歯石除去後に、再び深い歯周ポケット内の歯石除去を行うことについて
相談者:
77nanamiさん (29歳:女性)
投稿日時:2010-11-11 22:08:19
初めて投稿させて頂きます。
お願い致します。
夏頃より健診希望で近くの歯科医院に通院しています。
検査の結果、深い歯周ポケットがあるとのことで、麻酔して4回に分けて歯石除去をしてもらいました。
今では、歯磨き時に血が出ることもなくなりました。
先日、歯肉の状態と歯周ポケットの確認のために検査を再度受けました。
そうしたら、左下6番にまだ深いポケットが残っているからもう一回歯石除去が必要と説明をうけました。
今までの治療は何だのでしょうか?といった印象を受けました。
担当の衛生士さんからは、全て歯石除去できる可能性は限りなくゼロに近いからと説明がありました..。
ここまで親切にしてもらっているので、全然構わないのですが
はたしてこんなことはあるのでしょうか?
もしあるとすればどのような時に再度、歯石除去(クリニーニング)をすることがあるのでしょうか?
教えてください。
お願い致します。
夏頃より健診希望で近くの歯科医院に通院しています。
検査の結果、深い歯周ポケットがあるとのことで、麻酔して4回に分けて歯石除去をしてもらいました。
今では、歯磨き時に血が出ることもなくなりました。
先日、歯肉の状態と歯周ポケットの確認のために検査を再度受けました。
そうしたら、左下6番にまだ深いポケットが残っているからもう一回歯石除去が必要と説明をうけました。
今までの治療は何だのでしょうか?といった印象を受けました。
担当の衛生士さんからは、全て歯石除去できる可能性は限りなくゼロに近いからと説明がありました..。
ここまで親切にしてもらっているので、全然構わないのですが
はたしてこんなことはあるのでしょうか?
もしあるとすればどのような時に再度、歯石除去(クリニーニング)をすることがあるのでしょうか?
教えてください。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-11-11 22:12:42
歯石除去は1回では出来ません、深い場所に有る有る歯石は何度かにわたって除去する物ですよ。
>もしあるとすればどのような時に再度、歯石除去(クリニーニング)をすることがあるのでしょうか?
一般的な治療だと思います。
>もしあるとすればどのような時に再度、歯石除去(クリニーニング)をすることがあるのでしょうか?
一般的な治療だと思います。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-11-11 22:43:47
77nanamiさまこんばんわ。
歯周ポケット内の歯石除去をしたところ取り残しが見つかって再度取ることになり、少し不信感をもたれたわけですね。
お気持ちはよくわかりますが、そもそもブラインドで除石をするので取り残すことはあるかも知れません。
しかし本質的な問題はなぜ歯周ポケットが出来て、歯肉縁下歯石が付着してしまったかということです。
このことが理解できていないといずれまた歯石が付着して歯石除去が必要になってくるでしょう。
つまり歯周ポケットが出来た原因は歯周病になったからであって歯石が付着したからではありません、したがって歯石を苦労して取ったところで歯周病は治りません。
歯周病の原因はプラークですからプラークを落とさなければ治らないということになります、歯周病の原因であるプラークを歯ブラシで落とせれば歯石が付いていようとも治ってきます。
歯周病が治ってくれば歯肉縁下に付着していた歯石は歯肉縁上に出てきます、出てくれば落とすのは実に簡単です、見逃すことなどありません。
また痛みもないので麻酔の必要もありません、また出血もなく簡単に落とす事が出来ます、このように歯磨き先行型の歯周病治療が再発することもなくいい状態を維持できるでしょう。
先ず歯磨き技術を習得して歯周ポケットを治してから歯石除去をなさるのが理にかなった歯周病治療になります、参考になれば幸いです。
ブラッシングの威力?
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=182
歯周病を歯磨きで治す??
