら、7歳であればたとえ自閉症であったとしても普通にできると思いますけどね。

少なくともうちでは、シーラントフッ化物の塗布もできなかったことはありませんが・・・

探せば見つかると思いますよ。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-11-12 01:30:06
心配性ママさんへ

>まあすんだ事は仕方がない、これからを考えましょうと考えられる歯科医ならいいんですけど

の歯科医は自分の事です。
自分はできないけど心配性ママさんにはこう考えて欲しいという意味で書きました。

マイクロスコープ歴10年選手ですからマイクロ下であればシーラントの除去は簡単です。

酸性の食品も歯にダメージを与える場合があります。
レモン、コーラ黒酢等々。こちらもご注意を


酸蝕症検索してみて下さい

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 心配性ママさん
返信日時:2010-11-12 23:35:58
柴田先生、山田先生、森川先生、親身にアドバイス頂き、本当に有難うございます。

私の住んでいる所は、人口5万人程の小さな田舎の市です。
小児科専門の歯科は残念ながら、ありません。
一般歯科と小児歯科を一緒にしている所は何件かありますが。

マイクロスコープですか。
最新の設備あるところあるか、分かりません。なにせ田舎なので(涙)

県庁所在地の市に行けば、大学病院等、政令指定都市になってるので、小児歯科専門の歯科もあると思いますが、遠すぎて、いけません。
それこそ、全身麻酔での治療になると、大学病院行きになります。
実際、身近な同じ障害を持つお子さんで、全身麻酔で治療した、話は何件か聞きました。

下にも子供がおりますので、出来れば、近場でと考えております。

今日も、市の歯科衛生士さんと、小児歯科の件を聞きながら、色々お話したんですが、今のところ、校医の歯科が、いちばん良いのかな〜、というところです。

息子は支援学校に通っています。
校医の歯科は、一般歯科ですが、障害児の扱いに、先生やスタッフの方々も慣れていて、子供も、今まで通った歯科のなかで一番通いやすい感じです。
その歯科で、全身麻酔しかない、と言われた子でも、通ううち、治療できた、というお子さんが結構います。
ただ、シーラントはしていないそうです。

2週間後に、行くので、思いきって、シーラントの件相談してみようかと思います。
シーラントの付いてる状態見て貰って、大丈夫かどうか、こちらでは剥がせるのかどうか、等。
納得のいく答えが頂けるかどうかは、分かりませんが。

今のところ、これが最善なのかな、と思います。
でも、近くの市町村の歯科も諦めず、調べてみたいと思います。

酸性の食べ物、食べさせ方、注意します。有難うございます。

コーラや炭酸飲料は飲ませてません。
飲ませるとしたら100%ジュース。
出かけた時とかで、毎日は与えていません。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-11-13 06:29:02
おはようございます。

100%ジュースもジュースなので避けていただいたほうがいいと思います。
通常、濃縮還元といって果物をそのまま搾ったものではありません。
糖分を添加しているのが普通です。

だまされないようになさってください。
ご自分でオレンジを絞って味を比べていただけば、その違いは明らかです。

メーカーは売らんがために色々なネーミングをしているので御注意なさってください。

100%ジュースを与えたいのなら果物そのものを食べさせていただいたほうがいいと思います。
水分補給ならお茶で十分です。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-11-13 09:40:47
重度の自閉症でのシーラントが上手く機能していない状況になってしまったということですね。


以前の押さえつけてシーラントを行ったことが、本人にとってどのように認識されているかも大きな要素だと思います。
拷問と思われている場合もあるでしょうし、自閉症の場合でも年齢がすすむにつれて、本人にとってはいろんな知恵や知識も蓄積されてきますから、いろいろと自分自身で考えながら行動します。

シーラントをはがすにしても、写真や画像を用いたティーチ法などで根気よく歯を大切にする生活パターンをとりいれていくことなどを理解させて、できるようになってくる可能性があるとは思いますが、そこに至るまでは本人・歯科医院・親・そして学校(または施設)の連携が必要です。
また時間はかなりの長期間をみなければなりません。

はがれたシーラント部分の段差がどの程度のものなのか、よくわかりませんが、山田先生や柴田先生のおっしゃるような、食事の管理などによる予防法をとりいれながら、経過をみるのもひとつの方法だと思います。

軽度発達障害や、自閉症などの歯科治療は、保護者の方々のネットワークがかなりしっかりしていますから、そういったところからの情報も有効に使えると思いますが、そのあたりはいかがでしょうか?

