歯磨きをきちんとした場合の虫歯の進行の速さはどれくらいか
相談者:
キムキミさん (35歳:男性)
投稿日時:2010-11-12 13:29:34
参考:過去のご相談
銀のインレーはどのように外すのですか?
訳あって、3ヵ月後に虫歯の治療予約をしたのですが、虫歯の進行度について教えてください。
人それぞれの体質、歯の磨き方、プラークコントロールによって進行度は違ってくると思いますが、一般的にしっかり歯磨きをして、虫歯に気をつけてすごした場合、C1・C2程度の虫歯はどのくらいの速度で進行していくのでしょうか?
いくつか虫歯はあるのですが、今のところ痛みはなく気にはならない程度です。
よろしくお願いいたします。
銀のインレーはどのように外すのですか?
訳あって、3ヵ月後に虫歯の治療予約をしたのですが、虫歯の進行度について教えてください。
人それぞれの体質、歯の磨き方、プラークコントロールによって進行度は違ってくると思いますが、一般的にしっかり歯磨きをして、虫歯に気をつけてすごした場合、C1・C2程度の虫歯はどのくらいの速度で進行していくのでしょうか?
いくつか虫歯はあるのですが、今のところ痛みはなく気にはならない程度です。
よろしくお願いいたします。
[過去のご相談]
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-11-12 14:10:01
ご相談ありがとうございます。
確かに状況により皆同じではありません。
それ以外の条件に生活環境と生活習慣なども関係します。
>一般的にしっかり歯磨きをして、虫歯に気をつけてすごした場合
これは自分で予防計画を立て、自分で実行し、自分で効果の判定をするという、多分想定されているイワユルふつうの方法のことであれば、数年で穴があいてくる可能性があります。
しかし一方で、歯科医院で予防計画をたて、お互いに必要なことを実行し、歯科医院が効果の判定と将来の見通しを立てた場合は全く違った進行となります。
C1のほとんどと、C2の一部は、再石灰化のほうがむし歯の進行よりも早く進み、むし歯は削らずに縮んでいき間に合えば全くむし歯は消えてしまいます。
そうでない場合も、予防計画の中の要経過観察という判断でその間中は削らないという決定になることもあります。
治るといっても穴にならないという意味で、変色した色は消えないことがあります。
つまり削らずに治すこともあり得ます。
したがって、ご自分一人で判断する場合は、必ず穴になる可能性があると仮定するならば、早く削った方が良いと言えないこともありません。
しかし、本当の予防計画に従っていると仮定するならば、削ることは穴を確定して傷が残り元通りになりませんから、すぐに削ることはしない方が歯にとっては良い可能性があります。
ご担当の先生に現状と将来の見通しを伺ってから、進行の予想を立てていただいてはどうでしょうか。
確かに状況により皆同じではありません。
それ以外の条件に生活環境と生活習慣なども関係します。
>一般的にしっかり歯磨きをして、虫歯に気をつけてすごした場合
これは自分で予防計画を立て、自分で実行し、自分で効果の判定をするという、多分想定されているイワユルふつうの方法のことであれば、数年で穴があいてくる可能性があります。
しかし一方で、歯科医院で予防計画をたて、お互いに必要なことを実行し、歯科医院が効果の判定と将来の見通しを立てた場合は全く違った進行となります。
C1のほとんどと、C2の一部は、再石灰化のほうがむし歯の進行よりも早く進み、むし歯は削らずに縮んでいき間に合えば全くむし歯は消えてしまいます。
そうでない場合も、予防計画の中の要経過観察という判断でその間中は削らないという決定になることもあります。
治るといっても穴にならないという意味で、変色した色は消えないことがあります。
つまり削らずに治すこともあり得ます。
したがって、ご自分一人で判断する場合は、必ず穴になる可能性があると仮定するならば、早く削った方が良いと言えないこともありません。
しかし、本当の予防計画に従っていると仮定するならば、削ることは穴を確定して傷が残り元通りになりませんから、すぐに削ることはしない方が歯にとっては良い可能性があります。
ご担当の先生に現状と将来の見通しを伺ってから、進行の予想を立てていただいてはどうでしょうか。
回答2
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2010-11-12 14:57:39
虫歯も歯周病も予見はできますが、予測は困難です。
予見とは「進行しやすいかどうか」とみること、予測とはデータを出して、具体的にしめすこと。
口腔内環境、部位、患者さんや歯科医院での予防行動に大きく左右されます。
早期の虫歯であれば、予防行動が大きく影響を与え、進行が止まるか、進行を大きく遅らせることが可能です。
進行が進むと、治療が必要になり、その場合は再発の予防にエネルギーを使うことになります。
答えになっていないかもしれませんが、ご参考まで。
予見とは「進行しやすいかどうか」とみること、予測とはデータを出して、具体的にしめすこと。
口腔内環境、部位、患者さんや歯科医院での予防行動に大きく左右されます。
早期の虫歯であれば、予防行動が大きく影響を与え、進行が止まるか、進行を大きく遅らせることが可能です。
進行が進むと、治療が必要になり、その場合は再発の予防にエネルギーを使うことになります。
答えになっていないかもしれませんが、ご参考まで。
タイトル | 歯磨きをきちんとした場合の虫歯の進行の速さはどれくらいか |
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質問者 | キムキミさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯その他 歯磨き(プラークコントロール) その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。