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=163
毛先磨き
http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
歯周ポケット内の歯石除去をしたところ取り残しが見つかって再度取ることになり、少し不信感をもたれたわけですね。
お気持ちはよくわかりますが、そもそもブラインドで除石をするので取り残すことはあるかも知れません。
しかし本質的な問題はなぜ歯周ポケットが出来て、歯肉縁下歯石が付着してしまったかということです。
このことが理解できていないといずれまた歯石が付着して歯石除去が必要になってくるでしょう。
つまり歯周ポケットが出来た原因は歯周病になったからであって歯石が付着したからではありません、したがって歯石を苦労して取ったところで歯周病は治りません。
歯周病の原因はプラークですからプラークを落とさなければ治らないということになります、歯周病の原因であるプラークを歯ブラシで落とせれば歯石が付いていようとも治ってきます。
歯周病が治ってくれば歯肉縁下に付着していた歯石は歯肉縁上に出てきます、出てくれば落とすのは実に簡単です、見逃すことなどありません。
また痛みもないので麻酔の必要もありません、また出血もなく簡単に落とす事が出来ます、このように歯磨き先行型の歯周病治療が再発することもなくいい状態を維持できるでしょう。
先ず歯磨き技術を習得して歯周ポケットを治してから歯石除去をなさるのが理にかなった歯周病治療になります、参考になれば幸いです。
ブラッシングの威力?
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=182
歯周病を歯磨きで治す??
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=163
毛先磨き
http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
回答3
森永歯科医院(千葉県安房郡鋸南町)の森永です。
回答日時:2010-11-11 22:49:01
こんばんは。
歯根は立体的にとても複雑な形態をしています。
そのために麻酔をしたとしてもポケットの奥に付着している歯石の除去は容易ではありません。
特に6番に代表される臼歯はその傾向が強いです。
深い歯周ポケットが残存しているのが左下6番だけだとしたら、治療経過はむしろ順調な部類だと思います。
これからも信頼して処置を受けられたら良いように思いますよ。
歯根は立体的にとても複雑な形態をしています。
そのために麻酔をしたとしてもポケットの奥に付着している歯石の除去は容易ではありません。
特に6番に代表される臼歯はその傾向が強いです。
深い歯周ポケットが残存しているのが左下6番だけだとしたら、治療経過はむしろ順調な部類だと思います。
これからも信頼して処置を受けられたら良いように思いますよ。
回答4
湯浅です。
回答日時:2010-11-11 23:07:19
誤解があるといけないので、一言。
山田先生の言われるのは、その通りで、歯周病が治ってくれば歯肉縁下に付着していた歯石は歯肉縁上に出てくることが多く、まず、歯周病の原因であるプラークを歯ブラシで落とすことが必要です。
しかし、歯ブラシの効率を上げるために、縁下歯石を、まず、少しとることも多いです(僕は、良くやります)。
↑もちろん、この時点ですべてとりきれるとは思っていません。
山田先生の言われるように、しばらく歯ブラシを続けると、縁上に出てくる方も多いです。
頑張って歯石をとろうとしても、すべての歯石が、1回でとれるかというととれないし、すべての縁下歯石が、歯肉縁上に出てくるかといえば、出てこない場合もあります。
特に、6番の分岐部などや、近遠心にくぼみがあったりすれば、そこだけが垂直的に吸収していて、全体的にポケットが改善せず、深いままになったりして、歯石が縁上に出てこないことも多いです。