結果を早く出すには、全身管理を行える障害者歯科医療機関で、鎮静法をもちいてシーラントをはがすことは可能だと思います。
その程度(というとおかしな表現ですが)の処置内容であれば、静脈内鎮静法がとても有効ですし、比較的短時間で行えると思います。
全身麻酔を検討されるのは、鎮静法では対応が困難と判明してからでも遅くはないと思います。

お住まいの県内の障害者歯科センター(たぶんあると思いますが)などに今の状況や、家族としての要望などをお話しして、また今後の予防法を長期的に考えながら、対応されることもひとつの方法だと思いますので、一度ご検討されたらどうかと思います。

参考になれば幸いです。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2010-11-13 12:44:30
柴田先生>
マイクロスコープ歴10年選手ですからマイクロ下であればシーラントの除去は簡単です。

自閉症で歯科治療困難という条件が完全に飛んじゃってませんか?

患者さんが動かないことが前提のマイクロスコープと障害児の治療はまったくの逆サイドではないでしょうか。


山本先生>
>以前の押さえつけてシーラントを行ったことが、本人にとってどのように認識されているかも大きな要素だと思います。
>拷問と思われている場合もあるでしょうし

抑制治療を行った患者さんの長期間のフォローを行っていない先生はそう考える方も多いようですね。

その患者さんのことを思って安全のために抑制しているのと、拷問とを混同されてしまうような先生は、確かに抑制治療は行わないほうがよいと思います。
患者さんがかわいそうですので。

障害児のことをよく理解した上で抑制治療を行っている専門医に依頼されたほうが良いと思います。


心配性ママさん>

>県庁所在地の市に行けば、大学病院等、政令指定都市になってるので、小児歯科専門の歯科もあると思いますが、遠すぎて、いけません。

>今のところ、これが最善なのかな、と思います。

うちでも、大人の障害者の方は、50Kmくらい離れた大学病院等に紹介させてもらってますし、医療の地域格差は現状ではいたしかたないので、確かにそれが最善なのかもしれません。

ある程度の水準の治療するためには、それなりの数をこなしつづける(毎日、小児の治療を行いつづける)必要があると思いますし、虫歯になる小児の割合は激減していますから、虫歯の治療を行う小児歯科医の需要は減ることはあっても増えることは考えにくいです。

残念ながら今後は治療を行える歯科医院を見つけることはさらに困難になることが予想されます。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2010-11-13 13:02:59
長年、森川先生とは抑制治療に関して意見の平行線をたどっておりますが、

>障害児のことをよく理解した上で抑制治療を行っている専門医に依頼されたほうが良いと思います。

こういう事なんだと思います。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2010-11-13 13:26:18
森川先生>

抑制治療をした方が、本人が安心して自ら抑制を希望する場合があるのは良く存じております。
また自閉症児は人の手による抑制を嫌う場合が多いのも事実です。

抑制治療をすべて真っ向から否定するつもりもありません。
私自身は、あまり行いませんが・・抑制下による治療で効果を出している医療機関も実際にありますが、全例それですべてがうまくいくとも限りません。

障害者歯科学会でも、抑制の是非については昔(といっても25年くらい前からしか知りませんが)から、いろいろと議論されてきましたし、どちらがいいかという答えもだすことはできないです。

ただ、自閉症の場合では、すべて抑制でいい方に行くケースばかりとは限らないです。
途中で親が抑制することをやめてほしいといわれる場合もあります。
今回のケースでは、治療内容に緊急性がないことや、処置内容がそれほど困難ではないことから、判断して記載したまでです。

障害者のことを良く理解した上で、抑制治療を極力行わない専門医がいることも事実です。
このあたりは、アプローチというかメソットの違いとみなしていいと思っています。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2010-11-13 19:13:10
タイヨウ先生>
>長年、森川先生とは抑制治療に関して意見の平行線をたどっておりますが、

平行線をたどっていることなんてありましたっけ?


