7番欠損の延長ブリッジ。支えの6番が欠け、インプラント以外の方法は?

相談者: じゅんころさん (41歳:女性)
投稿日時:2010-11-10 10:25:47
右上奥歯?欠損のため5・6番土台のメタルボンド延長ブリッジをしていますが今回6番の歯が欠けてしまい今後の対応に悩んでいます。
土台6番は神経を抜いた歯になります。


医師からは、下7番が伸びるを防ぐために

1.上5・6番の連結冠オールセラミック)+下顎67番の連結イン  レー(ハイブリッド

2.上5・6番の上7番(オールセラミック)+部分入歯

3.延長ブリッジの再作成(オールセラミック)

のいずれかを選択するように言われています。
7番欠損のままの放置は噛み合わせの関係で不可とのこと。


保険外にしているのは、たまたま前回メタルボンドでブリッジをしていたためです。
保険内治療による被せ(銀)でも耐久性がよければ検討可能です。


1の場合、下顎6番7番を削る必要がありますが(神経あり)、6番7番は既にインレー治療済みですが、7番の治療が神経の近いとろこまで既に削ってあるので、連結インレーにすると痛みなどが出る可能性もあると言われてしまいました。

清掃性などの問題もあり連結インレーはあまりよくないという
話も聞きます。
ハイブリッドだど割れやすい?とも聞きます。



2の場合、既に神経のない歯を土台とする部分入歯になるため6番の負担が大きくダメになる可能性がある、セラミックだとこちらも割れる可能性があるとも言われています。


2の部分入歯で歯の負担ということを考えた場合、スマイルデンチャーのようなひっかけのない入歯であれば大丈夫なのでしょうか?

また上奥歯7番の欠損はそれほど食事には困らないので、下の歯が伸びるのを防ぐだけであれば、保険適用入歯で夜だけ部分入歯を装着して就寝するといった使い方は大丈夫ですか?



3の場合は、前回のブリッジよりも歯の条件は確実に悪くなっているのでお勧めできない そうです。


残った歯のことを考えた場合、どの方法が一番ベストなのか教えてください。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-11-10 10:44:27
まず今現在の延長ブリッジが欠けてしまったと言う事ですが理由は何ででしょう?

もしその原因を除去せずに再度同じ事をしてもまた欠ける可能性が高いですね。
だとすれば3はお勧めできません。
壊れた原因がちゃんと除去できていればこの方法は良いかもしれません。

では1と2どちらを選ぶかと言う事ですが、それぞれにメリットデメリットがが有ると思います。

1のメリットは取り外し式じゃないので使いやすいですね。
ただ下の歯を削らなければなりませんこれがデメリットだと思います。

2はその逆ですね、どちらを選ぶかはじゅんころさんが決める事だと思います。


御参考になったでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: じゅんころさん
返信日時:2010-11-10 11:50:47
細見先生、ご返答ありがとうございます。

ブリッジが破損した理由は、氷や固いパンをかんだ時に割れてしまいました。
以後は固いものには気をつけて生活しています。

私個人としては、できるだけ新たに歯を削りたくないので2は避けたいです。

そこで1と3なのですが、土台となる歯(上5、6番)は部分入歯延長ブリッジの場合、どちらの方が歯の負担が大きくなるのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-11-10 12:05:22
延長ブリッジの方が負担は大きくなると思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-11-10 15:22:10
細見先生のおっしゃるとおりですので、僕なら延長ブリッジは避けると思います。

が、状況をみてみないと何とも言えないのが本音ですが。。。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-11-10 20:06:08
そうですね。

僕としては何ともコメントしずらいですね…。


第一に考えるべき事は何なのか。
そのためには何を犠牲にしなければいけないのか…。


ま実際に拝見していないので、何とも言えませんが、上顎の7番は一般的には無くても大丈夫な事が多いように感じます。
なので、まずは「放置」と言う選択肢があります。


仮に下7番の挺出を押さえる事を第一優先と考えるのであれば、上顎の5番6番には何も手を加えず、下6、7番の連結インレーでも良いような気もします。
もちろん、その犠牲としては「清掃性」の問題が挙げられます。

次に「咬み合わせ」や「7番が無い事による日常生活的な不都合」を解消するためと言う事であればインプラントを勧めます。
インプラントの最大のメリットは「周囲の歯に負担をかけない事」ですから。

しかし、タイトル通り「インプラントはしたくない」と言う事であれば「部分入歯」か「延長ブリッジ」を選択する事になりますが、いずれの場合も犠牲にするのは「5,6番の負担」です。
特に延長ブリッジの負担はかなり大きいものと考えます。

一意見として参考にされてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: じゅんころさん
返信日時:2010-11-10 22:11:01
どの先生も延長ブリッジの再作成はやめておいた方がいいとのことなので検討から外します。

そこでいくつか質問があります。

まず

1.「放置」について

7番抜歯後、実は半年間程放置をしていたのですが下の歯が伸びて延長ブリッジにしたという経緯があり、どうやらまったく噛み合っていない歯並びのようです。

将来にわたって、このまま放置した場合、伸びた分だけ削っていくという治療は可能なのですか?

また最悪下7番が抜歯となっても、上が既にないので噛み合わせの問題はないと思うのですが、隣の歯などに影響はでてきますか?



2.今ある歯の生存率

7番を部分入歯にした場合の5・6番の負荷によるダメージ(ぐらつき、最悪抜歯?)の確率と連結インレーの清掃性の悪さからくる下6・7番の虫歯歯周病などによる抜歯のリスクはどちらが大きいでしょうか?

できるだけ歯を大切にしたいので将来にわたってリスクの少ない方法を選択したいと思っています。



3.とりあえず部分入歯を作ってみて、どうしても合わないという場合には、連結インレーの処置をするということは可能ですか?
 
 
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-11-11 00:46:24
1放置 
可能性はあります。

ただ厚労省の保険改悪で1初診1回しか咬合調整という処置ができなくなりました。

早い話がそういう処置は何回やっても1回しか認めませんよという理不尽な話ですので、何回も削っていけるかどうかですね。抜髄して最後には抜歯というのもあります。

隣の歯への影響は私には不明です。



連結インレーが清掃性でそうでないインレーに劣る部分はフロスを使いづらいというだけだと私は思っています。

フロスが使えなくてもSSSクラスの歯間ブラシが通るようにインレーを設計できれば、連結したからといってそんなに清掃性が落ちるとは考えていません。
材質はゴールド系が好きです。


5番6番を審美的に修復してそれに保険の義歯では見た目が悪くなるので好きではないです。


十分可能です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: じゅんころさん
返信日時:2010-11-17 21:02:04
ブリッジの再作成はやめて、当面は部分入歯で様子をみることにしました。
いろいろな先生のアドバイスが頂けて、非常に参考になりました。

どうもありがとうございました。



タイトル 7番欠損の延長ブリッジ。支えの6番が欠け、インプラント以外の方法は?
質問者 じゅんころさん
地域 非公開
年齢 41歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯が割れた・折れた・欠けた
インプラントその他
延長ブリッジ・カンチレバー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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