よって、すべてが、スーパードクターである山田先生のようになるのでは、ありませんので、それだけで、現在の歯科医院を評価することはできません。
77nanamiさんが、現時点で、しっかりとブラシング指導や生活指導を受けているかどうか質問文ではわかりません。
また、この29歳の若さで、まだ深いポケットがあるかも、診察しないとわかりません。
よって、77nanamiさんが、しっかりとブラシング指導や生活指導を受けていないのなら、しっかりと受けてください。
というか、教えずに歯石除去をしているとは思えないのですが、教えてもらってないのなら転院も考えるべきです。
たぶん、すでに、しっかりとブラシング指導や生活指導を受けていると思いますが、受けていれば、そのまま、6番のみスポットで取ってもらうと良いでしょう。
歯科医院では、スケーリングの後で、再評価してから、SRPと保険で表現される処置(再スケーリングみたいなもの:厳密な表現でない)をブロックで、すべての歯について行うことが多いです。
それなのに、しっかりと、歯石のある部位のみを評価して、そこしか行わないというのなら、技術は高いと想像できます。
診察もしてないし、情報もないので、あくまでも想像ですが。
山田先生の言われるのは、その通りで、歯周病が治ってくれば歯肉縁下に付着していた歯石は歯肉縁上に出てくることが多く、まず、歯周病の原因であるプラークを歯ブラシで落とすことが必要です。
しかし、歯ブラシの効率を上げるために、縁下歯石を、まず、少しとることも多いです(僕は、良くやります)。
↑もちろん、この時点ですべてとりきれるとは思っていません。
山田先生の言われるように、しばらく歯ブラシを続けると、縁上に出てくる方も多いです。
頑張って歯石をとろうとしても、すべての歯石が、1回でとれるかというととれないし、すべての縁下歯石が、歯肉縁上に出てくるかといえば、出てこない場合もあります。
特に、6番の分岐部などや、近遠心にくぼみがあったりすれば、そこだけが垂直的に吸収していて、全体的にポケットが改善せず、深いままになったりして、歯石が縁上に出てこないことも多いです。
よって、すべてが、スーパードクターである山田先生のようになるのでは、ありませんので、それだけで、現在の歯科医院を評価することはできません。
77nanamiさんが、現時点で、しっかりとブラシング指導や生活指導を受けているかどうか質問文ではわかりません。
また、この29歳の若さで、まだ深いポケットがあるかも、診察しないとわかりません。
よって、77nanamiさんが、しっかりとブラシング指導や生活指導を受けていないのなら、しっかりと受けてください。
というか、教えずに歯石除去をしているとは思えないのですが、教えてもらってないのなら転院も考えるべきです。
たぶん、すでに、しっかりとブラシング指導や生活指導を受けていると思いますが、受けていれば、そのまま、6番のみスポットで取ってもらうと良いでしょう。
歯科医院では、スケーリングの後で、再評価してから、SRPと保険で表現される処置(再スケーリングみたいなもの:厳密な表現でない)をブロックで、すべての歯について行うことが多いです。
それなのに、しっかりと、歯石のある部位のみを評価して、そこしか行わないというのなら、技術は高いと想像できます。
診察もしてないし、情報もないので、あくまでも想像ですが。
回答5
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2010-11-12 01:41:34
歯石があることでプラークが付着し歯肉の内側に炎症があるときには再度取ります。
>担当の衛生士さんからは、全て歯石除去できる可能性は限りなくゼロに近いからと説明がありました..。
何か前提がありそうですが?
森永先生が書かれたように実は大変です。
歯ぐきを切って開かないと、みえない部分ついた歯石を歯肉を切らずに100%取る自信はありません。
>担当の衛生士さんからは、全て歯石除去できる可能性は限りなくゼロに近いからと説明がありました..。
何か前提がありそうですが?