山本先生>
先生は、日本障害者歯科学会認定医なんですね。
気づきませんでした。
(個人的には)そういう先生を待ってたんですよ。
今後ともよろしくお願いします。


>全例それですべてがうまくいくとも限りません。
>ただ、自閉症の場合では、すべて抑制でいい方に行くケースばかりとは限らないです。

抑制治療を否定される先生がよく言われることですが、そんなこと当たり前ですよね。
どんな治療だって”すべて”うまくいくとは限りません。

先生は、静脈内鎮静法を勧められているようですが、選択肢として確かにあげられると思います。
ただ、必ずしも多くの患者さんが(とくに治療回数が多くなってしまう場合など)希望するとはかぎりませんし、全身麻酔となれば言わずもがなです。

また、(特に患者が小児だと)対応できる医療機関も非常に少ないですよね。


>障害者のことを良く理解した上で、抑制治療を極力行わない専門医がいることも事実です。

異論はありません。
ただ、極力行わないのと、まったく行わないのは、ぜんぜん違います。

そういった考え方の先生は(仮に致し方ない場合であったとして)実際、抑制治療を行う時にはどのように考えて治療されるのでしょうか?

まさか拷問を加えているとの自覚を持って治療されているのでしょうか?



あと、小児と大人ではまったく異なりますので、(私の質問に関しては)小児に限定して回答願います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 心配性ママさん
返信日時:2010-11-13 22:16:17
先生方、お忙し中親身のアドバイス、本当に有難うございます。
色々、勉強になり、感謝の気持ちで一杯です。

山本先生、鎮静法、障害歯科センター、情報有難うございます。
住んでる県で検索したら、やはり県庁所在地でないとないようです。
確かに緊急性はありませんが、(いまのところ)今後の勉強になりました!
そこまでは、片道100キロ以上、3時間はかかります。

保護者のネットワークですが、地元の自閉症児の親の会に、入れて頂いてます。
集まりの時、夜の仕上げ磨き・糸ようじフッ素付けたり、20分位かかる、という話をしたら、びっくりされました。

「神経質になりすぎすぎじゃないの」
「糸ようじすると、歯の間あいちゃうんじゃないの」

等、びっくりされたので、ちょっと、シーラントのことは聞きずらいです。
ですが、専門の歯科に通ってる方も、いらっしゃいますので、今度聞いてみようと思います。

うちの子は、てんかんもあり、薬も服用してる為、一度すぐじゃなくても、専門医一度、受診した方がよさそうですね。

本当に有難うございます。うちの近くにも、このように、親身にアドバイスいただける歯科医院があれば、と切に思います。

今のところ、詳しく納得いくように、お話頂けないのが、現状です。
私はあまりお話が上手ではないため、上手くお伝え出来ないのかもしれません。
なので、最近は、紙に書いて受診しています。

思い切って、こちらに相談させていただき、とても参考になりました。

先生方、有難うございました。
回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2010-11-14 07:42:15
森川先生>

>抑制治療を否定される先生がよく言われることですが、そんなこと当たり前ですよね。
>どんな治療だって”すべて”うまくいくとは限りません。

抑制治療と表現すると、混同されてしまいがちですが、人の手による抑制(数人で抑えるなど)とレストレイナーを用いての抑制はまた違います。
森川先生が行われている治療法で、効果を上げている小児歯科の先生も多数おられます。
ただ、この方法はそれを継続して、本人がこの方法がもっとも安心できるスタイルと自覚できるようになるのに、少し時間がかかることが多いのではないでしょうか?

日本障害者歯科学会はとてもおもしろい学会で、一般的な(?)歯科の学会は歯科医師が発表するばかりで、退屈(すみません)することが多いですが、障害者歯科学会は歯科衛生士などコ・デンタルの発表者もたくさんいます。
歯科医師でも、私のように麻酔科畑や、森川先生のように小児歯科畑、もちろん本チャンの障害者歯科畑出身者など、様々です。
議論がかなり白熱します。


>先生は、静脈内鎮静法を勧められているようですが、選択肢として確かにあげられると思います。
>ただ、必ずしも多くの患者さんが(とくに治療回数が多くなってしまう場合など)希望するとはかぎりませんし、全身麻酔となれば言わずもがなです。
>また、(特に患者が小児だと)対応できる医療機関も非常に少ないですよね。

確かに医療機関は少ないです。
あくまで選択肢の一つでしかありません。
治療回数は、治療計画をたてればきわめて少ない回数でおわります。


>>障害者のことを良く理解した上で、抑制治療を極力行わない専門医がいることも事実です。

>異論はありません。
>ただ、極力行わないのと、まったく行わないのは、ぜんぜん違います。
>そういった考え方の先生は(仮に致し方ない場合であったとして)実際、抑制治療を行う時にはどのように考えて治療されるのでしょうか?
>まさか拷問を加えているとの自覚を持って治療されているのでしょうか?