森永先生が書かれたように実は大変です。
歯ぐきを切って開かないと、みえない部分ついた歯石を歯肉を切らずに100%取る自信はありません。
回答6
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-11-12 12:11:19
そうですね。
諸先生方の書かれているようにブラインドでの歯石取りは非常に難しいです。
僕も100%に近く歯石を取るとしたら歯肉を切開してマイクロスコープ下で行わなければ自信はありませんね。
(果たしてそこまで必要か?と言う意見もあります)
事実、保険点数にも「再SRP」と言う項目があるくらいです。
ただ、山田先生や湯浅先生も書かれているように歯周病のケアには「キッチリとしたブラシング指導」のほうが重要だと考えます。
再評価された上で「再度の歯石取りが必要」と言う判断は決して珍しい事ではありません。
参考にされてください。
諸先生方の書かれているようにブラインドでの歯石取りは非常に難しいです。
僕も100%に近く歯石を取るとしたら歯肉を切開してマイクロスコープ下で行わなければ自信はありませんね。
(果たしてそこまで必要か?と言う意見もあります)
事実、保険点数にも「再SRP」と言う項目があるくらいです。
ただ、山田先生や湯浅先生も書かれているように歯周病のケアには「キッチリとしたブラシング指導」のほうが重要だと考えます。
再評価された上で「再度の歯石取りが必要」と言う判断は決して珍しい事ではありません。
参考にされてください。
回答7
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-11-12 17:59:19
ご相談ありがとうございます。
必要ならば再度歯石を取らなければならないことはあります。
そこまで丁寧に結果を追っていただけることは良いことです。
ただ気になった点は、何のために歯石にこだわっているかということです。
お話からだけでは全体が見えてきませんが、「健診希望」に合った内容であれば、山田先生や湯浅先生、タイヨウ先生のご回答どおり、歯石になる原因から、そして病気の原因からの予防計画の方が大切です。
その場合、健診結果が良ければ、歯石の取り残しがあったとしても、取らなくて良いという判断になることもあります。
なぜならば歯石が歯周病の原因ではないからです。
しかし所謂「歯科検診」であれば、悪いところを探すことが目的ですから、むし歯を探したり歯石を探したりは主な目的となり、そういう意味で徹底的に探し出していただいていることは、大変な努力をしていただいている、良い医院だと思います。
「歯科検診」とは早期発見・早期治療が目的です。
とても魅力的な言葉ですが、その実態は、いつも早くむし歯や歯石をガリガリ削ることにはなります。
ただ「健診」の場合は、本来、一生歯を残すことが大事な目標となりますから、その原則を守ります。
即ち、?削らない、?神経を抜かない、という原則です。
それにできるだけ沿うような計画となりますが、歯石を見えない深い部分から取ろうと思うと、見える部分よりも根や歯肉に傷をつけやすくなり、削ってしまうリスクが高まります。
見えない深い部分にある、歯の根は一生歯を残すために、一生守り通すことが大切ですが、表面はとても柔らかく薄いため、慎重な計画が必要です。
従って、歯石の取り残しがあったとしても、健康上の検査で問題がない場合は、取らないほうが良いという決断もあります。
また今のご年齢ではふつうあまり多くありませんが、もしそれほど深いポケットがあることは、心配でもあります。
やはりその原因を突き止めて、元から変えることのほうが重要な気もします。
そして、今から仮に平均寿命までとして、これから約60年間、3ヶ月くらいの間隔でガリガリ歯石を取ることが、「健診希望」に合った予防計画なのかどうかも少々気になりました。
丁度、疑問がでたときはチャンスですから、ご自身の目的にあっているかどうかを、ご担当の先生に確認すると良いかもしれません。
なお、
>歯石除去(クリニーニング)
と書いてありましたが、
歯石除去≠クリニーニング≠予防
と、頭の片隅に置いておかれると良いかもしれません。
必要ならば再度歯石を取らなければならないことはあります。
そこまで丁寧に結果を追っていただけることは良いことです。
ただ気になった点は、何のために歯石にこだわっているかということです。
お話からだけでは全体が見えてきませんが、「健診希望」に合った内容であれば、山田先生や湯浅先生、タイヨウ先生のご回答どおり、歯石になる原因から、そして病気の原因からの予防計画の方が大切です。
その場合、健診結果が良ければ、歯石の取り残しがあったとしても、取らなくて良いという判断になることもあります。
なぜならば歯石が歯周病の原因ではないからです。
しかし所謂「歯科検診」であれば、悪いところを探すことが目的ですから、むし歯を探したり歯石を探したりは主な目的となり、そういう意味で徹底的に探し出していただいていることは、大変な努力をしていただいている、良い医院だと思います。
「歯科検診」とは早期発見・早期治療が目的です。
とても魅力的な言葉ですが、その実態は、いつも早くむし歯や歯石をガリガリ削ることにはなります。
ただ「健診」の場合は、本来、一生歯を残すことが大事な目標となりますから、その原則を守ります。
即ち、?削らない、?神経を抜かない、という原則です。
それにできるだけ沿うような計画となりますが、歯石を見えない深い部分から取ろうと思うと、見える部分よりも根や歯肉に傷をつけやすくなり、削ってしまうリスクが高まります。
見えない深い部分にある、歯の根は一生歯を残すために、一生守り通すことが大切ですが、表面はとても柔らかく薄いため、慎重な計画が必要です。
従って、歯石の取り残しがあったとしても、健康上の検査で問題がない場合は、取らないほうが良いという決断もあります。
また今のご年齢ではふつうあまり多くありませんが、もしそれほど深いポケットがあることは、心配でもあります。
やはりその原因を突き止めて、元から変えることのほうが重要な気もします。
そして、今から仮に平均寿命までとして、これから約60年間、3ヶ月くらいの間隔でガリガリ歯石を取ることが、「健診希望」に合った予防計画なのかどうかも少々気になりました。
丁度、疑問がでたときはチャンスですから、ご自身の目的にあっているかどうかを、ご担当の先生に確認すると良いかもしれません。
なお、
>歯石除去(クリニーニング)
と書いてありましたが、
歯石除去≠クリニーニング≠予防
と、頭の片隅に置いておかれると良いかもしれません。
回答8
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2010-11-12 22:48:02
麻酔してスケーリングされたとのこと。
かなり良心的にやっていると推測されます。
また経過も大変順調であると思います。
私からのアドヴァイスとしては、ポケットの中の歯石は出来るだけ取ってもらったほうがいいでしょう。
より良好な結果が得られる可能性が大です。
このご年齢で、深いポケットがあるとなると、将来が心配でもありますので、この機会に受けてみるのも悪くありません。
1回目のスケーリングでは炎症がまだあるため、すべてを取りきるのは困難です(私でも)。
その後は炎症が消退して(出血が少ない!)、とても楽にスケーリングができることが多いです(ただし、プラークコントロールが出来ていること)。
歯石は確かに原因ではありませんが、歯石にバクテリアがついている可能性が大だからです。
専門家でも誤解があるのですが、実験では歯石にもちゃんと上皮細胞がくっ付き、たしかに理論上は「原因」ではないのですが、歯石にバクテリアがついていないことが前提です。
しかし実際にはバクテリアがついている歯石と、そうでない歯石の区別は治療中は不可能です。
そして終わった後のブラッシングがなにより大切なのは、諸先生方がすでに述べられています。
いろいろな意見があるようですが、混乱させてしまったら申しわけありません。
くれぐれもお大事になさってください。
かなり良心的にやっていると推測されます。
また経過も大変順調であると思います。
私からのアドヴァイスとしては、ポケットの中の歯石は出来るだけ取ってもらったほうがいいでしょう。
より良好な結果が得られる可能性が大です。
このご年齢で、深いポケットがあるとなると、将来が心配でもありますので、この機会に受けてみるのも悪くありません。
1回目のスケーリングでは炎症がまだあるため、すべてを取りきるのは困難です(私でも)。
その後は炎症が消退して(出血が少ない!)、とても楽にスケーリングができることが多いです(ただし、プラークコントロールが出来ていること)。
歯石は確かに原因ではありませんが、歯石にバクテリアがついている可能性が大だからです。
専門家でも誤解があるのですが、実験では歯石にもちゃんと上皮細胞がくっ付き、たしかに理論上は「原因」ではないのですが、歯石にバクテリアがついていないことが前提です。
しかし実際にはバクテリアがついている歯石と、そうでない歯石の区別は治療中は不可能です。
そして終わった後のブラッシングがなにより大切なのは、諸先生方がすでに述べられています。
いろいろな意見があるようですが、混乱させてしまったら申しわけありません。
くれぐれもお大事になさってください。
相談者からの返信
相談者:
77nanamiさん
返信日時:2010-11-12 23:14:15
タイトル | 歯石除去後に、再び深い歯周ポケット内の歯石除去を行うことについて |
---|---|
質問者 | 77nanamiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)予防 スケーリング(歯石取り) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。