私は、どうしても麻酔科的な手法を取り入れてしまいますが、抑制治療をどうしても取り入れてしまう場合(緊急的な場合など)は、「辛い思いをさせて申し訳ないなあ」という気持ちです。
決して拷問を加えている気持ちなどはありません。
緊急的な場合だけ、抑制下での方法をとうというあたりは、医科の精神科・神経科の先生方とも話し合ったりしますが、結論はなかなか出ません。

今回の質問のケースでも、徒手による数人での抑制下でのシーラント処置でしたので、小児歯科的なレストレイナーを用いての脱感作方法とは違っていたので、本人にとっては拷問という記憶として残っているかもしれないという意味合いで、述べたのみです。

何人もの小児歯科医が抑制下治療で、治療効果を上げていることは存じていますが、私は別のアプローチを選択してしまいますので、あまり返答にならなくてすみません。


>あと、小児と大人ではまったく異なりますので、(私の質問に関しては)小児に限定して回答願います。

私自身は、自閉症・アスペルガー・軽度発達障害などの歯科治療は、他の障害者歯科治療に比べて、もっとも気を遣います。
健常な低年齢の小児と比べても、全く違います。
まだまだ悩むことがとても多いのですが、小児(障害者)の歯科アプローチに関しては、まだまだ多方面からの、技術・知識を得ていかなければならないと考えています。

ちなみに、軽度発達障害の「軽度」は「症状が軽い」という意味ではなく、「障害があるということが表に現れにくい」という意味です。
単に「わがままに育っている」「聞き分けの無い子」と思われがちなケースが多いです。
釈迦に説法で、ここに参加されている皆様もよくご存じだとは思いますが、知っておいていただければと思います。

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2010-11-15 08:17:14
おはようございます、柴田です。

心配性ママさんごめんなさい。
森川先生ご指摘ありがとうございます。
自閉症という前提が全く抜けた回答をしてしまいました。

以後気をつけて回答するようにいたします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 心配性ママさん
返信日時:2010-11-15 22:31:55
すみません、締め切ったつもりでしたが、ごめんなさい、解決ボタン押してませんでした。
機械に弱くて、すみません。

いえいえ、柴田先生、親身にご回答頂き感謝しております。

山本先生、レストレイナーという方法のほうが、心理的にはいいんですね。
シーラントをした歯科では、

「ネットでまいて、する方法もあるけど、(これがおそらく、レストレイナーだと思います。)それだと、精神的に良くないと思うから、抑えてします」

という感じで、説明して頂きました。
本当にたくさん、勉強できました。ありがとうございます。

最後にもうひとつ、質問させて下さい。
夜の仕上げ磨きの後に、ホームジェルを塗ってますが、歯ブラシミラノールの液を付けて、湿布するのでは、フッ素の効果、取り方としては、どちらが良いでしょうか?

息子は、ぶくぶくうがいは、出来ますが、30秒とか長くはできません。
説明しても、意味が分からないらしく、口にふくんで終わりです。
フッ素洗口が一番効果があるのは、分かっていましたが、何件か歯科に聞きましたが、どこも扱ってなく、市の歯科衛生士さんに、聞いて、やっと扱っている歯科が分かり、取り寄せましたが、うまくいかず、ホームジェルに戻りました。

何かで、歯ブラシにミラノールを付けて、磨いていたら、虫歯が無い、というものを、見たことがあり、そうゆう方法も知りました。

教えて頂ければ、幸いです。
回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2010-11-15 23:02:31
心配性ママさんの質問とは話がずれてきてしまいましたので、別スレ立てます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 心配性ママさん
返信日時:2010-11-15 23:34:08
すみません、先生方、有難うございました。

フッ素の件は、また別な機会に質問させていただきます。

本当に有難うございました。
回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2010-11-15 23:37:23
心配性ママさん、私のせいでホントにすみません。


フッ素の件は、また別な機会に質問させていただきます。

内容が変わった場合は別スレ立てることになってるんでそうしてください。




タイトル 7才自閉症児のシーラント。6才臼歯、虫歯予防を考えての事だが後悔
質問者 心配性ママさん
地域 非公開
年齢 41歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ シーラント
小児歯科治療
小児歯科その他
予防関連
子供の虫歯予防
歯科と全身疾患その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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